
乾燥機能もついたドラム式洗濯機の使用を検討しているものの、電気代が高いのではないかと気になっていませんか?
本記事では、ドラム式洗濯機の電気代を乾燥方式別にご紹介します。あわせて縦型洗濯機の電気代との比較や節約術についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
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この記事を読んでわかること
・ドラム式洗濯機の電気代 ・ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代の違い ・ドラム式洗濯機の電気代を節約する方法
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ドラム式洗濯機の電気代はいくらぐらい?

結論をまとめると!
・ドラム式洗濯機の電気代は乾燥方式により異なる ・ドラム式洗濯機のヒーター方式の電気代は洗濯のみで1日約2.17円、洗濯〜乾燥で約61.38円 ・ドラム式洗濯機のヒートポンプ方式の電気代は洗濯のみで1日約2.11円、洗濯〜乾燥で約19.22〜27.59円
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さっそく、ドラム式洗濯機の電気代はいくらぐらいなのか確認してみましょう。
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消費電力量
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1日あたりの電気代
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1か月間(30日間)の電気代
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1年間の電気代
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ヒーター方式
(洗濯のみ)
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70Wh
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約2.17円
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約65.1円
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約781.2円
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ヒーター方式
(洗濯〜乾燥)
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1980Wh
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約61.38円
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約1,841.4円
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約22,096.8円
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ヒートポンプ方式
(洗濯のみ)
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68Wh
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約2.11円
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約63.3円
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約759.6円
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ヒートポンプ方式(洗濯〜乾燥)
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620〜890Wh
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約19.22〜27.59円
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約576.6〜827.7円
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約6,919〜9,932.4円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
※電気代は1日1回1時間の使用を想定。実際の使用時間は製品により異なり、洗濯時間は1時間以内、洗濯〜乾燥だと2〜3時間かかる
※参照:Panasonic NA-LX129DL 仕様
※参照:Panasonic NA-VG2900L 仕様
上図は、ドラム式洗濯機の電気代を使用期間ごとにわけて表したものです。Panasonic NA-LX129DLとPanasonic NA-VG2900Lの消費電力を参考にしました。
上図を見ると、ドラム式洗濯機の電気代は、乾燥時に大幅に高くなることがわかります。また、搭載されている乾燥方式には「ヒーター方式」と「ヒートポンプ方式」の2種類があり、仕組みや特徴、電気代などが異なります。
ここからは、乾燥方式ごとの電気代の目安について詳しく見ていきましょう。
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ヒーター方式の電気代
まずはヒーター方式のドラム式洗濯機の電気代を確認してみましょう。
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消費電力量
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1日あたりの
電気代
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1か月間(30日間)の電気代
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1年間の電気代
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洗濯のみ
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70Wh
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約2.17円
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約65.1円
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約781.2円
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洗濯〜乾燥
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1980Wh
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約61.38円
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約1,841.4円
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約22,096.8円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
※電気代は1日1回1時間の使用を想定。実際の使用時間は製品により異なり、洗濯時間は1時間以内、洗濯〜乾燥だと2〜3時間かかる
※参照:Panasonic NA-VG2900L 仕様
上図は、ドラム式洗濯機のヒーター方式の電気代を使用期間ごとに表したものです。Panasonic NA-VG2900Lの消費電力を参考にしました。
ヒーター乾燥は、電熱ヒーターを使って洗濯槽内の空気を高温にし、その熱風で衣類の水分を蒸発させて乾燥させる方式です。ドライヤーのように約80〜100℃と高温で乾燥させるため、短時間でカラッと仕上がりますが、衣類の傷みや縮みが発生しやすい側面も持っています。
また、ヒーター乾燥は高温の熱を発生させるため、消費電力が大きく、電気代が高くなる傾向にあります。図を見るとわかるとおり、洗濯〜乾燥まで使用した場合の電気代は、1か月あたり約1,841.4円です。こちらは1日1時間の使用を想定した金額であるため、実際にはさらに高くなると考えた方がよいでしょう。
ドラム式洗濯機のヒーター方式は、初期費用は比較的安く済みますが、電気代が高くなる傾向にあるため、乾燥機能を頻繁に使用する方は頭に入れておくとよいかもしれません。
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ヒートポンプ方式の電気代
次に、ドラム式洗濯機のヒートポンプ方式の電気代を確認してみましょう。
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消費電力量
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1日あたりの
電気代
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1か月間(30日間)の電気代
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1年間の電気代
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洗濯のみ
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68Wh
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約2.11円
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約63.3円
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約759.6円
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洗濯〜乾燥
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620〜890Wh
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約19.22〜27.59円
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約576.6〜827.7円
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約6,919〜9,932.4円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
※電気代は1日1回1時間の使用を想定。実際の使用時間は製品により異なり、洗濯時間は1時間以内、洗濯〜乾燥だと2〜3時間かかる
※参照:Panasonic NA-LX129DL 仕様
上図は、ドラム式洗濯機のヒートポンプ方式の電気代を表したものです。Panasonic NA-LX129DLの消費電力を参考にしました。
ヒートポンプ乾燥はエアコンと同じ原理を採用しており、空気を循環させながら衣類を乾燥させる方式です。洗濯槽内の湿った空気を除湿し、空気中の熱を利用して効率的に乾燥をおこないます。約60℃以下と低温乾燥であるため、衣類へのダメージが少なく、ふんわりと仕上がるのも特徴です。
ドラム式洗濯機のヒートポンプ乾燥は、ヒーターを使わないため消費電力が少なく、電気代を大幅に抑えることが可能です。ヒーター方式のドラム式洗濯機の電気代が1か月あたり約1,841.4円であるのに対し、ヒートポンプ式は約576.6〜827.7円と約半分の電力消費で済みます。
ヒートポンプ式のドラム式洗濯機は、本体価格は高額ですが電気代を抑えられるため、頻繁に乾燥機能を使う方に向いています。
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ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代を比較!

