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電子レンジの電気代はいくら?計算方法や6つの節約術をわかりやすく解説!他の電化製品とも徹底比較

電子レンジの電気代はいくら?計算方法や6つの節約術をわかりやすく解説!他の電化製品とも徹底比較

「電子レンジの電気代っていくらくらい?」
「電気代を節約したいけど電子レンジでできることはあるのかな?」

このように、電子レンジに関するお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか? 確かに電子レンジは日常的に使うので、どれくらい電気代がかかっているのか気になりますよね。

そこでこの記事では、電子レンジの電気代を紹介し、電子レンジを使うメリットや注意点、電気代を安くするための節約術をご紹介します。

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目次

・電子レンジの電気代の計算方法とは?
 消費電力の調べ方とは?
 電気代の単価の調べ方とは?
 試しに電子レンジの電気代を計算してみよう

・電子レンジの電気代を500W・600W・1000Wで比較しよう
 使用時間別の電気代はいくらくらい?
 1ヶ月・1年使った場合の電気代はいくらくらい?

・電気代を徹底比較!電子レンジは他の家電より安いのか?
 IHクッキングヒーターとの電気代を比較
 オーブンとの電気代を比較
 電気ケトルとの電気代を比較

・電子レンジを使う5つのメリットとは?
 ①調理時間を短縮できる
 ②ヘルシーな調理ができる
 ③栄養素を壊しにくい
 ④後片付けが簡単
 ⑤安全に調理ができる

・電子レンジを使う際の5つの注意点
 ①突然の沸騰に注意
 ②電子レンジに不向きな食材や容器がある
 ③火事のリスクがある
 ④本体の上に物を置かない
 ⑤調理以外に使用しない

・電子レンジの電気代を下げる9つのコツ
 ①電子レンジの中をきれいに保つ 
 ②食材をターンテーブル式は皿の端・フラット式は中央に置く
 ③丸く、平らな皿を使う
 ④冷凍した食材を自然解凍しておく
 ⑤複数の食材を温める場合は間隔をあける
 ⑥食材はできるだけ小分けにする
 ⑦電子レンジを新しく買い替える
 ⑧契約アンペア数を見直す
 ⑨電力会社を切り替える

<大手電力会社よりも電気代が安い>しろくまプランなら大幅に電気代が下がる可能性がある

 

電子レンジの電気代の計算方法とは?

最初に、電気代の計算式を把握しておきましょう。以下が計算式です。

電気代(円)= 消費電力(kW)× 1kWhの電気代単価(円)× 時間(h)

電気代は、電化製品ごとに消費電力が異なっており、それに電気代の単価と使用時間数をかけることで算出できます。

関連記事:電気代の計算方法は?内訳や電気料金を安くする方法をわかりやすく解説!【法人・家庭向け】

消費電力の調べ方とは?

それでは、消費電力はどのように調べたらいいのでしょうか?

消費電力は製品カタログなどに記載があります。気になる方はそちらを見てみてください。カタログはワット(W)表示されているため、キロワット(kW)に換算する必要があります。そのため、ワット(W)を1,000で割ってキロワット(kW)に変えましょう。

電子レンジの定格高周波出力(500Wや800Wという数字)は消費電力ではありません。消費電力は製品カタログを参照するようにしてください。

電気代の単価の調べ方とは?

電気代の単価は、契約する電力会社やプラン、エリアによって異なります。気になる方は、請求書や電力会社のHPに記載がありますので、確認してみてください。

この記事では、単価の目安として税込31円/kWhを使用します(※2024年1月時点で公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会が定めた目安単価)。

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試しに電子レンジの電気代を計算してみよう

それでは試しに東芝のER-YD3000の電子レンジで電気代を計算してみましょう。

この電子レンジの消費電力は1,430Wです。これはキロワット換算すると、1.4キロワットです。単価を31円として、2時間使用した場合、電気代は以下のように計算できます。

