1,000Wの電化製品の電気代はいくらぐらい?おもな家電の電気代や節約術も解説!
電化製品のなかには消費電力が1,000W程度のものが多くありますが、電気代はいくらぐらいなのでしょうか。1,000Wは比較的消費電力が大きい部類に入るため、かしこく電気代を節約したいものです。
本記事では、消費電力1,000Wの電気代や、1,000W前後で使用できるおもな電化製品の種類と電気代をご紹介します。あわせて、電気代の節約方法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
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この記事を読んでわかること
・1,000Wの電化製品の電気代
・1,000Wの電化製品のおもな種類 ・1,000Wの電化製品の電気代の節約方法 |
1,000Wの電化製品の電気代はいくらぐらい?
結論をまとめると!
・1,000Wの電化製品の電気代は1時間あたり約31円
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1,000Wの電化製品の電気代はいくらぐらいになるのか、確認してみましょう。
使用時間
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1日の電気代
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1か月(30日間)の電気代
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1分
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約0.52円
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約15.6円
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30分
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約15.5円
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約465円
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1時間
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約31円
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約930円
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12時間
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約372円
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約11.160円
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24時間
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約744円
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約22,320円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、1,000Wの電化製品の電気代を、使用時間ごとにまとめたものです。1,000Wの電化製品の電気代は、1分あたり約0.52円です。1日1時間の使用を1か月間続けた場合の電気代は、約930円でした。
消費電力が1,000Wと聞くと電気代も非常に高いイメージがありますが、短時間の使用であれば意外と安く済むことがわかります。とはいえ、1日12時間の使用を1か月間続けた場合の電気代は約11,160円と高額なため、長時間の使用は控えた方がよさそうです。
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消費電力が約1,000Wのおもな電化製品と電気代を解説!
結論をまとめると!
・1,000Wの電化製品には、電気ストーブやドライヤー、エアコン、電気ポットなどたくさんある
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ここまで、1,000Wの電化製品の使用時間ごとの電気代について解説しました。ここからは、消費電力が1,000W前後のおもな電化製品や、それぞれの電気代についてご紹介します。
消費電力が1,000W前後のおもな電化製品には次のようなものがあります。
- 電気ストーブ・セラミックファンヒーター
- ドライヤー
- エアコン
- 電気ポット
- オーブントースター
- 掃除機
など。
上記でご紹介した電化製品は1,000W前後で使用できますが、使用モードや使用環境により消費電力が変動します。また、同じ種類の電化製品であっても、製品により消費電力は異なります。詳細は、製品に付属している取扱説明書や公式サイトなどをご確認ください。
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1,000Wの電気ストーブ・セラミックファンヒーターの電気代
電気ストーブには、セラミックファンヒーターやカーボンヒーター、ハロゲンヒーター、オイルヒーターなどさまざまなものがあります。それぞれの消費電力は「弱」モードで300〜600W程度、「強」モードで900〜1,200W程度のものが多いです。
使用時間
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1日あたりの電気代
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1か月(30日間の電気代)
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1時間
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約31円
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約930円
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6時間
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約186円
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約5,580円
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12時間
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約372円
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約11,160円
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18時間
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約558円
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約16,740円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、1,000Wの電気ストーブの電気代を、使用時間ごとにまとめたものです。1日1時間の使用を1か月間続けた場合の電気代は約930円です。1日6時間の使用を1か月間続けた場合の電気代は約5,580円、1日12時間の使用を1か月間続けた場合の電気代は約11,160円でした。
セラミックファンヒーターを含む電気ストーブは、暖房器具のなかでも消費電力が高い部類に入ります。使いすぎると電気代も非常に高額になるため、その他の暖房器具と併用しながら工夫して使うとよさそうです。
関連記事:電気ストーブの電気代は安い?他の暖房器具と比較し、節約方法を解説!
