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エアコンのつけっぱなしは節電にならない?壊れる?気になる疑問をわかりやすく解説!

エアコンのつけっぱなしは節電にならない?壊れる?気になる疑問をわかりやすく解説!

エアコンのつけっぱなしが節電になるかどうかは、季節や時間帯によって異なります。実験データによると、冷房は日中35分以内の外出ならつけっぱなしが安く、暖房はすべての時間帯でつけっぱなしが有利です。電気代は8畳用で冷房1日約69円・暖房約139円が目安になります。ただし、つけっぱなしにするとカビが発生するリスクもあるため、定期的なフィルター掃除や内部クリーン機能の活用といった対策を取り入れましょう。

本記事では、エアコンのつけっぱなしは本当に節電になるのかを冷房・暖房別の実験データをもとにわかりやすく解説します。畳数別の電気代の目安やつけっぱなしで壊れるかどうか、カビへの対策、すぐに実践できる節電方法までご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:エアコンの電気代はいくら?1時間・1日・1か月の目安と節約方法をわかりやすく解説!

この記事を読んでわかること

・エアコンのつけっぱなしは節電になるのか(冷房・暖房別の実験データで検証)
・つけっぱなしとこまめに消すのはどちらがおトクか
・エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代の目安
・つけっぱなしでエアコンは壊れるのか
・エアコンをつけっぱなしにしてカビは大丈夫か
・つけっぱなしでも電気代を抑える節電方法

 

 

 

エアコンは起動時にもっとも電力を消費する仕組み

エアコンは起動時にもっとも電力を消費する仕組み

結論をまとめると!

・エアコンは起動直後にもっとも多くの電力を消費する
・設定温度に達したあとは消費電力が穏やかになる

「エアコンはつけっぱなしの方が節電になる」と聞いたことがある方も多いかもしれません。この説には根拠があり、エアコンの消費電力の仕組みが関係しています。

エアコンがもっとも多くの電力を消費するのは、電源を入れた直後です。起動時は室温と設定温度の差が大きいため、エアコンはフルパワーで運転して一気に室温を設定温度に近づけようとします。この立ち上がりの時間帯に、消費電力がもっとも大きくなるのです。

一方で、室温が設定温度に達したあとは、その状態をキープするだけでよいため、消費電力はぐっと小さくなります。つまり、こまめにオンオフを繰り返すと、そのたびに起動時の大きな電力消費が発生してしまうということです。

関連記事:エアコンの消費電力はどれくらい?電気代の計算方法や節約術についても解説!

 

 

冷房は日中ならつけっぱなしの方が節電になる

冷房は日中ならつけっぱなしの方が節電になる

結論をまとめると!

・時間帯によって、冷房の節電になる使い方は異なる
・冷房の場合、短時間の外出ならつけっぱなしの方が節電になる

それではさっそく、冷房のつけっぱなしは本当に節電になるのかをみていきましょう。

 

日中はつけっぱなしの方が消費電力が少ない

まず、冷房を「つけっぱなし」にした場合と「30分ごとにオンオフ」した場合の消費電力を比較してみましょう。

参考:DAIKIN「つけっぱなしがお得”という説は本当なのかを検証せよ!」

上図は、冷房を「つけっぱなし」にした場合(赤色)と「30分ごとにオンオフ」した場合(青色)の消費電力の推移をあらわしたものです。左側が9:00〜18:00、右側が18:00〜23:00となっています。

日中(9:00〜18:00)を見ると、12時までは両者に大きな差はありません。しかし12時以降は外気温が上がる影響で、30分ごとにオンオフした方の消費電力がぐっと大きくなっていることがわかります。これは、エアコンを再起動するたびに室温と設定温度の差を埋めようとして多くの電力を消費するためです。

一方で夜間(18:00〜23:00)を見ると、22時以降は「30分ごとにオンオフ」した方が消費電力は少なくなっています。夜は外気温が下がるため、再起動時の消費電力も小さくなり、つけっぱなしのメリットが薄れるのです。

ここまでをまとめると、以下のことがわかりました。

  • 日中(9:00〜18:00)は「つけっぱなし」の方が節電になる
  • 夜間(18:00〜23:00)は「30分ごとにオンオフ」した方が節電になる

 

1日を通して見ると外出時オフの方が電気代は安い

次に、冷房を「24時間つけっぱなし」にした場合と「外出時だけオフ」にした場合の電気代を比較してみましょう。

参考:DAIKIN「つけっぱなしがお得”という説は本当なのかを検証せよ!」

上図のスケジュールで、「24時間つけっぱなし」にした場合と「外出時だけオフ」にした場合の「消費電力量」と「電気代」を比較すると、結果は以下のようになりました。

 

24時間つけっぱなし

外出時だけオフ

1日の消費電力量

5.7kWh

4.4kWh

1日の電気代

153.9円

118.8円

上図を見ると、1日を通した場合は「外出時だけオフ」にした方が電気代は約35円安くなっています。先ほど「日中はつけっぱなしの方がおトク」と解説しましたが、ある程度の時間を外で過ごす場合はエアコンをオフにした方が電気代を抑えられるようです。

つまり、つけっぱなしが有利になるのは「短時間の外出」に限られるということがわかりました。

 

【結論】冷房は日中35分・夜間18分以内の外出ならつけっぱなしがおトク

ここまでの結論をまとめると、以下のようになります。

  • 日中(9:00〜18:00)は「つけっぱなし」の方が節電になる
  • 夜間(18:00〜23:00)は「30分ごとにオンオフ」した方が節電になる
  • 1日を通して見ると「外出時だけオフ」の方が電気代は安い

さらに実験データでは、つけっぱなしとこまめにオンオフのどちらがおトクかの「分かれ目」についても検証されています。その結果は以下のとおりです。

  • 日中(9:00〜18:00)は35分までの外出なら「つけっぱなし」の方が電気代が安い
  • 夜間(18:00〜23:00)は18分までの外出なら「つけっぱなし」の方が電気代が安い

つまり、冷房の場合は「ちょっとコンビニへ」「ゴミ捨てに行ってくる」といった短い外出であれば、つけっぱなしの方が節電になるということです。

上図はエアコンの消費電力量のイメージです。つけっぱなしの場合は起動時に多くの電力を消費するものの、時間が経つにつれて消費電力は落ち着いていきます。一方でこまめにオンオフした場合は、再起動のたびに消費電力が跳ね上がっていることがわかります。

これはエアコンをオフにすると室温が上がり、再びオンにしたときにその温度差を埋めるために大きな電力を使うためです。短時間の外出であればつけっぱなしの方がおトクですが、1時間以上の外出になる場合は消した方が電気代を抑えやすくなるでしょう。

 

 

暖房はすべての時間帯でつけっぱなしの方がおトクになりやすい

暖房はすべての時間帯でつけっぱなしの方がおトクになりやすい

結論をまとめると!