結論をまとめると!
・洗濯のみの場合はドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代に大きな差はない ・洗濯〜乾燥の場合、縦型洗濯機の電気代はドラム式洗濯機のヒートポンプ方式に比べて大幅に高くなる
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ここまで、ドラム式洗濯機の電気代はいくらぐらいなのか、ヒーター方式とヒートポンプ方式にわけて解説しました。ここからは、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代の違いを比較してみましょう。
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洗濯のみの電気代
まずは、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機を洗濯のみ使用した場合の電気代を比較してみましょう。
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消費電力量
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1日あたりの電気代
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1か月間(30日間)の電気代
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1年間の電気代
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ドラム式洗濯機
ヒーター方式
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70Wh
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約2.17円
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約65.1円
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約781.2円
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ドラム式洗濯機
ヒートポンプ方式
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68Wh
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約2.11円
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約63.3円
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約759.6円
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縦型洗濯機
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約81Wh
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約2.51円
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約75.3円
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約903.6円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
※電気代は1日1回1時間の使用を想定。実際の使用時間は製品により異なり、洗濯時間は1時間以内、洗濯〜乾燥だと2〜3時間かかる
※参照:Panasonic NA-LX129DL 仕様
※参照:Panasonic NA-VG2900L 仕様
※参照:東芝 AW-10VP4(T)/(W) 寸法・仕様
上図は、ドラム式洗濯機の2つの方式と縦型洗濯機の洗濯のみ使用した場合の電気代を使用期間ごとにまとめたものです。ドラム式洗濯機の電気代は1か月あたり約65.1〜63.3円、縦型洗濯機の電気代は1か月あたり約75.3円と、洗濯のみを使用した場合の電気代にそれほど差はありませんでした。
洗濯のみを使用するのであれば、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機のどちらを選ぶ場合でも、電気代に関してあまり考慮する必要はなさそうです。
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洗濯〜乾燥の電気代
続いて、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機を洗濯〜乾燥まで使用した場合の電気代の違いをみてみましょう。
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消費電力量
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1日あたりの電気代
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1か月間(30日間)の電気代
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1年間の電気代
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ドラム式洗濯機
ヒーター方式
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1980Wh
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約61.38円
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約1,841.4円
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約22,096.8円
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ドラム式洗濯機
ヒートポンプ方式
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620〜890Wh
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約19.22〜27.59円
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約576.6〜827.7円
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約6,919〜9,932.4円
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縦型洗濯機
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約2,450Wh
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約75.95円
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約2,278.5円
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約27,342円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
※電気代は1日1回1時間の使用を想定。実際の使用時間は製品により異なり、洗濯時間は1時間以内、洗濯〜乾燥だと2〜3時間かかる
※参照:Panasonic NA-LX129DL 仕様
※参照:Panasonic NA-VG2900L 仕様
※参照:東芝 AW-10VP4(T)/(W) 寸法・仕様
上図は、ドラム式洗濯機の2つの方式と縦型洗濯機を洗濯〜乾燥まで使用した場合の電気代を使用期間ごとにまとめたものです。
こうしてみると、洗濯から乾燥までを一貫しておこなう場合は、ドラム式洗濯機のヒートポンプ方式がもっとも電気代が安いことがわかります。多くのドラム式洗濯機は省エネ性能の高いヒートポンプ方式を搭載していますが、縦型洗濯機の乾燥機能は消費電力の大きいヒーター方式が主流です。1回あたりの電気代は、ドラム式洗濯機のヒートポンプ式が約19.22〜27.59円であるのに対し、縦型洗濯機は約75.95円になります。
毎日乾燥機を使う家庭では、もっとも電気代を抑えられるドラム式洗濯機のヒートポンプ式を選ぶとよさそうです。
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電気代の安いドラム式洗濯機はどう選ぶ?

