ウォシュレットを使用するメリット
結論をまとめると!
①快適に使用できる
②トイレットペーパーを節約できる |
ここまで、ウォシュレットの電気代を種類別と製品別にわけてご紹介しました。ウォシュレットは電気代がかかるものの、それを上回るメリットがあります。ここからは、ウォシュレットを使用することで得られるメリットについて解説します。
関連記事:【最新】カーボンヒーターの電気代は安い?他の暖房器具と徹底比較し節約方法を解説!
関連記事:【徹底解説】エアコンのつけっぱなしは節電にならない?電気代の節約方法も紹介!
①快適に使用できる
ウォシュレットを使用する最大のメリットは、トイレの使用感が格段に快適になることです。ウォシュレットには暖房便座機能があるため、とくに冬の寒い日でも便座が温かく「ヒヤッ」とする不快感がありません。
また、ウォシュレットには脱臭機能がついており、トイレ使用後の気になるニオイを自動で減らしてくれることも魅力です。複数人がトイレを使用する場合は、次に使う人への配慮にもなります。
関連記事:【最新】電気代が安い暖房器具はこれ!コストを徹底比較、節約術も紹介!
関連記事:セラミックファンヒーターの電気代は安い?他の暖房器具と徹底比較!節約方法も紹介
関連記事:【最新】シーズヒーターの電気代は高い?他の暖房器具と徹底比較、節約方法も紹介!
②トイレットペーパーを節約できる
ウォシュレットの使用は、トイレットペーパーの節約につながることもメリットです。ウォシュレットでは温水を使用して直接洗い流せるため、トイレットペーパーで拭くだけでは落としきれない汚れもすっきりと清潔にできます。結果的にトイレットペーパーの使用量が減り、環境にやさしいだけでなく、コストの削減にもつながります。
また、温水で洗い流すことでトイレットペーパーで拭く回数が減り、デリケートな皮膚への刺激や摩擦を減らせることもポイントです。
関連記事:電気あんかの電気代はいくら?つけっぱなしにすると高い?節約術もあわせて紹介
関連記事:電気ストーブの電気代は安い?他の暖房器具と比較し、節約方法を解説!
ウォシュレットの節電機能にはどんなものがある?
結論をまとめると!
①ふたの自動開閉機能
②瞬間暖房便座機能 ③タイマー機能 ④自動節電機能 |
ここまで、ウォシュレットを使用することで得られるメリットを解説しました。ウォシュレットは使用することでトイレ使用時の快適性が増すことが魅力ですが、導入することにより電気代が高くなることを気にする方もいるかもしれません。
しかし、最近のウォシュレットには、省エネで使える便利な機能が搭載されたものが増えています。ここからは、電気代を削減するために役立つウォシュレットの節電機能をご紹介します。
関連記事:加湿器の電気代は安い?種類別の電気料金を比較し節約方法を解説!
関連記事:【徹底解説】ドライヤーの電気代は高い?節約テクニックや選び方を紹介
①ふたの自動開閉機能
ふたの自動開閉機能は、ふたの閉め忘れにより便座の熱が逃げるのを防ぎ、電気代を節約できる機能です。人が近づくとセンサーが感知して自動的にふたが開き、離れるとふたが閉まります。使用していないときは常にふたが閉まった状態になるため、便座の熱が外に逃げにくくなります。
家族が多い家庭や忙しい朝の時間帯は、ふたを閉め忘れることも多いでしょう。自動開閉機能があれば、手動でふたを閉める手間も省け、意識をしなくとも節電ができるようになります。
関連記事:床暖房の電気代はいくら?エアコンより高い?節約方法もあわせて解説!
関連記事:オイルヒーターの電気代は高すぎる?他の暖房器具との比較や節約方法を解説!