・暖房はこまめに電源を切るよりもつけっぱなしの方が節電になる
・暖房の場合、短時間の外出とつけっぱなしの電気代はほぼ同じ

次に、暖房を「24時間つけっぱなし」にすると節電になるのかをみていきましょう。

 

暖房は30分ごとのオンオフよりつけっぱなしの方が消費電力が少ない

まず、暖房を「つけっぱなし」にした場合と「30分ごとにオンオフ」した場合の消費電力を比較してみましょう。


時間帯

つけっぱなし

30分ごとにオンオフ

消費電力量

電気代

消費電力量

電気代

日中(06:00〜18:00)

7.8kWh

211.0円

11.2kWh

302.0円

夜間(18:00〜23:00)

3.3kWh

89.0円

4.2kWh

113.0円

深夜・早朝(23:00〜06:00)

5.0kWh

135.0円

8.5kWh

230.0円

上図は暖房を「つけっぱなし」にした場合と「30分ごとにオンオフ」した場合の消費電力量と電気代を比較したものです。冷房とは異なり、暖房はすべての時間帯で「つけっぱなし」の方が消費電力量が少ないことがわかります。

これは、冬場は室内外の温度差が大きいため、こまめにオンオフするとそのたびに温度差を埋めようとして大きな電力を消費するためです。とくに深夜・早朝は外気温がもっとも低くなるため、オンオフの差がもっとも大きくなっています。

改めて結論をまとめると以下のようになります。

暖房は「30分ごとにオンオフ」するよりも「24時間つけっぱなし」にした方がオトク

 

暖房は外出時にオフにしてもつけっぱなしと電気代はほぼ変わらない

続いて、暖房を「24時間つけっぱなし」にした場合と「外出時だけオフ」にした場合を比較してみましょう。

 

参考:DAIKIN「エアコン暖房を「つけっぱなし」にするのと「こまめに入り切り」するのでは、どちらの電気代が安くなるの?」

 

上図は1日の間で「外出時のみオフ」にした場合の想定スケジュールです。このスケジュールで外出ごとに暖房をオフにすると、以下の「消費電力量」と「電気代」になりました。


時間帯

つけっぱなし

外出時だけオフ

消費電力量

電気代

消費電力量

電気代

日中(06:00〜18:00)

5.7kWh

154.0円

8.9kWh

240.0円

夜間(18:00〜23:00)

3.4kWh

92.0円

2.4kWh

65.0円

深夜・早朝(23:00〜06:00)

3.5kWh

95.0円

0.3kWh

8.0円

こうしてみると、日中は「つけっぱなし」の方が節電になりますが、夜間や深夜・早朝は「外出時だけオフ」の方が消費電力は少ないことがわかります。それでは、1日あたりで合計するとどうなるのでしょうか。

 

24時間つけっぱなし

外出時だけオフ

1日の消費電力量

12.7kWh

11.6kWh

1日の電気代

343円

313円

上図のとおり、1日あたりで見ると差は約30円しかありません。暖房の場合は、外出時にオフにしてもつけっぱなしでも、電気代はほぼ変わらないようです。結論をまとめると以下のようになります。

1日単位で見ると、暖房はつけっぱなしでも電気代はほぼ変わらない

 

【結論】暖房は室内外の温度差が大きいためオンオフの電力ロスが大きい

ここまでの結論をまとめると、以下のようになります。

  • 暖房は「30分ごとにオンオフ」するよりも「つけっぱなし」にした方がおトク
  • 1日単位で見ると、暖房はつけっぱなしでも電気代はほぼ変わらない

冷房と違い、暖房はつけっぱなしでも電気代がほとんど変わらないことがわかりました。その理由は、冬場の室内外の温度差にあります。

 

上図は、エアコン(暖房)を使った場合の室温の推移です。「つけっぱなし」は室温が安定していますが、「こまめにオンオフ」は室温の上下が大きいことがわかります。

冬場は夏場に比べて外気温と設定温度の差が大きいため、エアコンをオフにすると室温が急激に下がります。そして再びオンにしたときに、その大きな温度差を埋めようとして多くの電力を消費するのです。この電力ロスが積み重なるため、暖房の場合はつけっぱなしの方がおトクになりやすいといえるでしょう。

 

 

【早見表】つけっぱなし vs こまめに消す|シーン別の判断基準

【早見表】つけっぱなし vs こまめに消す|シーン別の判断基準

結論をまとめると!

・冷房は日中35分・夜間18分以内ならつけっぱなし、暖房は基本的につけっぱなしがおトク
・迷ったときは「外出が1時間以内かどうか」をひとつの目安にするとよい

「結局うちの場合はどうすればいいの?」と迷う方に向けて、シーン別の判断基準を早見表にまとめました。

シーン

冷房

暖房

30分以内の外出(日中)

◎ つけっぱなし

◎ つけっぱなし

30分以内の外出(夜間)

◎ つけっぱなし

◎ つけっぱなし

1時間程度の外出(日中)

◯ つけっぱなしがやや有利

◎ つけっぱなし

1時間程度の外出(夜間)

△ どちらでも大差なし

◎ つけっぱなし

2時間以上の外出

✕ 消した方がおトク

△ どちらでも大差なし

半日以上の外出

✕ 消した方がおトク

✕ 消した方がおトク

※ダイキン工業の実験データをもとに作成
※外気温や部屋の断熱性能によっても変わるため、あくまで目安としてお使いください

上図のとおり、暖房は全体的に「つけっぱなし」が有利になっています。これは冬場の方が室内外の温度差が大きく、再起動時の電力消費も大きくなりやすいためです。

一方で冷房は、夜間になると外気温が下がるため再起動時の電力消費が小さくなり、つけっぱなしのメリットが薄れていきます。迷ったときは「外出が1時間以内かどうか」をひとつの目安にするとよいでしょう。