結論をまとめると!
①ヒートポンプ方式を選ぶ ②適切なサイズのものを選ぶ ③省エネ機能を備えたタイプを選ぶ ④年間消費電力量の少ないタイプを選ぶ
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ここまで、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代の違いについて解説しました。ここからは、電気代の安いドラム式洗濯機の選び方をご紹介します。洗濯機の買い替えを検討している方はぜひ参考にしてください。
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①ヒートポンプ方式を選ぶ
ドラム式洗濯機の電気代を抑えるなら、乾燥方式がヒートポンプ式のタイプを選びましょう。ヒートポンプ方式は、空気中の熱を有効活用して衣類を乾かすため、直接加熱するヒーター方式に比べて消費電力が格段に少なくなります。1回の洗濯乾燥にかかる電気代は、ヒーター方式の半分以下になることも珍しくありません。
ヒートポンプ方式の本体価格は高い傾向にありますが、乾燥機能を頻繁に使うほど電気代の節約効果は大きくなります。乾燥機能を多様する場合は、ヒートポンプ方式がおすすめです。
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②適切なサイズのものを選ぶ
家族の人数や洗濯頻度に合った適切なサイズのドラム式洗濯機を選ぶことで、電気代の無駄を省けます。洗濯機が大きすぎると少量の洗濯でも無駄に電力を消費してしまい、逆に小さすぎると何度も洗濯する必要が出てくるため結果的に電気代が高くなります。
1人あたりの洗濯物の量は、1日あたり約1.5kgが目安です。ドラム式洗濯機を選ぶ際は、数日分をまとめて洗うことや毛布などの洗濯も想定し、1〜2人暮らしなら6〜7kg程度、4人家族の場合は容量8kg以上のモデルがよいでしょう。ドラム式洗濯機は適切なサイズを選ぶことで、電気代を無駄にすることなく効率的な運転が可能になります。
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③省エネ機能を備えたタイプを選ぶ
電気代を賢く節約したいなら、省エネ機能を備えたドラム式洗濯機を選びましょう。最新の機種には、洗濯物の量や汚れ具合を自動で感知し、最適な運転時間や水量、電力を調整する機能が搭載されています。
また、ドラム式洗濯機は、エコモードを選ぶだけで、通常運転時よりも乾燥の消費電力を削減できる機種も少なくありません。電気代の安いドラム式洗濯機を選ぶなら、省エネ機能を備えたタイプが向いています。
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④年間消費電力量の少ないタイプを選ぶ
ドラム式洗濯機を選ぶ際には、必ず年間消費電力量を確認し、数値の少ない機種を選びましょう。 年間消費電力量は、標準的な使用条件で1年間に消費する電力の目安です。数値が小さいほど、実際の電気代も安くなります。
ドラム式洗濯機は、同じ容量でも、機種によって年間消費電力量は大きく異なります。購入後に後悔しないためにも、事前にしっかりと確認しておきましょう。
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ドラム式洗濯機の電気代が高くなる理由

結論をまとめると!
①乾燥機能を使う頻度が高い ②フィルター掃除が不十分 ③電力プランがライフスタイルに合っていない
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ここまで、電気代の安いドラム式洗濯機の選び方を解説しました。そもそも、ドラム式洗濯機はなぜ電気代が高くなるのでしょうか。
ここからは、ドラム式洗濯機の電気代が高くなる理由を解説します。
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①乾燥機能を使う頻度が高い
ドラム式洗濯機の電気代が高くなる最大の理由は、乾燥機能の使用頻度が高いことです。洗濯のみの電気代は1回あたり数円程度ですが、乾燥までおこなうと30~100円程度に跳ね上がります。
とくに、高温で乾燥させるヒーター方式のモデルで毎日乾燥機能を使用すると、電気代は非常に高くなります。ドラム式洗濯機の乾燥機能は大変便利ですが、電気代への影響も大きい部分であると認識し、計画的に使用しましょう。
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②フィルター掃除が不十分
ドラム式洗濯機は、乾燥フィルターの掃除が不十分だと乾燥効率が悪くなり、電気代が高くなります。 フィルターにホコリや糸くずが溜まると、空気の流れが悪くなり乾燥時間が長くなってしまいます。結果的に通常よりも多くの電力を消費することになるため注意が必要です。
乾燥フィルターを定期的にきれいにすると、ドラム式洗濯機の電気代も抑えやすくなります。
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③電力プランがライフスタイルに合っていない
現在契約している電力プランがライフスタイルに合っていないと、電気代が高くなる場合があります。 ドラム式洗濯機は消費電力が大きいため、使用する時間帯によって電気代に大きな差が生まれるのです。
夜間の電気料金が安いプランを契約している場合は、日中に洗濯乾燥をおこなっていると高い電気料金を支払うことになります。逆に、日中の電気料金が安いプランで夜間に使用している場合も同様です。ライフスタイルに合う電力プランに見直すことで、年間にすると大きな節約につながります。
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ドラム式洗濯機の電気代を節約する方法を解説!

