【徹底解説】エアコンのつけっぱなしは節電にならない?電気代の節約方法も紹介!
1年を通してお世話になることの多いエアコン。たまに「エアコンはつけっぱなしの方が節電になる」と聞きますが、本当にそう言い切れるのでしょうか?
そこでこの記事では、エアコンは「つけっぱなし」か「こまめに切る」、どちらが電気代がオトクになるのか、冷房・暖房それぞれのシチュエーションごとに解説します。最後に、電気代の節約方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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この記事を読んでわかること
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【冷房編】エアコンのつけっぱなしは節電になるのか?
結論をまとめると!
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それではさっそく、エアコンのつけっぱなしは節電になるのかを解説します。まず、冷房はつけっぱなしにした方がオトクなのかを見ていきましょう。
①冷房の「24時間つけっぱなし」と「30分ごとにオンオフ」を比較
最初に、冷房を「24時間つけっぱなし」にした場合と「30分ごとにオンオフ」した場合の消費電力を比較してみましょう。
(出典:DAIKIN「つけっぱなしがお得”という説は本当なのかを検証せよ!」)
上図は、冷房を「つけっぱなし」にした場合(赤色)と「30分ごとにオンオフ」した場合(青色)の消費電力の推移をあらわしたものです。左側が9:00〜18:00、右側が18:00〜23:00となっています。
まず日中(9:00〜18:00)の時間帯で比較すると、12時までは「つけっぱなし」「30分ごとにオンオフ」ともに消費電力量に大きな違いは見られません。しかし12時以降は、30分間ごとにエアコンを切るより、「つけっぱなし」にするほうが消費電力量が少ないことがわかります。
続いて夜間(18:00〜23:00)の時間帯を見ると、18:00〜22:00はどちらも差がありませんが、22:00以降は「30分ごとにオンオフ」した方が消費電力が少なくなっています。
ここまでをまとめると、以下のようになることがわかりました。
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②冷房の「24時間つけっぱなし」と「外出時だけオフ」を比較
ここまで「冷房のつけっぱなしは節電になるとは言い切れない」ことがわかりました。それでは、冷房を「24時間つけっぱなし」と「外出時だけオフ」にした場合では、どちらの方が電気代が安いのでしょうか?
(出典:DAIKIN「つけっぱなしがお得”という説は本当なのかを検証せよ!」)
上図のスケジュールで、「24時間つけっぱなし」にした場合と「外出時だけオフ」にした場合の「消費電力量」と「電気代」を比較すると、結果は以下のようになりました。
24時間つけっぱなし
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外出時だけオフ
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1日の消費電力量
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5.7kWh
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4.4kWh
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1日の電気代
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153.9円
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118.8円
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図を見ると、冷房を24時間つけっぱなしにした場合の電気代は153.9円で、外出時だけオフにした場合の電気代は118.8円になることがわかります。
先ほど「昼間は冷房をつけっぱなしにした方がいい」と説明しましたが、ある程度の時間を外で過ごす場合はエアコンの電源をオフにした方が電気代が安くなるようです。
この検証により、以下のことがわかりました。
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【結論】冷房は「短時間の外出」ならつけっぱなしがオトク
ここまでの結論をまとめると以下のようになります。
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これをさらに掘り下げると、以下のことがわかっています。
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これにより「短時間の外出であれば、エアコン(冷房)はつけっぱなしでも大丈夫」ということがわかりました。それでは、なぜ短時間であればクーラーはつけっぱなしでも大丈夫なのでしょうか。それは、エアコンは稼働を始めるタイミングで最も多くの電力を消費するからです。
上図はエアコンの電力消費量のイメージをまとめたものです。これより、つけっぱなしの方は最初に多くの電力を消費しますが、時間が経つにつれて落ち着くことがわかります。
一方で右側のこまめにオンオフした場合は、オンするたびに消費電力量が跳ね上がっています。これは室温が安定するタイミングで電源を切ることで室温が上がってしまい、また温度を下げるために多くの電力を消費するからです。
このようにエアコンは「こまめにオンオフ」すると室温が安定しないため、短時間の外出であればつけっぱなしにした方がいいのです。逆に長時間の外出は電気をムダにするため、こまめなオフをおすすめします。
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【暖房】エアコンのつけっぱなしは節電になるのか?
結論をまとめると!
