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エアコンの電気代を節約する方法とは?すぐにできる節電術から効果的な電気代の下げ方までわかりやすく解説!

エアコンの電気代を節約する方法とは?すぐにできる節電術から効果的な電気代の下げ方までわかりやすく解説!

エアコンの電気代を節約するには、風量設定を「自動」にする、フィルターを2週間に1回掃除する、サーキュレーターを併用するといった、すぐにできる使い方の工夫が効果的です。環境省によると、設定温度を1°C変えるだけで冷房は約13%、暖房は約10%の消費電力を削減できるとされており、日々の小さな見直しが年間で数千円以上の節約につながる可能性があります。

本記事では、エアコンの電気代の目安と高くなる理由、すぐに実践できる節約方法をわかりやすく解説します。エアコンの電気代を抑えたい方はぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること

・エアコンの電気代の目安
・エアコンの電気代が高くなる理由
・エアコンの電気代を節約する方法

 

 

 

エアコンは家庭の電力消費のなかでもっとも大きな割合を占めている

エアコンは家庭の電力消費のなかでもっとも大きな割合を占めている

結論をまとめると!

・エアコンは、家庭の消費電力の約32.7〜34.2%を占めるもっとも電力消費の大きい家電である
・エアコンの使い方を見直すことが電気代の節約にもっとも直結しやすい

資源エネルギー庁によると、家庭の消費電力のうち、エアコンが占める割合は約32.7〜34.2%にのぼります。これは、冷蔵庫や照明などほかの家電と比べても圧倒的に大きい割合です。

 

参考:資源エネルギー庁「家電製品別の電力消費割合を知ろう!」

上図は、家庭における家電別の消費電力割合を夏と冬にわけてまとめたものです。エアコンが全体の約4割を占めていることからも、エアコンの使い方を見直すことが家計全体の電気代を下げるもっとも効果的な方法だといえるでしょう。

関連記事:エアコンの消費電力はどれくらい?電気代の計算方法や節約術についても解説!
関連記事:【2026年最新】電気代が高い家電ランキング!年間電気代の目安と節約のポイントをわかりやすく解説

 

 

エアコンの電気代は冷房で1か月約1,405〜6,214円・暖房で1か月約2,760〜11,839円が目安

エアコンの電気代は冷房で1か月約1,405〜6,214円・暖房で1か月約2,760〜11,839円が目安

結論をまとめると!

・エアコンの電気代は対応畳数が大きくなるほど高くなる
・暖房の電気代は冷房の約1.8〜2倍になる

エアコンの電気代は、部屋の広さやモードによって大きく変わります。まずは畳数別の電気代の目安をみていきましょう。

適用畳数

冷房(1日)

冷房(1か月)

暖房(1日)

暖房(1か月)

6畳

約47円

約1,405円

約92円

約2,760円

8畳

約52円

約1,564円

約104円

約3,114円

10畳

約58円

約1,736円

約118円

約3,533円

12畳

約83円

約2,501円

約166円

約4,967円

14畳

約92円

約2,756円

約185円

約5,548円

18畳

約134円

約4,030円

約262円

約7,848円

20畳

約147円

約4,409円

約288円

約8,626円

23畳

約169円

約5,077円

約331円

約9,910円

26畳以上

約207円

約6,214円

約395円

約11,839円

※参考:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2026」の資料をもとに畳数別の期間消費電力量の平均値より算出
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWhを使用
※冷房期間は5月23日〜10月4日の135日間、暖房期間は11月8日〜4月16日の160日間(いずれも6:00〜24:00の18時間使用)として算出
※JIS C 9612に基づく測定値のため、実際の電気代は設定温度・外気温・使用時間などにより変動します

上図は、畳数別のエアコンの電気代をまとめたものです。6畳の冷房であれば1か月あたり約1,405円ですが、14畳になると約2,756円と約2倍に増えます。また、暖房の電気代は冷房の約1.8〜2倍かかっており、冬場の方が電気代が高くなりやすいことがわかるでしょう。

