サーキュレーターの置き場所は、冷房時はエアコンの真下か対角線上に設置して上向きに、暖房時は対角線上に置いてエアコンの送風口に向けるのが基本です。正しく配置するだけでエアコンの設定温度を1〜2℃緩められ、冷房で約13%・暖房で約10%の電気代削減につながります。
本記事では、冷暖房時以外にも、ストーブ・換気・部屋干し・寝室など、目的別にサーキュレーターの最適な置き場所を解説します。冷暖房や換気などを効率的におこないたい方はぜひ参考にしてください。
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この記事を読んでわかること
・冷暖房時や換気、部屋干しなどシーン別のサーキュレーターの効果的な置き場所
・サーキュレーターを活用し冷暖房の電気代を安くする節約術 |
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結論をまとめると!
・サーキュレーターの置き場所は床が基本である
・冷房時はエアコンの対角線上か真下に置く ・暖房時はエアコンの対角線上に置く ・サーキュレーターの周囲は50cmのスペースを確保する |
サーキュレーターを使う目的が部屋の空気を循環させることである場合、置き場所は「床」が基本です。冷房時はエアコンの対角線上か真下に置いて上向きに、暖房時は対角線上に置いてエアコンの送風口に向けるのが効率的な配置になります。
もうひとつ意識したいのが、壁や家具からの距離です。サーキュレーターの周囲には50cm以上のスペースを確保しましょう。風の通り道が生まれて空気がスムーズに循環するだけでなく、吸気口がふさがれるのを防げるため、本来の性能をしっかり発揮できるようになります。
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結論をまとめると!
・冷房時はエアコンの真下か対角線上にサーキュレーターを置くのが基本
・2部屋を涼しくしたい場合はエアコンに背を向けて隣の部屋へ風を送る ・ロフトがある場合はサーキュレーター2台で冷気を上に運ぶ |
冷房時は、エアコンの真下にサーキュレーターを置いて真上に向けるのが基本です。冷たい空気は下にたまりやすいため、真上に向けて送風することで冷気が天井方向へ押し上げられ、部屋全体の温度が均一に近づきます。
もうひとつの方法として、エアコンの対角線上に置き、送風口に向けて風を送るのも効果的です。エアコンの気流とサーキュレーターの風がぶつかることで空気が大きく循環し、部屋の隅々まで冷気が届きやすくなるでしょう。部屋の形や家具の配置に合わせて試してみてください。
関連記事:サーキュレーターと扇風機の違いとは?特徴や使い方、電気代の節約術をわかりやすく紹介!
2部屋続いていてエアコンが1台しかない場合は、エアコンに背を向けてサーキュレーターを配置し、隣の部屋へ風を送りましょう。エアコンの冷気をそのまま押し出す形になるため、1台のエアコンでも隣の部屋まで涼しくすることができます。
送風角度は、床と平行になるように調整しましょう。床にたまる冷気を遠くまで届けられるため、2部屋の空気が循環し、過ごしやすい環境を保てます。
ロフトや吹き抜けがある場合は、サーキュレーターを2台使って上下の空気を循環させましょう。1階の1台はエアコンを背にしてロフトへ向けて冷気を送り、上階のもう1台は斜め上向きに設置してたまった暖気を押し下げる配置が効果的です。
吹き抜けの天井が高い住宅ほど上下の温度差は大きくなりやすいため、2台使いのメリットを実感しやすいでしょう。冷気は下にたまりやすく上階には自然に届きにくいので、サーキュレーターで強制的に空気を動かすことが快適さのカギになります。
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結論をまとめると!
・暖房時はエアコンの対角線上にサーキュレーターを置く
・2部屋暖めたい場合は部屋の真ん中に置き真上に風を送る ・ロフトがある場合はサーキュレーター2台で暖気を下に送る |
暖房時は、エアコンの対角線上の床にサーキュレーターを置き、送風口に向けて風を送るのが基本です。暖かい空気は天井付近にたまりやすいため、サーキュレーターの風をぶつけることで暖気が押し下げられ、足元まで暖かさが届くようになります。
このとき注意したいのが、風を体に直接当てないことです。人に風が当たると体感温度が下がって暖房の逆効果になってしまうため、サーキュレーターは人がいない方向に向けて設置しましょう。風が壁や天井を経由して部屋全体を回るよう、角度を調整してみてください。
2部屋を1台のエアコンで暖めたい場合は、エアコンがある部屋の真ん中にサーキュレーターを置き、真上に向けて送風しましょう。天井に当たった暖気が左右に広がり、両方の部屋へバランスよく行き渡るようになります。
ドアを開けているだけでは暖気はなかなか隣の部屋まで届きませんが、サーキュレーターで空気の流れを作ってあげると温度差が縮まりやすくなるはずです。
ロフトや吹き抜けがある場合は、サーキュレーターを2台使って暖気を1階に循環させましょう。暖かい空気は上へ昇っていく性質があるため、何もしないと上階ばかりが暑くなり、1階の足元はいつまでも冷えたままになってしまいます。
上階に1台を下向きに、1階にもう1台を上向きに設置し、上下で空気を送り合うと暖気が効率よく1階まで降りてきます。家全体の温度ムラが解消され、エアコンの設定温度を上げなくても足元まで暖かさを感じられるようになるでしょう。
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結論をまとめると!
