家庭で起こりやすい電気トラブルにはおもに、ブレーカーが落ちる・電気がつかない・漏電・コンセントの不具合・電気代の未払いによる送電停止の5つがあります。多くの場合は原因を正しく把握すれば自分で対処できますが、漏電やコンセントの焦げなど放置すると火災や感電につながるケースもあるため、症状に応じた適切な判断が大切です。
本記事では、家庭で起こる電気トラブルの種類別の原因と対処法をわかりやすく解説します。自分で対処できるケースの見分け方や日頃からできる予防策もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
|
この記事を読んでわかること
・家庭で起こりやすい電気トラブルの種類と原因
・電気トラブルが起きたときの正しい行動手順 ・自分で対応できるケースと専門業者に依頼する必要のあるケースの見分け方 ・電気トラブルを未然に防ぐ方法 |
|
結論をまとめると!
家庭で起こりやすい電気トラブルは以下の5つ
①ブレーカーが落ちる
②電気がつかない(照明や家電が動かない) ③漏電している ④コンセントが熱い・火花が出る ⑤電気代の未払いによる送電停止 |
家庭で発生する電気トラブルは、大きく5つにわけられます。それぞれ原因や対処法が異なるため、まずはどのタイプに当てはまるのかを確認することが大切です。ここからは、トラブルの種類ごとにおもな原因と対処のポイントをみていきましょう。
ブレーカーが落ちる原因は、その種類によって異なります。家庭の分電盤にはおもに以下の3種類があり、それぞれ作動する条件が違うのが特徴です。
|
ブレーカーの種類
|
作動する条件
|
|
アンペアブレーカー
|
同時に電気を使いすぎたとき
|
|
漏電ブレーカー
|
電気が漏れているとき
|
|
安全ブレーカー
|
特定の回路に過負荷やショートが起きたとき
|
ブレーカーが落ちたときは、まず分電盤を開いてどの種類が落ちているのかを確認しましょう。アンペアブレーカーや安全ブレーカーであれば、使用中の消費電力の大きい家電の電源をオフにしてからブレーカーを上げると復旧できるケースも少なくありません。
一方、漏電ブレーカーが落ちている場合は感電や火災のリスクがあるため、自分で復旧しようとせず専門業者に相談することが大切です。それぞれブレーカーが落ちた場合の具体的な復旧手順や予防策は以下の記事でくわしく解説しているので、気になる方は参考にしてください。
関連記事:【すぐ解決】ブレーカーが落ちる原因と復旧方法はコレ!予防策も紹介します
電気がつかないときは、家全体なのか一部の部屋だけなのかを最初に確認することが大切です。家全体が暗い場合はブレーカーが落ちている可能性がありますが、特定の部屋や照明だけがつかない場合は、電球の寿命やスイッチの故障が原因かもしれません。
また、近隣の住宅も暗いときは地域一帯の停電が起きている可能性があります。この場合は電力会社の復旧を待つことになるため、懐中電灯やモバイルバッテリーなどを手元に用意しておくと安心でしょう。
電気がつかないときの対処法の詳細は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:電気がつかない原因とは?適切な対処法や注意点についても解説!
漏電とは、電気が本来の通り道から外れて漏れ出してしまう現象のことです。配線の劣化や家電の故障、水回りの湿気などが原因で発生しやすく、感電や火災につながる恐れがあります。分電盤の漏電ブレーカーが落ちている場合は、漏電が発生しているサインといえるでしょう。
漏電が疑われるときは、漏電ブレーカーと安全ブレーカーを使って、どの回路に問題があるのかを特定するのが基本的な対処の流れです。ただし、漏電の修理には専門的な知識と資格が必要になるため、原因の特定ができたら早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
コンセントが異常に熱くなったり、プラグを差し込んだときに火花が出たりする場合は、すぐに使用を中止してください。おもな原因としては、タコ足配線による過負荷や、プラグとコンセントの間にたまったホコリが湿気を吸って発火する「トラッキング現象」などが挙げられます。
とくにテレビ台の裏や冷蔵庫の背面など、掃除が行き届きにくい場所のコンセントは注意が必要です。焦げた跡が見つかった場合は、たとえ今は使えていても内部が損傷している可能性があるため、放置せず専門業者に点検を依頼しましょう。
電気代の支払いが滞ると、一定の猶予期間を経たあとに電力会社から送電が停止されます。突然電気が止まったにもかかわらず、ブレーカーにも停電にも問題がない場合は、電気代の払い忘れが原因かもしれません。まずは電力会社からの通知が届いていないかを確認してみましょう。
送電を再開するには、未払い分の電気代を支払ったうえで電力会社に連絡する必要があります。スマートメーターが設置されている住宅では数分で復旧するケースもありますが、夜間や休日は対応が翌営業日になることもあるため、早めの対応が大切です。
送電停止の際の具体的な手続きの流れや未払いを防ぐ方法は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:電気が止まった!原因と手続きの流れ、未払いを防ぐ方法をわかりやすく解説
|
結論をまとめると!
