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検針票とは?情報の読み方から電気代の節約につながる活用方法までわかりやすく解説!

検針票とは?情報の読み方から電気代の節約につながる活用方法までわかりやすく解説!

「検針票」という言葉を聞いたことはあるものの、それがいったい何なのか、実はよく知らないといった方も多いでしょう。

本記事では、「検針票とは何か」について、詳しく解説します。検針票に記載された情報の読み方や電気代の節約につながる活用方法まで触れているので、ぜひ参考にしてください。

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この記事を読んでわかること

・検針票とは何なのか?
・検針票に記載された情報の読み方
・検針票を活用し、電気代の節約につなげる方法

 

 

検針票とは?

検針票とは?

結論をまとめると!

・検針票とは、電気の使用量や料金などをまとめた明細書のこと

検針票とは、電力会社から毎月届く、電気の使用量や料金などをまとめた明細書のことです。旧一般電気事業者(東京電力エナジーパートナーや関西電力など)では「電気ご使用量のお知らせ」という名称で呼ばれています。

検針票は、自身が契約している電気料金プランや電気の使用量、請求額などを把握し、適切に管理するために重要な情報源です。毎月確認することで、電気代を節約するためのヒントにもなります。

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検針票に記載されている情報の読み方を解説!

検針票に記載されている情報の読み方を解説!

結論をまとめると!

・検針票の情報を読めると月々の電気代を把握しやすくなる

ここまで、検針票とは何なのかについて解説しました。ここからは、検針票に記載されている情報の読み方を解説します。聞き慣れない用語も含まれるため、順番に確認していきましょう。

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契約番号(お客様番号)

契約番号(お客様番号)とは、電力会社が契約者一人ひとりを識別するために、個別に割り当てている番号のことです。この番号は、電力会社への問い合わせ時やマイページへのログイン時などに、本人確認のために使用されます。

また、引っ越しにともなう電気の解約手続きや契約プランの変更をおこなう際に、契約番号を伝えるよう求められることが一般的です。検針票では、上部や目立つ位置に記載されていることが多いです。

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供給地点特定番号

供給地点特定番号とは、電気が供給されている場所(建物や部屋)を特定するために割り当てられた、全国共通の22桁の番号です。供給地点特定番号は、契約者個人ではなく「電気の使用場所」に対して設定されている点が特徴です。

同じ住所に住み続けたまま電力会社を切り替える際には、供給地点特定番号を新しい電力会社に正確に伝える必要があります。

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契約内容

契約内容の項目には、現在契約している電気料金プランの名称や契約アンペア数、契約容量(kVA、kW)などが記載されています。たとえば、従来の電気料金プランとして広く普及している「従量電灯B」といったプラン名や、「40A」といった契約アンペア数などです。

契約アンペア数とは同時に使える電力量の上限を表すものであり、数値が大きくなるほど一度にたくさんの電力を使えます。アンペア数が大きくなるほど、基本料金も高くなる場合が多いです。

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電気使用量

電気使用量は、検針期間中にどれだけの電気を使用したかを示す数値で、単位は「kWh(キロワットアワー)」で表されます。電気料金を計算するうえで基本となる要素で、電気使用量が多ければ請求額も高くなるのが一般的です。

検針票には、当月の使用量だけでなく、前月や前年同月の使用量が併記されていることも多いです。

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請求額

請求額は、月ごとの電気料金として最終的に支払うべき合計金額を示しています。「ご請求予定額」や「請求金額」といった名称で、検針票の中でもとくに目立つように太字や大きな文字で記載されていることが一般的です。

請求額は、電気使用量にもとづく「電力量料金」だけでなく、契約プランに応じた「基本料金」や、燃料費の変動を反映する「燃料費調整額」、再生可能エネルギー普及のために徴収される「再エネ賦課金」など、さまざまな要素を合計して算出されています。

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料金の内訳

料金の内訳は、請求額がどのような項目で構成されているかを詳細に示した部分です。内訳には、以下のような項目が記載されています。

  • 基本料金(または最低料金)
  • 電力量料金
  • 燃料費調整額
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)

燃料費調整額とは、石油や石炭、液化天然ガスなどの燃料の価格変動を電気料金に反映させるための料金です。発電に使う燃料の輸入価格が上がると電気料金に上乗せされ、下がると値引きされます。

再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)とは、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの普及を支えるために、電気料金に上乗せされる費用のことです。

電力会社が再エネで発電された電気を一定価格で買い取るため、その費用を全国の電気利用者が少しずつ負担しています。

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検針票はどこで確認できる?

検針票はどこで確認できる?

結論をまとめると!

・検針票にはおもに「紙媒体」と「Web検針票」の2種類がある
・紙媒体の検針票は毎月自宅に届く
・Web検針票はオンラインサイトやアプリで確認できる

ここまで、検針票に記載されている情報の読み方をご紹介しました。ここからは、検針票はどこで確認できるのかを見ていきましょう。

検針票を確認する方法には、おもに「紙媒体」と「Web検針票」の2種類があります。

従来は、月に一度、検針員が各家庭の電気メーターを確認し、その場で印刷した紙の検針票を郵便受けに投函する方式が一般的でした。しかし近年は、多くの電力会社で、環境負荷を低減する目的でペーパーレス化が進んでいます。

最近では、オンライン上やアプリなどで確認できる、Web検針票が主流となっています。Web検針票は、いつでもどこからでもアクセスできるところが便利です。過去の検針履歴や支払い履歴も簡単に確認できるため、電気料金の見直しにも役立ちます。

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紙媒体の検針票は手数料が必要なことが多い

近年では、ペーパーレス化を進めるためにWeb検針票へと移行しているため、紙媒体の検針票が欲しい場合は手数料が必要となる電力会社が多いです。無料の標準サービスはWeb検針票となっており、紙媒体の場合は50〜200円程度の手数料が加算されます。

紙媒体の検針票を希望する場合は、電力会社への申し込みが必要です。また、電気代の把握や電力会社の乗り換えの際には検針票が必要となるため、紙媒体のものに切り替えてからも大切に保管しておくことをおすすめします。

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検針票に関するよくあるトラブル

検針票に関するよくあるトラブル

 

結論をまとめると!