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次に、暖房を「24時間つけっぱなし」にすると節電になるのか、解説していきます。
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①暖房の「24時間つけっぱなし」と「30分ごとにオンオフ」を比較
まず、暖房を「24時間つけっぱなし」にした場合と「30分ごとにオンオフ」した場合の消費電力を比較してみましょう。
時間帯
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つけっぱなし
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30分ごとにオンオフ
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消費電力量
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電気代
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消費電力量
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電気代
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日中(06:00〜18:00)
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7.8kWh
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211.0円
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11.2kWh
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302.0円
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夜間(18:00〜23:00)
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3.3kWh
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89.0円
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4.2kWh
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113.0円
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深夜・早朝(23:00〜06:00)
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5.0kWh
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135.0円
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8.5kWh
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230.0円
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上図は暖房を「つけっぱなし」にした場合と「30分ごとにオンオフ」した場合の「消費電力量」と「電気代」を比較したものです。こうして見ると、暖房は冷房とは異なり、「すべての時間帯でつけっぱなしにした方がオトクになる」ことがわかります。
この理由として、冬場は室内外の温度差が大きいため、こまめに電源をオンオフすると、そのつど温度差を埋めようとして電力消費量が大きくなるからです。
改めて結論をまとめると以下のようになります。
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②暖房の「24時間つけっぱなし」と「外出時だけオフ」を比較
続いて、暖房を「24時間つけっぱなし」にした場合と「外出時だけオフ」にした場合を比較してみましょう。
(引用元:DAIKIN「エアコン暖房を「つけっぱなし」にするのと「こまめに入り切り」するのでは、どちらの電気代が安くなるの?」)
上図は1日の間で「外出時のみオフ」にした場合の想定スケジュールです。このスケジュールで外出ごとに暖房をオフにすると、以下の「消費電力量」と「電気代」になりました。
時間帯
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つけっぱなし
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外出時だけオフ
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||
消費電力量
|
電気代
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消費電力量
|
電気代
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日中(06:00〜18:00)
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5.7kWh
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154.0円
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8.9kWh
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240.0円
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夜間(18:00〜23:00)
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3.4kWh
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92.0円
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2.4kWh
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65.0円
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深夜・早朝(23:00〜06:00)
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3.5kWh
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95.0円
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0.3kWh
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8.0円
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こうして見ると、日中は「つけっぱなし」の方が節電になるものの、それ以外の時間帯は「30分ごとにオンオフ」した方が節電になることがわかります。それでは、1日あたりで見るとどうなのでしょうか?
24時間つけっぱなし
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外出時だけオフ
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1日の消費電力量
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12.7kWh
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11.6kWh
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1日の電気代
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343円
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313円
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上図は時間帯ごとの電力消費量と電気代を全て合計したものです。こうしてみると、暖房は「24時間つけっぱなしでも大差ない」ことがわかりました。結論をまとめると以下のようになります。
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【結論】暖房の電気代はつけっぱなしでもほぼ同じ
ここまでの結論をまとめると以下のようになりました。
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冷房と違い「暖房はつけっぱなしでも節電効果はほとんど変わらない」ことがわかりました。これは先述したように冬場は室内外の温度差が大きく、その差を埋めるために多くの電力を消費するからです。
上図は、エアコン(暖房)を使った場合の室温の推移です。これを見ると「つけっぱなし」は室温が安定しますが、「こまめにオンオフ」は室温の波が大きいことがわかります。この波が大きい分、多くの電力を消費することから、暖房はつけっぱなしでも問題ないということがいえるのです。
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エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代
結論をまとめると!
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ここまで「エアコンはつけっぱなしがオトクなのか?」ということを解説してきました。それでは、エアコンをつけっぱなしにした場合の1日の電気代はいくらになるのでしょうか?