なお、エアコンには冷房・暖房のほかに「除湿モード」もありますが、除湿の種類によって電気代が異なります。弱冷房除湿やハイブリッド除湿は冷房よりも消費電力が低くなる傾向がありますが、再熱除湿は除湿しながら室内の空気をあたため直す仕組みのため、冷房よりも電気代が高くなりやすいのが特徴です。

関連記事:【最新】冷房と除湿、電気代が安いのはどっち?エアコンの節約術も徹底解説!
関連記事:エアコンの電気代はいくら?1時間・1日・1か月の目安と節約方法をわかりやすく解説!
関連記事:エアコンの暖房の電気代は高い?節約方法もあわせて解説!

 

 

エアコンの電気代が高くなる理由は「室温と設定温度の差」にある

エアコンの電気代が高くなる理由は「室温と設定温度の差」にある

結論をまとめると!

・エアコンは室温と設定温度の差が大きいほど多くの電力を消費する
・起動直後にもっとも消費電力が大きくなる
・冬の暖房は夏の冷房よりも電気代が高くなりやすい

エアコンは、室温を設定温度に近づけるときにもっとも多くの電力を使います。つまり、室温と設定温度の差が大きいほど電気代は高くなりやすいのです。この仕組みを知っておくと、このあと紹介する節約方法がなぜ効果的なのかが理解しやすくなるでしょう。

 

エアコンは起動直後にもっとも多くの電力を消費する

エアコンの消費電力がもっとも大きくなるのは、電源を入れた直後です。起動直後は室温と設定温度の差が大きいため、エアコンはフル稼働して一気に室温を近づけようとします。このとき、通常運転時の数倍の電力を消費することも珍しくありません。

設定温度に到達すると、エアコンは自動的に省エネ運転に切り替わり、消費電力はぐっと下がります。つまり、エアコンの電気代は「起動時に大きく、安定後は小さい」という特徴があるのです。この仕組みを知っておくと、こまめに電源をオンオフすることがなぜ逆効果になるのかがわかるでしょう。

 

冬の暖房は夏の冷房よりも電気代が高くなりやすい

前述の表で暖房の電気代が冷房の約2倍になっていた理由も、室温と設定温度の差で説明できます。たとえば、夏に外気温35°Cの部屋を28°Cまで冷やす場合、その差は7°Cです。一方、冬に外気温7°Cの部屋を20°Cまで暖める場合、差は13°Cにもなります。

このように、冬場は夏場に比べて室温と設定温度の差が約2倍になるため、エアコンはより多くの電力を使って運転しなければなりません。冬場のエアコンの電気代が気になる方は、このあとご紹介する暖房向けの節約方法をとくに意識してみてください。

 

 

 

エアコンの電気代を節約するなら設定・運転方法の見直しから始めよう

エアコンの電気代を節約するなら設定・運転方法の見直しから始めよう

結論をまとめると!

・エアコンの風量は「自動」、設定温度は夏28°C・冬20°Cが目安になる
・エアコンの風向きやモードの使い分けでさらに電気代を抑えられる

エアコンの電気代を節約するためにまず取り組みたいのが、設定や運転方法の見直しです。リモコンの操作だけで今すぐ実践でき、費用もかかりません。ここからは、設定・運転方法でできる5つの節約術をみていきましょう。

関連記事:暑い部屋を涼しくする方法を徹底解説!エアコンなしでも快適に過ごす秘訣とは?
関連記事:【必見】エアコンの電気代の節約術を徹底解説!手軽に効率よく節電するコツとは?

