「洗濯機の電気代と水道代っていくらくらい?」
「洗濯で電気代や水道代を節約するコツはあるのかな?」
「縦型洗濯機かドラム式洗濯機、どちらの方がオトクなの?」
このように、洗濯機の電気代に関する疑問をお持ちではありませんか?
洗濯機は、ほぼ毎日使用する家庭も多いため、どれくらい電気代や水道代がかかるのか、気になって検索する方が多いようです。そこでこの記事では、タイプ別洗濯機の電気代と水道代について詳しく解説し、あわせて家庭で簡単にできる節約術をご紹介します。
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最初に、電気代の計算式を知っておきましょう。電気代は以下の2つで計算できます。
電気代(円)= 消費電力(kW)× 電気代単価(円/kWh)× 時間(h)
電気代(円)= 消費電力量(kWh) × 電気代単価(円/kWh)
電気代は、電化製品の消費電力に電気代の単価と使用時間数をかけることで算出できます。ただし、カタログの消費電力はワット(W)表示がほとんどのため、1,000で割ってキロワット(kW)に換算しなければいけません。
この記事では、電気代の単価の目安として税込31円/kWhを使用します(※2024年1月時点で公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会が定めた目安単価)。
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洗濯機の電気代について見ていく前に、洗濯機にはいくつか種類があることを知っておきましょう。洗濯機には主に「縦型洗濯機」「ヒーター式ドラム式洗濯機」「ヒートポンプ式ドラム式洗濯機」の3種類があります。
縦型洗濯機とは、投入口が上部にあるタイプの洗濯機です。コンパクトかつ価格も手頃ということもあり、多くの家庭で使用されています。
縦型洗濯機の特徴は、洗濯槽を回転することで衣類同士をこすり合わせる「もみ洗い」です。洗浄力が高いため、泥などの頑固な汚れを落とすことができます。その一方、縦型洗濯機は衣類が傷みやすく、また節水に向かないというデメリットもあります。
ドラム式洗濯機とは、洗濯槽が斜めや横向きのタイプです。「もみ洗い」とドラムの回転により衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」を組み合わせています。
そのため、少ない水で洗剤を溶かすため泡濃度が高くなり皮脂汚れを落とすことが可能です。またドラム式洗濯機は衣類が絡みにくく、生地が傷みにくい特徴があります。
一方、本体価格が高いことや、奥行きが要るため置き場所を取るなどのデメリットにも注意しておきましょう。
ドラム式洗濯機の乾燥機能には、「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類があります。それぞれの違いについて簡単に見ていきましょう。
ヒーター式は、その名のとおりヒーターによる熱で衣類を乾燥させるタイプです。高温のため衣類が早く乾きやすい一方、衣類が縮みやすく、消費電力が大きいという側面もあります。
ヒートポンプ式は、空気中の熱を取り込み、その熱で衣類を乾燥させるタイプです。
ヒーター式よりも低温で衣類を乾燥させるため、乾燥時間は多少長くなりますが、衣類のダメージが少なく、消費電力量も少なく済ませることができます。
ここまで洗濯機の種類を見てきました。次にそれぞれの洗濯機の電気代と水道代を比較していきましょう。まずは以下のスペック例をもとに、縦型洗濯機のコストから見ていきます。
<縦型洗濯機のスペック例『Panasonic:NA-FW100K8』> ・洗濯・脱水容量:10kg |
