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ソーラーカーポートを設置すれば、電気代高騰対策と脱炭素経営が実現できる

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※この記事は2023年5月22日に最新の情報に更新されました。

電気代高騰リスクの軽減や脱炭素経営を実現するにあたって、太陽光発電設備を設置・導入する企業が増えている。特に工場や自社ビルの屋根上に設置する形の発電設備は価格も安く、もっとも主流だ。

しかし屋根上の発電設備には設置条件があり、築年数や耐荷重などの条件をクリアしないと導入できない。
さらに屋根上はスペースに限りがあるため、自社で消費する電気を全て賄えない場合もある。

それらの課題を解決すべく、しろくま電力が提案しているのが駐車場に設置するソーラーカーポートだ。
この記事では、しろくま電力のソーラーカーポート導入でどれだけ電気代を削減できるのか、四本足でなく二本足にすることでどういったメリットがあるのかを詳しく見ていく。

ソーラーカーポートとは何か、一般的な導入メリットや注意点については「【2022最新】ソーラーカーポートとは?導入メリットや補助金情報を紹介」で解説している。

 

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しろくま電力のソーラーカーポートは従来より30〜40%安く
さらに電気代高騰リスクを大幅に軽減できる

2015年のパリ協定締結により、世界は脱炭素社会の実現に向けて本格的に動き始めた。これによって火力発電の燃料として主流だった石油・石炭から天然ガスへの切り替えが進み、需要が急増したことで天然ガスの資源価格が急騰した。

2022年に入ってからはロシア・ウクライナ危機と円安の影響もあり、天然ガスの価格がさらに高騰。電力卸売市場で取り扱う電気の市場価格も過去最高値を記録した。高圧・特別高圧の電気契約を結ぶ企業の中には、「電気代が1.5〜2倍になった」という声も挙がっている。

このように電気代高騰の終わりが見えない状況だからこそ、ソーラーカーポートは効果的だ。オンサイト(事業所の敷地内)の駐車場にソーラーカーポートを設置し、自社で発電・消費することで、従来の電気代に含まれていた燃料調整費や再エネ賦課金(FIT賦課金)、電気の託送料を削減できる。

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しろくま電力ではソーラーカーポートを低価格で販売している。導入費用を電気代に換算すると約18.5円/kWhになり、高騰する「これから」の電気料金から大幅に低減できる。

また、ソーラーカーポートで発電された電気は再生可能エネルギー由来のため、二酸化炭素を排出しない。屋根上に設置できないとしても、駐車場があれば電気料金の削減、脱炭素経営ができるのだ。

関連記事:【2023年最新】なぜ電気代は高い?値上げの理由と安くする方法を解説

 

価格だけでなく利便性も追求した二本足タイプ

ソーラーカーポートは、電気料金の高騰リスク軽減や脱炭素経営の実現につながるだけではない。特にショッピングモールや店舗などの駐車場に設置すれば、悪天候時にソーラーカーポートが屋根がわりになるため、集客効果UPが見込めるのだ。

しかしここで注意点がある。それは「そのソーラーカーポートは、利用者が使いやすいものか?」と言う観点だ。

現状、ソーラーカーポートは前後左右に支柱を置く「4本足タイプ」が主流である。柱が4本あれば、支柱の鋼材を細くしてもバランスを保つことができ、さらに資材のコストを抑えられるのだ。しかし、4本足のソーラーカーポートは駐車が難しく、ドアの開閉もしづらい。利用者によってはストレスを感じることも少なくなく、近隣店舗にお客様が流れるリスクもある。

そこでしろくま電力は利用者目線を重視し、新しいソーラーカーポートの開発に着手。後方の支柱だけで屋根をささえながら、耐久性や安全性を確保した「2本足のソーラーカーポート」の開発に成功した。これによって利用者の利便性が上がるのはもちろん、柱を減らすなどの取り組みで低価格化を実現している。

実際にご利用された方からは「前方に支柱がないから簡単に駐車でき、ドアの開閉もスムーズにできた」「雨に濡れずに済んだのでよかった」「夏の直射日光を遮れるので車内が暑くなりすぎない」などと好評の声が挙がっている。

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【コラム】しろくま電力のソーラーカーポートはどのように生まれたのか

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これまでソーラーカーポートは価格面に大きな課題があり、国内での普及が進んでいなかった。主流だったのは屋根上への太陽光発電設備の設置だが、これでは電気消費量の全てを賄うことはできない。かといって、土地を開発して野立てに太陽光発電設備を設置しようとしても、日本の狭い国土では難易度が高いのが現状である。

それらを踏まえた結果、しろくま電力が辿り着いたのは「土地を有効活用できるソーラーカーポートはこの先絶対に必要になる」「ソーラーカーポートの価格が下がれば、絶対にもっと普及が進むはずだ」という結論だった。

それでは、ソーラーカーポートの価格をどうやって下げるか?
しろくま電力は一級建築士監修のもと、ソーラーカーポートの開発に着手した。これまでに200MW以上の太陽光発電所を開発・施工する中で培ったノウハウと経験があれば、必ず実現できるはずだ。

しかし、低価格化への壁は厚かった…。

低価格化に取り組めば取り組むほど、多くの課題が生じた。その度に社内の多分野のプロが集結し、連日連夜、議論と実証を繰り返した。そして数万時間におよぶ研究の結果、車4台分を後方支柱2本で支える構造が最もバランスとコスト効率がいいことを突き止め、この二本足タイプ一種類をとことん追求した。

その結果、しろくま電力のソーラーカーポートはさまざまな規模の駐車場への導入が可能になった。さらに地盤・埋設物に対する対応や、雨水機能、施工の標準化などを開発することで、コストの大幅な削減に成功。第四世代にして、ついに資材の費用や工事費込みで低価格を実現した。現在、この二本足タイプは特許を出願中で、社外からの工事を請け負える体制も整っている。

スクリーンショット 2022-09-12 17.53.54※開発中の第4世代ソーラーカーポート CGイメージ

 

しろくま電力は2016年の創業以来、全国各地の大規模発電所の土地開発から資材調達、施工に携わってきた。その中で培ったノウハウを活かし、企業の電気料金削減や脱炭素経営の実現をサポートする。

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