エアコン28°Cに設定した場合の電気代は、6畳用で1時間あたり約14.0円、8畳用で約17.3円が目安です。ただし、この金額は定格消費電力をもとに算出しているため、室温が設定温度に達して省エネ運転に切り替わったあとは、実際の電気代がさらに下がる可能性があります。サーキュレーターの併用やフィルターのこまめな掃除を取り入れれば、より効果的に電気代を抑えられるでしょう。
本記事では、エアコン28°C設定での電気代の目安を対応畳数別にわかりやすく解説します。設定温度による電気代の違いやつけっぱなしとこまめなオンオフの比較、すぐに実践できる6つの節約方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:冷房の電気代は高い?エアコンの除湿・暖房と徹底比較!節約術も紹介!
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この記事を読んでわかること ・エアコン28°C設定での電気代の目安 |
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結論をまとめると! ・エアコン28°C設定の電気代は、6畳用で1時間あたり約14.0円、18畳用で約61.5円が目安である |
さっそく、エアコン28°C設定の電気代を対応畳数別にみていきましょう。
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対応畳数 |
消費電力 |
1時間あたりの電気代 |
1日8時間あたりの電気代 |
1日8時間を1か月間の電気代 |
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6畳 |
約452W |
約14.0円 |
約112.2円 |
約3,366円 |
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8畳 |
約557W |
約17.3円 |
約138.1円 |
約4,143円 |
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10畳 |
約670W |
約20.8円 |
約166.1円 |
約4,984円 |
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12畳 |
約1,192W |
約36.9円 |
約295.6円 |
約8,868円 |
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14畳 |
約1,166W |
約36.1円 |
約289.1円 |
約8,674円 |
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18畳 |
約1,984W |
約61.5円 |
約491.9円 |
約14,758円 |
※電気料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価である31円を使用
※参考:Panasonic「エオリア 2026年モデル EXシリーズ(家電販売店モデル)」
※28°C補正:JIS基準(冷房時27°C)の定格消費電力から13%削減して算出(環境省データ:冷房の設定温度を1°C上げると約13%の消費電力削減)
※機種の仕様により金額は前後します
エアコン28°C設定の1時間あたりの電気代は、6畳用で約14.0円、8畳用で約17.3円です。1日8時間の使用を1か月間続けた場合の電気代は、6畳用で約3,366円、8畳用で約4,143円でした。上図の電気代は、Panasonic「エオリア 2026年モデル EXシリーズ」の定格消費電力をもとに算出しています。
定格消費電力とは、JIS規格で定められた条件のもとで安定的に運転しているときの消費電力のことです。実際にはエアコンは室温が設定温度に達すると自動的に省エネ運転へ切り替わるため、上記の金額よりも安くなる可能性は十分にあるでしょう。
なお、電気代は以下の計算式で求められます。
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消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間(h)× 電気料金単価(円/kWh) |
たとえば、8畳用エアコン(28°C補正後の消費電力:約557W)を1時間使った場合は「557 ÷ 1,000 × 1 × 31 ≒ 約17.3円」です。お使いのエアコンの消費電力はカタログや本体のラベルに記載されているため、気になる方はぜひ一度確認してみてください。
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結論をまとめると! ・環境省が推奨する「28°C」は室温の目安であり、エアコンの設定温度そのものではない |
環境省が夏場の冷房時に推奨している「28°C」は、エアコンの設定温度ではなく「室温」の目安を指しています。外気温や部屋の日当たり、断熱性能などの影響で、エアコンを28°Cに設定しても実際の室温が28°Cにならないケースは少なくありません。
「28°Cに設定しているのに暑い」と感じる場合は、設定温度と室温にズレが生じている可能性があります。室内に温度計を置いて実際の室温を確認し、28°C前後になるよう設定温度を微調整するのがおすすめです。
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結論をまとめると! ・冷房の設定温度を1°C上げると約13%の消費電力を削減できる |
エアコンを28°Cに設定した場合の電気代は、対応畳数により1時間あたり約14.0〜61.5円が目安でした。では、26°Cや27°Cに設定した場合の電気代はいくらぐらいになるのでしょうか?