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1,000Wのドライヤーの電気代
ドライヤーの消費電力は風量によって異なり、「強」モードであればおおよそ1,000〜1,200Wが主流です。「弱」モードだと400〜600W程度と「強」モードの半分程度の消費電力です。「冷風」モードであれば、ヒーターを使わないため消費電力は非常に低く、30〜50W程度で済みます。
使用時間
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1日あたりの電気代
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1か月(30日間の電気代)
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5分
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約2.6円
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約78円
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10分
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約5.2円
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約156円
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15分
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約7.8円
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約234円
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20分
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約10.3円
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約309.9円
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30分
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約15.5円
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約465円
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1時間
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約31円
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約930円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、ドライヤーの電気代を、使用時間ごとにまとめたものです。ドライヤーを1日5分使用した場合の電気代は約2.6円で、1か月間使い続けても約78円と非常に安いです。
ドライヤーは消費電力の大きい電化製品ですが、使用時間が短いため1回の電気代は安く済みます。ただし、髪の長い方や同居家族の多い家庭ではトータルの使用時間も長くなり、結果的に電気代も高くなります。とはいえ、1日1時間の使用を1か月間続けた場合の電気代は1,000円前後であり、それほど負担は大きくないといえるでしょう。
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1,000Wのエアコンの電気代
エアコンの消費電力は、室温と設定温度の差や使用環境、対応畳数などにより大きく異なります。10〜12畳程度の部屋に対応するエアコンの消費電力は、1,000W程度のものが多いです。
使用時間
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1日あたりの電気代
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1か月(30日間の電気代)
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1時間
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約31円
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約930円
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6時間
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約186円
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約5,580円
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12時間
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約372円
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約11,160円
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18時間
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約558円
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約16,740円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、1,000Wのエアコンの電気代を、使用時間ごとにまとめたものです。エアコンを1日6時間の使用で1か月間使い続けた場合の電気代は約5,580円、1日12時間の使用で1か月間使い続けた場合の電気代は約11,160円でした。
エアコンは、室温と設定温度の差により電気代が大きく異なる電化製品です。室温が設定温度に到達したあとは消費電力も少なくなり、継続して1,000Wで稼働し続けることは少ないでしょう。エアコン使用時は、室温が安定するように心がけると、電気代も安く抑えられます。
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1,000Wの電気ポットの電気代
電気ポットには保温機能がついており、赤ちゃんのミルクを作ったりお茶を入れたりする際に便利です。電気ポットは、沸騰させる際や保温時に電力を消費します。
使用時間
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電気代
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1日
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約27.9円
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1か月(30日間)
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約837円
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1年
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約10,200円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、電気ポットの電気代を使用期間ごとにわけてまとめたものです。日本電機工業会自主基準に従い、室温23℃、湯沸し回数1日2回、 再沸騰回数1日1回、保温90℃で1日23時間、1年は365日で測定したものを採用しています。象印の製品「VE電気まほうびん 優湯生 ホワイト CV-TE30-WA」を参考にしました。
製品のスペックは次のとおりです。
- 容量:3L
- 消費電力湯沸かし時:905W
- 年間消費電力量:329kWh
- 1日あたりの消費電力量:0.9kWh
- 年間電気代:約10,200円
電気ポットを1日使用した場合の電気代は約27.9円、1か月間使い続けた場合は約837円です。1年間使い続けた場合は約10,200円でした。電気ポットは気軽に使える電化製品ですが、とくに意識をしないで使用すると高額になりがちです。保温をする必要のないときは、電気ケトルを使用した方が電気代は安く済みます。
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1,000Wのオーブントースターの電気代
標準的なオーブントースターの消費電力は、1000W前後のものが非常に多いです。短時間で高温にする必要があるため、弱運転時の電気ストーブやドライヤーの弱モードなどと比較すると、消費電力は高めになります。
使用時間
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1日あたりの電気代
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1か月(30日間の電気代)
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3分
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約1.56円
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約46.8円
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5分
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約2.6円
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約78円
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10分
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約5.2円
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約156円
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15分
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約7.8円
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約234円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、オーブントースターの電気代を、使用時間ごとにまとめたものです。オーブントースターを1日3分の使用で1か月間使い続けた場合の電気代は、約46.8円でした。1日10分の使用で1か月間使い続けた場合の電気代は約156円です。
オーブントースターは、トーストやお餅を焼くなど短時間での使用が多く、電気代が極端に高くなることは少ないです。とはいえ、毎日使う場合はある程度の電気代がかかることを認識しておくとよいでしょう。
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1,000Wの掃除機の電気代
掃除機の消費電力は、タイプにより大きく異なります。一般的なコード付きタイプかつ紙パック式の掃除機の消費電力は、800~1,200W程度のものが多く、吸引力も強いです。コード付きでサイクロン式の掃除機の消費電力は、700~1,000W程度です。
充電式でスティック型の掃除機の消費電力は、30~100W程度と大幅に少なくなります。コード式に比べると吸引力は劣りますが、消費電力は少なく済みます。
使用時間
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1日あたりの電気代
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1か月(30日間の電気代)
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5分
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約2.6円
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約78円
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10分
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約5.2円
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約156円
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15分
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約7.8円
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約234円
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20分
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約10.3円
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約309.9円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、1,000Wの掃除機の電気代を使用時間ごとにまとめたものです。掃除機を1日5分の使用で1か月間使い続けた場合の電気代は、約78円です。1日15分の使用で1か月間使い続けた場合の電気代は、約234円でした。
掃除機は毎日使う家庭も多い電化製品ですが、使用時間が短いため、トータルの電気代は安く済みそうです。
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消費電力が約1,000Wの電化製品の電気代を節約する方法
結論をまとめると!
