家庭向け電力プランである「従量電灯」。もっとも一般的なものですが、どのようなプランなのかわからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、従量電灯の意味と料金の仕組みをわかりやすく解説します。従量電灯A・B・Cの電気料金の違いや計算方法、節約する方法も6つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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この記事を読んでわかること ・従量電灯の意味と料金の仕組み |
結論をまとめると! ・従量電灯とは、大手電力会社が提供する家庭向け電力プランのひとつ |
従量電灯(じゅうりょうでんとう)とは、東京電力や関西電力などの大手電力会社が提供する家庭向け電力プランのひとつです。
一般家庭でもっとも使われるプランで、電力会社・電気料金プランを切り替えたことがない場合、従量電灯のプランを契約している方が多いでしょう。
ここからは、従量電灯プランの料金についてご紹介します。
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従量電灯プランは、電力量料金がプランに含まれており、上図のように「三段階料金」に分かれています。電力量が増えるほど、1kWhあたりの単価が上がる仕組みです。
例えば、東京電力の従量電灯Bでは以下のように段階が分かれます。
三段階料金は段階ごとに積み上げられる仕組みで、各段階の使用量に応じた単価をすべて足して1ヶ月の電気料金を計算します。
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従量電灯には「基本料金制」と「最低料金制」の2種類があります。
基本料金制とは、毎月一定の基本料金がかかる制度です。契約アンペア数ごとに料金が変動します。最低料金制は契約アンペア数がなく、特定の料金(最低料金)が設定される仕組みです(下図参照)。
電力会社によって、基本料金制と最低料金制のどちらを採用しているかは異なります。例えば、東京電力では、10Aは311.75円、60Aは1,870.50円などそれぞれに基本料金があり、関西電力ではアンペア数関わらず15kWhまでであれば特定の料金(最低料金)の522.58円がかかります。
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結論をまとめると! ・従量電灯A・B・Cの違いは、料金制と契約の大きさ |
従量電灯には「A・B・C」の種類があり、それぞれ契約条件や用途が異なります。ここからは、従量電灯A・B・Cの電気料金の違いと電気料金の仕組みをご紹介します。
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従量電灯A・B・Cの電気料金の違いは、料金制と契約の大きさ(契約容量)です。具体的には以下の通りです。
料金制
|
契約容量
|
|
従量電灯A
|
最低料金制
(月15kWhを超えた場合のみ三段階料金が適用) |
小さい
|
従量電灯B
|
基本料金制+三段階料金
|
やや大きい
|
従量電灯C
|
基本料金制+三段階料金
|
大きい
|
従量電灯Aはマンションやアパートの共用部分の照明や単身住宅、従量電灯Bは一般家庭、従量電灯Cは商店や電気設備が多い住宅に使用されます。利用者の電気の使い方に応じてプランを選択できます。
従量電灯Aは、最低料金と電力量料金で構成するプランです。5Aの契約容量の場合に適用され、使用量が少ない家庭や単身者に向いています。電力量料金の単価は固定制で、使用電力量に応じて乗じると料金を計算できます。
例として、関西電力の料金を見ていきましょう。
単位
|
単価
|
|
最低料金
(最初の15kWhまで) |
1契約
|
522.58円
|
電力量料金
|
第1段階(15kWh~120kWh)
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20.21円
|
第2段階(120kWh~300kWh)
|
25.61円
|
|
第3段階(301kWh〜)
|
28.59円
|
従量電灯Aは、電気使用量にかかわらず、必ず最低料金がかかることが特徴です。
従量電灯Bは、基本料金と三段階料金、電力量料金で構成するプランです。10~60Aの契約容量の場合に適用され、一般家庭でもっとも契約者が多くなっています。
例として、東京電力の料金を見ていきましょう。
単位
|
単価
|
|
基本料金
|
1契約(10A)
|
311.75円
|
1契約(15A)
|
467.63円
|
|
1契約(20A)
|
623.50円
|
|
1契約(30A)
|
935.25円
|
|
1契約(40A)
|
1,247円
|
|
1契約(50A)
|
1,558.75円
|
|
1契約(60A)
|
1,870.50円
|
|
電力量料金
|
第1段階(15kWh~120kWh)
|
29.8円
|
第2段階(120kWh~300kWh)
|
36.4円
|
|
第3段階(301kWh〜)
|
40.49円 |
※最低月額料金328.08円
電気をたくさん使う家庭では、第3段階まで料金が発生することが多くなります。
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従量電灯Cは、Bプランと同じく、基本料金と三段階料金、電力量料金で構成するプランです。6kVA以上と大きな契約容量の場合に適用され、商店や事業所、大型住宅など、大きな容量の電気設備を使用する場合に向いています。
例として、東京電力の料金を見ていきましょう。
単位
|
単価
|
|
基本料金
|
1kVA
|
311.75円
|
電力量料金
|
第1段階(15kWh~120kWh)
|
29.8円
|
第2段階(120kWh~300kWh)
|
36.4円
|
|
第3段階(301kWh〜)
|
40.49円
|
従量電灯Bでは対応しきれないような大きな電気使用量がある場合は、従量電灯Cを選択します。