②瞬間暖房便座機能
瞬間暖房便座機能とは、トイレの使用時のみに便座を素早く温める機能です。TOTOの「1分でわかる環境技術」によると、トイレの使用時間は1日のうちで50分程度しかないとされています。従来のウォシュレットだと、常に便座を一定温度に保つために、トイレを使わない残りの23時間10分は電力を無駄にしていることになるのです。
瞬間暖房便座機能は、人が近づいたり便座に座ったりしたときだけ急速に便座を温めるため、無駄な電力消費を大幅に削減できます。たとえば、TOTOの「アプリコットF3AW、F3W」では、従来品に比べて年間約5,100円(※)の電気代の節約につながるとされています。瞬間暖房便座機能は、電気代の節約を重視する方におすすめの機能です。
(※)参照:TOTO 1分でわかる環境技術
関連記事:オール電化の電気代は高い?高い原因や平均額、節約術をわかりやすく解説
関連記事:暖房の設定温度は何度が理想?冬に電気代を節約しつつ快適に過ごすコツとは?エアコンの電気代節約術をわかりやすく解説
③タイマー機能
タイマー機能は、家族の生活リズムに合わせて自動的に節電モードに切り替える機能です。たとえば、家族全員が仕事や学校に出かけている平日の日中や深夜の就寝時間帯は、便座の温度を下げたりヒーターをオフにしたりすることが可能です。あらかじめ設定した時間になると自動的に通常モードに戻るため、帰宅時や朝起きたときには快適に使用できます。
多くの家庭では、1日のうちに実際にトイレを使用する時間は限られています。タイマー機能を活用すれば、使用しない時間帯の無駄な電力消費を効果的に削減できるでしょう。
関連記事:エアコンの電気代と節約術をわかりやすく解説!つけっぱなしはやめた方がいい?
関連記事:電気代はどれくらい値上げした?推移と今後の予測、法人・家庭でできる電気料金の高騰対策を解説!
④自動節電機能
自動節電機能は、トイレの使用頻度や時間帯を学習して最適な節電をおこなう機能です。自動節電機能では、ウォシュレット自体が家族のトイレ使用パターンを分析し、よく使う時間帯は通常運転、あまり使わない時間帯は自動的に節電モードに切り替えます。たとえば、週末の昼間によくトイレを使用する家庭では、その時間帯は通常運転のままで平日の日中は自動的に節電モードになるといった具合です。
自動節電機能は、あらかじめ自分で節電時間の設定をしなくても、生活スタイルに合わせた節電が実現できます。設定が面倒な方やつい忘れてしまうといった方にもおすすめの機能です。
関連記事:【必見】エアコンの電気代の節約術を徹底解説!手軽に効率よく節電するコツとは?
関連記事:エアコンの自動運転とは?電気代との関係や節約方法についても解説!
関連記事:エアコンの風量で電気代は変化するのか?すぐにできる節約術も解説!
ウォシュレットの電気代を節約する方法
結論をまとめると!
・意識して節約術を取り入れると、電気代は確実に抑えられる
|
ここまで、ウォシュレットに搭載された節電機能について解説しました。ウォシュレットの電気代は、日々の使い方を少し工夫するだけでさらに節約可能です。ここからは、ウォシュレットの電気代を節約する方法を解説します。
関連記事:【最新】無料で電気代を安くする方法を徹底解説!電気料金を安くしたい方必見!
関連記事:【必見】絶対すべき節約術を紹介!やってはいけない節約方法も解説します
関連記事:【必見】一番節約できるものはどれ?すぐできるものとNGな節約方法もわかりやすく解説!
①使わないときはふたを閉める
ウォシュレットの電気代を節約するもっとも簡単な方法は、使用しないときに便座のふたを閉めることです。ふたを開けたままにしていると、便座を温めるために使われる熱が空気中に逃げてしまいます。設定温度を維持するためにヒーターが頻繁に作動し、余分な電力を消費するのです。
一般社団法人 省エネルギーセンターの「家庭の省エネ大事典」によると、こまめにふたを閉めるだけで、年間34.9kWhの省エネにつながるとされています。電気代に換算すると、約1,082円の節約が可能です。(※)
とくに冬場は室温と便座の温度差が大きいため、ふたを閉めることで得られる節電効果が大きくなります。家族全員がこの習慣を身につけることで、年間で見ると大きな節約につながります。
(※)参照:一般社団法人 省エネルギーセンターの「家庭の省エネ大事典」
関連記事:【2025年最新】一人暮らしの光熱費の平均は?電気・ガスの節約術もわかりやすく解説!