<縦型洗濯機の電気代と水道代の一覧図(1回、1か月、1年、合計金額)>
スペック例で電気代と水道代を計算した場合、上図のようになることがわかりました。この段階では、この価格が安いのか高いのかはわからないため、一つの基準として押さえておきましょう。それぞれの電気代と水道代の内訳についても詳しく見ていきます。
縦型洗濯機の電気代は、「定格洗濯時の電力使用量」に「電気代の単価」を掛けることで算出できます。今回は以下のように計算しました。
・1回あたりの電気代 : 60Wh ÷ 1,000 × 31円 = 1.9円
・1か月あたりの電気代: 1.9円 × 30日 = 55.8円
・1年あたりの電気代 : 1.9円 × 365日 = 678.9円
縦型洗濯機の場合、1回の洗濯で発生する電気代は1.9円ほどです。この数字だけでみると、電気代はそこまで高くないことがわかります。
洗濯機の水道代は、標準使用水量に1Lあたりの水道単価をかけるだけで計算ができます。今回、水道代の単価は東京都水道局が平均で定める0.24円/1リットルとし、以下のように計算しました。
・1回あたりの水道代 : 110L × 0.24円 = 26.4円
・1か月あたりの水道代: 26.4円 × 30日 = 792円
・1年あたりの水道代 : 26.4円 × 365日 = 9,636円
こうしてみると、縦型洗濯機の水道代は、1回あたり26.4円かかっていることがわかります。縦型洗濯機の水道代は、電気代よりも高い傾向にあるようです。
次にヒーター式ドラム式洗濯機の電気代と水道代を見ていきましょう。今回は以下のスペックで「洗濯のみ」の場合と、「洗濯+乾燥」の場合に分けて算出します。
<ヒーター式ドラム洗濯機のスペック例『Panasonic:NA-VG2800L』> 洗濯・脱水容量:10kg |
<ヒーター式ドラム洗濯機の電気代と水道代の一覧図(1回、1か月、1年、合計金額)>
※小数点第2位以下は四捨五入
ヒーター式ドラム式洗濯機を「洗濯のみ」と「洗濯+乾燥」にわけると、電気代と水道代は上図のようになることがわかりました。それぞれの内訳について、詳しく見ていきます。
ヒーター式ドラム式洗濯機の電気代は次のように計算しました。
<洗濯のみの場合>
・1回あたりの電気代 : 70Wh ÷ 1,000 × 31円 = 2.2円
・1か月あたりの電気代: 2.2円 × 30日 = 65.1円
・1年あたりの電気代 : 2.2円 × 365日 = 792.1円
<洗濯+乾燥の場合>
・1回あたりの電気代 : 1980Wh ÷ 1,000 × 31円 = 61.4円
・1か月あたりの電気代: 61.4円 × 30日 = 1,841.4円
・1年あたりの電気代 : 61.4円 × 365日 = 22,403.7円
ヒーター式ドラム式洗濯機、「洗濯のみ」の場合の電気代は縦型洗濯機よりも安いことがわかりました。一方、乾燥機能を使うと、電気を大量に消費することから電気代は大幅に上がってしまうようです。
ヒーター式ドラム式洗濯機の水道代は次のように計算しました。
<洗濯のみの場合>
・1回あたりの水道代 : 78L × 0.24 = 18.7円
・1か月あたりの水道代: 18.7円 × 30日 = 561.6円
・1年あたりの水道代 : 18.7円 × 365日 = 6,832.8円
<洗濯+乾燥の場合>
・1回あたりの水道代 : 65L × 0.24 = 15.6円
・1か月あたりの水道代: 15.6円 × 30日 = 468円
・1年あたりの水道代 : 15.6円 × 365日 = 5,694円
ドラム式洗濯機は「たたき洗い」のため、縦型洗濯機ほど多くの水を使用しません。そのため縦型洗濯機と比べると水道代は安くなる傾向にあるようです。
