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電気ポットの電気代はいくら?使用時間ごとの目安やケトルとの比較、節約術までわかりやすく解説

作成者: しろくまぱわー編集部|May 8, 2026 7:47:50 AM


電気ポットの電気代は、1日約20〜40円、1か月約600〜1,200円が目安です。電気ポットの種類によっても料金に違いがあり、年間では約6,000円近い差が生じることもあります。

「電気ポットの電気代って実際どれくらいかかるの?」「電気ケトルに変えた方が安いのでは?」と気になっている方も多いでしょう。

本記事では、電気ポットの電気代を1日・1か月・1年の単位でわかりやすく解説します。電気ケトルとの比較やすぐに実践できる節約方法までご紹介しているので、電気ポットの電気代が気になっている方はぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること

・電気ポットの種類ごとの電気代
・電気ポットと電気ケトルの電気代比較
・電気ポットと電気ケトルの違い
・電気ポットの電気代の節約方法

 

 

 

電気ポットにはVE式とマイコン電気ポットの2種類がある

結論をまとめると!

・電気ポットは保温の仕組みによって「VE電気まほうびん」と「マイコン電気ポット」の2種類に大きくわけられる

電気ポットは、保温の仕組みによって「VE電気まほうびん」と「マイコン電気ポット」の2種類に大きくわけられます。どちらもお湯を沸かして保温するという基本的な役割は同じですが、内部の構造が異なるため保温力や電気代に差が生まれます。

電気ポットの電気代を解説する前に、それぞれの特徴をみておきましょう。

 
VE電気まほうびん
マイコン電気ポット
特徴
真空断熱構造+ヒーターの二重保温方式
ヒーターのみで沸騰・保温をおこなうシンプルな方式
保温力
高い
低い
省エネ性能
高い
低い
価格帯
やや高め
安め

VE電気まほうびんは、魔法瓶と同じ真空断熱構造を採用しており、電源を切ったあともお湯の温度が下がりにくい仕組みになっています。保温時にヒーターを使う頻度が少ないため、省エネ性能が高く、長時間使うほど電気代を抑えやすいのが特長です。

一方、マイコン電気ポットはヒーターの加熱だけで保温を続けるシンプルな方式を採用しています。本体価格が手頃な反面、保温中も電力を消費し続けるため電気代は高くなりやすいです。

 

 

電気ポットの電気代は1日約20〜40円、1か月約600〜1,200円が目安

結論をまとめると!

・電気ポットを1日使った場合の電気代は、VE電気まほうびんで約22円、マイコン電気ポットで約37.5円が目安

それでは、電気ポットの電気代をみていきましょう。

 
定格消費電力
1日あたりの消費電力量
年間消費電力量
1日あたりの電気代
1か月あたりの電気代
1年間の電気代
VE電気まほうびん
700W
0.71kWh/日
256kWh/年
約22.0円
約660.0円
約7,936.0円
マイコン電気ポット
700W
1.21kWh/日
440kWh/年
約37.5円
約1162.5円
約13640.0円

※日本電機工業会自主基準による測定(室温23度、湯わかし2回/1日、再沸とう1回/1日、保温90度で23時間/1日、365日/年間、その他水量等の試験条件:日本電機工業会自主基準HD-112に基づく)
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
※容量はどちらも3L
※参考:TIGER「蒸気レスVE電気まほうびん PIS-G220/G300」TIGER「マイコン電動ポット PDR-G221/G301/G401」

電気ポットを1日使った場合の電気代は、VE電気まほうびんで約22円、マイコン電気ポットで約37.5円が目安です。1か月に換算するとVE電気まほうびんが約660円、マイコン電気ポットが約1,162.5円となり、種類によって月500円ほどの差が生まれます。

この差が生まれる理由は、保温時の電力消費の違いによるものです。VE電気まほうびんは真空断熱構造のおかげで保温時にヒーターを動かす頻度が少なく、1日あたりの消費電力量が0.71kWhに抑えられます。

一方、マイコン電気ポットはヒーターで常に温度を維持するため、1日あたり1.21kWhと約1.7倍の電力を消費するのです。年間で見ると約5,700円の差になるため、電気代が気になる方はどちらのタイプを使っているか一度確認してみてください。

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電気ポットと電気ケトルの「沸騰1回あたり」の電気代はほぼ同じ

結論をまとめると!

・電気ポットと電気ケトル、1回お湯を沸かす際の電気代は1回3.3〜3.4円でほぼ同じ

ここまで、電気ポットの電気代を種類別に解説しました。では、もうひとつのお湯を沸かす家電である電気ケトルと電気ポットを比較すると、どちらの電気代が安いのでしょうか?

