電気の契約は「電力会社を選ぶ→必要な情報を準備する→申し込む→開通」の4ステップで完了します。2016年の電力自由化以降、806社以上の電力会社(2026年7月現在)から自分に合った会社やプランを自由に選べるようになりました。ただし、引越し時と現住所での切り替えでは手続きの流れや必要なものが異なるため、事前に全体像を把握しておくとスムーズに進められるでしょう。
本記事では、電気の契約手続きの流れや必要なもの、電力会社の選び方から契約アンペア数の決め方までをわかりやすく解説します。よくある疑問や注意点にも触れているので、ぜひ参考にしてください。
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この記事を読んでわかること ・電気の契約手続きの全体的な流れ |
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結論をまとめると! ・電気を使うには電力会社との契約が必要である |
電気を使うには電力会社との契約が必要です。2016年の電力自由化以降、私たちは地域の大手電力会社だけでなく、806社以上の事業者(※2026年7月現在)のなかから自身のライフスタイルに合う会社を自由に選べるようになりました。
電力会社の選択肢が増えた分、手続きが複雑に感じるかもしれませんが、実際の流れはとてもシンプルです。電気の契約手続きは、以下の4ステップで完了します。
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やること |
概要 |
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1 |
電力会社・料金プランを選ぶ |
料金単価やセット割、供給エリアを比較して候補を絞る |
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2 |
必要な情報を準備する |
引越しか現住所かで必要なものが異なる |
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3 |
申し込みをする |
Web・電話で申し込み。現住所の切り替えなら解約手続きは不要 |
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4 |
開通・利用開始 |
スマートメーターなら遠隔で開通。アナログならブレーカーを上げるだけ |
引越し時は旧居の解約と新居の契約の2つが必要になりますが、現住所で電力会社を切り替える場合は新しい会社に申し込むだけで手続きが完了します。
ここからは、各ステップの詳細を順番にみていきましょう。
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結論をまとめると! ・電力会社を選ぶ際は「基本料金」「電気料金単価」「セット割・解約金の有無」を確認する |
電力会社を選ぶ際にもっとも重要なのは、基本料金と電気料金単価の2つを確認することです。基本料金が0円でも電気料金単価が高ければトータルの支払いは増えてしまうため、両方を合わせた総額で比較するようにしましょう。
また、ガスやインターネットとのセット割で電気代が安くなるプランもあれば、解約時に違約金が発生するプランもあります。料金の安さだけでなく、契約条件もあわせてチェックしておくと、自身の生活スタイルに合った電力会社を見つけやすくなるでしょう。
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結論をまとめると! ・引越し時は「旧居の電気の解約」と「新居での電力会社への申し込み」の2つの手続きが必要である |
引越しの際は、旧居で使っている電気の解約手続きと、新居で使う電力会社への新規申し込みの2つをおこなう必要があります。旧居の電気を停止する日は引越し当日にするのが一般的です。引越しの1週間前までには、契約中の電力会社に連絡しておくとよいでしょう。
新居で使う電力会社への申し込みに必要なものは以下のとおりです。
現住所での切り替えとは異なり、引越し先で新しく電気を使い始める場合は、供給地点特定番号やお客様番号は基本的に不要です。
申し込み後は、スマートメーターが設置されている物件であれば電力会社が遠隔で開通操作をおこないます。アナログメーターの場合は、入居時にブレーカーを上げれば電気を使い始められるケースが多いです。
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新居の電気の契約は、遅くとも入居日の1週間前までに済ませておくのがおすすめです。電力会社の手続きには数日かかる場合があり、とくに3〜4月の引越しシーズンは申し込みが集中するため、直前の手続きでは入居日に電気が使えない可能性があります。
旧居の電気停止の連絡も、あわせて早めにおこなっておきましょう。停止の連絡をしないまま引越してしまうと、退去後も電気代が発生し続けてしまいます。引越し日が決まったら、新居の契約と旧居の解約をセットで進めるのが安心です。
関連記事:引越し時の電気はいつ止める?停止・解約手続きのタイミングや方法をわかりやすく解説!