8時間つけっぱなし
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24時間つけっぱなし
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冷房
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51.3円〜250円
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153.9円〜750円
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暖房
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114.3円〜691.2円
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343円〜2073円
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上図は冷房・暖房それぞれの電気代をまとめたものです。
冷房の電気代は、8時間つけっぱなしで51.3円〜250円、24時間つけっぱなしだと153.9円〜750円になります。暖房の場合は、8時間つけっぱなしで114.3円〜691.2円、24時間つけっぱなしだと343円〜2073円となりました。
冷房を使う夏に比べると、暖房を使用する冬場の方が外気温と室温の差が大きいため、消費電力が大きく電気代も高いです。
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エアコンをつけっぱなしにするメリット
ここからは、エアコンをつけっぱなしにするメリットを3つご紹介します。節電以外のメリットを理解し、効果的にエアコンを使いましょう。
結論をまとめると! エアコンをつけっぱなしにするメリットは以下の3つ。 ①つねに快適に過ごせる |
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①つねに快適に過ごせる
エアコンをつけっぱなしにするメリットの一つ目は、つねに適温が保てるため、快適に過ごせることです。暑さや寒さによる不快感も解消でき、ストレスの融和にも繋がるでしょう。
とくに、温度変化に敏感なお年寄りや小さな子どものいる家庭では、体調を崩さないためにも、快適に過ごせる温度管理が大切です。また、外出先から自宅に戻った際でも、室内に入ると快適な温度に設定されているため安心感がもてるのも魅力です。
②睡眠の質向上につながる
エアコンをつけっぱなしにしておくと、睡眠の質向上になることもメリットです。快適な室温が保たれていれば、寝苦しさを感じることなく休めます。
夏場は28℃前後にしておくと、暑すぎて不快な思いをしたり、身体を冷やしすぎたりするのを回避できるでしょう。冬場は18℃前後に設定しておくと、厚着をしていても寝苦しさを感じにくいです。また、布団の中と室温の温度差を小さくできるため、ヒートショックを起こす心配も減らせます。
③電源のオンオフを気にしなくていい
電源のオンオフを気にしなくていいのもメリットです。エアコンをこまめにつけたり消したりする習慣があると、外出先でも「エアコンを消したかどうか」が気になり、ストレスがかかります。
一度「エアコンはつけっぱなしにする」と決めてしまえば、「ちょっと暑いけど、つけるほどでもないかな」とか「少し肌寒いけど、もう少し我慢しよう」といったことを考える必要もありません。とくに仕事や家事、育児などで忙しい場合は、余計なことを考える手間が省けるのが魅力です。
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エアコンをつけっぱなしにするデメリット
ここまではエアコンをつけっぱなしにする際のメリットをご紹介しましたが、デメリットも存在します。事前に理解しておきたいデメリットをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
結論をまとめると! エアコンをつけっぱなしにするデメリットは以下の3つ。 ①室内の空気が乾燥する |
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①室内の空気が乾燥する
エアコンをつけっぱなしにすると、常に風を送っているため、室内の空気が乾燥するのが難点です。空気の乾燥は、喉や肌の乾燥、風邪やインフルエンザウイルスの活性化、静電気の発生など、健康上の問題を引き起こす可能性があります。
とくに乾燥しやすい冬場は、加湿器などを併用して湿度を適切に保つことが重要です。
②エアコンの寿命が縮む
エアコンだけでなく、電化製品は頻繁に使えば使うほど劣化が早くなります。長時間つけっぱなしにすると、エアコンの部品に負担をかけ、寿命を縮める可能性があります。
エアコンを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスをおこない、エアコンの負荷を軽減することが大切です。
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③自動おそうじ機能などが使えない
一部のエアコンには自動おそうじ機能が搭載されていますが、エアコンをつけっぱなしにしている間は作動しません。この機能は、エアコン内部のフィルターを自動で掃除し、カビやホコリの繁殖を抑えるものです。
自動おそうじ機能が使えないと、フィルターに汚れが蓄積しやすくなり、エアコンの運動効率低下や故障の原因となる可能性があります。2週間に一度はエアコンの電源を切り、自動おそうじ機能を活用するのがおすすめです。
エアコンつけっぱなしの状態で節電する方法