 
定格消費電力
沸騰時間(1L)
1回あたりの電気代
VE電気まほうびん
700W
約9分
約3.3円
マイコン電気ポット
700W
約9分
約3.3円
電気ケトル
1,250W
約5分15秒
約 3.4円

※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
※電気ケトルの沸騰時間はT-fal「ジャスティン プラス ロック 1.0L」の公表値を参考。沸騰時間は水温・室温・製品により異なります
※参考:TIGER「蒸気レスVE電気まほうびん PIS-G220/G300」TIGER「マイコン電動ポット PDR-G221/G301/G401」T-fal「ジャスティン プラス ロック ホワイト 1.0L」

1Lの水を沸騰させる場合、電気ポットの電気代は約3.3円、電気ケトルは約3.4円と、1回あたりの金額にほとんど差はありません。電気ケトルの方が消費電力は大きいものの、そのぶん沸騰時間が短いため、結果として同程度の電気代に収まっています。

ただし、電気ポットには沸騰後の保温にかかる電気代が上乗せされます。前述したとおり、電気ポットは1日あたり約22〜37.5円の電気代が発生しており、その大部分は保温中の消費電力によるものです。保温機能を使用した場合は電気ポットの方が電気代は高くなります。

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電気ポットと電気ケトルの違いは「保温機能」の有無

結論をまとめると!

・電気ポットと電気ケトルの大きな違いは「保温機能の有無」である

ここまで、電気ポットと電気ケトルの電気代を比較し、1Lの水を沸騰させる場合の電気代はほぼ同じであることがわかりました。では、電気ポットと電気ケトルにはどのような違いがあるのでしょうか?

 
電気ポット
電気ケトル
容量
多い
少ない
沸騰までの時間
長い
短い
保温機能
あり
なし
温度調整機能
あり
なし
本体サイズ
大きい
コンパクト
デザイン
限定的
デザインが豊富

電気ポットと電気ケトルのもっとも大きな違いは、保温機能があるかどうかです。電気ポットは沸騰させたお湯をそのまま一定の温度で保温し続けられるのに対し、電気ケトルは沸騰させることに特化しており、時間が経つとお湯は自然に冷めていきます。

また、電気ポットは大容量のお湯をまとめて沸かして保温できる反面、本体が大きくデザインの選択肢は限定的です。電気ケトルは少量のお湯をすばやく沸かすのが得意で、コンパクトかつデザインの種類が豊富なため、インテリアにこだわりたい方にも選ばれています。

 

 

電気ポットが向いているのは「お湯の使用回数が多い家庭」である

結論をまとめると!

・電気ポットが向いているのは、1日に何度もお湯を使う家庭である

電気ポットは、1日に何度もお湯を使う家庭に向いています。たとえば、家族の人数が多い世帯やお茶・コーヒーを日に何杯も飲む方、赤ちゃんのミルク作りで頻繁にお湯が必要な方などです。都度沸かす手間がなくなるため電気ポットのメリットを実感しやすいでしょう。

一方で、一人暮らしの方や1日にお湯を使う回数が1〜2回程度の方は、必要なときにすばやく沸かせる電気ケトルの方が電気代を抑えやすくなります。どちらにするか迷った場合は、「1日にお湯を使う回数が3回以上かどうか」をひとつの判断基準にしてみてください。

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電気ポットの電気代が高くなる原因は「保温時間の長さ」と「沸かしすぎ」

結論をまとめると!

電気ポットの電気代が高くなる原因は以下の2つ!

・保温時間が長い
・必要以上のお湯を沸かしている

ここまで、電気ポットが向いているのはどのようなご家庭なのか解説しました。電気ポットは長時間保温ができるため、1日に何度もお湯を使うご家庭に向いていますが、電気代の高さが気になる方もいるでしょう。

電気ポットの電気代が想定よりも高くなってしまう場合、おもな原因は「保温時間の長さ」と「必要以上にお湯を沸かしていること」の2つです。この2つを意識するだけでも、日々の電気代は変わってきます。詳しくみていきましょう。

 

長時間の保温は沸騰時よりも多くの電力を消費する

電気ポットの電気代の大部分を占めているのは、実は沸騰ではなく保温にかかる電力です。沸騰自体は数分で完了しますが、保温はその後何時間にもわたって続くため、トータルの消費電力は保温の方がはるかに大きくなります。

たとえば就寝中や外出中など、お湯を使わない時間帯にも保温を続けていると、その間ずっとヒーターが電力を消費し続けている状態です。とくにマイコン電気ポットの場合はヒーターだけで温度を維持するため、保温時間が長くなるほど電気代への影響も大きくなっていきます。

 

使う量以上のお湯を沸かすと無駄な電気代が発生する

もうひとつの原因は、実際に使う量よりも多くのお湯を沸かしてしまうことです。お湯の量が多いほど沸騰に必要な電力が増えるだけでなく、使い切れずに残ったお湯を保温し続けることで余計な電力も発生します。

「念のため満水にしておこう」という習慣がある方は、1日にどれくらいのお湯を実際に使っているか一度振り返ってみましょう。必要な分だけ沸かすように意識を変えるだけでも、沸騰と保温の両方で電力を減らせるため、日々の電気代を抑えられます。

 

 

 

電気ポットの電気代を節約する4つの方法

結論をまとめると!