・消費電力1,000Wの電化製品は、種類ごとの節約方法を実践すると電気代は確実に安くなる
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ここまで、消費電力が1,000W前後のおもな電化製品の種類や、それぞれの電気代についてご紹介しました。ここからは、消費電力が1,000W前後のおもな電化製品の電気代を節約する方法を解説します。
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電気ストーブ・セラミックファンヒーターの電気代を節約する方法
セラミックファンヒーターを含む電気ストーブは消費電力が大きく、なにも気にせずに使用すると電気代が高額になりがちな暖房器具です。電気ストーブの特徴を活かし、工夫しながら使用すると、電気代は大きく節約できます。
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①スポット的に活用する
電気ストーブは、電源を入れるとすぐに温度が上がる暖房器具です。そのため、エアコンで室内が温まるまでの間にスポット的に活用し、室温が安定したあとは電源をオフにすると、消費電力を抑えられます。
また、エアコンだけでは寒さを感じる場合は、こたつやホットカーペットなどを併用すると、電気代も安く済みます。
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②狭い部屋で使用する
電気ストーブは、広い部屋全体を温めるためには不向きです。室内全体を温めるためではなく、脱衣所やキッチン、デスク周りなどの狭い空間を温める場合や、部分的に集中して温めたい場合に使用するとよいでしょう。
広い空間での使用には、エアコンや石油ファンヒーターなどが向いています。
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③温度やワット数を低めに設定する
電気ストーブのような暖房器具は、「強」モードで使用すると消費電力が大きくなります。温かくなったあとは、温度設定を低くすると、電気代の節約につながります。
電気ストーブを使用する際は、電源を入れたあとに温度の調整を忘れがちになりますが、意識的に温度を下げたり電源を切ったりすると、トータルの電気代も抑えられるでしょう。
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ドライヤーの電気代を節約する方法
ドライヤーは使用時間が短いため、電気代を気にする方は少ないかもしれません。しかし、消費電力が大きく大人数で使用すると、消費電力も多くなります。ドライヤーを使用する際は、少しの工夫で消費電力を抑えられるので、ぜひ参考にしてください。
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①事前に髪の毛の水分をしっかりとっておく
ドライヤーの電気代を節約するためには、使用時間を短くすることが重要です。ドライヤーを使用する前にタオルドライをおこない、髪の毛の水分をしっかりととっておきましょう。
ドライヤーを長時間使用すると、電気代が高くなるだけでなく、髪の毛が痛む原因にもつながります。マイクロファイバーのように吸水性のよいタオルを使用し、しっかりと髪の毛の水分を取り除いておきましょう。
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②湿度の低い場所で使用する
髪の毛を乾かす際は、湿度の低い場所に移動しておこなうと、乾燥時間も短くなります。浴室や脱衣所は湿度が高く、髪の毛が乾くまでに時間がかかってしまいます。
髪の毛を早く乾かすためには、浴室や脱衣所から離れた湿度の低い場所に移動するのがおすすめです。髪の乾燥時間を短くすることで、ドライヤーの電気代も抑えられます。
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③冷風モードも活用する
ドライヤーの強風モードの消費電力は1,000W前後です。電気代を節約するためには、「強」モードで使い続けるのではなく、より消費電力の少ない「弱」や「冷風」モードをうまく使い分けるのが効果的です。
ドライヤーの使い始めは「強」で一気に乾かし、ある程度乾いたあとは「弱」に切り替えると、消費電力を抑えられます。夏場の暑い季節であれば、「冷風」を使うとより消費電力を少なくできます。髪の毛の乾燥具合に合わせて、風量設定をうまく使い分けましょう。
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④髪の毛は根元から乾かす
髪の毛は、根元から乾かすようにすると、毛先に水が流れずに早く乾きます。一方で、髪の毛先から乾かしはじめると、根元に残った水分が毛先に落ちて、乾くのに時間がかかってしまいます。
髪の毛を乾かす際は、髪の根元から先にドライヤーをあてるように意識すると、電気代の節約に効果的です。
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エアコンの電気代を節約する方法
エアコンは、長時間使用する家庭が多く、電気代も高くなりがちな電化製品です。エアコンの電気代を節約する方法はたくさんあるため、うまく取り入れて電気代を抑えましょう。