 

①風量設定は「自動」にするのがもっとも効率的

エアコンの風量は「弱」や「微弱」ではなく「自動」に設定するのがもっとも効率的です。自動設定にすると、起動直後は強風で素早く室温を設定温度に近づけ、設定温度に到達した後は自動的に風量を下げて省エネ運転に切り替わります。

風量を最初から「弱」にしてしまうと、設定温度に到達するまでに時間がかかり、その分だけ電力を消費し続けてしまうのです。「弱い方が節約になりそう」と思いがちですが、実際には「自動」に任せた方がエアコンの消費電力を効率的に抑えられるでしょう。

関連記事:エアコンの自動運転とは?電気代との関係や節約方法についても解説!
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②設定温度は夏は室温28°C・冬は室温20°Cが目安になる

環境省は、夏の冷房時は室温28°C、冬の暖房時は室温20°Cを目安として推奨しています。設定温度を1°C変えるだけでも消費電力は冷房で約13%、暖房で約10%削減できるとされているため、無理のない範囲で調整するだけでも節約効果が期待できるでしょう。

ただし、ここで注意したいのは「設定温度=室温」ではないということです。エアコンの設定温度はあくまでエアコンが目指す温度であり、部屋の実際の室温とは差が生じることがあります。可能であれば室温計を置いて、室温を目安に設定温度を調整するのがおすすめです。

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③冷房時は風向きを上向き・暖房時は下向きにすると温度ムラが減る

エアコンの風向きは、冷房時は上向きまたは水平方向に、暖房時は下向きに設定すると部屋全体の温度ムラを減らせます。冷たい空気は下に、暖かい空気は上にたまる性質があるため、それぞれの性質を利用して空気を循環させるのがポイントです。

風向きを適切に設定すると、部屋全体がムラなく快適な温度になりやすくなります。エアコンが必要以上に稼働し続けることも防げるため、結果的に電気代の節約にもつながるでしょう。

 

④送風モードを活用するとエアコンの電気代を抑えられる

エアコンの「送風モード」は、室内の空気を循環させるだけの機能で、冷房や暖房と比べて消費電力が非常に少ないのが特徴です。扇風機と同程度の電力で運転できるため、冷房をつけるほどではないけれど空気を動かしたいときに活用すると電気代を抑えられます。

たとえば、冷房を切った後に送風モードに切り替えると、室内にたまった冷気を循環させて涼しさを長持ちさせられるでしょう。また、エアコン内部を乾燥させてカビの発生を防ぐ効果もあるため、冷房や除湿を使った後に10分ほど送風モードを運転するのもおすすめです。

関連記事:エアコンの送風とは?冷房や暖房との違い、電気代、注意点をわかりやすく解説!
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⑤冷房と除湿モードを使い分けると電気代に差が出る

冷房と除湿モードは、使い分け次第でエアコンの電気代に差が出ます。「弱冷房除湿」や「ハイブリッド除湿」は冷房よりも消費電力が低くなる傾向があるため、気温はそこまで高くないけれど湿度が気になるような日には、除湿モードの方が節約になるケースがあります。

一方で、「再熱除湿」は室温を下げずに湿気だけを取り除くために、取り込んだ空気をあたため直す仕組みです。そのため、冷房よりも電気代が高くなることがあります。お使いのエアコンがどの除湿方式を採用しているかは、取扱説明書やメーカーの公式サイトで確認してみてください。

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エアコン周辺の環境を整えるだけでも節約効果がある

エアコン周辺の環境を整えるだけでも節約効果がある

結論をまとめると!

・エアコンのフィルター掃除だけで年間約990円の節約になる
・室外機の周辺環境を整えるとエアコンの運転効率が上がる

エアコン本体の設定だけでなく、フィルターや室外機といった周辺環境を整えることでも電気代の節約につながります。ここからは、エアコン周辺の環境を整える2つの方法をみていきましょう。

 

①フィルターは2週間に1回の掃除で年間約990円の節約になる

エアコンのフィルターは、2週間に1回を目安に掃除するのがおすすめです。資源エネルギー庁によると、フィルターを月に1〜2回清掃した場合、年間で約990円の電気代を節約できるとされています。

フィルターにホコリが詰まると空気の吸い込みが悪くなり、エアコンは設定温度に到達するためにより多くの電力を使わなければなりません。掃除方法はフィルターを取り外して掃除機でホコリを吸い取り、水洗いして乾かすだけなので、定期的におこなう習慣をつけるとよいでしょう。

関連記事:エアコン掃除は自分でできるのか?掃除の手順や注意点も解説!