新築住宅で電気を使い始める場合は、まず地域の大手電力会社と契約しなければならないケースがあります。新築住宅はスマートメーターが未設置だったり、供給地点特定番号が発行されていなかったりすることが多く、新電力では受付ができない場合があるためです。
この場合は、大手電力会社と契約して電気を開通させたあとに、希望する電力会社へ切り替えるという流れになります。大手電力会社への申し込みもWebや電話で簡単におこなえるため、手続き自体の負担はそれほど大きくないでしょう。
関連記事:供給地点特定番号とは?調べ方や引越し時の確認ポイントをわかりやすく解説
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結論をまとめると! ・現住所で電力会社を切り替える場合は、新しい電力会社に申し込むだけで完了する |
現住所のまま電力会社を切り替える場合は、新しい電力会社に申し込むだけで手続きが完了します。現在契約中の電力会社への解約連絡は必要ありません。切り替え先の電力会社が代行してくれるため、ご自身で連絡する手間は省けます。
申し込みに必要なものは以下のとおりです。
新たな電力会社への申し込み後は、1〜5週間で電力会社が切り替わり、契約書や請求書などが届きます。スマートメーターが未設置の場合はメーターの交換工事が入ることがありますが、原則として無料かつ立ち会いの必要はありません。
なお、現在契約中の電力会社がわからない場合は、検針票やクレジットカードの引き落とし履歴から確認できます。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
関連記事:契約中の電気会社がわからない!5つの確認方法と控えておくべき番号をわかりやすく解説
現住所での切り替え手続きでは、「お客様番号」と「供給地点特定番号」の2つの番号が必要になります。この2つは役割が異なるため、間違えて入力すると手続きがやり直しになってしまうことがあります。
お客様番号は、各電力会社が設定する顧客管理用の番号です。一方、供給地点特定番号は電気の供給場所を示す22桁の全国共通の番号で、電力会社を乗り換えても変わりません。
どちらも検針票や電力会社のマイページから確認できるため、申し込み前に手元に控えておくとスムーズに手続きを進められるでしょう。
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結論をまとめると! ・賃貸でも電力会社の切り替えは原則可能で、大家さんへの連絡も基本的に不要 |
賃貸アパートやマンションでも、電気の契約は入居者個人が電力会社と直接結ぶのが一般的であり、原則として自由に切り替えが可能です。大家さんや管理会社に許可を取る必要も基本的にはありません。
ただし、切り替えができない例外が2つあります。1つ目は家賃や管理費に光熱費が含まれている場合です。この場合は大家さんや管理会社が電力会社と契約しているため個人での切り替えはできません。
2つ目は建物全体で「高圧一括受電」を導入している場合です。マンション全体でまとめて電気を契約しているため、個別の切り替えが認められていません。ご自身の物件がどちらかに該当するかわからない場合は、管理会社や大家さんに確認するのが確実でしょう。
関連記事:賃貸の電気契約は自由に選べる?手続きの流れや注意点、電気代を安くする方法をわかりやすく解説!
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結論をまとめると! ・アナログメーターならブレーカーを上げれば電気を使える場合がある(ただし早めの契約手続きが必要) |
アナログメーターが設置されている物件では、ブレーカーを上げるだけで電気を使えることがあります。ただし、未契約のまま放置すると督促状が届いたり後日精算が必要になったりする可能性があるため、できるだけ早く契約手続きをおこないましょう。
一方、スマートメーターの場合は電力会社による遠隔操作で開通するため、事前に契約を済ませておかないと入居日に電気が使えません。即日開通に対応している電力会社もありますが、電話での申し込みが必要だったり、土日祝は対応していなかったりする場合もあります。
アナログメーター・スマートメーターいずれの場合も、入居日の1週間前までに手続きを済ませておくのが安心でしょう。
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結論をまとめると! ・契約アンペア数とは一度に使用できる電力の最大量を示す数値である |
ここまで電気の契約手続きの流れを解説してきましたが、契約の際にあわせて見直しておきたいのが契約アンペア数です。契約アンペア数とは、一度に使用できる電力の上限を決める数値のことで、アンペア制を採用している電力会社では、この数値が大きいほど基本料金が高くなります。
電気の契約や切り替えのタイミングでアンペア数を見直しておくと、電気代の節約につながる可能性があります。ただし、一度変更すると原則として1年間は再変更ができません。そのため、冬場など1年のうちでもっとも電力を多く使う季節に合わせて決めるのがポイントです。
なお、電力会社によっては新規契約時にアンペア変更に対応していない場合もあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
関連記事:アンペアとは?基礎知識と適切な契約数、電気代の節約方法をわかりやすく解説!