 

 

エアコンつけっぱなしの電気代は8畳で冷房1日約69円・暖房約139円が目安

エアコンつけっぱなしの電気代は8畳で冷房1日約69円・暖房約139円が目安  結論をまとめると!  ・つけっぱなしの電気代は冷房より暖房の方が約2倍高い ・部屋の広さが大きくなるほど電気代も上がる     ここまでの検証で、つけっぱなしがおトクになる条件がわかりました。それでは、実際につけっぱなしにした場合の電気代はいくらになるのかをみていきましょう。     対応畳数  	  冷房を1日つけっぱなしにした電気代  	  冷房を1か月つけっぱなしにした電気代  	  暖房を1日つけっぱなしにした電気代  	  暖房を1か月つけっぱなしにした電気代     6畳  	  約62円  	  約1,860円  	  約123円  	  約3,690円     8畳  	  約69円  	  約2,070円  	  約139円  	  約4,170円     10畳  	  約77円  	  約2,310円  	  約157円  	  約4,710円     12畳  	  約111円  	  約3,330円  	  約221円  	  約6,630円     14畳  	  約122円  	  約3,660円  	  約247円  	  約7,410円     18畳  	  約179円  	  約5,370円  	  約349円  	  約10,470円     20畳  	  約196円  	  約5,880円  	  約384円  	  約11,520円     23畳  	  約226円  	  約6,780円  	  約441円  	  約13,230円     26畳以上  	  約277円  	  約8,310円  	  約526円  	  約15,780円  ※資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2026」の期間消費電力量の平均値をもとに、24時間使用を想定して算出  ※電気料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWhを使用 ※1日あたり・1か月あたりの電気代は、冷房期間(5月23日〜10月4日・135日間・6:00~24:00の18時間)暖房期間(11月8日〜4月16日・160日間)の期間消費電力量を基に算出した平均値  ※期間消費電力量はJIS C 9612に基づく測定値で、実際の電気代は設定温度、外気温、使用時間などにより変動します。     上図は、エアコンをつけっぱなしにした場合の冷房・暖房それぞれの電気代をまとめたものです。たとえば8畳のエアコンの場合、冷房は1日約69円・1か月約2,070円、暖房は1日約139円・1か月約4,170円が目安になります。     暖房が冷房の約2倍の電気代になっているのは、冬場の方が外気温と設定温度の差が大きく、その分エアコンの消費電力が増えるためです。また、畳数が大きくなるほど部屋を冷やしたり暖めたりするエネルギーが必要になるため、電気代も上がっていきます。     なお、冷房・暖房をつけっぱなしにした場合の電気代についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。  関連記事:冷房を1か月つけっぱなしにした電気代はいくら?畳数別の目安と電気代の節約方法をわかりやすく解説! 関連記事:暖房を1か月つけっぱなしにした場合の電気代はいくら?快適さと節約を両立する方法も解説! 関連記事:冷房の電気代は高い?エアコンの除湿・暖房と徹底比較!節約術も紹介!     エアコンをつけっぱなしにする3つのメリット  結論をまとめると!  エアコンをつけっぱなしにするメリットは以下の3つ  ①室温が安定して快適 ②オンオフの手間がなくなる ③ペットや高齢者がいる家庭でも安心     ここからは、節電以外の面も含めたエアコンをつけっぱなしにするメリット3つをみていきましょう。     ①室温が安定するため快適に過ごしやすい  エアコンをつけっぱなしにすると、室温が一定に保たれるため暑さや寒さによる不快感を減らせます。とくに真夏や真冬は、外出先から帰宅したときの室温が快適に保たれているのはうれしいポイントでしょう。     また、温度変化に敏感なお年寄りや小さな子どもがいるご家庭では、室温を安定させることで体調を崩すリスクを抑えやすくなります。ただし、暖房をつけっぱなしにすると室内の空気が乾燥しやすくなるため、加湿器の併用などで適切な湿度を保つことも大切です。  関連記事:夜にエアコンをつけっぱなしにした場合の電気代は安い?節約方法も解説!     ②こまめなオンオフの手間やストレスがなくなる  エアコンをこまめにつけたり消したりしていると、外出先で「消し忘れたかも」と不安になった経験がある方もいるのではないでしょうか。つけっぱなしを前提にしてしまえば、そうした心配がなくなります。     また、「ちょっと暑いけど、つけるほどでもないかな」「少し肌寒いけど、もう少し我慢しよう」と迷う場面もなくなるでしょう。とくに仕事や家事、育児で忙しい方にとっては、判断の手間が減るだけでも日々のストレス軽減につながります。     ③ペットや高齢者がいる家庭ではとくに安心して過ごせる  犬や猫などのペットは人間に比べて体温調節が苦手なため、夏場の室温が高い環境では熱中症のリスクがあります。外出時もエアコンをつけっぱなしにしておくことで、ペットが安全に過ごせる環境を保てるでしょう。     高齢者がいる家庭でも同様です。急激な温度変化は身体への負担が大きく、とくに冬場はヒートショックのリスクも高まります。エアコンをつけっぱなしにして室温を一定に保つことで、こうしたリスクを軽減しやすくなるのもメリットのひとつです。     エアコンをつけっぱなしにする2つのデメリット  結論をまとめると!  エアコンをつけっぱなしにするデメリットは以下の2つ  ①室内の空気が乾燥しやすい ②自動おそうじ機能が作動しなくなる     つけっぱなしにはメリットがある一方で、事前に知っておきたいデメリットもあります。それぞれの対策方法もあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。     ①室内の空気が乾燥しやすくなる  エアコンを長時間つけっぱなしにすると、室内の空気が乾燥しやすくなります。とくに冬場の暖房時は温風の影響で湿度が下がりやすく、喉や肌の乾燥、風邪やインフルエンザウイルスの活性化につながる可能性があるため注意が必要です。     対策としては、加湿器の併用がもっとも効果的です。室内の湿度は40〜60%を目安に保つのがよいとされています。