・ストーブやヒーター使用時は暖房器具から離れた対角線上から斜め上に風を送る
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ストーブやヒーターと併用する場合は、暖房器具の対角線上の床にサーキュレーターを置き、斜め上に向けて送風するのが基本です。暖房器具からできるだけ離して設置することがポイントで、距離をとるほど暖気が部屋全体に広がりやすくなります。
筆者も冬の間はストーブとサーキュレーターを併用していますが、ストーブの上の温かい空気がたまっているところに送風することで部屋全体が暖まるようになりました。寒い冬は
足元が寒くなりがちですが、空気を循環させることで快適に過ごせています。
ただし、離しすぎるとサーキュレーターの風が暖房器具の周辺まで届かなくなり、空気をうまく循環させられません。設置後に暖房器具の近くで風の流れを手で感じられるか確認し、しっかり届く距離を見つけてみてください。
石油ストーブなど火を使用する暖房器具には、サーキュレーターの風を絶対に直接当てないよう注意してください。炎が風であおられると、火の粉が飛び散ったり不完全燃焼を起こしたりして、火事や火傷につながる危険があります。
首振り機能にも注意が必要です。首振りの角度によっては風が暖房器具にかかってしまうリスクがあるため、できるだけ使用しないほうが安全でしょう。サーキュレーターは必ず暖房器具の斜め上を狙う角度に固定し、安全な距離と向きを保つことを最優先にしてください。
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結論をまとめると!
・開けた窓に向けてサーキュレーターで風を送ると効率よく換気できる
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換気にサーキュレーターを使う場合は、開けた窓に向けて室内側から風を送りましょう。窓を開けるだけでは風がない日に空気がなかなか入れ替わりませんが、サーキュレーターで強制的に空気を押し出すことで、短時間で効率よく換気ができます。
窓が2か所ある部屋なら、一方の窓の近くにサーキュレーターを置いてもう一方の窓へ向けて送風すると、風の通り道が一直線にできあがります。新鮮な空気が入る窓と古い空気が出る窓の役割が明確になるため、部屋全体の空気がスムーズに入れ替わるでしょう。
窓が1か所しかない部屋では、窓からできるだけ離れた位置にサーキュレーターを置き、窓に向けて送風しましょう。室内の空気を窓から外へ押し出す流れを作ることで、窓が1つでも十分に換気することができます。
このとき部屋のドアを開けておくと、廊下や隣の部屋から新しい空気が流れ込みやすくなります。空気の「出口」をサーキュレーターで作り、「入口」をドアで確保するというイメージで配置すると、換気効率がぐっと高まるでしょう。
窓がない部屋では、入口にサーキュレーターを置き、ドアの外に向けて風を送りましょう。部屋のなかにこもった空気を廊下や隣の部屋へ押し出すことで、窓がなくても空気の流れを生み出すことができます。
押し出された空気は、廊下の窓や他の部屋の窓から最終的に外へ排出されます。そのため、サーキュレーターを使う際は廊下や隣の部屋の窓をどこか1か所でも開けておくようにしましょう。空気の出口を確保しておけば、窓のない部屋でもしっかり換気できるはずです。
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結論をまとめると!
・部屋干しでは洗濯物の真下からまんべんなく風を送るのが効果的
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部屋干しの際は、サーキュレーターを洗濯物の真下に置いて上向きに風を当てましょう。洗濯物の水分は重力で下へ移動するため、真下から風を当てることでもっとも湿った部分に直接アプローチでき、乾燥時間を大幅に短縮することができます。
洗濯物の量が多い場合は、首振り機能を使ってまんべんなく風を行き渡らせると乾きムラを防げます。梅雨や雨の日など湿度が高い時期は、エアコンの除湿機能との併用もおすすめです。湿気を取り除きながら風を当てれば、生乾き臭の発生も抑えやすくなるでしょう。
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結論をまとめると!
・寝室では身体に直接風が当たらないように天井に向けて風を送るのが基本
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寝室でサーキュレーターを使うときは、ベッドの足元側の床に置いて天井に向けて送風しましょう。風を天井にぶつけて間接的に空気を循環させることで、身体に直接風が当たらず、睡眠の質を落とさずに部屋の温度ムラを解消できます。
冷房と併用する場合は、エアコンの風向きを水平に設定するとサーキュレーターとの相乗効果で冷気がやわらかく広がります。就寝後の冷えすぎや乾燥が気になる方は、タイマーやおやすみモードを活用すると安心でしょう。
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結論をまとめると!
・サーキュレーターとの併用でエアコンの設定温度を緩められると、電気代の節約にもつながる
・電気料金単価の安い電力会社に乗り換えればさらに効率的に電気代を安くできる |
サーキュレーターを正しい場所に置くだけで、エアコンの設定温度を1〜2℃ゆるめても快適に過ごせるようになります。環境省によると、冷房の設定温度を1℃上げると約13%、暖房の設定温度を1℃下げると約10%の消費電力を削減できるとされています。
サーキュレーター自体の電気代は1時間あたり1円前後と非常に低コストです。エアコンの設定温度を調整した分だけ確実に電気代の節約につながります。置き場所をひと工夫するだけで家計にやさしくなるのは、うれしいポイントではないでしょうか。
関連記事:サーキュレーターの電気代は高い?エアコンとの比較や電気料金の節約方法を紹介!
サーキュレーターの活用に加え、さらにエアコンなどの電気代を抑えたい方には、電力会社の見直しをおすすめします。電気料金単価の安い電力会社に切り替えるだけで家中の電気代を抑えられるため、生活スタイルや使い方を変えなくても節約効果を得られるでしょう。
とくに基本料金が0円のプランを選べば、毎月固定でかかっていたコストがなくなり、使った分だけの支払いで済むようになります。節電の努力と電力会社の見直しを組み合わせれば、電気代の削減効果はさらに大きくなるはずです。
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しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。
このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。
※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。
また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。
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