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【2024年最新】ソーラーカーポートの法人向け補助金情報をわかりやすく解説!設置費用最大3割減!

【2023年最新】ソーラーカーポート、設置費用3割減!補助金情報をわかりやすく解説!

※この記事は、2024年3月22日に最新の情報に更新されました。

CO2削減だけでなく、電気代を減らす手段として導入が進む「ソーラーカーポート」。国が補助金制度を実施しているが「募集要項がわかりづらい」「どうすれば採択されるのか、ポイントを知りたい」とお考えの法人も多いのではないだろうか。

そこでこの記事では、ソーラーカーポートの導入を検討中の法人に向けて、2023年度に利用できる補助金制度をわかりやすく解説していく。

関連記事:【図解】ソーラーカーポートとは?価格相場や導入メリットデメリット、補助金情報を解説!

目次

・ソーラーカーポートとは?わかりやすく解説!

・ソーラーカーポートの補助金制度とは?PPAでも申し込むメリットはある?

・ソーラーカーポートの補助金「新たな手法による再エネ導入・価格低減促進事業」とは?
  補助金の対象者は、必須条件を満たした法人
  補助対象となる設備は、ソーラーカーポートまたは蓄電池
  補助率は2分の1または3分の1 最大1億円が交付される
  2023年度のソーラーカーポート支援事業の公募期間(予想)
  補助金に採択されるには、加点要素の獲得が重要

・ソーラーカーポートを導入するなら補助金とセットがおすすめ

・しろくま電力は補助金申請を手厚くサポート
 駐車しやすい2本足タイプで、電気代・CO2排出削減を実現
  しろくまカーポートのメリット①:業界トップクラスの低価格
  しろくまカーポートのメリット②:2本足だからこその高い利便性
  しろくまカーポートのメリット③:4本足のソーラーカーポートと同等の優れた耐久性

・まずは無料かんたんシミュレーションで、どれだけ電気代が安くなるかの確認を

 

ソーラーカーポートとは?わかりやすく解説!

実際にケーヨーデイツー姉崎店に設置されている、2本足のしろくまカーポートソーラーカーポートとは、カーポートの屋根部分が太陽光パネルになっているものである。カーポートとは、柱と屋根だけでできた簡易的な車庫のことだ。

カーポートの屋根部分が太陽光パネルになっている「太陽光発電一体型のソーラーカーポート」、屋根の上に太陽光パネルを設置する「太陽光発電搭載型のソーラーカーポート」、「オーダーメイドのソーラーカーポート」の3つがある。

ソーラーカーポートは駐車スペースがあれば設置できる。すでに屋根上に太陽光パネルを設置している企業でも、太陽光発電設備を増やす手段として非常に有効的だ。

 

ソーラーカーポートの補助金制度とは?PPAでも申し込むメリットはある?

現在、ソーラーカーポートの導入に使える補助金制度は、環境省が実施する「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」のみである。

この補助金の中の「新たな手法による再エネ導入・価格低減促進事業:再生可能エネルギー事業者支援事業費(ソーラーカーポート)」が、ソーラーカーポートの導入時に活用可能だ。

ソーラーカーポートは導入量が増加しているものの、補助金制度の数自体は多くない。予定より早く締め切られることが多いため、早めのうちに応募したほうがいいだろう。

またPPAモデルの場合、初期費用0円でソーラーカーポートを導入できるため、需要家側にとって補助金は必要ないように思える。しかし基本的に補助金は施工業者でなく需要家側に還元しなければいけない。

もし採択された場合、電気代の単価が下がる可能性もあるため、自社所有型やPPAモデルに限らず補助金を申請した方がいいだろう。

関連記事:【図解】太陽光発電のPPAモデルとは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説!
関連記事:自家消費型太陽光発電とは?種類やメリット、補助金情報、注意点をわかりやすく解説!

 

ソーラーカーポートの補助金「新たな手法による再エネ導入・価格低減促進事業」とは?

2023年2月現在、ソーラーカーポートの導入に利用できる補助金制度は1つのみ。環境省が行う「新たな手法による再エネ導入・価格低減促進事業」だ。2023年3月31日に一次・二次公募の具体的なスケジュールが発表されている。

以下は、一般社団法人 環境技術普及促進協会が発表した「新たな手法による再エネ導入・価格低減促進事業」の公募要領をわかりやすくまとめたものだ。

 

補助金の対象者は、必須条件を満たした法人

ソーラーカーポートの補助金対象者は、以下のうち、環境省が「事業の継続性が期待できる」と判断した事業者である。

・民間企業
・独立行政法人
・国立、公立大学法人および学校法人
・社会福祉法人
・医療法人
・特別法の規定に基づき設立された協同組合など
・一般社団法人、一般財団法人および公益社団法人、公益財団法人
・その他環境大臣の承認を経て協会が認める者