 

②室外機は日陰に置き周辺にものを置かないようにする

エアコンの室外機は、できるだけ直射日光が当たらない場所に設置するのが理想的です。室外機は室内の熱を外に排出する役割を担っているため、直射日光で本体が熱くなると放熱効率が下がり、余計な電力を消費してしまいます。日陰への設置が難しい場合は、日除けカバーを取り付けるとよいでしょう。

また、室外機の周辺にものを置かないことも大切です。吹き出し口の前に植木や自転車などがあると、排出した熱がこもって運転効率が下がってしまいます。前面と側面に十分なスペースを確保し、風の通り道をふさがないように意識してみてください。

 

 

サーキュレーターや断熱対策の併用でエアコンの電気代を節約できる

サーキュレーターや断熱対策の併用でエアコンの電気代を節約できる

結論をまとめると!

・サーキュレーターの併用で部屋全体の温度ムラを解消できる
・断熱対策や加湿器の活用でエアコンの負担を減らせる

エアコン単体で使うよりも、サーキュレーターや断熱対策を併用した方が冷暖房の効率が上がり、電気代の節約につながります。ここからは、エアコンと組み合わせると効果的な4つの方法をみていきましょう。

 

①サーキュレーターや扇風機を併用すると冷暖房効率が上がる

エアコンとサーキュレーターや扇風機を併用すると、冷暖房の効率が大きく向上します。サーキュレーターで室内の空気を循環させると、天井付近にたまりがちな暖かい空気や、足元にたまりやすい冷たい空気が混ざり合い、部屋全体が均一な温度に近づくためです。

温度ムラが解消されると、エアコンが必要以上にフル稼働し続けることが減り、消費電力を抑えられます。サーキュレーターの消費電力は20W前後とエアコンに比べてごくわずかなので、併用による電気代の増加を差し引いても十分な節約効果が期待できるでしょう。

関連記事:サーキュレーターと扇風機の違いとは?特徴や使い方、電気代の節約術をわかりやすく紹介!
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②断熱カーテンや窓の断熱対策で室温を安定させる

窓は、室内の熱の出入りがもっとも多い場所です。夏は窓から入る日差しが室温を上げ、冬は窓から暖かい空気が逃げていくため、窓の断熱対策をするだけでもエアコンの負担を軽減できます。

手軽にできる対策としては、断熱カーテンへの交換や、断熱シートを貼る方法があるでしょう。断熱カーテンは外からの熱や冷気を遮断する効果があり、冷暖房のどちらにも有効です。また、窓のすき間にすき間テープを貼るだけでも、外気の侵入を防いで室温を安定させやすくなります。

 

③暖房時は加湿器を併用すると体感温度が上がる

冬場のエアコン暖房と加湿器を組み合わせると、設定温度を上げなくても暖かさを感じやすくなります。ダイニチ工業の検証によると、同じ室温でも湿度が30%の場合と60%の場合では、体感温度に約1.7°Cの差があるとされています。

環境省も冬の暖房時には加湿を推奨しており、室内の湿度は40〜60%程度に保つのが快適だとされています。加湿器を併用することでエアコンの設定温度を抑えても快適に過ごしやすくなり、乾燥対策にもなるでしょう。

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④他の暖房器具を併用するとエアコンの設定温度を抑えられる

エアコンの暖房だけに頼らず、ほかの暖房器具を併用するのも効果的な節約方法です。たとえば、足元をピンポイントで暖められるこたつや電気カーペットは、エアコンの設定温度を下げても快適に過ごしやすくなります。

エアコンは部屋全体を暖めるのに向いていますが、足元は暖まりにくいという特徴があるでしょう。こたつや電気カーペットで足元を暖めつつエアコンの設定温度を1〜2°C下げれば、消費電力を抑えながらも快適な室温を保ちやすくなります。

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逆効果になることも!エアコンの電気代が高くなるNG行為とは?