関連記事:従量電灯とは?プランごとの電気料金の仕組みや計算方法、節約術をわかりやすく解説
関連記事:【図解】電力自由化とは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説
②設定温度を低くする
ウォシュレットの電気代を節約するためには、便座や温水の設定温度を下げるのも有効です。便座の温度は高めに設定されていることが多いですが、実際には少し低めでも十分快適に使用可能です。一般社団法人 省エネルギーセンターの「家庭の省エネ大事典」によると、便座の設定温度を「中」から「弱」に下げるだけでも年間約580円節約できるとされています。(※1)
同様に、温水の設定温度を下げることも、ウォシュレットの電気代の節約につながります。温水の設定温度を「中」から「弱」に下げると、年間で約300円の節約になるとされているため、ぜひ試してみてください。(※2)
(※1)(※2)参照:一般社団法人 省エネルギーセンターの「家庭の省エネ大事典」
関連記事:契約アンペアは変更すべき?変更方法やメリットをわかりやすく解説!
関連記事:エアコンの消費電力はどれくらい?電気代の計算方法や節約術についても解説!
関連記事:湿気対策!部屋の湿度を下げる方法をわかりやすく解説!電気代の節約方法も紹介!
③使わないときは電源を切る
長時間トイレを使わないときは、ウォシュレットの電源を切ることで節電効果が得られます。旅行や出張などで留守にする場合は、電源を切っておくようにしましょう。日中誰も家にいない時間が長い家庭では、朝家を出る時に電源を切り、帰宅時に入れ直す習慣をつけるのも効果的です。
また、夏場のように暖房便座の必要性を感じない時期は、電源をオフにしておくと電気代を大きく節約できます。
関連記事:夜にエアコンをつけっぱなしにした場合の電気代は安い?節約方法も解説!
関連記事:空気清浄機の電気代は高い?24時間つけっぱなしでも大丈夫?節約方法も解説
④定期的にノズルを洗う
定期的にノズルを洗浄ことは、衛生面を保つだけでなく、間接的に節電にもつながります。ノズルの噴射口に水垢などの汚れが詰まると、水の勢いが弱まり洗浄能力が低下します。結果的に、本来より長い時間洗浄したり、水勢を強く設定したりする必要が生じるため、余分な電力や水を使用しがちです。
多くの製品には自動洗浄機能が搭載されていますが、月に一度は取扱説明書に従って手動で掃除し、ノズルをきれいに保つことが大切です。清潔に保つことで、ウォシュレット本来の性能を維持し、効率的な運転につながります。
関連記事:エアコン掃除は自分でできるのか?掃除の手順や注意点も解説!
関連記事:エアコンの寿命は平均何年くらい?修理と買い替えの適切な判断基準を解説!
⑤最新の省エネ機種に買い替える
ウォシュレットの使用年数が10年以上経過している場合は、最新の省エネモデルへの買い替えも節電に効果的です。ウォシュレットの技術は年々進化しており、最新モデルは10年前の製品と比べて省エネ性能が大幅に向上しています。
最新機種への買い替えは初期投資が必要ですが、電気代を大幅に節約できることを考えると数年で元が取れる場合も多いです。購入を検討する際は、省エネラベルを確認し、年間消費電力量が少ないモデルを選ぶことをおすすめします。
関連記事:スマートメーターとは?従来のメーターとの違い、メリットや仕組みをわかりやすく解説
関連記事:暑い部屋を涼しくする方法を徹底解説!エアコンなしでも快適に過ごす秘訣とは?
関連記事:【2025年最新】冷房と除湿、電気代が安いのはどっち?エアコンの節約術も徹底解説!
⑥電気代を安くする
最後にご紹介する節約術が、電気代そのものを安くする方法です。
エアコンの電気代(円)= 消費電力(kW) × 電気料金単価(円/kWh)
上記は、エアコンの電気代の計算式です。ここまでご紹介した節約術は前方の「消費電力」を下げる方法ですが、減らすには限界があります。計算式後方にある電気料金単価を安くすることができれば、もっとも手軽に電気代を抑えられます。
電気代の単価を安くする方法は「電力会社の切り替え」です。電気代の単価が安い電力会社に切り替えると、家中の電気代をトータルで抑えられるため、ぜひ取り入れてみてください。
関連記事:【図解】新電力とは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説!
関連記事:電力会社・電気料金プランの選び方とは?注意点と電気代を安くする方法を解説
関連記事:電力会社を乗り換える方法とは?切り替え方法とメリット・デメリット、注意点を解説
基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?
しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。
このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。
※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。
また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。
環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。