一方、乾燥機能を使う場合は、洗濯できる衣類の量が「洗濯のみ」の場合よりも減ることから、使用する水がさらに減り、水道代が安くなることがわかっています。
次にヒートポンプ式ドラム式洗濯機の電気代と水道代を見ていきましょう。ヒートポンプ式ドラム式洗濯機の電気代と水道代は以下のスペックで算出しています。
<ヒートポンプ式ドラム洗濯機のスペック例『AQUA:AQW-D10P-L-W』> 洗濯・脱水容量:10kg |
<ヒートポンプ式ドラム式洗濯機の電気代と水道代の一覧図(1回、1か月、1年、合計金額)>
※小数点第2位以下は四捨五入
「洗濯のみ」と「洗濯+乾燥」にわけると、電気代と水道代は上図のようになることがわかりました。
ヒートポンプ式ドラム式洗濯機の電気代は次のように計算しました。
<洗濯のみの場合>
・1回あたりの電気代 : 55Wh ÷ 1,000 × 31円 = 1.7円
・1か月あたりの電気代: 1.7円 × 30日 = 51.2円
・1年あたりの電気代 : 1.7円 × 365日 = 622.3円
<洗濯+乾燥の場合>
・1回あたりの電気代 : 1065Wh ÷ 1,000 × 31円 = 33.0円
・1か月あたりの電気代: 33.0円 × 30日 = 990.5円
・1年あたりの電気代 : 33.0円 × 365日 = 12,050.5円
ヒートポンプ式の場合、「洗濯のみ」の電気代は縦型洗濯機やヒーター式と比べると多少安くなることが多いようです。
またヒーター式同様に、乾燥機能を使うと電気代が大幅に上がります。しかしヒートポンプ式は温度をヒーター式ほど上げないため、電気代が比較的安くなる傾向にあるようです。
ヒートポンプ式ドラム式洗濯機の水道代は次のように計算しました。
<洗濯のみの場合>
・1回あたりの水道代 : 77L × 0.24円 = 18.5円
・1か月あたりの水道代: 18.5円 × 30日 = 554.4円
・1年あたりの水道代 : 18.5円 × 365日 = 6,745.2円
<洗濯+乾燥の場合>
1回あたりの水道代 : 48L × 0.24円 = 11.5円
1か月あたりの水道代: 11.5円 × 30日 = 345.6円
1年あたりの水道代 : 11.5円 × 365日 = 4,204.8円
ヒートポンプ式の水道代は、ヒーター式と同様に、「洗濯のみ」「洗濯+乾燥」の場合ともに縦型洗濯機よりも水道代が安くなることがわかりました。
さらにヒートポンプ式は、ヒーター式と違って乾燥時に冷却水を使いません。こういったことから、ヒーター式よりも水道代が安くなる傾向にあるようです。
これまでの情報をまとめると、洗濯機の電気代と水道代は以下のようになります。
上図から、「洗濯のみ」「洗濯+乾燥」いずれの場合においても、「ヒートポンプ式ドラム式洗濯機」が電気代・水道代が安くなることがわかりました。
そのため、ヒートポンプ式ドラム式洗濯機は初期費用がかかりますが、その後の費用を安くしたい場合は、このタイプがおすすめです。
洗濯機の選び方についてのちほど解説しますが、洗濯機の買い替えを検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
これまで、洗濯機の種類ごとの電気代や水道代を見てきました。最後に、洗濯機の電気代・水道代を安くする方法を6つご紹介します。
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1つ目の節約術が、衣類をまとめて洗うことです。洗濯機の使用頻度が高くなると電気代と水道代も高くなるため、あまり洗濯物が多くない場合は翌日にまとめ洗いするといいでしょう。
