コンテンツまでスキップ

電気代が高い家電ランキング10選|年間の電気代や節約方法も解説!

電気代が高い家電ランキング10選|年間の電気代や節約方法も解説!

電気代の高い家電はどれなのか、気になる方もいるでしょう。

本記事では、電気代の高い家電をランキング形式でご紹介します。また、年間の電気代がいくらぐらいになるのか、どのような節約方法があるのかも家電ごとに解説するので、ぜひ参考にして節電に活かしてください。

この記事を読んでわかること

・電気代が高い家電のランキング
・使用頻度の高い家電の年間の電気代
・電気代が高い家電の節約方法

目次

電気代が高い家電ランキングトップ10
夏の電気代が高い家電ランキング
冬の電気代が高い家電ランキング

電気代が高い家電とそれぞれの節約方法を解説!
①エアコン
エアコンの電気代を節約する方法
②洗濯乾燥機
洗濯乾燥機の電気代を節約する方法
③食器洗い乾燥機
食器洗い乾燥機の電気代を節約する方法
④冷蔵庫
冷蔵庫の電気代を節約する方法
⑤テレビ
テレビの電気代を節約する方法
⑥照明
照明の電気代を節約する方法
⑦給湯器
給湯器の電気代を節約する方法
⑧炊飯器
炊飯器の電気代を節約する方法
⑨電子レンジ
電子レンジの電気代を節約する方法
⑩ドライヤー
ドライヤーの電気代を節約する方法

電気代が高い家電の使い方以外でできる節約方法
①家族揃って同じ部屋で過ごす
②最新の省エネ家電に買い替える
③契約アンペア数を見直す
④部屋の断熱性を上げる
⑤電力会社や料金プランを見直す

基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?

 

 

電気代が高い家電ランキングトップ10

電気代が高い家電ランキングトップ10

結論をまとめると!

・夏も冬もエアコンがもっとも電気使用量の多い家電である
・電気の使用割合の多い家電の使い方を工夫すると電気代の節約につながる

普段の生活では、エアコンや電子レンジ、照明、冷蔵庫などさまざまな家電を使用している方が多いはずです。そのなかでも電気代が高い家電がわかれば、今後の電気料金を抑えるのに役立ちます。

ここからは、電気代が高い家電を夏と冬にわけてランキング形式でご紹介します。

関連記事:【最新】4人家族の電気代平均はいくら?季節別や地域別の平均、料金が高い原因や節約方法をご紹介
関連記事:【最新】二人暮らしの電気代の平均はいくら?節約術や2人の光熱費の平均もわかりやすく解説!
関連記事:【最新】一人暮らしの電気代の平均はいくら?高い原因や節約方法を紹介!

 

夏の電気代が高い家電ランキング

まずは、夏の電気代が高い家電をランキング形式でご紹介します。

順位
家電名
電気の使用割合
1位
エアコン
38.3%
2位
照明
14.9%
3位
冷蔵庫
12.0%
4位
テレビ・DVD
8.2%
5位
炊事
7.8%
6位
待機電力
4.0%
7位
給湯
3.1%
8位
洗濯機・乾燥機
1.8%
9位
パソコン・ルーター
0.7%
10位
温水便座
0.3%

※引用元:資源エネルギー庁「夏季の省エネメニュー」
※電気の使用割合は一般的な目安であるため、実際の割合は家庭により異なります

上図は、夏の電気の使用割合が多い家電をランキング形式でまとめたものです。夏の電気の使用割合がもっとも多い家電は、エアコンの38.3%です。続いて照明の14.9%、冷蔵庫の12.0%という結果になりました。

こうしてみると、夏は暑くなるため冷房を長時間稼働する家庭が多く、エアコンの使用割合が大きくなることがわかります。続いて使用割合の多い照明や冷蔵庫は、基本的につけっぱなしにしていることが多い家電製品であるため、電気の使用量も多くなるようです。

夏場は、エアコンの使い方を工夫することが電気代の節約につながりそうです。

関連記事:【最新】世帯別・季節別・地域別の電気代平均は?電気料金の下げ方・節電方法もわかりやすく解説
関連記事:【最新】わが家の電気代は高い?家庭の平均額や高くなる原因、節約術を解説!
関連記事:冷房の適切な設定温度は?快適に電気代を節約する方法も解説!