上記に加えて、下記条件を満たす必要がある。


・補助金を使ってソーラーカーポートや蓄電池を導入すること
・導入したソーラーカーポートの発電量のうち、50%以上を自家消費すること
・ソーラーカーポートの導入にかかる費用が、以下の基準を下回るものであること
  ●出力10kW未満:27.25万円/kW
  ●出力10kW以上50kW未満:26.44万円/kW
  ●出力50kW以上:17.84万円/kW
・パワーコンディショナーの最大定格出力の合計が5kW以上あること
・太陽光パネルの容量 ÷ パワーコンディショナーの最大定格出力が1以上あること
・ソーラーカーポートで発電した環境価値を需要家に帰属させること
・FIT制度やFIP制度などを活用し、売電を行わないこと

 

補助対象となる設備は、ソーラーカーポートまたは蓄電池

この補助金の対象となる設備は、下記の4つである。

①太陽光発電一体型カーポート

太陽光発電一体型カーポートとは、発電設備とカーポートが一体化したものだ。下記設備が補助対象となる。

・太陽光発電モジュール一体型カーポート、基礎、接続箱、PCS、配線

②太陽光発電搭載型カーポート

太陽光発電搭載型カーポートとは、カーポートの上に発電設備を設置したもの。下記設備が補助対象だ。

・太陽光発電モジュール、架台、カーポート(太陽光発電モジュールの土台となるものに限る)、基礎、接続箱、PCS、配線

③定置用蓄電池

建物などに設置する定置用蓄電池は、下記の条件をクリアしたものが補助対象となる。

・(蓄電池の容量が4,800Ah以上の場合)導入費用が工事費込みで19万円/kWh以下であること
・(蓄電池の容量が4,800Ah未満の場合)工事費込みで15.5万円/kWh以下となること
・災害発生時など、緊急時のみ使用するのではなく、平時においても充放電を行うこと

④車載型蓄電池

車載型蓄電池とは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)などに搭載する電池のことだ。下記条件をクリアしたものが対象となる。

・電気自動車またはプラグインハイブリッド自動車であること
・外部給電が可能な車種であり、充放電設備を導入する場合にのみ対象となる

 

補助率は2分の1または3分の1 最大1億円が交付される

補助金の補助率と上限額は下図のように、ソーラーカーポート・定置用蓄電池または車載型蓄電池かで異なる。

ソーラーカーポート(一体型、搭載型ともに)または定置用蓄電池の場合、対象経費の3分の1(上限額:1億円)が補助される。車載型蓄電池の場合、蓄電容量(kWh)÷2×4万円が補助される。車載型蓄電池で放充電設備のみ導入する場合、対象経費の2分の1が補助される。車載型蓄電池で充電設備のみ導入する場合、対象経費の2分の1が補助される。


車載型蓄電池の上限額は
「補助対象車両一覧」に記載された補助額だ。車載型蓄電池の「放充電設備のみ」導入する場合の上限額は「補助対象一覧」に記載された補助金交付額である。車載型蓄電池で「充電設備のみ」導入する場合の上限額は「令和3年度補助対象充電設備型式一覧表」に記載された補助金交付上限額だ。

 

2023年度のソーラーカーポート支援事業の公募期間

2023年3月31日に公募スケジュールが発表されている。

一次公募:2023年(令和5年)3月31日~4月26日
二次公募:2023年(令和5年)5月19日~6月15日

ちなみに2022年度は四次公募まで実施予定だったが、応募が殺到したため三次で打ち切られている。今年度もその可能性が十分に考えられるため、早いうちに応募を検討したほうがいいだろう。

 

補助金に採択されるには、加点要素の獲得が重要

補助金の公募要項では、選定にあたっての評価基準が記載されている。わかりやすく解説すると、評価のポイントは下記となる。

<必須条件>
・ソーラーカーポートまたは蓄電池の導入目的や計画が明確であり、実現可能であること
・ソーラーカーポートまたは蓄電池を運用できるだけの体制が整備されていること
・その体制を維持できるだけの資金がある、または資金調達が確実に見込めること

<加点要素>
・発電した電気の自家消費比率がどれだけ大きいか
・導入した結果、CO2削減効果がどれだけ見込めるか
・CO2削減効果の費用対効果がどれだけ高いか
・(定置用蓄電池、車載型蓄電池の場合)防災協定などを締結し、災害時に太陽光発電の電力を地域で活用できるか
・RE100、RE Action、Science Based Targetsなど、再エネ利用の推進に資するものであるか

そのほか、地球温暖化対策推進法に基づき、市町村が定める促進区域でソーラーカーポートを導入する場合、優先して採択される。

 

ソーラーカーポートを導入するなら補助金とセットがおすすめ

ここまで、ソーラーカーポートの補助金について解説した。

この「新たな手法による再エネ導入・価格低減促進事業」の補助対象はソーラーカーポートだけではない。ソーラーシェアリングやオフサイトPPAなど、対象となる事業が6つある。その中の「①建物における太陽光発電の新たな設置手法活用事業」がソーラーカーポートの対象なのだ。

ソーラーカーポートを導入するなら補助金とセットがおすすめ2022年度の公募では、合計で88件の申請が採択されている。ソーラーシェアリングやオフサイトPPAに取り組む事業者も数多く採択されているが、最も多いのはソーラーカーポートの56件だった。