電気代=1.4kW × 31円 × 2h = 86.8円

つまり、この製品を2時間使った場合、86.8円の電気代がかかります。

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電子レンジの電気代を500W・600W・1000Wで比較しよう

次に電子レンジの電気代を500W、600W、1000Wの出力ワット数別で比較してみましょう。

一般的に電子レンジの消費電力は、ワット数の1.5倍以上であることがほとんどです。この記事では、以下のように出力ワット数の1.5~2倍を消費電力とし、計算していきます。

・定格高周波出力500Wの電子レンジ → 消費電力1000W
・定格高周波出力600Wの電子レンジ → 消費電力1200W
・定格高周波出力1000Wの電子レンジ → 消費電力1500W

使用時間別の電気代はいくらくらい?

まず、電子レンジを使用する時間ごとの電気代を比較してみましょう。

電子レンジの使用時間ごとの電気代を比較した図

こうして電気代を比較すると、500W、600W、1000Wのどれも数分程度なら電気代に大きな差が出ないことがわかります。

1ヶ月・1年使った場合の電気代はいくらくらい?

では、電子レンジを1ヶ月(30日)・1年(365日)使った場合の電気代はいくらになるのでしょうか? 1日10分使ったとして計算していきましょう。

電子レンジを1ヶ月と1年使った場合の電気代を比較した図

1年単位でみると千円ほどの差があるものの、1か月単位だとそこまで大差がでないことがわかりました。

ちなみに電子レンジの年間の電気代は、「年間消費電力量」を使えばもっと簡単に計算できます。「年間消費電力量」とは、その家電を1年間使った場合の消費電力量の目安です。製品カタログや商品ページに記載されており、この消費電力量に電気代の単価をかけることで、年間のおおよその電気代を計算することができます。

年間の電気代の目安 = 年間消費電力量(kWh)× 電気代単価(円/kWh)

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電気代を徹底比較!電子レンジは他の家電より安いのか?

ここまで電気代の計算方法をご紹介しました。それでは電子レンジの電気代は安いのでしょうか?他の家電と比較してみましょう。

IHクッキングヒーターとの電気代を比較

Urban apartment - White furniture in a modern kitchen最初にIHクッキングヒーターと電子レンジの電気代を比較します。これら冷凍チャーハンなどを温める場合、どちらの方が電気代が安くなるのでしょうか?

ちなみにIHクッキングヒーターの火力にはいくつか種類があります。この記事ではパナソニックのはじめてのIHブックをもとに、弱火の消費電力を235W、中火の消費電力を700W、強火の消費電力を2,000Wとして計算しました。

それぞれの家電を5分使用した場合、電気代は以下になります。

<IHクッキングヒーターの電気代>
・弱火の場合:   235W ÷ 1,000 × 31円 × 5分 = 0.61円
・中火の場合:   700W ÷ 1,000 × 31円 × 5分 = 1.81円
・強火の場合:2,000W ÷ 1,000 × 31円 × 5分 = 5.17円

<電子レンジの電気代>
・500Wの場合:  1,000W ÷ 1,000 × 31円 × 5分 = 2.59円
・1000Wの場合:1,500W ÷ 1,000 × 31円 × 5分 = 3.88円

こうしてみると、弱火や中火の場合は、IHクッキングヒーターの方が電気代が安い傾向にあることがわかります。

オーブンとの電気代を比較

次にオーブンレンジと電子レンジの電気代を比較してみましょう。この記事ではパナソニックのオーブンレンジ「NE-MS4B」のオーブン機能の消費電力1,220Wをもとに電気代を比較します。

これらの家電を5分使用し、冷凍パスタなどを温める場合、電気代は以下になります。

<オーブンレンジの電気代>
・1,220W ÷ 1,000 × 31円×5分=3.15円

さきほどの電子レンジの電気代と比較すると、500Wの場合だと電子レンジの方が電気代が安くなることがわかりました。そして1,000Wの場合だと、電子レンジの方が電気代が高くなる傾向にあります。