 

冬の電気代が高い家電ランキング

次に、冬の電気代が高い家電をランキング形式でご紹介します。

順位
家電名
電気の使用割合
1位
エアコン
17.0%
2位
冷蔵庫
14.9%
3位
給湯
12.6%
4位
その他
9.4%
5位
照明
9.2%
6位
炊事
7.8%
7位
待機電力
5.5%
8位
テレビ・DVD
4.2%
9位
電気ストーブ
3.8%
10位
洗濯・乾燥機
2.2%

※引用元:資源エネルギー庁「冬季の省エネメニュー」
※電気の使用割合は一般的な目安であるため、実際の割合は家庭により異なります

上図は、冬季の電気の使用割合が多い家電をランキング形式でまとめたものです。冬季の電気の使用割合がもっとも多いのは、エアコンの17.0%でした。次に多いのが冷蔵庫の14.9%、続いて給湯の12.6%と続きます。

冬季は、エアコンや電気ストーブ、こたつ、電気カーペットなど暖房器具の電気の使用量が多くなり、合わせると全体の割合の32.7%を占めます。また、冬はお湯を温めるのに電力を多く使うため、給湯の電気の使用量が占める割合が大きくなるようです。

以上のことから、冬季はどの暖房器具を使うのかやお湯の使用頻度などにより電気代も大きく異なりそうです。

関連記事:暖房の設定温度は何度が理想?冬に電気代を節約しつつ快適に過ごすコツとは?エアコンの電気代節約術をわかりやすく解説
関連記事:電気ストーブの電気代は安い?他の暖房器具と比較し、節約方法を解説!
関連記事:セラミックファンヒーターの電気代は安い?他の暖房器具と徹底比較!節約方法も紹介

 

 

電気代が高い家電とそれぞれの節約方法を解説!

電気代が高い家電とそれぞれの節約方法を解説!

結論をまとめると!

・家電ごとに使い方を工夫すると、電気代は確実に安くなる

ここまで、電気代が高い家電ランキングを夏と冬に分けてご紹介しました。ここからは、電気代が高い家電とそれぞれの節約方法をご紹介します。

関連記事:1,200Wの電化製品の電気代はいくらぐらい?家電別の電気代や節約術も解説!
関連記事:1,000Wの電化製品の電気代はいくらぐらい?おもな家電の電気代や節約術も解説!
関連記事:kWh(キロワットアワー)とは?kWとの違いや電気代の仕組み、節約術をわかりやすく解説!

 

①エアコン

エアコンは電気の使用割合も消費電力も大きい家電です。まずは、エアコンのおおよその電気代を確認してみましょう。

対応畳数
1年間の電気代
メーカー・機種
6畳
約16,000円
パナソニック エオリア CS-226DHE
8畳
約18,300円
パナソニック エオリア CS-256DHE
10畳
約20,100円
パナソニック エオリア CS-286DHE
12畳
約27,900円
パナソニック エオリア CS-366DHE
14畳
約28,800円
パナソニック エオリア CS-406DH2E
18畳
約44,700円
パナソニック エオリア CS-566DH2E
20畳
約51,900円
パナソニック エオリア CS-636DH2E

引用元:資源エネルギー庁「省エネ型製品情報サイト|エアコン」

エアコンの電気代は、1年間で約16,000〜51,900円程度です。この金額はあくまで目安であり、実際は環境、設定温度、機種などにより大きく異なります。

こうしてみると、エアコンの電気代は、対応畳数により大きく異なることがわかります。エアコンはとくに夏場や冬場に稼働する時間が長くなるため、電気代も高くなりがちです。エアコンの使い方を工夫すると、電気代の節約にも効果的です。

関連記事:エアコンの消費電力はどれくらい?電気代の計算方法や節約術についても解説!
関連記事:エアコンの風量で電気代は変化するのか?すぐにできる節約術も解説!
関連記事:エアコンの自動運転とは?電気代との関係や節約方法についても解説!