エアコンをつけっぱなしにすると、快適に過ごしやすくなります。とはいえ、つけっぱなしにすることで電気代が高くなることもあるため、賢く節電する方法をご紹介します。
結論をまとめると! エアコンをつけっぱなしの状態で節電する方法は以下の9つ ①適切な設定温度にする |
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①適切な設定温度にする
エアコンの設定温度を工夫するだけでも節電効果を得られます。冷房時の設定温度は28℃を目安にするのがおすすめです。冷房の場合は、設定温度を1℃上げるだけで、約13%の節電効果が期待できます。
また、暖房時は1℃下げると、約10%の節電効果を得られると言われています。設定温度を20℃に調整すると、快適かつ電気代の節約にもつながるでしょう。
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②エアコンの風量設定は自動にする
風量設定を「自動」にすると、エアコンが室温に応じて適切な風量に調整してくれます。設定温度になるまでは強風、設定温度になれば微風運転に切り替えてくれるため、余計な電力消費を抑えられるでしょう。
また、自分で設定する手間も省けるため、風量設定を気にする必要がなくなるのも魅力です。
③サーキュレーターや扇風機を併用する
サーキュレーターや扇風機を併用すると、効率的に室内の空気を循環できます。冷たい空気は足元にたまりやすいため、空気を動かすことで室内全体に冷たい空気を循環させることが可能です。
また、暖かい空気は天井の方にたまりやすいため、空気を循環させれば部屋全体が暖かくなります。効率的に室温を調整することで、エアコンの消費電力を抑えられるでしょう。
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④フィルターをこまめに掃除する
フィルターにホコリが詰まると、エアコンの運転効率が低下します。フィルター掃除をしない状態で使い続けると、1年の間で25%も余分に電力を消費すると言われています。
できる限り、月に1〜2回はフィルターを掃除し、清潔な状態を保ちましょう。
⑤室外機に直射日光があたらないようにする
冷房を使用する夏場は、室外機に直射日光が当たらないように注意が必要です。室外機に直射日光が当たると、温度が上昇して室内の熱を外に逃しにくくなるため、エアコンの運転効率が低下します。
よしずや室外機専用のカバーなどを使い、室外機に日陰を作る工夫をして直射日光を避けるようにしましょう。
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⑥室外機の吹き出し口をふさがない
室外機の吹き出し口をふさがないように気をつけることも大切です。室外機がふさがれていると、室内の空気を外に逃しにくくなるため、エアコンの運転効率が低下します。
室外機の周りには極力物を置かないように気をつけましょう。
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⑦古いエアコンは買い替える
古いエアコンを使い続けている場合は、新しいエアコンに買い替えるのも一考です。電化製品は常に進化しているため、古いエアコンは新しいエアコンに比べて消費電力が大きい可能性があります。
とくに、10年程度の差があると、約15%も消費電力に違いが出る場合があるため、新しいエアコンをチェックしてみるのもおすすめです。初期投資はかかりますが、ランニングコストを節約できるため、長期的な目線でみるとお得に使えます。
⑧湿度を適切に保つ
湿度を適切に保つだけでも節電効果を得られます。湿度が高いと体感温度が上がるため、エアコンの設定温度を低くしても暖かく感じます。冬場は加湿器を併用すると、効果的に体感温度を上げられるでしょう。
一方で、夏場は湿度が高いと蒸し暑さを感じるため、除湿機能を使用するだけでも快適に過ごせる場合があります。
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⑨電気代の単価を下げる
ここまで、エアコンの電気代の節約する方法を紹介してきました。もっと大幅に電気代を下げたい方にオススメなのが「電気代の単価」を下げることです。
電気代は以下の式で算出できます。
電気代=使った電力の量×電気代の単価 |
使った電力の量を減らして節約できる電気代には限界があります。一方で、電気代の単価を下げると、大幅に家の電気代を安くできる可能性があります。
そして、電気代の単価を下げる方法が、「電力会社の切り替え」です。電気代の単価は電力会社によって異なるため、単価が低い電力会社やプランを見つけて、乗り換えを検討してみてください。
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電気代をオトクにしたいならしろくま電力がおすすめ
ここまで暖房器具の節約術を紹介し、最も効果的なのは「電力会社の切り替え」だと説明しました。そこで、電気代を節約したい方にオススメなのが、しろくま電力が提供している「しろくまプラン」です。
「しろくまプラン」は家庭・小規模法人に向けたプランで、大手電力会社と比べ電気料金の単価が安いのが特徴です。大手電力会社から切り替えれば大幅な電気代の節約になる可能性があります。
上の図は、4人世帯の場合の電気代を、大手電力会社としろくま電力の「しろくまプラン」で比較したものです。どの大手電力会社から切り替えた場合も、しろくま電力の方が電気代は安くなる場合が多くなります。
また、「しろくまプラン」の電気は発電時にCO2を出さない実質再生可能エネルギーであり、安いだけではなく環境にも配慮しています。
環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。
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