加湿器がない場合でも、濡れたタオルを室内に干したり、適度に換気をおこなったりすることで乾燥を和らげられるでしょう。  関連記事:加湿器の電気代は安い?種類別の電気料金を比較し節約方法を解説! 関連記事:【徹底比較】象印のスチーム式加湿器の電気代は本当に高いのか?節約方法も解説!     ②自動おそうじ機能が作動しなくなる  自動おそうじ機能付きのエアコンは、運転を停止したあとに内部のフィルターを自動でクリーニングする仕組みの機種が多くあります。そのため、つけっぱなしの状態が続くと自動おそうじ機能が作動せず、フィルターにホコリが蓄積しやすくなるのがデメリットです。     ホコリがたまると運転効率の低下や故障の原因にもつながりかねません。自動おそうじ機能を活かすためには、1日1回は電源を切って機能を作動させる時間を設けるのがおすすめです。仕様は機種ごとに異なるため、あらかじめ取扱説明書を確認しておくと安心でしょう。      つけっぱなしでエアコンが壊れる心配はほとんどない  結論をまとめると!  ・つけっぱなしが直接の故障原因になることはほとんどない ・定期的なメンテナンスをおこなえばエアコンを長持ちさせやすくなる     「つけっぱなしにしたらエアコンが壊れるのでは?」と心配される方もいるかもしれません。結論として、現在のエアコンは連続運転を前提に設計されているため、つけっぱなしが直接の故障原因になることはほぼありません。     むしろ、こまめにオンオフを繰り返す方がコンプレッサー(圧縮機)への負荷がかかりやすいともいわれています。エアコンの寿命は一般的に約10年が目安ですが、定期的なフィルター掃除や点検をおこなえば部品への負担を軽減でき、長持ちさせやすくなるでしょう。     ただし、異音や異臭などの異常が出た場合は、早めにメーカーや専門業者に点検を依頼することが大切です。エアコンの寿命について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。  関連記事:エアコンの寿命は平均何年くらい?修理と買い替えの適切な判断基準を解説!     エアコンのつけっぱなしは内部にカビが発生しやすくなる  結論をまとめると!  ・つけっぱなしにすると冷房時の結露でエアコン内部にカビが生えやすくなる ・カビを防ぐには内部クリーン機能の活用とフィルター掃除が効果的     つけっぱなしでエアコンが壊れる心配はほとんどありませんが、カビについては注意が必要です。ここからは、カビが発生しやすくなる原因と、効果的な対策方法についてみていきましょう。     カビが生えやすくなるのは冷房時の結露が原因  冷房運転中は、エアコン内部の熱交換器が冷たくなり、空気中の水分が結露として付着します。通常であれば運転を止めたあとに内部が乾燥しますが、つけっぱなしにしていると結露が乾く時間がなく、湿った状態が長時間続いてしまうのです。     この湿気にフィルターのホコリが加わると、カビの繁殖条件である「湿度・温度・栄養源」がすべて揃ってしまいます。エアコン内部にカビが発生すると、送風と一緒にカビの胞子が室内に広がり、アレルギーや喘息などの健康被害につながる可能性もあるため、しっかりと対策をおこないましょう。     カビを防ぐには内部クリーンとフィルター掃除が効果的  カビを防ぐためにとくに効果的な対策は、以下の3つです。     1日1回はエアコンを停止して内部クリーン機能を作動させる 2週間に1回はフィルターのホコリを掃除する 冷房を切るときは30分ほど送風運転をしてから電源を切る     内部クリーン機能とは、運転停止後にエアコン内部を乾燥させてカビの発生を抑える仕組みのことです。つけっぱなしの場合でも、たとえば外出時や就寝前に一度電源を切って機能を作動させるとよいでしょう。     フィルターのホコリはカビの栄養源になるため、こまめに取り除くだけでもカビの繁殖を大きく抑えられます。また、内部クリーン機能が搭載されていないエアコンをお使いの方は、冷房を切る際に送風運転で内部の水分を飛ばすのが効果的です。  関連記事:エアコンの送風とは?冷房や暖房との違い、電気代、注意点をわかりやすく解説! 関連記事:エアコンの送風機能の電気代は?つけっぱなしにした場合や冷房との比較も解説!     つけっぱなしでも電気代を抑えられる9つの節電方法  結論をまとめると!  ・つけっぱなしでも工夫次第で電気代を抑えられる ・設定温度や風量の見直し、フィルター掃除などすぐに実践できる方法が多い     エアコンをつけっぱなしにすると快適に過ごしやすくなりますが、電気代が気になる方も多いでしょう。ここからは、つけっぱなしの状態でも電気代を抑えられる9つの節電方法をみていきましょう。  関連記事:【必見】エアコンの電気代の節約術を徹底解説!手軽に効率よく節電するコツとは?     ①風量は「自動運転」に設定すると無駄な電力消費を防げる  風量設定を「自動」にすると、エアコンが室温に応じて最適な風量に調整してくれます。設定温度になるまでは強風で一気に冷やし(暖め)、設定温度に達したあとは微風運転に切り替わるため、余計な電力消費を抑えられるでしょう。     「弱風」に設定した方が節電になるイメージがあるかもしれませんが、弱風のままだと設定温度に達するまでに時間がかかり、かえって電力を多く消費してしまうこともあります。風量は自動に任せるのがもっとも効率的です。  関連記事:エアコンの自動運転とは?電気代との関係や節約方法についても解説! 関連記事:エアコンの風量で電気代は変化するのか?すぐにできる節約術も解説!     ②設定温度を1℃見直すだけで約10〜13%の節電になる  エアコンの設定温度を少し見直すだけでも、大きな節電効果を得られます。環境省によると、冷房の場合は設定温度を1℃上げると約13%、暖房の場合は1℃下げると約10%の節電につながるとされています。     目安として、冷房は28℃・暖房は20℃に設定するのがおすすめです。「少し物足りないかも」と感じる場合は、サーキュレーターや加湿器を併用すると体感温度を調整しやすくなるでしょう。  関連記事:冷房の適切な設定温度は?快適に電気代を節約する方法も解説! 関連記事:暖房の設定温度は何度が理想?冬に電気代を節約しつつ快適に過ごすコツとは?エアコンの電気代節約術をわかりやすく解説 関連記事:エアコン28°Cの電気代はいくら?1時間・1日・1か月の目安と節約方法をわかりやすく解説!     ③サーキュレーターの併用で冷暖房効率が上がる  サーキュレーターや扇風機を併用すると、室内の空気を効率よく循環させることができます。冷たい空気は足元にたまりやすく、暖かい空気は天井付近にたまりやすいため、空気を動かすことで部屋全体の温度ムラを解消できるのです。     温度ムラがなくなるとエアコンの運転負荷も下がるため、消費電力の削減につながります。