 

エアコンの電気代を節約する方法

エアコンの電気代を節約する方法は、おもに以下の5つです。

  • 設定温度を夏は28°C、冬は20°Cにする
  • 風量は自動に設定する
  • 扇風機やサーキュレーターを併用する
  • 2週間に1度フィルターの掃除をする
  • 室外機の周りには物を置かず直射日光も避ける

エアコンは、室温と設定温度の差が大きいほど消費電力が大きくなります。そのため、外出する時間の長さによっては、こまめに電源をオンオフするよりもつけっぱなしにした方が電気代が安い場合があります。

また、設定温度は、夏は28°C、冬は20°Cが快適さを保ちながら消費電力も抑えられる温度です。以上のように、無理のない範囲でエアコンの使い方を工夫すると、電気代を大きく抑えられる可能性があります。

関連記事:エアコンの電気代と節約術をわかりやすく解説!つけっぱなしはやめた方がいい?
関連記事:エアコンの暖房の電気代は高い?節約方法もあわせて解説!
関連記事:【必見】エアコンの電気代の節約術を徹底解説!手軽に効率よく節電するコツとは?

 

②洗濯乾燥機

続いて、洗濯乾燥機の年間の電気代と節約方法を解説します。

洗濯機のタイプ
1回の洗濯にかかる電気代
1回の洗濯~乾燥までにかかる電気代
1年間の電気代
メーカー・機種
ドラム式洗濯機
ヒーター方式
約2.17円
約61.38円
約22,403.7円
ドラム式洗濯機
ヒートポンプ方式
約2.1 円
約19.22〜27.59円
約7,015〜10,070.3円
縦型洗濯機
約2.51 円
約75.95円
約27,721.7円

※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算

洗濯乾燥機の電気代は、1年間で約7,015〜27,721.7円です。上図を確認してみると、洗濯のみで使用する場合の電気代は安いですが、乾燥機を使用すると一気に高くなることがわかります。また、洗濯のみで使用する場合の電気代はどの洗濯機のタイプでもそれほど変わりませんが、乾燥機を使用する場合はタイプにより大きく異なります。

洗濯乾燥機の電気代を抑えるためには、洗濯機のタイプごとの特徴を理解し、ライフスタイルに合わせて使うとよさそうです。

関連記事:3人家族の電気代はいくらぐらい?電気代が高くなる原因や節約方法も解説!
関連記事:一人暮らしの生活費はいくらぐらい?内訳や年収別のシミュレーションも紹介!

 

洗濯乾燥機の電気代を節約する方法

洗濯乾燥機の電気代を節約する方法は、おもに以下の6つです。

  • ヒートポンプ方式を選ぶ
  • まとめ洗いをする
  • なるべく自然乾燥する
  • 乾燥フィルターを掃除する
  • 省エネモードを活用する
  • 電気代の安い時間帯のあるプランなら、安い時間帯に洗濯機を使う

縦型洗濯機は、汚れは落ちやすいですが乾燥の際の電気代が高くなり、洗濯物も乾きにくいです。ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機に比べると汚れは落ちにくいですが、乾燥の際の電気代が安く乾きやすいことが特徴です。

以上のことから、部活や作業などで衣服の汚れが激しい場合は縦型洗濯機、それほど汚れがなく乾燥機の性能を重視するのであれば、ドラム式洗濯機を選ぶとライフスタイルにマッチすることがわかります。

洗濯乾燥機は乾燥の際に電力を大きく消費するため、可能な限り自然乾燥にしたり電気代の安い時間帯に使用したりと、使い方を工夫するとよいでしょう。

関連記事:ドラム式洗濯機の電気代はいくらぐらい?縦型洗濯機の電気代との比較や節約術も解説!
関連記事:洗濯機の電気代と水道代は1回いくら?6つの節約術も徹底解説!
関連記事:【最新】浴室乾燥機の電気代は1回〇〇円!節約方法もご紹介します!

 

③食器洗い乾燥機

次に、食器洗い乾燥機の1年間の電気代や節約方法を解説します。

サイズ
1回あたりの電気代
1年間の電気代
メーカー・機種
一人暮らし用
約7.13円
約5,204.9円
ファミリー用
約23.87円
約17,425.1円

※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
※1年間の電気代は、1日2回の使用を365日続けた場合を想定して算出

食器洗い乾燥機の電気代は、1年間でおおよそ約5,204.9〜約17,425.1円程度です。食器洗い乾燥機には、一人暮らし用からファミリー用までさまざまなサイズがあり、電気代も大きく異なります。

食器洗い乾燥機の電気代を抑えるためには、ご家庭の人数に適したサイズを選ぶことが重要そうです。

関連記事:【2025年最新】一人暮らしの光熱費の平均は?電気・ガスの節約術もわかりやすく解説!
関連記事:ウォーターサーバーの電気代は高い?各社のコストを比較し節約方法をわかりやすく解説!