逆効果になることも!エアコンの電気代が高くなるNG行為とは?

結論をまとめると!

・エアコンの風量を「弱」からスタートするとかえって電気代が上がりやすい
・電源をこまめにオンオフすると起動時の消費電力が繰り返される

エアコンの電気代を節約するために、実は逆効果になる使い方をしている可能性があります。ここからは、やってしまいがちなNG行為2つをみていきましょう。

 

①風量を「弱」や「微弱」からスタートするとかえって電気代が上がる

「弱い風量の方が電気代を抑えられそう」と思って、最初から風量を「弱」や「微弱」に設定している方は少なくないでしょう。しかし、風量を弱くすると設定温度に到達するまでに時間がかかり、エアコンが長時間フル稼働し続けるため、かえって電気代が高くなりやすいのです。

前述したとおり、風量設定は「自動」にするのがもっとも効率的です。自動であれば起動直後は強風で素早く設定温度に到達し、その後は自動で風量を下げて省エネ運転に切り替わります。風量に迷ったら「自動」を選んでおけば間違いないでしょう。

 

②電源をこまめにオンオフすると起動時の電力消費が繰り返される

「使わないときはこまめに消した方が節約になる」と考えて、頻繁にエアコンの電源をオンオフしている方も多いのではないでしょうか。しかし、エアコンは起動直後に室温と設定温度の差を一気に縮めようとしてフル稼働するため、こまめなオンオフは起動時の大きな電力消費を何度も繰り返すことになります。

とくに短時間の外出でオフにしてしまうと、戻ったときに再びフル稼働が必要になり、つけっぱなしにしていた場合よりも電気代が高くなるケースがあるのです。では、エアコンはつけっぱなしの方が節約になるのでしょうか?次の章で詳しくみていきましょう。

 

 

エアコンはつけっぱなしの方が電気代の節約になる?正しい使い分けを解説

エアコンはつけっぱなしの方が電気代の節約になる?正しい使い分けを解説

結論をまとめると!

・冷房は日中35分以内の外出ならつけっぱなしの方が安い
・暖房はこまめなオンオフより連続運転の方が電気代を抑えやすい
・就寝時はタイマーを活用して効率よく使うのがおすすめ

「エアコンはつけっぱなしの方が節約になる」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。ただし、すべてのケースでつけっぱなしが正解というわけではなく、状況によって使い分けることが大切です。

ここからは、冷房と暖房それぞれの判断基準をみていきましょう。

 

冷房は日中35分以内・夜間18分以内の外出ならつけっぱなしの方が安い

ダイキンの実験によると、冷房の場合は日中35分以内の外出であればつけっぱなしの方が電気代を抑えられるという結果が出ています。これは、エアコンを消して室温が上がった状態から再び冷やし直す方が、つけっぱなしで室温を維持するよりも多くの電力を消費するためです。

一方、夜間は外気温が日中ほど高くないため、つけっぱなしが有利な時間は18分以内と短くなります。1時間以上の外出であれば、消してから出かけた方が電気代は安くなるでしょう。

関連記事:冷房を1か月つけっぱなしにした電気代はいくら?畳数別の目安と電気代の節約方法をわかりやすく解説!

 

暖房はこまめなオンオフより連続運転の方が電気代を抑えやすい

暖房の場合、冬場は外気温と設定温度の差が大きいため、一度エアコンを切ると室温が急速に下がりやすくなります。とくに外気温が3°C以下の寒い日は、再起動時にエアコンがフル稼働する時間が長くなるため、こまめにオンオフするよりも連続運転の方が電気代を抑えやすい傾向にあります。

ただし、日中に外気温が10°C前後まで上がるような日は、室温の低下が緩やかなため消した方が節約になるケースもあるでしょう。外出時間の長さだけでなく、そのときの外気温も判断のポイントになります。

関連記事:暖房を1か月つけっぱなしにした場合の電気代はいくら?快適さと節約を両立する方法も解説!