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対応畳数 |
消費電力 |
1時間あたりの電気代 |
1日8時間あたりの電気代 |
1日8時間を1か月間の電気代 |
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26°C |
約723W |
約22.4円 |
約179.4円 |
約5,381円 |
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27°C |
640W |
約19.8円 |
約158.7円 |
約4,762円 |
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28°C |
約557W |
約17.3円 |
約138.1円 |
約4,143円 |
※電気料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価である31円を使用
※参考:Panasonic「エオリア 2026年モデル EXシリーズ(家電販売店モデル)」
※26°C:定格消費電力から13%増加、28°C:定格消費電力から13%削減(環境省データ:冷房の設定温度を1°C変えると消費電力が約13%変動)
※機種の仕様により金額は前後します
上図は、8畳用エアコンの設定温度別に電気代を比較したものです。環境省のデータによると、冷房の設定温度を1°C上げるだけで消費電力を約13%削減できるとされています。
26°Cと28°Cを比較すると、1時間あたりの電気代の差は約5.1円ですが、1か月間で見ると約1,238円もの差になることがわかりました。「たった2°C」と思うかもしれませんが、積み重なると月単位では大きな電気代の節約につながるようです。
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結論をまとめると! ・エアコンがもっとも電力を消費するのは起動時から設定温度に達するまでの間である |
冷房を日常的に使っていると、「つけっぱなしとこまめに消すのではどちらがおトクなのか」は気になるポイントではないでしょうか。結論として、短時間の外出であればつけっぱなしのほうが電気代を抑えやすくなります。
エアコンは起動してから室温が設定温度に達するまでの間にもっとも多くの電力を消費するため、こまめにオンオフを繰り返すとかえって電気代が高くなってしまうのです。
ダイキン工業の検証によると、日中(9:00〜18:00)は35分以内の外出であれば、冷房をつけっぱなしにしたほうが電気代を抑えられることがわかっています。夜間(18:00〜23:00)は外気温が下がるため、つけっぱなしが有利になる目安は18分以内とやや短くなるようです。
一方で、1時間以上の外出であれば、一度電源を切ったほうが節約につながります。そのため、コンビニへの買い物やゴミ出し程度の短い外出ならつけっぱなし、仕事や長時間の外出では電源を切るという使い分けを意識してみるとよいでしょう。
※参考:Panasonic「夏のエアコン冷房(クーラー)節電ポイント」
Panasonicのシミュレーションによると、外気温が35°C以上の猛暑日にはつけっぱなし運転のほうが電気代を抑えやすいことがわかっています。猛暑日は冷房を切ると室温が急上昇し、再び冷やすために大きな電力が必要になるためです。
反対に、外気温が30°C程度の日であれば室温がそこまで上がりにくいため、こまめに消したほうが電気代を抑えやすくなるでしょう。「猛暑日はつけっぱなし、そうでない日はこまめに切る」と覚えておくと、状況に合った判断がしやすくなります。
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結論をまとめると! ・エアコン28°Cでも使い方を工夫すれば快適さと節電を両立できる |
エアコンを28°Cに設定していても、使い方の工夫次第で快適さを保ちながら電気代を抑えることは十分に可能です。ここからは、すぐに実践できる6つの節約方法についてみていきましょう。
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サーキュレーターや扇風機とエアコンを併用すると、室内の空気が循環して体感温度が下がります。28°C設定のままでも涼しく感じやすくなるため、設定温度を下げずに快適さを保てるのがメリットです。
サーキュレーターの電気代は1時間あたり1円前後と、冷房に比べて非常に安く済みます。サーキュレーターを天井に向けて空気を循環させると、部屋全体をムラなく冷やせるでしょう。
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エアコンのフィルターにほこりがたまると空気の流れが悪くなり、エアコンが余分な電力を消費する原因になります。資源エネルギー庁によると、フィルターを月に1〜2回清掃するだけで年間約990円の節約につながるとされているため、手軽にできる節電方法として取り入れてみるとよいでしょう。
掃除の方法はとてもシンプルで、本体からフィルターを取り外して掃除機でほこりを吸い取るだけです。2週間に1回を目安にお手入れしておくと、カビの予防やエアコンの長持ちにも効果が期待できます。
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エアコンの風量は「弱」に固定するより「自動」にしたほうが、電気代を抑えやすくなります。自動運転では室温が設定温度に達するまでは強風で一気に冷やし、達したあとは弱風に切り替えて効率よく運転してくれるためです。
風量を「弱」で固定していると、室温を下げるまでに時間がかかり、結果的にエアコンの稼働時間が延びてしまうことがあります。電気代が高くなるばかりでなく、快適な温度になるまでの効率も悪くなるため、迷ったときはまず「自動」に設定しておくのがおすすめです。
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窓から入る直射日光は、室温を上げるおもな原因のひとつです。カーテンやすだれ、ブラインドなどで日差しを遮ると室温の上昇を抑えられるため、エアコンが余分な電力を使わずに済みます。
とくに南向きや西向きの窓は日差しが強くなりやすいため、遮光カーテンや遮熱フィルムを取り入れると効果的でしょう。窓の外側にすだれやグリーンカーテンを設置すれば、さらに高い遮熱効果が期待できます。
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室外機の周りに物が置かれていたり直射日光が当たっていたりすると、放熱がうまくいかずエアコンの消費電力が増えてしまいます。室外機の吹き出し口の前にはスペースを確保し、風通しをよくしておくことが大切です。
直射日光を防ぐために日よけを設置するのも効果的ですが、室外機に近づけすぎると空気の流れを妨げてしまう場合があります。日よけは室外機から少し離した位置に設置し、空気の出入りを邪魔しないよう意識しましょう。
古いエアコンを使い続けている場合、最新モデルへの買い替えが大きな節電につながることがあります。
参考:一般財団法人 家電製品協会「2025年度版 スマートライフおすすめBOOK」
一般財団法人 家電製品協会「2025年度版スマートライフおすすめBOOK」によると、最新のエアコンは10年前のモデルと比べて年間約3,810円の電気代を削減できるとのことです。
冷えが悪くなった、異音がする、電気代が以前より高くなったと感じる場合は、買い替えを検討してみてもよいかもしれません。エアコンの買い替えは初期費用がかかりますが、長い目で見ると電気代の節約効果で元が取れる可能性は十分にあるでしょう。
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結論をまとめると! ・電気料金単価の安い電力会社に乗り換えると家中の電気代を手間なく抑えられる |
ここまで紹介した節電方法はどれも効果的ですが、毎日意識し続けるのは少し手間がかかるかもしれません。そこでおすすめしたいのが、電気料金単価の安い電力会社への乗り換えです。エアコンの電気代だけでなく、家庭全体の電気代を無理なく削減できるでしょう。
なかには基本料金が0円のプランを提供している電力会社もあり、一度手続きをするだけで、その後は自動的に電気代を抑え続けられます。日々の節電と合わせて、電力会社の見直しもぜひ検討してみてください。
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しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。
このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。
※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。
また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。
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