電気ケトルとの電気代を比較

次に、電気ケトルと電子レンジでお湯を沸かす場合、どちらの方が電気代が安くなるのでしょうか? この記事では、ティファールの電気ケトル「ディスプレイロックコントロール0.8L」(消費電力1250W)をもとに電気代を比較します。

<電気ケトルの電気代>
電気ケトルだと、カップ1杯分の水(140mL)を熱する場合、1分ほどでお湯が沸きます。
・1,250W ÷ 1,000 × 31円×1分=0.65円

<電子レンジの電気代>
電子レンジがカップ1杯分の水(140mL)をあたためるには場合、2分ほどかかります。
・500Wの場合 1,000W ÷1,000×31円×2分 = 1.03円

比較してみると、カップ1杯分のお湯が必要な場合、電気ケトルの方が電気代が安くなることがわかります。

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電子レンジを使う5つのメリットとは?

これまで電子レンジと他の家電製品の電気代を比較してきました。

電子レンジの方が電気代が高い場合がありますが、電子レンジにはどんなメリットがあるのでしょうか?

①調理時間を短縮できる

電子レンジは食材が持つ水分を利用し、電磁波で食材を内部から温めます。特に陶器やガラスの容器は水分がないため効率よく温めることができ、調理時間を短縮できます。野菜の下茹でなどにもとても便利です。

②ヘルシーな調理ができる

電子レンジは①で述べたように調理で食材の水分を利用するため、焼く、煮る、ゆでる、蒸す、ソテーするといった基本の調理で油を減らすことができます。揚げ物でも食材に油を塗るだけで十分に調理できるため、油の摂りすぎが気になる方にもおすすめです。

③栄養素を壊しにくい

ビタミンは長時間加熱すると破壊されやすく、ゆでると栄養素が水に溶け出してしまいます。しかし、電子レンジは短時間で調理ができるため、ビタミンが壊れる心配がありません。

④後片付けが簡単

通常の調理と違い、後片付けが簡単なのも電子レンジのメリットです。フライパンや鍋を使わずに、耐熱容器だけで調理を済ませることができ、洗い物の数を減らすことができます。

⑤安全に調理ができる

火を使わず、安全に調理ができるのも電子レンジのメリットです。操作方法もシンプルなので、正しく使えば、火事や火傷の心配もなく、お子様や高齢者の方でも安全に調理することができます。

 

電子レンジを使う際の5つの注意点

便利な電子レンジですが、使用にあたっては注意すべき点もあります。

①突然の沸騰に注意

電子レンジで液体を加熱する場合、沸点を超えても沸騰しないことがあります。しかし液体に何かしらのショック(振動や粉末の投入)を与えると爆発するように沸騰することがあるため要注意です。

このような現象を「突沸現象」といいます。電子レンジを使って、牛乳やスープ、味噌汁などの液体を温めるときは、加熱しすぎないように注意しましょう。

②電子レンジに不向きな食材や容器がある

電子レンジには不向きな食材があります。例えば、卵や栗、ぎんなんは温めると殻が破裂する場合があるため注意が必要です。また、容器は耐熱性があるものか「電子レンジ使用可」の表示があるもののみ使用できます。

・使えるもの 耐熱性ガラス容器・プラスティック容器、ラップ、陶器、磁器
・使えないもの 耐熱性のないガラス容器・プラスティック容器、金属容器、金串、金網、アルミホイル、漆器、木、紙製品