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①扇風機やサーキュレーターを併用する
冷たい空気は床に、温かい空気は天井に溜まりやすい性質があるため、室内には温度ムラが生じがちです。温度ムラがあると、エアコンの温度センサーが誤作動を起こし、室温が設定温度に達したあとでも強モードでの運転を続けてしまうことがあります。
エアコン使用時は、サーキュレーターや扇風機を併用すると、空気が循環して室温が均一になります。エアコンの無駄な運転を防げるため、消費電力も抑えられるのです。
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②風量は自動運転に設定する
エアコンの電気代を効率的に節約したいのであれば、風量は「自動運転」に設定するのがおすすめです。「弱」や「微弱」に設定すると、室温が設定温度に到達するまでに時間がかかり、かえって電気代がかさむことがあります。
自動運転であれば、設定温度に達したあとは自動で風量を「弱」や「微弱」に調整してくれるため、消費電力を無駄にすることなく快適に過ごせます。
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③設定温度を夏は室温28°C、冬は室温20°Cに設定する
電気代を抑えたいのであれば、エアコンの設定温度は夏は室温28°C、冬は室温20°Cを目安にしましょう。この温度は、環境省も推奨する「快適さと節電」を両立できる温度です。
暖房時は設定温度を1°C下げるだけで消費電力を約10%削減でき、冷房時は1°C上げることで約13%の消費電力を削減できるとされています。設定温度と室温の差を小さくする
と、エアコンの消費電力を抑えられるため、結果として電気代の節約につながります。
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④オンオフを繰り返さない
エアコンは、頻繁にオンオフするよりも、つけっぱなしの方が電気代を抑えられる場合が多いです。エアコンは、室温を設定温度に近づける際にもっとも電力を消費します。冬場のように外気温と設定温度の差が大きいときは、こまめに電源を切ると室温が下がりやすく、再度設定温度まで上げる際に大きな電力を必要とするのです。
暖房は、一度設定温度に達したあとは、つけっぱなしにして室温を安定させる方がトータルの消費電力を抑えられます。冷房の場合も、30分程度の外出であれば、つけっぱなしの方が電気代は安いです。
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⑤フィルターの掃除をする
エアコンのフィルターは、2週間に1度は掃除機でホコリを取り除き、清潔に保ちましょう。フィルターが汚れていると空気の流れが悪くなり、エアコンの効率が落ちて余計な電力を使います。
エアコンのフィルターは、定期的にお手入れをしておくと、電気代の節約につながります。
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⑥室外機の風通しをよくする
エアコンの効率を高めるためには、室外機周辺の環境を整えることが重要です。空気の出入りを妨げないよう、室外機の周囲には最低でも30cm以上の空間を確保し、風通しをよくしておきましょう。
また、室外機に直射日光があたると、エアコン効率が低下します。すだれや日よけを設置し、日差しから室外機を保護するようにしましょう。
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電気ポットの電気代を節約する方法
電気ポットは、再沸騰や保温時に電力を消費します。一度電源を入れるとつけっぱなしにする家庭が多いですが、意外と電気代が高くなりがちな電化製品なので、節電を意識しながら使うことをおすすめします。
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①保温の温度は低めに設定する
電気ポットでお湯を沸かしたあとは、保温時の温度設定を低めに設定しておきましょう。製品により違いはありますが、最近の電気ポットでは、80°C・90°C・98°Cなど保温温度を選べるものが多いです。設定温度を高くしておくと、消費電力も大きくなりがちです。
すぐに熱湯を使わない場合は、設定温度を低くしておくと、電気代の節約につながります。
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②長時間使わないときは電源を切る
電気ポットは保温時に電力を消費するため、長時間使わないときは電源を切るようにしましょう。とくに就寝時は、電源を切ったりコンセントを抜いたりしておくと、無駄な電力消費を抑えられます。
電気ポットの電源はオフにしない家庭が多いかもしれませんが、日中でも長時間使わない場合は電源を切るように意識すると、電気代を大幅に節約できるかもしれません。
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③節電タイマーを活用する
電気ポットのなかには、節電タイマーがついているものがあります。節電タイマーは、再沸騰の時間を事前に設定できるため、お湯が必要になる時間に合わせてコントロールすることが可能です。
電気ポットに節電タイマー機能がついている場合は、ぜひ活用してみてください。