ただし、容量以上に衣類を詰め込むと、汚れが落とせなかったり、洗濯機が故障したりするリスクがあります。「一度に洗う衣類は洗濯機の容量の8割程度」を目安にしてください。
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2つ目が、洗濯機のコース選びです。どうしても「標準コース」を使用しがちですが、状況に応じてコースを変えることで電気代・水道代を安くできます。
例えば、衣類があまり汚れていない、または洗濯物が少ない場合は「スピードコース」がオススメです。それ以外にも「すすぎ1回コース」や給水と排水をしない「ためすすぎ」を使うことで、年間約2,000円の電気代・水道代の節約が期待できます。
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乾燥機能を使う前によく脱水する、というのも効果的です。衣類を充分に脱水することで乾燥時間が減り、電気代を節約できます。
逆に脱水が充分でないと、乾燥機をそれだけ長く稼働させることになり、電力消費量が増えてしまいます。ムダな電気の使用をなくすためにも、洗濯物をよく脱水するようにしましょう。
極端な話になりますが「乾燥機能を使わない」のも一つの手です。ここまでの説明でもわかるように、乾燥機能を使うと電気代が一気に上がってしまいます。
電気代を安くしたい場合は、できるだけ乾燥機能を使わず、洗濯物を外に干すなど自然乾燥させるといいでしょう。これだけで電気代をグッと抑えられます。
5つ目は、洗濯機の買い替えです。初期費用が発生しますが、省エネ機能がある洗濯機や、違うタイプのものに買い替えることで電気代を安くできます。ここでは、洗濯機を買い替える際のポイントを簡単に説明します。
1つ目のポイントがトータルコストです。洗濯機の本体価格だけでなく、ランニングコスト(電気代、水道代)も考慮した上で洗濯機を選ぶといいでしょう。
乾燥機能を使わない方は「縦型洗濯機」なら初期費用を安くできます。乾燥機能を使う方は「ヒートポンプ式ドラム式洗濯機」がおすすめです。
2つ目が洗濯機の容量です。洗濯機の容量が小さいと選択回数が増え、逆に大きいとムダに電力を消費してしまいます。
目安として「家族の人数 × 2.0kg」以上をもとに洗濯機を選ぶことをオススメします。ただし、乾燥容量は洗濯容量の半分になる場合がほとんどのため、乾燥機を使いたい方は注意しましょう。
最近の洗濯機は省エネ化が進んでいます。2009年と2021年に発売されたパナソニックの洗濯機(「NA-FR8900」と「NA-FW80K9」)の電気代を比較すると、年間約9,000円も安くなることがわかっています。
さらに電気代を安くしたい方は「省エネモード」がある洗濯機を選ぶといいでしょう。例えば「自動調節機能」なら、洗濯物の量や汚れを自動で感知し、適切な運転時間や水量で洗濯してくれます。
ここまで電気代を安くする方法を5つ紹介しました。これらの方法でも電気代を安くできますが、最も効率よく、かつ大幅に電気代を下げる方法が「電力会社の切り替え」です。
先述しましたが、電気代は以下の数式で算出できます。
電気代(円)= 消費電力(kW)× 電気代単価(円/kWh)× 時間(h)
電気代(円)= 消費電力量(kWh) × 電気代単価(円/kWh)
いままで説明した節約術の大半は、消費電力量を抑える取り組みです。しかし電気代の単価が高いと、どれだけ節電しても電気代は大幅には安くなりません。
電気代を大幅に下げたい場合、重要なのは「電気代の単価を下げる」ことです。そして、単価が安い電力会社にすることで、電気代を下げることが可能になります。
「節約は面倒、でも電気代は安くしたい」方は、「電力会社の切り替え」を検討してみてはいかがでしょうか?