使えないものは焦げたり、ひび割れたりすることがあるため使用しないようにしましょう。

③火事のリスクがある

電子レンジは火事のリスクがあるため、長時間かつ連続して使用しないようにしましょう。

先述しましたが、使用できない容器を使うと火事のリスクがあります。適切な容器と加熱時間を守りましょう。

④本体の上に物を置かない

電子レンジが加熱中は電子レンジの上も、とても高温になるため、焦げたり、変形のおそれがあります。

スペースを活用したい場合は、ラックなどで棚を作り、直接熱が伝わらないようにしましょう。

⑤調理以外に使用しない

電子レンジは調理以外に使用すると、発煙、発火、破裂、やけどなどの原因になります。湯たんぽやおしぼり、哺乳瓶、酒瓶などの加熱でトラブルになるケースが多いです。調理以外の用途では使用しないようにしましょう。

 

電子レンジの電気代を下げる9つのコツ

ここまで電子レンジのメリットや注意点を解説してきました。最後に電子レンジの電気代を下げるコツを9つご紹介します。

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①電子レンジの中をきれいに保つ 

電子レンジの中が汚れていると、食材を温めるのに時間がかかってしまいます。そこでまずは電子レンジの中をきれいにするようにしましょう。

先述したように電子レンジは食材が持つ水分を利用して、電磁波により食材を内部から温めます。しかし、汚れなどがあると食材に届く電磁波が減少し、追加の温めが必要となり電気代が上がってしまう原因になるのです。そのため、電子レンジの中は定期的に掃除をすることをおすすめします。

電子レンジの掃除方法

1.はじめに耐熱皿などにコップ1杯の水と重曹大さじ1杯を混ぜ、レンジ内で3~5分温めます。
2.加熱後は、扉をしめたまま20分ほどおき、蒸らします。
3.ふきんやスポンジなどに耐熱皿内の重曹水をつけて、庫内の汚れを拭き取ります。
4.仕上げに軽く水拭き、乾拭きし完了です。 

頑固な汚れは、重曹を使えばきれいになります。重曹でなくても、日常的に台所用中性洗剤をふきんやスポンジに染み込ませて掃除するようにしましょう。

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②食材をターンテーブル式は皿の端・フラット式は中央に置く

電子レンジにはターンテーブル式とフラット式の2種類があります。

ターンテーブル式の電子レンジは、電磁波があたる場所が固定されておりターンテーブルを回すことで食材の温まりに差がでないようになっています。一方フラット式は電磁波が内部全体に行き渡るため温まりに差が出にくいのが大きな特徴です。

それぞれの特徴を踏まえて、ターンテーブル式の場合は、食材は中央ではなく端に置き、フラット式は、食材を中央に置きましょう。これにより加熱のムラをなくすことができます。

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③丸く、平らな皿を使う

お皿の形によって温まりやすさに差が出るのをご存知でしょうか。電磁波は「角」に集まりやすい性質があるため角皿の場合、電磁波が「角」に集まるため温めにムラが出やすいです。

また深いお皿も食材に電磁波があたりにくいので、ムラが出てしまいます。そのため電子レンジを使う場合は「丸く、平らな皿」を使いましょう。

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④冷凍した食材を自然解凍しておく

電気代を安くするために冷凍した食材を前もって解凍しておくのもおすすめです。これによっていきなり電子レンジで解凍するよりも、使用時間を短縮できます。

食材によっては解凍に半日から1日かかる場合があるため、食材は早めに解凍しておくといいでしょう。食材を重ねず、間隔をあけておくことで早く解凍ができます。

⑤複数の食材を温める場合は間隔をあける

複数の食材を同時に温める場合もあると思います。その際、食材同士が接触すると電磁波があたりづらくなり、温まりにくくなってしまいます。そのため、複数の食材を温める場合は間隔をあけるようにしましょう。

⑥食材はできるだけ小分けにする

お肉や野菜などを電子レンジで温める場合、大きなままだとなかなか温まりません。加熱のムラが発生するだけでなく、結果的に使用時間が増えて電気代が上がる原因になります。