・電気トラブルが起きたときは「安全確保→原因の特定→対処」の順で落ち着いて行動する
|
電気トラブルが起きたとき、焦って家電を触ったりブレーカーを何度も操作したりするのは危険です。まずは感電や火災を防ぐために身の安全を確保し、次に「家全体か」「一部の部屋だけか」「特定の家電だけか」などトラブルの範囲を確認して原因を絞り込みましょう。
とくに注意したいのは、焦げ臭いにおいがしたり火花が見えたりした場合です。このようなときは無理に復旧しようとせず、該当する家電のプラグを抜くか、ブレーカーを落として電気を遮断してください。その後、安全を確保したうえで、電力会社や電気工事業者に連絡するようにしましょう。
|
結論をまとめると!
・電球交換やブレーカーの復旧など簡単な作業は自分で対処できる
・漏電やコンセントの焦げなど目に見える異常があるトラブルは電気工事業者に相談する |
電気トラブルのなかには、自分で対処できるケースとそうでないものがあります。たとえば、電球の交換やブレーカーの復旧、タコ足配線の見直しなどは、自分でも対応可能です。一方で、漏電の調査やコンセントの交換、配線の修理などは電気工事士の資格が必要な作業であり、自分でおこなうことはできません。
判断の目安としては「目に見える異常があるかどうか」がひとつのポイントになります。コンセントが焦げている、配線が露出している、焦げ臭いにおいがするといった場合は、速やかに電気工事業者へ相談してください。
|
結論をまとめると!
・コンセント周りの管理と定期的な点検で電気トラブルの多くは予防できる
|
電気トラブルの多くは、日頃のちょっとした心がけで未然に防げます。たとえば、コンセント周りのホコリを定期的に掃除すると、トラッキング現象による火災リスクを減らせるでしょう。タコ足配線を避け、消費電力の大きい家電はできるだけ専用のコンセントを使うことも大切です。
また、配線やコンセントの交換目安は約10年といわれています。古い設備をそのまま使い続けていると、知らないうちに劣化が進んでいることがあるのです。「最近ブレーカーがよく落ちる」「コンセントがゆるくなった」と感じたら、早めに専門業者に点検を依頼しましょう。
|
結論をまとめると!
・電気料金単価の安い電力会社に乗り換えると電気代の負担を減らせる
・乗り換えの手続きは工事や立ち会い不要で手軽にできる |
電気トラブルのなかでも、電気代の未払いによる送電停止は、毎月の電気料金の負担を軽くすることで防ぎやすくなります。ここからは、電気料金の見直しについて詳しくみていきましょう。
近年は電気料金の単価が上がっており、以前と同じ使い方をしていても電気代が高くなりやすい状況です。節電の工夫ももちろん大切ですが、電気料金単価そのものが安い電力会社に乗り換える方が、より根本的な対策になるでしょう。
なかには基本料金が0円の電力会社もあり、切り替えるだけで毎月の固定費を下げられる可能性があります。一度契約を切り替えれば手間なく家中の電気代を安くできるため、家計への負担はさらに軽くなるのではないでしょうか。
関連記事:【2026年】電力会社・電気料金プランの選び方とは?注意点と電気代を安くする方法を解説!
関連記事:【2025年最新】電気代の見直しで安くするためのポイントとは?具体的な方法や注意点も解説!
関連記事:【2026年最新】安い電力会社のおすすめ比較!失敗しない選び方をわかりやすく解説
電力会社の乗り換えと聞くと手続きが大変そうに感じるかもしれませんが、実際には工事や立ち会いは不要です。多くの場合はWebから申し込むだけで完了し、現在の電力会社への解約連絡も乗り換え先が代行してくれるケースがほとんどでしょう。
毎月の支払いに余裕が生まれれば、滞納のリスクを減らせるだけでなく、家計全体にもゆとりが出てきます。電気代がなんとなく高いと感じている方は、一度電力会社のプランを比較してみるとよいでしょう。
関連記事:電力会社を乗り換える方法とは?電気料金の比較方法、メリットや注意点をわかりやすく解説
関連記事:電気の契約はどう進める?引越し・現住所それぞれの進め方や即日開通についても解説!
しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。
このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。
※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。
また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。
環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。