 

食器洗い乾燥機の電気代を節約する方法

食器洗い乾燥機の電気代を節約する方法は、おもに以下の4つです。

  • 乾燥機能はなるべく使わない
  • 食器はまとめて洗う
  • 電気代が安くなる時間帯に使用する
  • 節電コースや少量コースなど使用モードを使い分ける

食器洗い乾燥機の電気代は、乾燥機能を使う際に高くなります。そのため、可能なときはなるべく自然乾燥にすると、無理なく電気代を抑えられそうです。また、食器洗い乾燥機はサイズが大きくなるほど電気代が高くなるため、ご家庭の世帯人数に適したものを使用することも大切です。

関連記事:【最新】扇風機の電気代は安い?エアコンとの比較や節約術を解説!
関連記事:オール電化の電気代は高い?高い原因や平均額、節約術をわかりやすく解説

 

④冷蔵庫

続いて、冷蔵庫の1年間の電気代や節約方法をご紹介します。

サイズ
1年間の電気代
メーカー・機種
180L(1人暮らし向け)
約7,340円
パナソニック NR-B18C2-K
365L(2〜3人暮らし向け)
約8,910円
パナソニック NR-C37ES1-C
450L(3〜4人暮らし向け)
約7,050円
パナソニック NR-F45HY2-N
601L(5人以上向け)
約6,780円
パナソニック NR-F60WX2-H

引用元:資源エネルギー庁「省エネ型番情報サイト|電気冷蔵庫」

冷蔵庫の1年間の電気代は、約6,780〜約7,340円程度です。

上図を確認してみると、冷蔵庫の電気代は、サイズが大きくなるほど高くなるわけではないことがわかります。これは、大きな冷蔵庫の方が小さな冷蔵庫よりも省エネ性能が優れている場合が多いためです。冷蔵庫を選ぶ際は、サイズだけでなく、消費電力量をしっかりと確認しておくとよさそうです。

関連記事:電気代はどれくらい値上げした?推移と今後の予測、法人・家庭でできる電気料金の高騰対策を解説!
関連記事:【図解】電気代を左右する燃料費調整額とは?仕組みや今後の見通し、安くする方法をわかりやすく解説

 

冷蔵庫の電気代を節約する方法

冷蔵庫の電気代を節約する方法は、おもに以下の5つです。

  • 冷蔵庫にものを詰め込みすぎない
  • 適切な温度設定にする
  • ドアの開け閉めをする回数を減らす
  • 熱いものは冷ましてから入れる
  • 冷蔵庫は壁から少し離して設置する

冷蔵庫の消費電力は、庫内の設定温度が低いほど高くなります。そのため、冬場は設定温度を「強」から「中」にしておくと、無理なく消費電力を抑えられます。

関連記事:冷蔵庫の電気代はいくらくらい?9つの節約方法もあわせて解説!
関連記事:【最新】電気代・ガス代の補助金制度をわかりやすく解説!政府の補助金額や期間、電気料金を安くする方法とは?

 

⑤テレビ

次に、テレビの1年間の電気代や節約方法を解説します。

サイズ
1年間の電気代
メーカー・機種
43V型
約2,620円
シャープ 4T-C43HN2
55V型
約3,190円
シャープ 4T-C55HN2
65V型
約3,890円
シャープ 4T-C65HV1
75V型
約4,590円
シャープ 4T-C75HV1
85型
約4,890円
シャープ 4T-C85HV1

※引用元:資源エネルギー庁「「省エネ型番情報サイト|テレビ」

テレビの1年間の電気代は、約2,620〜4,890円程度です。上図を確認すると、テレビ画面のサイズが大きくなるほど電気代も高くなることがわかります。そのため、テレビを選ぶ際は、世帯人数や部屋の大きさに適したサイズを選ぶとよさそうです。

関連記事:【図解】電力自由化とは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説
関連記事:【最新】電気代の値上げを徹底解説!電気料金が高騰する理由と対策とは?