 

つけっぱなしで節約できるケースとできないケースまとめ

ここまでの内容をまとめると、つけっぱなしの判断基準は冷房と暖房で異なります。以下の表で確認してみてください。

 

つけっぱなしの方が
節約になるケース

オンオフした方が
節約になるケース

冷房

・日中35分以内の外出
・夜間18分以内の外出

・1時間以上の外出
・日中不在の時間が長い

暖房

・外気温3°C以下で1〜2時間の外出

・朝晩の冷え込みが厳しい時間帯

・日中の外気温が10°C前後まで上がるとき
・長時間の外出

※ダイキンの実験データをもとに作成。外気温・部屋の広さ・断熱性能などにより結果は異なります

上図のとおり、短時間の外出や外気温が低い状況ではつけっぱなしが有利ですが、長時間の外出や外気温が穏やかな日はオンオフした方が節約になります。迷ったときは、外出時間と外気温をもとに判断してみてください。

関連記事:エアコンのつけっぱなしは節電にならない?壊れる?気になる疑問をわかりやすく解説!

 

就寝時のエアコンはタイマーを活用して効率よく使う

就寝時にエアコンを使う場合は、切タイマーだけでなく入タイマーも組み合わせて活用するのがおすすめです。切タイマーだけで寝てしまうと、タイマーが切れたあとに室温が変化し、夜中に暑さや寒さで目が覚めてしまうことがあります。

たとえば夏場は、就寝時に3時間の切タイマーをセットし、起床の1時間前に入タイマーをセットしておくと、深夜の涼しい時間帯は自然の風で過ごしつつ、起床前に部屋を快適な温度に戻せるでしょう。冬場も同様に、寝る前に切タイマーで暖房を止め、起床前に入タイマーで部屋を暖めておくと、布団から出るのがつらい朝も快適に過ごしやすくなります。

関連記事:夜にエアコンをつけっぱなしにした場合の電気代は安い?節約方法も解説!

 

 

古いエアコンは省エネモデルへの買い替えで電気代を年間数千円〜1万円以上節約できる

古いエアコンは省エネモデルへの買い替えで電気代を年間数千円〜1万円以上節約できる

結論をまとめると!

・10年前のエアコンから最新モデルへの買い替えで年間約3,810円の節約になる
・2027年度からは新省エネ基準がスタートし、14畳用なら年間約12,600円の削減が期待できる

ここまで紹介した使い方の工夫だけでなく、エアコンそのものを省エネモデルに買い替えることでも電気代を節約できます。とくに10年以上前のエアコンを使っている方は、買い替えによる節約効果が大きくなる可能性があるでしょう。

 

最新の省エネエアコンに買い替えると年間約3,810円の節約になる

古いエアコンを使用中の場合は、最新の省エネモデルに買い替えるだけで月々の電気代を抑えられるかもしれません。とくに10年以上前のモデルでは、最新機種と省エネ効率に大きな差が出ることがあるのです。

参考:一般財団法人 家電製品協会の「2025年度版 スマートライフおすすめBOOK」

一般財団法人 家電製品協会「2025年度版 スマートライフおすすめBOOK」によると、2014年製のエアコンを2024年製の最新モデルに買い替えた場合、年間の電気代が約3,810円安くなるとされています。

古いエアコンをそのまま使い続けている方は、それだけで電気代を多く支払っている可能性があるでしょう。ただし、買い替えには数万〜十数万円の費用がかかるため、使用年数や故障の有無も含めて総合的に判断することが大切です。

 

2027年度からは新しい省エネ基準がスタートしさらに電気代が安くなる

2027年4月からは、省エネ・非化石転換法に基づくトップランナー制度により、エアコンの新たな省エネ基準(APF6.6)がスタートします。資源エネルギー庁によると、新基準を満たしたエアコンでは、以下のような電気代の削減効果が期待されています。

畳数

年間の削減額

14年間の累計削減額

6畳用(2.2kW)

約2,760円

約4万円

14畳用(4.0kW)