電気ポットの電気代を節約する方法は以下の4つ!

①保温時間を短くする
②使わない時間帯はプラグを抜く
③保温温度の設定を下げる
④VE電気まほうびんを選ぶ

電気ポットの電気代が高くなる原因がわかったところで、ここからは具体的な節約方法を4つご紹介します。どれも今日から実践できるものばかりなので、取り入れやすいものから試してみてください。

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①保温時間を短くする

電気ポットの電気代をもっとも効果的に減らせるのが、保温時間を短くすることです。前述したとおり、電気ポットの消費電力の大部分は保温中に発生しているため、この時間を減らすだけで電気代に大きな差が生まれます。

お湯を使い終わったら早めに電源を切る、朝まとめて沸かして午前中に使い切るなど、ライフスタイルに合わせて保温時間を意識的に短くする工夫を取り入れてみてください。「何時間も保温し続けない」という意識を持つだけでも、日々の電気代は確実に変わっていきます。

 

②使わない時間帯はプラグを抜く

就寝中や外出中など、お湯を使わない時間帯はプラグをコンセントから抜いておくのがおすすめです。電源ボタンをオフにしていても、プラグが差さったままだとわずかに待機電力が発生し続けています。

待機電力は1回あたりの金額こそ小さいものの、24時間365日の積み重ねで見ると意外と無視できない金額になるのです。「使わないときはプラグを抜く」というシンプルな習慣をつけるだけで、保温の電力カットと待機電力カットを同時に実現できるでしょう。

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③保温温度の設定を下げる

多くの電気ポットには保温温度を切り替える機能が搭載されており、設定温度を下げるだけで保温にかかる電力を減らすことが可能です。たとえば90度で保温しているところを70〜80度に下げると、ヒーターの稼働頻度が減り、電気代の節約につながります。

コーヒーやお茶であれば80度前後のお湯でもおいしく淹れられるため、味への影響も大きくありません。必要なときだけ再沸騰させるようにすれば、普段の使い勝手を大きく変えることなく電気代を抑えられます。

 

④VE電気まほうびんを選ぶ

現在マイコン電気ポットを使っている方は、VE電気まほうびんへの買い替えを検討してみるのもひとつの方法です。前述したとおり、VE電気まほうびんとマイコン電気ポットでは年間の電気代に約5,700円の差があり、買い替えるだけでも節約効果が期待できます。

VE電気まほうびんは本体価格がやや高めではあるものの、電気代の差額を考えると1〜2年で元が取れるケースがほとんどです。象印やタイガーなどの主要メーカーから省エネ性能に優れたモデルが多数発売されているので、気になる方はチェックしてみてください。

 

 

電気ポットの節約だけでは限界がある|電気料金そのものを見直すのが効果的

結論をまとめると!

・電気料金単価の安い電力会社に乗り換えると、手間なく家中の電気代を安くできる

ここまでご紹介してきた節約方法はどれも有効ですが、電気ポット単体で削減できる電気代には限りがあります。家庭全体の電気代をしっかり抑えたいのであれば、電気料金そのものの見直しに目を向けることが大切です。

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電気ポットの節約効果は年間で数千円程度にとどまる

保温時間を短くする、温度設定を下げるといった工夫を組み合わせても、電気ポットで削減できる金額は年間で数千円程度です。家庭全体の電気代が年間10万円を超えることも珍しくないなかで、電気ポットだけの節約ではインパクトが限定的といえるでしょう。

電気代を本格的に見直したい場合は、電気ポットの使い方だけでなく、電気料金の仕組みそのものに注目する必要があります。とくに「基本料金」と「従量単価」の2つは、毎月の請求額に直接影響する重要なポイントです。

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電力会社の電気料金単価が変われば家庭全体の電気代が下がる

電力自由化によって、現在は自分で電力会社や料金プランを選べるようになっています。電気料金単価の安いプランに切り替えれば、電気ポットだけでなくエアコン・冷蔵庫・照明など、家庭で使うすべての電気に対して節約効果が生まれるのです。

電気ポットの節約がひとつの家電のコストを減らす工夫であるのに対し、電力会社の見直しは家庭全体の電気代を下げる方法にあたります。生活スタイルや使い方を変えなくても毎月の電気代が自動的に安くなり、負担なく続けられるのも大きなメリットといえるでしょう。

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基本料金0円・単価が安いプランなら切り替えるだけで節約になる

電力会社のなかには、基本料金が0円で従量単価も大手電力会社より安いプランを提供しているところがあります。こうしたプランに切り替えると、基本料金がまるごとなくなるうえに使った分の単価も下がるため、二重の節約効果を得られます。

多くの場合、切り替え手続きもWebから申し込むだけで完了し、工事や立ち合いが不要なケースがほとんどです。「節電を頑張っているのに電気代がなかなか下がらない」と感じている方は、ぜひ検討してみてください。

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このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。

※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。

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