 

テレビの電気代を節約する方法

テレビの電気代を節約する方法は、おもに以下の3つです。

  • 省エネモードに設定する
  • 画面の彩度を下げる
  • テレビを観ないときはコンセントを抜くか電源を切り、待機電力を節約する

テレビは、画面にほこりがたまると視えづらくなり、彩度を上げる原因となります。そのため、こまめに画面を掃除する習慣をつけると、電気代の節約にもつながります。また、テレビの待機電力を削減するためには、使わないときはコンセントを抜くか電源を切るとよいでしょう。

関連記事:テレビは電気代が高い?種類ごとの電気代や節約方法をわかりやすく解説!
関連記事:【最新】電気代を値上げする電力会社一覧!電気料金はどれくらい高くなる?

 

⑥照明

続いて、照明(LEDシーリングライト)の1年間の電気代と節約方法を解説します。

対応畳数
1年間の電気代
メーカー・機種
~8畳
約1,410円
東芝 NLEH08040E-LC
~12畳
約1,980円
東芝 NLEH1255D-LC-E5
~14畳
約2,190円
東芝 NLEH1455D-LC-E5

※引用元:資源エネルギー庁「省エネ型番情報サイト|照明器具」

照明(LEDシーリングライト)の1年間の電気代の目安は、約1,410〜約2,190円程度です。上図を確認してみると、部屋が大きくなるほど照明のサイズも大きくなり、電気代も高くなることがわかります。

また、上図はLEDシーリングライトの電気代であり、蛍光灯照明の場合はさらに高くなります。照明の電気代を節約するためには、LED照明を使用するとよいでしょう。

関連記事:カーボンニュートラルとは?意味や背景、実現に向けた世界の取り組みをわかりやすく解説
関連記事:再生可能エネルギーとは?メリット・デメリット、種類の一覧を簡単に解説!

 

照明の電気代を節約する方法

照明の電気代を節約する方法は、おもに以下の2つです。

  • 誰もいない部屋の照明の消し忘れに気をつける
  • 蛍光灯照明からLED照明に買い替える

照明は、部屋数が増えるほど数も多くなります。それにともない電気のつけっぱなしも増えるため、部屋を出るときは消し忘れのないように意識することが節約にもつながります。

関連記事:【図解】新電力とは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説!
関連記事:【最新】今後も電気代は値上げする?高い原因と予測、法人・家庭でできる電気代削減方法を徹底解説!

 

⑦給湯器

続いて、給湯器(エコキュート)の1年間の電気代と節約方法をご紹介します。

容量
1年間の電気代
メーカー・機種
370L
約30,200円
ダイキン工業 EQX37ZFVE5
460L
約31,900円
ダイキン工業 EQA46ZFV

※引用元:資源エネルギー庁「「省エネ型番情報サイト|エコキュート」

給湯器(エコキュート)の1年間の電気代は、約30,200〜約31,900円程度です。上図を確認してみると、給湯器の電気代は、容量による変化はそれほどないことがわかります。

ただし、給湯器の電気代はお湯を沸かすのに必要な時間が関係するため、温暖な地域と寒冷地など環境により大きく異なります。

関連記事:電気代の内訳の見方と計算方法とは?電気代を安くする方法もわかりやすく解説!
関連記事:電力需給のひっ迫はなぜ起きる?いつまで続く?電気代値上げリスクも!概要と法人がすべき対策を解説

 

給湯器の電気代を節約する方法

給湯器(エコキュート)の電気代を節約する方法は、おもに以下の5つです。

  • お湯を出しすぎない
  • 可能であればお湯の設定温度を下げる
  • 追い焚きの頻度を減らすために入浴の間隔を空けない
  • 省エネモードやおまかせモードを活用する
  • 長期間家を開ける時は水抜きをして電源をオフにする

給湯器の電気代を節約するためには、お湯の使いすぎや追い焚きの頻度を減らすことを意識することが重要です。とくに冬場はお湯が早く冷めるため、何度も追い焚きをしなくて済むよう家族の入浴の感覚をあけないようにするとよいでしょう。

また、夜間の電気代が安くなるプランに加入している場合は、日中の沸き増しを何度もしないように、自動沸き増し設定をオフにしておくのもおすすめです。

関連記事:【図解】エコキュートとは?仕組みやガス給湯器の違い、メリットをわかりやすく解説!
関連記事:エコキュートの電気代はいくら?高い原因と安く使う方法をわかりやすく解説