エアコンの対角線上にサーキュレーターを置くと、空気がもっとも効率よく循環するのでぜひ試してみてください。     関連記事:サーキュレーターの電気代は高い?エアコンとの比較や電気料金の節約方法を紹介! 関連記事:サーキュレーターと扇風機の違いとは?特徴や使い方、電気代の節約術をわかりやすく紹介!     ④フィルターは2週間に1回の掃除で運転効率を保てる  フィルターにホコリが詰まると、エアコンが空気を吸い込みにくくなり運転効率が低下します。資源エネルギー庁によると、月に1〜2回フィルター掃除をすることで、年間約990円の節約につながるとされています。     2週間に1回を目安に、フィルターを掃除機で吸い取るか水洗いして清潔な状態を保ちましょう。つけっぱなしの場合はとくにホコリがたまりやすいため、こまめな掃除が節電とカビ予防の両方に効果的です。  関連記事:エアコン掃除は自分でできるのか?掃除の手順や注意点も解説!     ⑤室外機まわりの環境を整えると冷暖房効率が上がる  冷房時に室外機へ直射日光が当たると、室外機自体の温度が上昇して室内の熱を外に逃しにくくなります。その結果、エアコンの運転効率が低下し、余計な電力を消費してしまうのです。     よしずや室外機専用のカバーなどを使って日陰を作ると、冷房効率を保ちやすくなります。ただし、室外機の吹き出し口をふさがないように設置することが大切です。     ⑥室外機の吹き出し口をふさがないようにする  室外機は、冷房時に室内の熱を外に逃がし、暖房時には外気の熱を室内に取り込む役割を担っています。吹き出し口の前にものを置いてしまうと、空気の流れが妨げられてエアコンの運転効率が下がり、消費電力が増える原因になりかねません。     また、冬場は室外機が吐き出した冷たい空気がものに当たって跳ね返り、再び冷たい空気を吸い込んでしまうことで暖房効率が落ちるケースもあります。室外機のまわりにはできるだけものを置かず、空気が自由に流れる環境を保つようにしましょう。     ⑦断熱カーテンや断熱シートで外気の影響を減らす  窓は外気の影響をもっとも受けやすい場所です。断熱カーテンや窓用の断熱シートを活用すると、夏は外からの熱の侵入を抑え、冬は室内の暖かい空気が逃げるのを防いでくれます。     こうした工夫でエアコンの負荷が軽くなれば、設定温度に達するまでの時間が短くなり、消費電力の削減にもつながるでしょう。とくに窓が大きいリビングや日当たりのよい部屋では効果を実感しやすいです。     ⑧湿度を適切に保つと体感温度が変わる  温度だけでなく、湿度も体感温度に大きく影響します。湿度が高いと汗が蒸発しにくくなるため暑く感じやすく、湿度が低いと実際の室温以上に寒く感じやすくなるのです。     夏場は除湿機能を活用するだけでも体感温度が下がり、冷房の設定温度を上げても快適に過ごせる場合があります。冬場は加湿器を併用すると、暖房の設定温度を上げなくても暖かく感じやすくなるでしょう。とくに冬場の加湿はインフルエンザなどの感染症対策にも効果的です。  関連記事:部屋の湿度は何パーセントがいい?適正に保つ方法をわかりやすく解説! 関連記事:部屋の湿度は何%が理想的?快適に保つための方法をわかりやすく解説! 関連記事:【最新】冷房と除湿、電気代が安いのはどっち?エアコンの節約術も徹底解説!     ⑨古いエアコンは買い替えを検討する  古いエアコンを使い続けている場合は、新しいエアコンへの買い替えも検討してみてください。     参考:一般財団法人 家電製品協会の「2025年度版 スマートライフおすすめBOOK」  エアコンの省エネ性能は年々向上しており、10年前の機種と比べると約14%も消費電力が少なくなっている場合があります。エアコンの買い替えは初期費用はかかるものの、毎日使うものだからこそランニングコストの差は大きくなるでしょう。     長期的に見ると、電気代の節約効果で元が取れるケースも少なくありません。自治体によっては省エネ家電への買い替えに補助金を出しているところもあるため、気になる方は一度調べてみてください。     節電に加えて電力量料金単価を下げるとエアコンの電気代はさらに安くなる  結論をまとめると!  ・節電だけでは電気代の削減に限界がある ・電力量料金単価の安い電力会社に乗り換えると、電気代を手間なく下げられる可能性がある     ここまでエアコンの節電方法を紹介してきましたが、設定温度の見直しやフィルター掃除だけでは削減できる電気代に限界があります。そこでおすすめなのが、電気代の「単価」そのものを下げる方法です。     電気代は以下の式で算出できます。     電気代 = 消費電力量(kWh) × 電力量料金単価(円/kWh)     つまり、いくら使う電力量を減らしても、電力量料金単価が高いままでは節約効果は限られてしまうのです。電力量料金単価は電力会社やプランによって異なるため、単価の安い電力会社に乗り換えるだけで電気代を大幅に下げられる可能性があります。     なお、電気料金には電力量料金単価のほかに、変動単価(燃料費調整額や電源調達調整費など)や再エネ賦課金も含まれています。再エネ賦課金は2012年には0.22円/kWhでしたが、現在は3.98円/kWhまで上昇しており、電気代を押し上げる要因のひとつです。     こうした単価の上昇を踏まえても、電力量料金単価が安い電力会社を選ぶことが家計の負担を軽減するもっとも効果的な方法といえるでしょう。  関連記事:電力会社を乗り換える方法とは?切り替えの手順やメリット・デメリット、注意点をわかりやすく解説 関連記事:電力会社の選び方とは?押さえておきたいポイントと失敗しないための注意点をわかりやすく解説! 関連記事:【2026年最新】電気代の見直しで安くするためのポイントとは?具体的な方法や注意点も解説!     基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?  しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。     このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。  ※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、  しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。     また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。     環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。