さらに公募結果の内訳を見ると、1つの企業が複数地点の補助金を受け取ることに成功したケースが散見される(一次公募結果二次公募結果三次公募結果)。この補助金では、適切に申請すれば、複数拠点の補助金を得ることができるのだ。

さらに、この補助金の令和5年度の予算は200億円となる予定である。これは前年度の164.5億円を大きく上回る過去最大の数字だ。採択されればソーラーカーポートの導入費用を大幅に軽減できるため、導入を考えている法人は補助金申請を検討すべきだろう。

 

しろくま電力は補助金申請を手厚くサポート
駐車しやすい2本足タイプで、電気代・CO2排出削減を実現

しろくま電力ではソーラーカーポート「しろくまカーポート」の施工を手がけている。「しろくまカーポート」は、従来の4本足タイプのソーラーカーポートと異なり、前方に脚がない2本足タイプだ。一級建築士監修のもと、2年の歳月をかけて開発した(下図参照)。

他社とafterFITのソーラーカーポートを比較したイラスト。左が従来の四本足のソーラーカーポートで、右がafterFITが開発した二本足タイプ「しろくまカーポート」。(左が従来の4本足のソーラーカーポートで、右がしろくま電力が開発した2本足タイプ)


しろくま電力は、ホームセンターであるケーヨーデイツー4店舗(八街店、姉崎店、佐原店、長生店)に「しろくまカーポート」を設置している。八街店では234kW分のソーラーカーポートを導入。発電した電気は、店舗で使用する電力の約4割を担う計算だ。

この事例は、環境省が発表した「ソーラーカーポート等の新たな自家消費型太陽光等の導入支援事業に関する優良事例」において、優良事例として掲載された。

「しろくまカーポート」を導入するメリットは以下の3点が挙げられる。

・業界トップクラスの低価格
・2本足だからこその高い利便性
・4本足と同等の優れた耐久性

「しろくまカーポート」のメリット①:業界トップクラスの低価格

これまでソーラーカーポートは資材や施工方法の関係で単価が高く、普及が進んでこなかった。しかししろくま電力では、資材を大量購入し、効率のよい工法を自社で開発。調達から施工までを内製化し、4台用のソーラーカーポートだけを扱うことで大幅なコストダウンに成功した。

業界トップクラスの低価格でソーラーカーポートの設置が可能だ。PPAモデルを活用し、初期費用0円でソーラーカーポートを導入することもできる。

実際にケーヨーデイツー姉崎店に設置されている、2本足のしろくまカーポート(実際にケーヨーデイツー姉崎店に設置されている、2本足のしろくまカーポート)

 

「しろくまカーポート」のメリット②:2本足だからこその高い利便性

「しろくまカーポート」が2本足である理由は、利用者目線を徹底的に追求しているからだ。前方の支柱をなくすことで、従来のソーラーカーポートよりも駐車がしやすい。さらに前方の支柱がスペースを取らないため、駐車可能台数を減らすことなく設置できる。

ケーヨーデイツー八街店にて、実際に買い物で利用された方に話を伺うと「開放感があって扉の開け閉めがしやすい」「雨の日に荷物が多くても安心して利用できる」などの声が挙がった。「しろくまカーポート」は電気代・CO2排出の削減だけでなく、雨の日の利便性向上・売上UP効果も期待できるのだ。

 

「しろくまカーポート」のメリット③:4本足のソーラーカーポートと同等の優れた耐久性

「しろくまカーポート」は2本足だが、耐久性は4本足と同等である。支柱を減らすにあたり、私たちは2本足でも耐久性を維持できるよう研究を重ね、試験を繰り返した。

その結果、しろくま電力独自の工法の開発に成功。これにより、従来の四本足のソーラーカーポートと同等の耐久性を実現した。標準仕様の場合、積雪量が41cm以下、風速が39m/s以下の地域で設置可能だ。

このように「しろくまカーポート」は従来のソーラーカーポートよりも多くの導入メリットがある。さらに導入の際、今回の記事で解説した補助金の申請についても、担当者が手厚くサポートする。

実際にケーヨーデイツー姉崎店に設置されている、2本足のしろくまカーポート(実際にケーヨーデイツー姉崎店に設置されている、2本足のしろくまカーポート)

 

無料かんたんシミュレーションで、どれだけ電気代が安くなるかの確認を

「ソーラーカーポートを導入すれば、実際にどれだけ電気代が安くなるのか知りたい」

こういった声にお応えすべく、しろくま電力では「しろくまカーポートのAI導入シミュレーション」を提供している。

シミュレーションは、電気代の検針表を用意し、導入を希望する場所の住所と希望台数、電気の使用状況を入力するだけ。あとは全国の日射量データを学習したAIが、削減できる電気代をすぐに算出する。

導入シミュレーションの利用・お見積もりのお問い合わせは「しろくまカーポートのAI導入シミュレーションページ」または下記バナーから。

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