 

⑧炊飯器

続いて、炊飯器の1年間の電気代と節約方法をご紹介します。

容量
1年間の電気代
メーカー・機種
0.54L(3合炊き)
約1,270円
ZOJIRUSHI NP-RP05-WA
0.63L(3.5合炊き)
約1,370円
東芝 RC-6MGX
1.0L(5.5合炊き)
約2,080円
ZOJIRUSHI NW-YC10-WA

※引用元:資源エネルギー庁「「省エネ型番情報サイト|ジャー炊飯器

炊飯器の1年間の電気代は、約1,270〜約2,080円程度です。上図を確認してみると、炊飯器の電気代は、容量が大きくなるほど高くなることがわかります。また、炊飯器の消費電力がもっとも大きくなるのは炊飯時です。そのため、1日の間にご飯を炊く頻度が増えるほど電気代は高くなります。

関連記事:【最新】四国電力の電気料金値上げをわかりやすく解説!電気代を安くする方法も紹介
関連記事:【最新】北海道電力の電気料金値上げをわかりやすく解説!市場価格調整単価とは?電気代を安くする方法も紹介

 

炊飯器の電気代を節約する方法

炊飯器の電気代を節約する方法は、おもに以下の5つです。

  • まとめてご飯をたくさん炊き、冷凍保存する
  • 保温時間を短くする
  • 使わないときはコンセントを抜く
  • 炊き上がる前にスイッチを切って余熱で蒸らす
  • 保温は4時間を目安にして電子レンジで温める

炊飯器の電気代が高くなるのは炊飯時であるため、1度にまとめてたくさんのご飯を炊き、冷凍保存をしておくと電気代の節約になります。また、電気料金のプランによっては、電気代の安い時間帯にご飯を炊くように予約設定しておくと、電気代の節約につながります。

関連記事:炊飯器の電気代はいくら?8つの節約方法もわかりやすく解説!
関連記事:【最新】北陸電力の電気料金値上げをわかりやすく解説!市場価格調整単価とは?電気代を安くする方法も紹介
関連記事:【最新】中国電力の電気代値上げをわかりやすく解説!市場価格調整額とは?高い燃料費調整額の対策は?

 

⑨電子レンジ

次は、電子レンジの1年間の電気代と節約方法をご紹介します。

サイズ
1年間の電気代
メーカー・機種
17L
約1,620円
アイリスオーヤマ IMB-T171-5
23L
約1,980円
パナソニック NE-FS3D
30L
約2,060円
東芝 ER-D100B

※引用元:資源エネルギー庁「「省エネ型番情報サイト|電子レンジ」

電子レンジの1年間の電気代の目安は、約1,620〜約2,060円程度です。上図を確認してみると、電子レンジの容量が大きくなるほど電気代も高くなることがわかります。そのため、世帯人数やライフスタイルなどに適したサイズを選ぶと節約につながりそうです。

また、電子レンジは消費電力が高いため、使用頻度が多くなると電気代も高くなります。

関連記事:【最新】中部電力の電気料金値上げをわかりやすく解説!卸市場単価とは?法人がすべき電気代の高騰対策とは?
関連記事:【最新】東北電力の電気料金値上げをわかりやすく解説!市場価格調整とは?電気代を安くする方法も紹介!
関連記事:【最新】東京電力の電気料金値上げをわかりやすく解説!市場価格調整項とは?電気代を安くする方法も紹介!

 

電子レンジの電気代を節約する方法

電子レンジの電気代を節約する方法は、おもに以下の3つです。

  • 一度にたくさんのものを温めない
  • 事前に自然解凍しておく
  • 食材はできるだけ小分けにする

電子レンジは、一度にたくさんのものを温めようとすると加熱ムラになりやすく、結果的に何度も温め直す必要が出てきます。電気代の増加にもつながるため、食材はなるべく小分けにし、間隔をあけて温めるようにしましょう。

また、電子レンジは角に電磁波が集まりやすい性質を持っています。食材を角皿に入れて温めると加熱ムラになりやすいため、平皿や円皿を使用するのがおすすめです。さらに、電子レンジの庫内が汚れていると加熱効率が下がるため、常にきれいにしておくことが大切です。

関連記事:電子レンジの電気代はいくら?計算方法や6つの節約術をわかりやすく解説!他の電化製品とも徹底比較
関連記事:電気毛布の電気代はいくら?24時間つけっぱなしにすると高い?こたつやエアコンとも比較!