結論をまとめると!

・つけっぱなしの電気代は冷房より暖房の方が約2倍高い
・部屋の広さが大きくなるほど電気代も上がる

ここまでの検証で、つけっぱなしがおトクになる条件がわかりました。それでは、実際につけっぱなしにした場合の電気代はいくらになるのかをみていきましょう。

対応畳数

冷房を1日つけっぱなしにした電気代

冷房を1か月つけっぱなしにした電気代

暖房を1日つけっぱなしにした電気代

暖房を1か月つけっぱなしにした電気代

6畳

約62円

約1,860円

約123円

約3,690円

8畳

約69円

約2,070円

約139円

約4,170円

10畳

約77円

約2,310円

約157円

約4,710円

12畳

約111円

約3,330円

約221円

約6,630円

14畳

約122円

約3,660円

約247円

約7,410円

18畳

約179円

約5,370円

約349円

約10,470円

20畳

約196円

約5,880円

約384円

約11,520円

23畳

約226円

約6,780円

約441円

約13,230円

26畳以上

約277円

約8,310円

約526円

約15,780円

資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2026」の期間消費電力量の平均値をもとに、24時間使用を想定して算出
※電気料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWhを使用
※1日あたり・1か月あたりの電気代は、冷房期間(5月23日〜10月4日・135日間・6:00~24:00の18時間)暖房期間(11月8日〜4月16日・160日間)の期間消費電力量を基に算出した平均値
※期間消費電力量はJIS C 9612に基づく測定値で、実際の電気代は設定温度、外気温、使用時間などにより変動します。

上図は、エアコンをつけっぱなしにした場合の冷房・暖房それぞれの電気代をまとめたものです。たとえば8畳のエアコンの場合、冷房は1日約69円・1か月約2,070円、暖房は1日約139円・1か月約4,170円が目安になります。

暖房が冷房の約2倍の電気代になっているのは、冬場の方が外気温と設定温度の差が大きく、その分エアコンの消費電力が増えるためです。また、畳数が大きくなるほど部屋を冷やしたり暖めたりするエネルギーが必要になるため、電気代も上がっていきます。

なお、冷房・暖房をつけっぱなしにした場合の電気代についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:冷房を1か月つけっぱなしにした電気代はいくら?畳数別の目安と電気代の節約方法をわかりやすく解説!
関連記事:暖房を1か月つけっぱなしにした場合の電気代はいくら?快適さと節約を両立する方法も解説!
関連記事:冷房の電気代は高い?エアコンの除湿・暖房と徹底比較!節約術も紹介!

 

 

 

エアコンをつけっぱなしにする3つのメリット

エアコンをつけっぱなしにする3つのメリット

結論をまとめると!

エアコンをつけっぱなしにするメリットは以下の3つ

①室温が安定して快適
②オンオフの手間がなくなる
③ペットや高齢者がいる家庭でも安心

ここからは、節電以外の面も含めたエアコンをつけっぱなしにするメリット3つをみていきましょう。

 

①室温が安定するため快適に過ごしやすい

エアコンをつけっぱなしにすると、室温が一定に保たれるため暑さや寒さによる不快感を減らせます。とくに真夏や真冬は、外出先から帰宅したときの室温が快適に保たれているのはうれしいポイントでしょう。

また、温度変化に敏感なお年寄りや小さな子どもがいるご家庭では、室温を安定させることで体調を崩すリスクを抑えやすくなります。ただし、暖房をつけっぱなしにすると室内の空気が乾燥しやすくなるため、加湿器の併用などで適切な湿度を保つことも大切です。

関連記事:夜にエアコンをつけっぱなしにした場合の電気代は安い?節約方法も解説!

 

②こまめなオンオフの手間やストレスがなくなる

エアコンをこまめにつけたり消したりしていると、外出先で「消し忘れたかも」と不安になった経験がある方もいるのではないでしょうか。つけっぱなしを前提にしてしまえば、そうした心配がなくなります。

また、「ちょっと暑いけど、つけるほどでもないかな」「少し肌寒いけど、もう少し我慢しよう」と迷う場面もなくなるでしょう。とくに仕事や家事、育児で忙しい方にとっては、判断の手間が減るだけでも日々のストレス軽減につながります。

 

③ペットや高齢者がいる家庭ではとくに安心して過ごせる

犬や猫などのペットは人間に比べて体温調節が苦手なため、夏場の室温が高い環境では熱中症のリスクがあります。外出時もエアコンをつけっぱなしにしておくことで、ペットが安全に過ごせる環境を保てるでしょう。

高齢者がいる家庭でも同様です。急激な温度変化は身体への負担が大きく、とくに冬場はヒートショックのリスクも高まります。エアコンをつけっぱなしにして室温を一定に保つことで、こうしたリスクを軽減しやすくなるのもメリットのひとつです。

 

 

エアコンをつけっぱなしにする2つのデメリット

エアコンをつけっぱなしにする2つのデメリット

結論をまとめると!

エアコンをつけっぱなしにするデメリットは以下の2つ

①室内の空気が乾燥しやすい
②自動おそうじ機能が作動しなくなる

つけっぱなしにはメリットがある一方で、事前に知っておきたいデメリットもあります。それぞれの対策方法もあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

①室内の空気が乾燥しやすくなる

エアコンを長時間つけっぱなしにすると、室内の空気が乾燥しやすくなります。とくに冬場の暖房時は温風の影響で湿度が下がりやすく、喉や肌の乾燥、風邪やインフルエンザウイルスの活性化につながる可能性があるため注意が必要です。

対策としては、加湿器の併用がもっとも効果的です。室内の湿度は40〜60%を目安に保つのがよいとされています。加湿器がない場合でも、濡れたタオルを室内に干したり、適度に換気をおこなったりすることで乾燥を和らげられるでしょう。

関連記事:加湿器の電気代は安い?種類別の電気料金を比較し節約方法を解説!
関連記事:【徹底比較】象印のスチーム式加湿器の電気代は本当に高いのか?節約方法も解説!