約12,600円

約18万円

※参考:資源エネルギー庁「27年4月からエアコンの新たな省エネ基準がスタート!」
※2010年度基準(APF5.8)から2027年度基準(APF6.6)への性能向上による削減効果
※電力料金単価は31.75円/kWhで算出(2023〜2025年の平均)

内閣府「消費動向調査」によると、エアコンの平均使用年数は約14年です。14畳用のエアコンであれば、使用期間全体で約18万円もの削減効果が期待できます。今すぐ買い替える必要はありませんが、今のエアコンが10年以上経過している方は検討してみるとよいでしょう。

なお、環境省の省エネ製品比較サイト「しんきゅうさん」を使えば、今のエアコンと最新モデルの電気代をかんたんに比較できるので、買い替えの判断材料として活用してみてください。

関連記事:エアコンの寿命は平均何年くらい?修理と買い替えの適切な判断基準を解説!
関連記事:エアコンの試運転の方法・注意点をわかりやすく解説!メーカーごとの手順やタイミングも紹介します

 

 

エアコンの電気代をもっと節約したいなら電力量料金単価の安い電力会社への乗り換えが効果的

エアコンの電気代をもっと節約したいなら電力量料金単価の安い電力会社への乗り換えが効果的

結論をまとめると!

・エアコンの使い方を見直すだけでは節約できる金額に限界がある
・電力量料金単価の安い電力会社に乗り換えると、家中の電気代が自動的に安くなる

ここまでご紹介してきた節電方法はどれも効果的ですが、使い方の工夫だけで節約できる金額には限界があります。エアコンの電気代をもっと節約したい方は、電力量料金単価の安い電力会社への乗り換えを検討してみるのがおすすめです。

電力量料金単価とは、電気を1kWh使うごとにかかる単価のことです。この単価が安い電力会社に乗り換えると、エアコンだけでなく冷蔵庫や照明などすべての家電の電気代が自動的に安くなります。

電力量単価が安くなれば電気の使い方を変えなくても電気代が下がるため、日々の節電と組み合わせることでさらに大きな節約効果が期待できるでしょう。なかには基本料金0円の電力会社もあり、手間なく月々の固定費を抑えることも可能です。

関連記事:電力会社を乗り換える方法とは?切り替えの手順やメリット・デメリット、注意点をわかりやすく解説
関連記事:電力会社の選び方とは?押さえておきたいポイントと失敗しないための注意点をわかりやすく解説!
関連記事:【2026年最新】電気代の見直しで安くするためのポイントとは?具体的な方法や注意点も解説!

 

 

基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?

しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。

このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。

基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?

※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。

また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。

環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。

 

 

この記事内でよくある質問
エアコンの電気代を節約する方法とは?
エアコンの電気代を節約する方法とは、風量設定を「自動」にする、設定温度を夏は室温28°C・冬は室温20°Cに調整する、フィルターを2週間に1回掃除するといった使い方の工夫のことです。資源エネルギー庁によると、フィルター掃除だけで年間約990円の節約になります。さらに、電力量料金単価の安い電力会社に乗り換えると、使い方を変えなくても電気代全体を抑えられるでしょう。
エアコンの電気代は1か月いくら?
エアコンの電気代は、6畳用の冷房で1か月あたり約1,405円、暖房で約2,760円が目安です。畳数が大きくなるほど電気代も上がり、14畳用では冷房で約2,756円、暖房で約5,548円になります。暖房の電気代は冷房の約1.8〜2倍かかる傾向にあり、これは冬場の方が室温と設定温度の差が大きくなるためです。
エアコンはつけっぱなしの方が節約になる?
エアコンのつけっぱなしが節約になるかどうかは、外出時間と外気温によって変わります。ダイキンの実験によると、冷房の場合は日中35分以内の外出であればつけっぱなしの方が安く、それ以上の外出であれば消した方が節約になるとされています。暖房の場合は外気温が低いほどつけっぱなしが有利ですが、長時間の外出ではオフにした方が電気代を抑えやすいでしょう。