 

⑩ドライヤー

次は、ドライヤーの1年間の電気代と節約方法をご紹介します。

1日10分使用した場合の
電気代
1年間の電気代
メーカー・機種
約 6.2 円
約 2,268 円
パナソニック EH-NC80

※引用元:Panasonic 「ヘアケア比較表」

ドライヤーの1年間の電気代は、約2,268円程度です。ドライヤーの消費電力は1,000〜1,200W程度のものが多く、使用時間が長くなると電気代も大幅に高くなる可能性があります。そのため、世帯人数の多い家庭では、ドライヤーの電気代も高くなりがちです。

関連記事:冷房と除湿(ドライ)の違いとは?電気代の比較や効果的な使い分け方、節約術も解説!
関連記事:除湿機の電気代は安い?つけっぱなしはやめるべき?節約方法も解説

 

ドライヤーの電気代を節約する方法

ドライヤーの電気代を節約する方法はおもに以下の3つです。

  • 使用前にしっかりとタオルドライをおこない水分をとっておく
  • ヘアドライ手袋を使用する
  • 湿度が低い場所で使用する

ドライヤーで髪を乾かす時間を短縮するためには、事前にしっかりと髪の水分をとっておくことが重要です。また、湿度が高い場所で使用すると乾きが遅くなるため、湿度の低い場所で使用するようにしましょう。

関連記事:【徹底解説】ドライヤーの電気代は高い?節約テクニックや選び方を紹介
関連記事:エアコンのドライ(除湿)とは?電気代や冷房との違い、節約方法をわかりやすく解説!
関連記事:【2025年最新】冷房と除湿、電気代が安いのはどっち?エアコンの節約術も徹底解説!

 

 

 

電気代が高い家電の使い方以外でできる節約方法

電気代が高い家電の使い方以外でできる節約方法

結論をまとめると!

①家族揃って同じ部屋で過ごす
②最新の省エネ家電に買い替える
③契約アンペア数を見直す
④部屋の断熱性を上げる
⑤電力会社や料金プランを見直す

ここまで、電気代が高い家電とそれぞれの節約方法を解説しました。ここからは、電気代が高い家電の使い方以外でできる節約方法をご紹介します。

関連記事:【最新】無料で電気代を安くする方法を徹底解説!電気料金を安くしたい方必見!
関連記事:【必見】絶対すべき節約術を紹介!やってはいけない節約方法も解説します
関連記事:【必見】一番節約できるものはどれ?すぐできるものとNGな節約方法もわかりやすく解説!

 

①家族揃って同じ部屋で過ごす

世帯人数が多いご家庭では、家族がバラバラの部屋で過ごすのではなく、できるだけ一箇所に集まって過ごすことが節約につながります。家族がそれぞれ別の部屋で過ごしていると、照明やエアコンの消費電力が大きくなり電気代も高くなります。リビングなど一室に集まることで、稼働させるエアコンを1台に減らせるため電気代を大幅に節約できるのです。

とくに、冬場の暖房や夏場の冷房は消費電力が大きいため、家族でひとつの部屋を共有するだけで、大きな節約効果が期待できます。家族の生活リズムを見直し、皆が集まる時間を意識的に作ることが、電気代削減の第一歩となります。

関連記事:冷房の電気代は高い?エアコンの除湿・暖房と徹底比較!節約術も紹介!
関連記事:【最新】シーズヒーターの電気代は高い?他の暖房器具と徹底比較、節約方法も紹介!
関連記事:【徹底解説】エアコンのつけっぱなしは節電にならない?電気代の節約方法も紹介!