 

②自動おそうじ機能が作動しなくなる

自動おそうじ機能付きのエアコンは、運転を停止したあとに内部のフィルターを自動でクリーニングする仕組みの機種が多くあります。そのため、つけっぱなしの状態が続くと自動おそうじ機能が作動せず、フィルターにホコリが蓄積しやすくなるのがデメリットです。

ホコリがたまると運転効率の低下や故障の原因にもつながりかねません。自動おそうじ機能を活かすためには、1日1回は電源を切って機能を作動させる時間を設けるのがおすすめです。仕様は機種ごとに異なるため、あらかじめ取扱説明書を確認しておくと安心でしょう。

 

 

つけっぱなしでエアコンが壊れる心配はほとんどない

つけっぱなしでエアコンが壊れる心配はほとんどない

結論をまとめると!

・つけっぱなしが直接の故障原因になることはほとんどない
・定期的なメンテナンスをおこなえばエアコンを長持ちさせやすくなる

「つけっぱなしにしたらエアコンが壊れるのでは?」と心配される方もいるかもしれません。結論として、現在のエアコンは連続運転を前提に設計されているため、つけっぱなしが直接の故障原因になることはほぼありません。

むしろ、こまめにオンオフを繰り返す方がコンプレッサー(圧縮機)への負荷がかかりやすいともいわれています。エアコンの寿命は一般的に約10年が目安ですが、定期的なフィルター掃除や点検をおこなえば部品への負担を軽減でき、長持ちさせやすくなるでしょう。

ただし、異音や異臭などの異常が出た場合は、早めにメーカーや専門業者に点検を依頼することが大切です。エアコンの寿命について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:エアコンの寿命は平均何年くらい?修理と買い替えの適切な判断基準を解説!

 

 

エアコンのつけっぱなしは内部にカビが発生しやすくなる

エアコンのつけっぱなしは内部にカビが発生しやすくなる

結論をまとめると!

・つけっぱなしにすると冷房時の結露でエアコン内部にカビが生えやすくなる
・カビを防ぐには内部クリーン機能の活用とフィルター掃除が効果的

つけっぱなしでエアコンが壊れる心配はほとんどありませんが、カビについては注意が必要です。ここからは、カビが発生しやすくなる原因と、効果的な対策方法についてみていきましょう。

 

カビが生えやすくなるのは冷房時の結露が原因

冷房運転中は、エアコン内部の熱交換器が冷たくなり、空気中の水分が結露として付着します。通常であれば運転を止めたあとに内部が乾燥しますが、つけっぱなしにしていると結露が乾く時間がなく、湿った状態が長時間続いてしまうのです。

この湿気にフィルターのホコリが加わると、カビの繁殖条件である「湿度・温度・栄養源」がすべて揃ってしまいます。エアコン内部にカビが発生すると、送風と一緒にカビの胞子が室内に広がり、アレルギーや喘息などの健康被害につながる可能性もあるため、しっかりと対策をおこないましょう。

 

カビを防ぐには内部クリーンとフィルター掃除が効果的

カビを防ぐためにとくに効果的な対策は、以下の3つです。

  • 1日1回はエアコンを停止して内部クリーン機能を作動させる
  • 2週間に1回はフィルターのホコリを掃除する
  • 冷房を切るときは30分ほど送風運転をしてから電源を切る

内部クリーン機能とは、運転停止後にエアコン内部を乾燥させてカビの発生を抑える仕組みのことです。つけっぱなしの場合でも、たとえば外出時や就寝前に一度電源を切って機能を作動させるとよいでしょう。

フィルターのホコリはカビの栄養源になるため、こまめに取り除くだけでもカビの繁殖を大きく抑えられます。また、内部クリーン機能が搭載されていないエアコンをお使いの方は、冷房を切る際に送風運転で内部の水分を飛ばすのが効果的です。

関連記事:エアコンの送風とは?冷房や暖房との違い、電気代、注意点をわかりやすく解説!
関連記事:エアコンの送風機能の電気代は?つけっぱなしにした場合や冷房との比較も解説!

 

 

 

つけっぱなしでも電気代を抑えられる9つの節電方法

つけっぱなしでも電気代を抑えられる9つの節電方法

結論をまとめると!

・つけっぱなしでも工夫次第で電気代を抑えられる
・設定温度や風量の見直し、フィルター掃除などすぐに実践できる方法が多い

エアコンをつけっぱなしにすると快適に過ごしやすくなりますが、電気代が気になる方も多いでしょう。ここからは、つけっぱなしの状態でも電気代を抑えられる9つの節電方法をみていきましょう。

関連記事:【必見】エアコンの電気代の節約術を徹底解説!手軽に効率よく節電するコツとは?

 

①風量は「自動運転」に設定すると無駄な電力消費を防げる

風量設定を「自動」にすると、エアコンが室温に応じて最適な風量に調整してくれます。設定温度になるまでは強風で一気に冷やし(暖め)、設定温度に達したあとは微風運転に切り替わるため、余計な電力消費を抑えられるでしょう。

「弱風」に設定した方が節電になるイメージがあるかもしれませんが、弱風のままだと設定温度に達するまでに時間がかかり、かえって電力を多く消費してしまうこともあります。風量は自動に任せるのがもっとも効率的です。

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②設定温度を1℃見直すだけで約10〜13%の節電になる

エアコンの設定温度を少し見直すだけでも、大きな節電効果を得られます。環境省によると、冷房の場合は設定温度を1℃上げると約13%、暖房の場合は1℃下げると約10%の節電につながるとされています。

目安として、冷房は28℃・暖房は20℃に設定するのがおすすめです。「少し物足りないかも」と感じる場合は、サーキュレーターや加湿器を併用すると体感温度を調整しやすくなるでしょう。

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③サーキュレーターの併用で冷暖房効率が上がる

サーキュレーターや扇風機を併用すると、室内の空気を効率よく循環させることができます。冷たい空気は足元にたまりやすく、暖かい空気は天井付近にたまりやすいため、空気を動かすことで部屋全体の温度ムラを解消できるのです。

温度ムラがなくなるとエアコンの運転負荷も下がるため、消費電力の削減につながります。エアコンの対角線上にサーキュレーターを置くと、空気がもっとも効率よく循環するのでぜひ試してみてください。