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④2時間以上使わないときは再沸騰を活用する
電気ポットを2時間以上使わない場合は、電源を切った方が電気代は安くなります。電気ポットはお湯を沸かす際にもっとも多くの電力を消費しますが、保温している間もヒーターが作動し、一定の電力を消費し続けます。電気ポットを2時間以上使わない場合は、再沸騰にかかる電気代よりも、長時間保温し続ける電気代の方が高くなるのです。
お湯を頻繁に使う場合は保温状態にしておく方が便利ですが、2時間以上使わないことが確実な場合は一度電源を切り、使う直前に再沸騰させる方が電気代を節約できます。
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オーブントースターの電気代を節約する方法
オーブントースターは一回の使用時間が短く、トータルの電気代が高額になることは少ないです。とはいえ、日々の使い方を工夫すると、電気代をより抑えることも可能です。
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①まとめて調理をする
トースターがもっとも電力を消費するのは、庫内を温める「立ち上がり時」です。パンを2枚焼く場合は、1枚ずつ2回に分けて焼くより、2枚まとめて1回で焼く方がトータルの消費電力を抑えられます。
複数枚のパンや別の食品を焼く場合は、できる限り一度にまとめて調理するようにしましょう。
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②適切なサイズのものを使う
トースターは、適切なサイズ選びをすると、余分な電力を使わずに済みます。トースターの庫内が広いほど温めるべき空間が大きくなり、より多くの電力が必要になります。少量のものを焼くのに大きなトースターを使うと、無駄な空間を温めることになり、電力を無駄にするのです。
トースターを選ぶ際は、使用頻度や一度に焼く量に合わせてサイズ選びをすることが節電のポイントになります。適切なサイズのトースターであれば、トータルの消費電力を抑えるのにも効果的です。
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③余熱を活用する
トースターを使う際は、余熱をうまく活用すると、電気代を抑えやすくなります。食品の焼き加減が足りない場合でも、すぐに庫内から取り出さずにしばらく置いておくと、余熱で火を通すことが可能です。
トースター使用時は、余熱をうまく活用すると、追加の電力を使わずに効率よく節電できるのです。
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掃除機の電気代を節約する方法
掃除機は比較的使用時間が短く、電気代についてあまり気にしたことのない方も多いでしょう。しかし、頻繁に使用する電化製品であるため、省エネ方法を知っておくのもおすすめです。
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①事前に片付けをする
掃除機を使用する際は、事前に片付けをしておくと、掃除機を使う時間が短くなり消費電力を抑えられます。床が散らかっていると、物を避けて掃除機をかけたり動かしたりして時間がかかります。結果として掃除機の運転時間が長くなり、電気を多く消費するのです。
床にある物を事前に片付けておくと、掃除機の運転時間を短縮でき、消費電力の節約につながります。
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②フィルターはきれいにしておく
掃除機のフィルターは、こまめに掃除して清潔に保ちましょう。ゴミやホコリで目詰まりすると、吸引力が落ちてより多くの電力が必要になります。紙パック式ならゴミがいっぱいになる前に、サイクロン式ならダストカップやフィルターが汚れたと感じた際に、すぐに掃除をするとよいでしょう。
掃除機のフィルターは、ゴミを捨てたりきれいにしたりすることで、本来の吸引力を発揮して効率よく掃除ができるようになります。
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③フローリングはフローリングワイパーを使う
フローリングの床掃除では、軽いホコリや髪の毛程度であれば、電気を使わないフローリングワイパーや粘着クリーナーを活用するのがおすすめです。掃除機を使う頻度を減らすことで、電気代の節約につながります。
掃除機を使用する時間はそれほど長くはありませんが、毎日の掃除に電気を使わない掃除用具を組み合わせると、効率的に電気代を抑えられます。
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④状況に合わせてモードを使い分ける
掃除機を使う際は、必要以上に「強」モードを使わないことが電気代の節約につながります。フローリングや畳などは「弱」や「中」モードで十分にゴミを取り除けるため、使用モードを意識的に切り替えるとよいでしょう。
「強」モードは、カーペットやラグなどゴミを吸引しづらい場所でのみ使うようにすると、電気代の節約につながります。
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⑤こまめにオンオフしない
