サーキュレーターの適切な選び方
結論をまとめると! サーキュレーターの適切な選び方のポイントは以下の5つ! |
サーキュレーターを選ぶ際は、使用環境や目的に合った製品を選ぶことが重要です。詳しく見ていきましょう。
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①モーターの種類で選ぶ
サーキュレーターには「ACモーター」と「DCモーター」の2種類があります。ACモーターの特徴は、本体価格が安く耐久性のあることです。初期費用を抑えたい方は、ACモーターを選ぶといいでしょう。
DCモーターの特徴は、消費電力が小さく、電気代が安いことです。また、風量調整がしやすいことや静音性に優れていることも特徴のひとつ。機能面と節電対策を重視する方は、DCモーターがおすすめです。
②風量や対応畳数で選ぶ
サーキュレーターは製品ごとに対応畳数が異なるため、使用する部屋の広さに合ったモデルを選ぶことで、効率的に空気を循環できます。
また、風量の強さもサーキュレーター選びで重要なポイントです。6畳程度のコンパクトな部屋であれば小型でも十分ですが、リビングなど広めの空間にはパワフルな風量が必要です。
効果的に活用するために、製品に表示されている対応畳数や風量を参考に選びましょう。
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③お手入れのしやすさで選ぶ
前面カバーが取り外せるタイプや、羽根部分を簡単に掃除できるタイプなどお手入れしやすい製品を選ぶと、衛生的かつ効果的に使えます。
サーキュレーターは使っているとホコリなどの汚れが発生します。汚れを放置すると十分な効果を発揮できないため、定期的なお手入れが欠かせません。
製品によってお手入れ方法が異なるため、購入前に確認しておきましょう。
④便利な機能つきの製品を選ぶ
サーキュレーターには、以下のような機能によって便利に活用できます。
- 首振り機能(上下・左右)
- タイマー機能
- リモコン操作
- 静音モード
首振り機能は、広めの部屋で効率的に空気を循環するのに役立ちます。静音モードは、寝室など静かな部屋で使う場合に備わっていると便利な機能です。
また、タイマー機能やリモコン操作ができるものは無駄な稼働を減らすことに役立ち、節電効果も高められます。
使用用途やライフスタイルに合う機能のサーキュレーターを選びましょう。
⑤大きさやデザインで選ぶ
インテリアになじむデザインや、置き場所に合うサイズ、持ち運びしやすいサイズなど、大きさやデザインで選ぶこともポイントのひとつです。
例えば、リビングや寝室など人目につく場所で使う場合、コンパクトで部屋の雰囲気に合うなデザインなら、季節を問わず出しっぱなしでも気になりません。また、サーキュレーターはさまざまな場所で使用することの多いため、取っ手付きなど持ち運びしやすいと便利です。
サーキュレーターの電気代を節約する方法
結論をまとめると! サーキュレーターの電気代を節約する方法は以下の7つ! |
サーキュレーターを効果的に使いながら電気代を節約するためには、いくつかのコツを抑えておく必要があります。詳しく見ていきましょう。
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①タイマー機能を使う
必要な時間だけ運転させられるタイマー機能を使うと消費電力を抑え、電気代の節約が可能です。
サーキュレーターのつけっぱなしは無駄な電力消費につながり、電気代を高くしてしまいます。例えば、エアコンをつけた1時間後にタイマーをセットする、出勤前2〜3時間のタイマーを設定するなど工夫できると、スイッチの切り忘れを防げるでしょう。
②エアコンと併用する
サーキュレーターとエアコンの併用は、エアコンによる室内の温度ムラを解消して冷暖房効率を高める効果があります。冷暖房効率が高いと、無駄に設定温度を高く・低くする必要がないため、消費電力を抑え節電効果を高められます。
ここからは、冷暖房それぞれのサーキュレーターの併用方法と電気代削減効果をご紹介しましょう。
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冷房とサーキュレーターの併用方法と電気代削減効果
冷房とサーキュレーターを併用する際は、エアコンの真下に背にするようにサーキュレーターを設置し、壁に向かって風を送ります。部屋の下に溜まった冷たい空気を循環させて部屋全体を涼しくすることで、設定温度を1〜2度高く設定しても同じ体感温度で過ごすことが可能です。
環境省によると、設定温度を1℃上げるだけで消費電力量を約13%を削減できると言われています。冷房とサーキュレーターは、節電対策に非常に有効でしょう。
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暖房とサーキュレーターの併用方法と電気代削減効果
暖房とサーキュレーターを併用する際は、エアコンの対角線上にサーキュレーターを置き、天井に向けて風を送ります。部屋の上に溜まった暖かい空気を循環させることで、温度ムラなく部屋全体を暖めることが可能です。
環境省によると、設定温度を1℃上げるだけで消費電力量を約10%を削減できると言われています。冷房だけでなく、暖房時もサーキュレーターとの併用がおすすめです。
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③浴室乾燥機と併用する
浴室乾燥機で洗濯物を乾かす際は、サーキュレーターを使うことで電気代を節約できます。温風を送り続ける浴室乾燥機は、電気代が高い特徴があります。また、サーキュレーターは洗濯物を乾燥するまでに時間がかかり、結果として電気代が高くなってしまうでしょう。
そのため、浴室乾燥機とサーキュレーターの併用で空気を循環させると乾燥時間が短縮され、電気代の節約につながります。
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④適切な位置に設置する
適切な位置に設置することでサーキュレーターの効果を最大限発揮し、結果的に電気代の節約につながります。
- 部屋の隅に設置し、壁に当てて風を送る
家具に風が遮られないよう配置する - 床から30〜50cm程度の高さに置く
- 冷房時はエアコンの吹き出し口の近くに設置する
- 暖房時はエアコンの対角線上に置く
空気の偏りをなくせば稼働効率が高くなり、結果として電気代を抑えられます。
⑤季節ごとに適切な使い方を心掛ける
サーキュレーターの使い方を季節によって調整することで、電気代を抑えられます。季節ごとのおすすめな使用例と電気代の目安を見ていきましょう。
使用例
|
電気代
|
|
春
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換気・花粉対策
|
63円
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夏
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冷房の効率アップ・扇風機代わり・寝苦しさ対策
|
90円
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秋
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換気・室内干しの乾燥補助
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63円
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冬
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暖房の効率アップ・結露防止
|
63円
|
サーキュレーターは季節に合わせて、さまざまな使い方ができます。使用頻度の高い夏は少し電気代が上がるものの、どの季節も電気代は比較的安定しているため、他家電と比べると節約になります。
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⑥DCモーターのサーキュレーターを購入する
DCモーターはもう1つのタイプ・ACモーターより低電力なため、電気代を抑えられます。ACモーターは弱で稼働させてもそれほど消費電力を小さくできません。一方、DCモーターはモードを弱くするほど低電力になります。
DCモーターのサーキュレーターは本体価格が高い傾向にありますが、長く使う場合のランニングコストを考えるなら、DCモーターの製品を購入しましょう。
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⑦電気代を安くする
最後に紹介するのが、電気代そのものを安くする方法です。電気代は、以下の計算で決まります。
電気代 = 電気を使った量 × 電気代の単価 |
ここまで、前者の電気を使う量を抑える方法を紹介してきましたが、節電などは手間がかかる上に大幅な電気代の節約は難しいです。一方、電気代の単価の方を下げると効率的に電気代を下げることができます。
電気代の単価は電力会社によって異なるため、電力会社の切り替えによって電気代を安くできます。ぜひ、今の電気代の単価よりお得な電力会社やプランを見つけて切り替えを検討してみてください。
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このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。
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