 

 

②最新の省エネ家電に買い替える

電気代の節約にもっとも効果的な方法のひとつが、最新の省エネ家電への買い替えを検討することです。家電製品は、技術の進歩により年々省エネ性能が向上しています。古いモデルを使用し続けるよりも、最新の省エネ家電に買い替えた方が結果的に電気代が安くなる場合も多いです。

たとえば、冷蔵庫やエアコンは、10年前に比べて消費電力が大幅に削減されています。

 

最新の省エネ家電に買い替える

引用元:一般社団法人 家電製品協会「2025年版スマートライフおすすめBOOK」

上図は、10年前のエアコンと最新の省エネタイプの消費電力を比較したものです。最新の省エネタイプは、10年前のエアコンに比べて年間約3,810円の電気代を節約できることがわかります。

電化製品の買い替えは初期費用がかかりますが、長期的に見ると結果として家計に優しいことも珍しくありません。環境省が提供する「しんきゅうさん」などの情報サイトでは、電化製品の型番から消費電力を比較することも可能です。気になる方は、ぜひ一度利用してみてください。

関連記事:使ってないのに電気代が高い原因とは?調べ方や対処法を解説!
関連記事:【最新】電気代が安い暖房器具はこれ!コストを徹底比較、節約術も紹介!
関連記事:床暖房の電気代はいくら?エアコンより高い?節約方法もあわせて解説!

 

③契約アンペア数を見直す

ご家庭の契約アンペア数を見直すことも、電気代を安くする方法のひとつです。契約アンペア数とは、一度に使える電力量の上限を示すもので、この数値が大きければ大きいほど毎月支払う基本料金が高くなる仕組みです。

基本料金がアンペア制の場合、契約アンペア数を下げると電気代が安くなる可能性があります。たとえば、現在50Aで契約している場合、ブレーカーが落ちることもなく複数の家電を同時に使う機会も少ないのであれば、契約アンペア数を30Aや40Aに下げることで基本料金を安くできるのです。

ただし、アンペア数を下げすぎると、複数の家電を同時に使った際にブレーカーが落ちやすくなるため注意が必要です。また、契約アンペア数は、一度変更するとその後1年間は再変更ができません。そのため、1年の間でもっとも電力使用量が大きくなる時期を把握したうえで、無理のない範囲で適切なアンペア数に変更することが重要です。

関連記事:契約アンペアは変更すべき?変更方法やメリットをわかりやすく解説!
関連記事:【すぐ解決】ブレーカーが落ちる原因と復旧方法はコレ!予防策も紹介します
関連記事:電気代の基本料金とは?仕組みと種類、電気料金を安くする方法をわかりやすく解説

 

④部屋の断熱性を上げる

部屋の断熱性を高めることは、暖房や冷房の効率を上げて電気代を削減することにつながります。断熱性が低い部屋は、夏は外の熱気が室内に入りやすく冬は暖かい空気が外に逃げやすくなるため、エアコンがより多くの電力を消費するのです。窓ガラスに断熱シートを貼ったり厚手の遮熱カーテンを使用したりすると、部屋の断熱性が上がり、エアコン効率もよくなります。

また、ドアや窓の隙間から空気が漏れるのを防ぐためには、隙間テープの利用が効果的です。ドアの開け閉めの回数を減らすことも、室温を安定させるために役立つでしょう。以上のように、部屋の断熱性を上げて室温を安定させることができれば、エアコンの負荷が軽減され、結果として電気代の節約につながります。

関連記事:暑い部屋を涼しくする方法を徹底解説!エアコンなしでも快適に過ごす秘訣とは?
関連記事:湿気対策!部屋の湿度を下げる方法をわかりやすく解説!電気代の節約方法も紹介!
関連記事:扇風機とエアコンの電気代はどっちが安い?併用で効果的に節約する方法も解説!

 

⑤電力会社や料金プランを見直す

現在契約している電力会社や料金プランを見直すことは、使用する電力量を減らさずに固定費を下げるのに効果的です。

2016年の電力自由化以降、さまざまな電力会社が多様な料金プランを提供しています。そのため、料金プランを比較し、ご家庭のライフスタイルに合ったものを選べば、電気代が安くなる可能性があります。たとえば、夜間の電気使用量が多いご家庭であれば、夜間の電気料金が割安になるプランを選ぶことで、トータルの電気代を削減できるのです。

また、電気料金単価は、電力会社により異なります。たとえば、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の単価の相場は31円/kWhですが、25円/kWhなどもっと安い電力会社はたくさんあるのです。ぜひ、電気料金単価の安い電力会社への乗り換えを検討してみてください。

関連記事:電力会社を乗り換える方法とは?切り替え方法とメリット・デメリット、注意点を解説
関連記事:電力会社・電気料金プランの選び方とは?注意点と電気代を安くする方法を解説

 

 

基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?

しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。

このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。

基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?

※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。

また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。

環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。