関連記事:契約アンペアは変更すべき?変更方法やメリットをわかりやすく解説!
関連記事:一人暮らしに最適なアンペア数(A)とは?見極め方や注意点、電気代を安くする方法をわかりやすく解説!
契約アンペア数は、世帯人数の目安と同時に使用する家電のアンペア数の合計から選ぶのがおすすめです。まずは世帯人数ごとの目安をみてみましょう。
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世帯人数 |
契約アンペア数の目安 |
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単身世帯 |
20〜30A |
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2〜3人世帯 |
30〜40A |
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4人以上の世帯 |
40〜50A |
上図は、世帯人数ごとの契約アンペア数の目安をまとめたものです。一般的には世帯人数が増えるほど同時に使う家電も増えるため、必要なアンペア数も大きくなります。さらに正確に判断するには、同時に使う家電のアンペア数を合計してみるとよいでしょう。
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一般的な家電 |
アンペア数の目安 |
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エアコン(10畳用) |
冷房時5.8A、暖房時6.6A |
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電気カーペット(3畳用) |
半面4A、全面8A |
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液晶テレビ(42型) |
2.1A |
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掃除機 |
弱運転時2A、強運転時10A |
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アイロン |
14A |
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ドライヤー |
12A |
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冷蔵庫(450Lクラス) |
2.5A |
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電子レンジ(30Lクラス) |
15A |
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炊飯器(5.5合・炊飯時) |
13A |
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IHクッキングヒーター(200V) |
20~30A |
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食洗機(100V卓上タイプ) |
13A |
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ドラム式洗濯機(洗濯・脱水容量9kg) |
13A |
※参考:東京電力エナジーパートナー 「主な電気機器のアンペアの目安」
上図は、家庭で使用頻度の高い電化製品のアンペア数をまとめたものです。たとえば、エアコンの暖房(6.6A)と電子レンジ(15A)とドライヤー(12A)を同時に使うと合計33.6Aになります。この場合は30Aでは足りないため、40A以上での契約が必要です。
とくに冬場は暖房設備の使用が増えるため、必要なアンペア数も大きくなりがちでしょう。ギリギリの数値で契約するとブレーカーが落ちやすくなるため、少し余裕を持ったアンペア数で契約しておくと安心です。
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結論をまとめると! ・開通手続きを忘れた場合はメーターの種類によって対応が異なる |
電気の契約手続きを進めるなかで、多くの方が気になるポイントをQ&A形式でまとめました。不安を解消したうえで、スムーズに手続きを進めていきましょう。
電気の開通手続きを忘れた場合の影響は、メーターの種類によって異なります。アナログメーターが設置されている物件であればブレーカーを上げるだけで電気を使えることがありますが、未契約のままだと後日まとめて電気代を請求される可能性があるため、早めに契約手続きをおこないましょう。
一方、スマートメーターの場合は電力会社による遠隔操作がなければ電気が通らないため、入居日に電気がまったく使えないという事態になりかねません。この場合は、即日開通に対応している電力会社に電話で連絡するのがもっとも早い解決策です。
電気の契約時に立ち会いは基本的に必要ありません。スマートメーターが設置されている物件では、電力会社が遠隔で開通操作をおこなうため、契約者が自宅にいなくても手続きは完了します。
ただし、メーターが屋内に設置されている場合や、オートロックの解除が必要なケースでは、立ち会いを求められることがあります。また、スマートメーターが未設置の物件でメーター交換が必要な場合も、まれに立ち会いが発生するケースがあるでしょう。心配な方は、申し込み時に電力会社へ確認しておくと安心です。
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結論をまとめると! ・電気料金単価の安い電力会社に乗り換えると、手間なく家中の電気代を安くできる |
電力会社の切り替えは手続きが簡単なうえ、料金プランの選び方次第で毎月の電気代を大きく抑えられる可能性があります。電気料金単価の安い電力会社に乗り換えれば、使い方を変えなくても家中の電気代をまとめて節約できるのが大きな魅力です。
とくに基本料金が0円のプランや、電気料金単価が大手電力会社より安いプランを選ぶと、節電の工夫をしなくても電気代が下がるケースは少なくありません。電気の契約を見直すこのタイミングで、電力会社の乗り換えもあわせて検討してみてはいかがでしょうか。
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しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。
このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。
※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。
また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。
環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。