美味しい料理を作るためにも、食材はできるだけ小分けにしましょう。小分けにすることで、電子レンジの余計な稼働を減らすことができます。

⑦電子レンジを新しく買い替える

電気代を下げるには、電子レンジを買い替えるのも一つの手です。2007年以前の電子レンジは年間消費電力量の表記が義務化されておらず、省エネを意識したものではありませんでした。

しかし2008年以降は表示が義務化され、省エネ化が進んでいます。そのため、電子レンジを15年以上使っている場合は、思い切って買い替えるのもおすすめです。

経済産業省が発表している「省エネ性能カタログ電子版」では年間消費電力量や年間の大まかな電気代をみることができます。参考にしてみてください。

⑧契約アンペア数を見直す

8つ目の方法が契約アンペア数の見直しです。基本料金が「アンペア制」で決まる電力会社の場合、アンペア数を下げることで基本料金を安くできます。

アンペア制の場合、基本料金はアンペア数に比例して上がっていく場合が多いです。東京電力EPで考えると、60Aから30Aにすると基本料金は半額になります。契約中の電力会社がアンペア制の方は、ぜひ検討をおすすめします。

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アンペア数の落としすぎには要注意

アンペア数を落とせば電気代は安くなりますが、あまりにも下げすぎるとブレーカーが落ちやすくなるため注意しましょう。さらにアンペア数は一旦変更すると1年間固定の場合があります。

家電ごとの一般的なアンペア数をまとめた図

上図は家電ごとの一般的なアンペア数をまとめたものです。同時に使用することが多い家電のアンペア数を把握し、余裕のあるアンペア数に変えることをおすすめします。

例えば合計アンペア数が26Aの場合、30Aで契約するとブレーカーが落ちることはありません。

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⑨電力会社を切り替える

ここまで、電気代を安くする方法を8つ紹介しました。これらの方法だけでも電気代を安くできますが、最も効率よく、かつ大幅に電気代を下げる方法が「電力会社の切り替え」です。先述しましたが、電気代は以下の数式で算出できます。

・1時間あたりの電気代 = 消費電力(kW) × 電気料金単価(円/kWh)

いままで説明した節約術の大半は、消費電力量を抑える取組です。しかし電気代の単価が高いと、どれだけ節電しても電気代は大幅には安くなりません。

電気代を大幅に下げたい場合、重要なのは「電気代の単価を下げる」ことです。そして、単価が安い電力会社にすることで、電気代を下げることが可能になります。「節約は面倒、でも電気代は安くしたい」方は電力会社の切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?

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<大手電力会社よりも電気代が安い>
しろくまプランなら大幅に電気代が下がる可能性がある

電子レンジをはじめ、電化製品の電気代を最も効率よく、かつ大幅に安くする方法は「電力会社の切り替え」だと説明しました。そこで電気代を安くしたい方におすすめなのが、しろくま電力の「しろくまプラン」です。

「しろくまプラン」は大手電力会社より電気代の単価を安く設定しているため、切り替えることで大手電力会社よりも電気代が安くなる可能性があります。他の新電力よりも安くなるケースが多いことが弊社調べでわかっています。

4人世帯の場合の大手電力との電気料金を比較した図

上図は4人世帯の場合の大手電力との電気料金を比較したものです。大手電力会社は2023年6月に大幅に電気代を値上げしました。エリアによっては電気代が1.5倍になるケースもあります。

しかし「しろくまプラン」は「大手電力の値上げ前よりも単価が安く」、2023年6月に値上げも実施しておりません。そのため、電気のご使用状況によっては最大3割以上安くなる可能性があります。

また「しろくまプラン」の電気は、発電の際にCO2を出さない「実質再生可能エネルギー(※)」です。ただ安いだけでなく、電気を切り替えるだけで環境改善にも貢献できます。

「電気代を安くしたい、でもエアコンは思い切り使いたい」とお考えの方は、「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーよりお申し込みください。

お申し込み方法はとても簡単。現在の電力会社との解約など、面倒な手続きは一切ありません。スマホからもお申し込みいただけます。