結論をまとめると!
・節約を意識すると電気代は確実に安くなる
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ここまで、ドラム式洗濯機の電気代が高くなる理由について解説しました。ここからは、ドラム式洗濯機の電気代を節約する方法をご紹介します。
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①まとめ洗いをする
電気代を節約するには、こまめに洗濯するのではなく、まとめて洗うことが効果的です。ドラム式洗濯機は、洗濯物が少量でも一定の電力を消費します。そのため、洗濯回数を減らすことでトータルの電気代を抑えることが可能です。
資源エネルギー庁によると、ドラム式洗濯機の容量が6kgの場合、4割を入れて2回洗濯する場合と8割を入れて洗濯回数を半分にした場合の電気代は、年間で約180円の差があるとされています。さらに水道代も年間で約4,360円安くなるため、合計すると大きな節約につながります。
洗濯物の量が少ない家庭では、毎日こまめに洗濯することを控えて2日に1回の洗濯に切り替えると、年間あたりの電気代を抑えられるでしょう。
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②天気のよい日は自然乾燥する
電気代を節約するためには、天気のよい日は乾燥機能を使わず自然乾燥を活用することが重要です。乾燥機能はドラム式洗濯機の電気代の大部分を占めるため、使用頻度を減らすと大幅な電気代の節約につながります。
ドラム式洗濯機の乾燥機能は、雨の日や急いで乾かしたいときのみ使用するなど、天候や状況に応じて使い方にメリハリをつけるとよいでしょう。
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③乾燥フィルターを掃除する
乾燥フィルターのこまめな掃除は、無駄な電力消費を防ぎます。フィルターにホコリが詰まっていると、乾燥時の空気の通りが悪くなり、乾燥効率が低下します。結果的に、衣類が乾くのに長い時間が必要となり、余計な電気代がかかってしまうのです。
ドラム式洗濯機の乾燥機能を使ったあとは、毎回フィルターのホコリを取り除く習慣をつけましょう。もしくは週に1度のフィルター掃除を心がけると、乾燥性能が維持でき効率的な運転が可能になります。
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④洗剤は適量を使用する
洗剤の使用量を適量に保つことは、電気代の節約につながります。 洗剤を入れすぎると泡立ちが多くなり、すすぎの回数や時間が増加してしまいます。結果的に、洗濯時間が長くなり、電気代が余計にかかってしまうのです。
洗剤は、多く使用したからといって洗浄力が強くなるわけではありません。洗剤の使用量は洗濯物の量に合わせて調整し、パッケージに記載された目安量を守ることが大切です。
⑤省エネモードを活用する
多くのドラム式洗濯機には、消費電力を抑えて運転する「省エネモード(エコモード)」が搭載されています。省エネモードでは、洗濯物の量や汚れ具合を自動で判断し、最適な運転時間や水量、電力消費量に調整してくれます。通常モードと比べて洗濯時間が長くなることもありますが、消費電力を抑えたい場合におすすめです。
急ぎでない洗濯の際は、積極的に省エネモードを選択すると、トータルでの電気代を抑えられます。
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⑥最新モデルに買い替える
古い洗濯機を使用している場合は、最新モデルのドラム式洗濯への買い替えで電気代を大幅に削減できます。とくに、10年以上前の機種と最新モデルでは、省エネ性能に大きな差があるのです。
とくに、最新のヒートポンプ式洗濯機は、従来機種と比べて年間消費電力を大きく削減できる場合があります。初期費用はかかりますが、長い目で見ると数年で元を取ることも可能です。自治体によっては省エネ家電の買い替えに補助金を出すところもあるため、一度調べてみることをおすすめします。
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⑦電気代を安くする
最後にご紹介する節約術が、電気代の単価を安くする方法です。
ドラム式洗濯機の電気代(円)= 消費電力(kW) × 電気料金単価(円/kWh)
上記は、ドラム式洗濯機の電気代の計算式です。ここまでご紹介した節約術は、計算式前方の「消費電力」を下げる方法ですが、減らすには限界があります。計算式後方にある電気料金単価を安くすることができれば、家中の電気代を手軽に抑えることが可能です。
電気代の単価を安くする方法は「電力会社の切り替え」です。電気代の単価が安い電力会社に切り替えると、家中の電気代をトータルで抑えられるため、ぜひ取り入れてみてください。
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しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。
このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。

※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。
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環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。