・検針票を他人に見せないように気をつける

ここまで、検針票の確認方法について解説しました。ここからは、検針票に関するよくあるトラブルについてご紹介します。

近年、電力会社を名乗る訪問販売員が自宅を訪れ、言われるがままに検針票を見せたところ勝手に契約が結ばれていたといったトラブルが増えています。

検針票には、供給地点特定番号をはじめとした個人情報が詰まっているため、「検針票を見せて欲しい」と言われても見せないことが大切です。仮に検針票を見せてしまい、勝手に契約が結ばれたあとでも、法定の契約書面を受け取った日から8日以内であれば原則としてクーリング・オフが可能です。

自身でクーリング・オフができない場合は、経済産業省電力・ガス取引監視等委員会の相談窓口(03-3501-5725)や消費者ホットライン(188)に相談することをおすすめします。

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検針票の賢い活用方法

検針票の賢い活用方法

結論をまとめると!

・電気の使用量を把握し、節電につなげる
・情報をもとにライフスタイルに合うプランを検討する
・電力会社の乗り換えの際に使用する

ここまで、検針票に関するよくあるトラブルについてご紹介しました。ここからは、検針票の賢い活用方法を解説します。

検針票は単なる明細書ではなく、電気代の節約に役立てるための重要な情報源となります。自身の電気の使い方に関するデータが詰まっているため、賢く活用することで月々の電気代を見直すきっかけとなるでしょう。

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電気の使用量を把握し、節電につなげる

検針票のもっとも基本的な活用方法は、毎月の電気使用量を正確に把握し、節電意識を高めることです。検針票には、当月の電気使用量(kWh)だけでなく、前年同月の使用量も記載されている場合が多いです。

前年同月と比べて使用量が大幅に増えていた場合は、原因を追求することで電気の無駄遣いに気付ける可能性があります。夏場や冬場に電気代が高くなった場合は、自動運転にしたり設定温度を調整したりと、エアコンの使い方を検討した方がよいかもしれません。

以上のように、使用量を「見える化」することで、日々の電気の使い方を見直すきっかけとなるでしょう。

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情報をもとにライフスタイルに合うプランを検討する

Web検針票では、現在の電気の使い方に合う電気料金プランを提案してもらえる場合があります。また、検針票に記載された情報をもとに、自身のライフスタイルに最適な電気料金プランを検討することも可能です。

たとえば、実際はあまり電気を使っていないのに、契約アンペア数が大きすぎる場合があります。そのほか、日中は不在がちなのに、昼間の電気代が割安なプランに入っていることもあるかもしれません。

現在のライフスタイルに合う電気料金プランや電力会社を見つけるためには、各電力会社が提供している電気料金のシミュレーションを使うのもおすすめです。

しろくま電力の電気料金シミュレーションでは、現在契約中の電力会社を入力することで、年間で最大どれぐらい電気代がお得になるかを確認できます。

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電力会社の乗り換えの際に使用する

電力会社を乗り換える際は、検針票に記載されている情報が必要となります。電力会社の乗り換えの際に必要な情報は、以下の通りです。

  • 現在契約中の電力会社
  • 現在契約中の電力会社のお客さま番号
  • 供給地点特定番号
  • 切り替えを希望する日

検針票は、現在よりもお得な電力会社へ乗り換える際に必ず必要な書類であるため、紙媒体の場合でも大切に保管しておきましょう。

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検針票を活用して電気代の節約につなげよう!

検針票を活用して電気代の節約につなげよう!

結論をまとめると!

・検針票を確認し、電気の使い方を把握することで電気代の節約につなげられる

ここまで、検針票の賢い活用方法について解説しました。ここからは、検針票を活用して電気代を節約する方法を確認していきましょう。

検針票を定期的にチェックし、電力使用量を把握することで、節電対策を具体的に考えるヒントになります。検針票の情報をもとに電気代のシミュレーションをおこなったり、現在の電気料金プランを見直したり、電力会社を乗り換えたりすることで、電気代を削減できる可能性があります。

各電力会社はさまざまな電気料金プランを提供しているため、自身のライフスタイルに合うプランを選ぶことで、電気代の節約につながるのです。

たとえば、日中外出していることの多い家庭では、夜間の電気代が安いプランを選ぶと電気代を抑えやすくなります。電気料金単価の安い電力会社に乗り換えると、現在の電気の使い方はそのままに、家中の電気代を安くできるでしょう。

なかには、基本料金が無料の電力会社もあり、月々の電気料金を無理なく抑えられるのが魅力です。以上のように、検針票を確認して現在の電気の使い方を把握することで、電気料金の削減につながるのです。

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