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洗濯機をはじめ、電化製品の電気代を最も効率よく、かつ大幅に安くする方法は「電力会社の切り替え」だと説明しました。そこで電気代を安くしたい方におすすめなのが、しろくま電力の「しろくまプラン」です。
「しろくまプラン」は大手電力会社より電気代の単価を安く設定しているため、切り替えることで大手電力会社よりも電気代が安くなる可能性があります。他の新電力よりも安くなるケースが多いことが弊社調べでわかっています。
上図は4人世帯の場合の大手電力との電気料金を比較したものです。大手電力会社は2023年6月に大幅に電気代を値上げしました。エリアによっては電気代が1.5倍になるケースもあります。
しかし「しろくまプラン」は「大手電力の値上げ前よりも単価が安く」、2023年6月に値上げも実施しておりません。そのため、電気のご使用状況によっては最大3割以上安くなる可能性があります。
また「しろくまプラン」の電気は、発電の際にCO2を出さない「実質再生可能エネルギー(※)」です。ただ安いだけでなく、電気を切り替えるだけで環境改善にも貢献できます。
「電気代を安くしたい、でもエアコンは思い切り使いたい」とお考えの方は、「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーよりお申し込みください。
お申し込み方法はとても簡単。現在の電力会社との解約など、面倒な手続きは一切ありません。スマホからもお申し込みいただけます。
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この記事では、洗濯機の電気代と節約術について解説してきました。ここでは番外編として、衣類乾燥機の電気代について紹介していきます。
この記事では、「電気式乾燥機」「ガス式乾燥機」「浴室乾燥機」の3つを扱います。それぞれの乾燥機の電気代は以下のようになりました。
衣類乾燥機の電気代一覧図(1回、1か月、1年、合計金額)
※小数点第2位以下は四捨五入
今回、電気式乾燥機は以下のスペックをもとに計算しました。
<電気式衣類乾燥機のスペック例> 乾燥容量:5kg 消費電力:1,195W 出典:Panasonic『NH-D503』 |
・1回あたりの電気代 : 1,195W ÷ 1,000 × 31円 = 37.0円
・1か月あたりの電気代 : 37.0円 × 30日 = 1,110.0円
・1年あたりの電気代 : 37.0円 × 365日 = 13,505.0円
電気式衣類乾燥機を毎日1回使用すると、1日あたり37円、年間で考えると約13,505円かかります。縦型洗濯機と併用した場合、年間の電気代・水道代の合計が23,820円となるため、併用するとヒートポンプ式ドラム洗濯機よりも電気代・水道代が高くなることがわかりました。
次に、ガス式衣類乾燥機の電気代は以下のスペックをもとに計算しました。
<ガス衣類乾燥機のスペック例> 乾燥容量:5kg 消費電力:235W ガス消費量:4.65kW 出典:Rinnai『RDT-54S(A)-SV』 |
1回あたりの費用は以下になります。
・電気代 235W ÷ 1,000 × 31円 × 1 = 7.3円
・ガス代 4.65kW × 3.6MJ/h × 1h ÷ 45円 × 145.31 = 54.1
※ガス料金は、ガス消費量(kW)×3.6MJ/h×1h ÷ 45(ガス発熱量、MJ/㎥)× 30.8(ガス料金の単価、円/㎥)×使用時間(h)で計算。ガス発熱量、ガスの料金単価はともに東京ガスが定める数値を使用。
・1回あたりの費用 : 7.3円 + 54.1円 = 61.4円
・1か月あたりの費用: 61.4円 × 30日 = 1842.0円
・1年あたりの費用 : 61.4円 × 365日 = 22,411円
ガス式衣類乾燥機を毎日1回使うと61.4円かかり、年間で見ると22,411円かかることがわかりました。この場合も、縦型洗濯機と併用するとヒートポンプ式ドラム洗濯機よりもコストがかかってしまうようです。
次に、浴室乾燥機の電気代は以下のスペックをもとに計算しました。
<浴室乾燥機のスペック例> 消費電力:1,170W 出力:100V 出典:TOTO『TYB3011GA型』 |
・1回あたりの電気代 : 1,170W ÷ 1,000 × 31円 = 36.3円
・1か月あたりの電気代 : 36.3円 × 30日 = 1,089.0円
・1年あたりの電気代 : 36.3円 × 365日 = 13,249.5円
浴室乾燥機を毎日1回使うと36.3円かかり、年間で見ると13,250円かかることがわかりました。やはり、縦型洗濯機と併用するとヒートポンプ式ドラム洗濯機よりもコストが高くなってしまうようです。
意外と衣類乾燥機は高価なため、乾燥機の購入を検討している方は、思い切ってヒートポンプ式ドラム式乾燥機に切り替えるのもアリかもしれません。
とにかく、電気代を下げるうえで一番重要なのは「電気代の単価を下げること」です。電気代が安い「しろくま電力」に切り替えて、おうちの電気代をもっと安くしませんか?
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