掃除機の消費電力を減らすためには、こまめにオンオフしない方がよいでしょう。掃除機は、電源を入れた際にもっとも多くの電力を消費します。一度動き出してしまえば、そのあとは比較的安定した電力で運転を続けるのです。
掃除機をかける際は、一連の掃除をできる限り続けておこなうことをおすすめします。部屋を移動するたびに電源を切るのではなく、続けて次の部屋を掃除する方が効率的です。とはいえ、長時間中断する場合は電源を切ってコンセントを抜く方が節電になるため、状況に応じて判断することが大切です。
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⑥掃除機はゆっくりと動かす
掃除機は、ゆっくりと動かす方が消費電力を抑えられます。掃除機を速く動かすと、一度でゴミを吸い取りきれず、何度も同じ場所を往復することになりがちです。掃除にかかる時間が長くなり、結果として消費電力が増えてしまいます。
一方で、掃除機をゆっくりと動かすよう意識すると、一度でしっかりとゴミを吸引でき、余計な往復回数を減らせます。結果的に掃除時間を短縮でき、無駄な電力消費を防ぐことにつながるのです。また、掃除をする箇所に合わせて先端のノズルを付け替えると、効率よく掃除が進みます。
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消費電力が約1,000Wの電化製品すべてに共通する電気代の節約方法
結論をまとめると!
①最新の省エネ家電に買い替える
②こまめにコンセントを抜く ③電気代の単価を安くする |
ここまで、1,000W前後で使用できる電化製品の電気代の節約方法をご紹介しました。ここからは、1,000Wの電化製品すべてに共通する電気代の節約方法を解説します。
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①最新の省エネ家電に買い替える
電化製品の消費電力を少なくするためには、最新の省エネ家電に買い替えるのが効果的です。近年の電化製品は、技術の進歩により省エネ性能が飛躍的に向上しています。とくに、10年以上前の古い家電と最新の家電では、消費電力に大きな差があるのです。
古い電化製品を使うことは、余計な電気代を払い続けることにもつながります。とくに、消費電力量の大きいエアコンは、長期的に見れば買い替えによる節電効果が購入費用を上回ることも珍しくありません。環境省が提供する「しんきゅうさん」をはじめとした情報サイトを利用すると、電化製品の型番から消費電力を比較することも可能です。気になる方はぜひ活用してみてください。
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②こまめにコンセントを抜く
電化製品の消費電力を減らすためには、使わないときにはこまめにコンセントを抜き、待機電力を消費しないようにすることも効果的です。待機電力とは、コンセントに差し込んだままであれば、電化製品の電源をオフにしていても消費する電力のことを指します。
待機電力は、電化製品一台あたりではわずかなものです。しかし、家庭内にある複数の電化製品が常に待機電力を消費していると、年間単位ではかなりの電気代になってしまいます。
長時間使わないときはコンセントを抜くようにすると、無駄な待機電力の消費をなくし、電気代の節約に繋がります。頻繁に抜き差しするのが面倒な場合は、スイッチ付きの節電タップを活用するのがおすすめです。
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③電気代の単価を安くする
電気代を節約するためにもっともおすすめな方法が、電気代の単価を安くすることです。電気代の単価が安くなると、家中にある電化製品の電気代をまとめて抑えられます。
1時間の電気代(円)= 消費電力(kW) × 電気料金単価(円/kWh)
上記は電気代の計算式です。ここまでご紹介した節約方法は、計算式の最初にある消費電力を減らす方法ですが、少なくするのには限界があります。一方で、計算式の後方にある電気代の単価を下げることができると、より簡単に電気代を安くすることができるのです。
電気代の単価を安くする方法は、電力会社の切り替えです。電気代の単価は、電力会社によって異なります。
たとえば、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の単価の相場は31円/kWhですが、25円/kWhなどもっと安い電力会社はたくさんあるのです。ぜひ、単価が安い電力会社への乗り換えを検討してみてください。
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基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?
しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。
このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。
※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。
また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。
環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。