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④フィルターは2週間に1回の掃除で運転効率を保てる

フィルターにホコリが詰まると、エアコンが空気を吸い込みにくくなり運転効率が低下します。資源エネルギー庁によると、月に1〜2回フィルター掃除をすることで、年間約990円の節約につながるとされています。

2週間に1回を目安に、フィルターを掃除機で吸い取るか水洗いして清潔な状態を保ちましょう。つけっぱなしの場合はとくにホコリがたまりやすいため、こまめな掃除が節電とカビ予防の両方に効果的です。

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⑤室外機まわりの環境を整えると冷暖房効率が上がる

冷房時に室外機へ直射日光が当たると、室外機自体の温度が上昇して室内の熱を外に逃しにくくなります。その結果、エアコンの運転効率が低下し、余計な電力を消費してしまうのです。

よしずや室外機専用のカバーなどを使って日陰を作ると、冷房効率を保ちやすくなります。ただし、室外機の吹き出し口をふさがないように設置することが大切です。

 

⑥室外機の吹き出し口をふさがないようにする

室外機は、冷房時に室内の熱を外に逃がし、暖房時には外気の熱を室内に取り込む役割を担っています。吹き出し口の前にものを置いてしまうと、空気の流れが妨げられてエアコンの運転効率が下がり、消費電力が増える原因になりかねません。

また、冬場は室外機が吐き出した冷たい空気がものに当たって跳ね返り、再び冷たい空気を吸い込んでしまうことで暖房効率が落ちるケースもあります。室外機のまわりにはできるだけものを置かず、空気が自由に流れる環境を保つようにしましょう。

 

⑦断熱カーテンや断熱シートで外気の影響を減らす

窓は外気の影響をもっとも受けやすい場所です。断熱カーテンや窓用の断熱シートを活用すると、夏は外からの熱の侵入を抑え、冬は室内の暖かい空気が逃げるのを防いでくれます。

こうした工夫でエアコンの負荷が軽くなれば、設定温度に達するまでの時間が短くなり、消費電力の削減にもつながるでしょう。とくに窓が大きいリビングや日当たりのよい部屋では効果を実感しやすいです。

 

⑧湿度を適切に保つと体感温度が変わる

温度だけでなく、湿度も体感温度に大きく影響します。湿度が高いと汗が蒸発しにくくなるため暑く感じやすく、湿度が低いと実際の室温以上に寒く感じやすくなるのです。

夏場は除湿機能を活用するだけでも体感温度が下がり、冷房の設定温度を上げても快適に過ごせる場合があります。冬場は加湿器を併用すると、暖房の設定温度を上げなくても暖かく感じやすくなるでしょう。とくに冬場の加湿はインフルエンザなどの感染症対策にも効果的です。

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⑨古いエアコンは買い替えを検討する

古いエアコンを使い続けている場合は、新しいエアコンへの買い替えも検討してみてください。

参考:一般財団法人 家電製品協会の「2025年度版 スマートライフおすすめBOOK」

エアコンの省エネ性能は年々向上しており、10年前の機種と比べると約14%も消費電力が少なくなっている場合があります。エアコンの買い替えは初期費用はかかるものの、毎日使うものだからこそランニングコストの差は大きくなるでしょう。

長期的に見ると、電気代の節約効果で元が取れるケースも少なくありません。自治体によっては省エネ家電への買い替えに補助金を出しているところもあるため、気になる方は一度調べてみてください。

 

 

節電に加えて電力量料金単価を下げるとエアコンの電気代はさらに安くなる

節電に加えて電力量料金単価を下げるとエアコンの電気代はさらに安くなる

結論をまとめると!

・節電だけでは電気代の削減に限界がある
・電力量料金単価の安い電力会社に乗り換えると、電気代を手間なく下げられる可能性がある

ここまでエアコンの節電方法を紹介してきましたが、設定温度の見直しやフィルター掃除だけでは削減できる電気代に限界があります。そこでおすすめなのが、電気代の「単価」そのものを下げる方法です。

電気代は以下の式で算出できます。

電気代 = 消費電力量(kWh) × 電力量料金単価(円/kWh)

つまり、いくら使う電力量を減らしても、電力量料金単価が高いままでは節約効果は限られてしまうのです。電力量料金単価は電力会社やプランによって異なるため、単価の安い電力会社に乗り換えるだけで電気代を大幅に下げられる可能性があります。

なお、電気料金には電力量料金単価のほかに、変動単価(燃料費調整額や電源調達調整費など)や再エネ賦課金も含まれています。再エネ賦課金は2012年には0.22円/kWhでしたが、現在は3.98円/kWhまで上昇しており、電気代を押し上げる要因のひとつです。

こうした単価の上昇を踏まえても、電力量料金単価が安い電力会社を選ぶことが家計の負担を軽減するもっとも効果的な方法といえるでしょう。

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基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?

しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。

このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。

基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?

※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。

また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。

環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。

 

 

この記事内でよくある質問
エアコンのつけっぱなしとこまめに消すのはどちらがおトク?

エアコンのつけっぱなしとこまめに消すのでは、季節や外出時間によっておトクになる使い方が異なります。冷房の場合は日中35分以内・夜間18分以内の外出ならつけっぱなしの方が電気代は安く、暖房の場合はすべての時間帯でつけっぱなしが有利になりやすいでしょう。迷ったときは「外出が1時間以内かどうか」をひとつの目安にするのがおすすめです。

エアコンをつけっぱなしにした場合、電気代はいくらかかる?

エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代は、8畳用エアコンで冷房1日約69円(1か月約2,070円)、暖房1日約139円(1か月約4,170円)が目安です。エアコンの電気代は外気温と設定温度の差が大きいほど高くなります。冬場の方が外気温と設定温度の差が大きいため、暖房は冷房の約2倍の電気代がかかりやすいでしょう。

エアコンをつけっぱなしにすると壊れる?
エアコンをつけっぱなしにしても、それが直接の故障原因になることはほぼありません。現在のエアコンは連続運転を前提に設計されており、むしろこまめにオンオフを繰り返す方がコンプレッサーへの負荷がかかりやすいともいわれています。ただし、定期的なフィルター掃除や点検をおこなうことで部品の消耗を抑え、エアコンを長持ちさせやすくなるでしょう。