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結論をまとめると! ・従量電灯プランの料金は、基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再エネ賦課金で構成される |
ここまで従量電灯の仕組みについて解説してきました。それでは従量電灯の電気代はどのように計算するのか、次に数式を見ていきましょう。
電気代は上図のように、「基本料金」「電力量料金」「燃料費調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」で構成されています。
しかし電力会社によっては電気代の計算方法が異なるため、電力会社別に従量電灯A・Bの電気料金の計算方法をご紹介します。
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東京電力の従量電灯Bの電気料金は以下です。
電気代 = 基本料金(契約アンペア数による) + 電力量料金(電力使用量 × 従量料金) + 燃料費調整額(電力使用量 × 燃料費調整単価) + 再エネ賦課金(電力使用量 × 単価) |
先述した東電の単価をもとに、基本料金が1,247円(40A)で、1ヶ月に350kWhを使用した場合の電気料金を計算していきましょう。
燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金は時期によって異なるため、ここでは「基本料金+電力量料金(電気の使用量×段階料金/1kWh)」で電気料金を求めます。
まずは、電力量料金を段階別に計算します。
三段階の料金をすべて足すと、電力量料金は12,152.5円(3,576円+6,552円+2,024.5円)となります。基本料金1,247円と電力量料金を足すと、1ヶ月の電気料金は13,399.5円です。
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関西電力は最低料金制なので計算方法が異なります。
電気代 = 基本料金(最低使用量) + 電力量料金((電力使用量-最低使用量分) × 従量料金) + 燃料費調整額(電力使用量 × 燃料費調整単価) + 再エネ賦課金(電力使用量 × 単価) |
上図のように、電力量料金は使用量から最低使用量を引いたものをもとに計算されます。ここでは、1ヶ月に90kWhを使用した場合の電気料金を求めていきましょう(燃料費調整額、再エネ賦課金は今回は除外)。
90kWhは最低料金に含まれる15kWhから75kWhオーバーしているため、電力量料金は「75kWh×20.21円(第1段階(15kWh~120kWh)=1,515.75円」となります。
基本料金522.58円と電力量料金1,515.75円を足すと、1ヶ月の電気料金は2,068.33円です。なお、1円未満は切り捨てられます。
従量電灯プランでは、基本料金または最低料金・電力量料金のほかに、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金がかかります。
燃料費調整額とは、火力発電に使う原油・液化天然ガス(LNG)・石炭などの燃料の価格変動に応じて、毎月の電気料金を調整する仕組みです。「燃料費調整単価 × 電力使用量」で計算されます。
燃料価格が上昇すると燃料費調整額はプラスになり、電気料金が高くなります。燃料価格が下落すると、燃料費調整額はマイナスになり、電気料金も安くなる方式です。
次に、再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、太陽光発電や風力発電など「再生可能エネルギー」の買い取りにかかった費用を電気料金に反映したものです。再エネ発電を普及するために、私たち全員で分担する仕組みになっています。
金額は国が毎年度決定し、4月〜翌年3月まで同じ金額が適用され、全国一律で電気料金に上乗せされています。
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結論をまとめると! ・家庭に合った電力会社・プランへの切り替えで電気料金が安くなる可能性がある |
従量電灯プランは一般家庭でもっとも使われているものですが、家庭に合った電力会社・プランへの切り替えで電気料金が安くなる場合があります。電力会社によっては、基本料金が無料だったり、単価が低価格であったりすることも少なくありません。
ここからは、大手電力会社・東京電力と、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供するしろくま電力の料金プランを比較します。
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東京電力としろくま電力の電気料金プランは以下の通りです。
単位
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東京電力
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しろくま電力
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基本料金
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10A
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311.75円
|
0円
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15A
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467.63円
|
0円
|
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20A
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623.50円
|
0円
|
|
30A
|
935.25円
|
0円
|
|
40A
|
1,247円
|
0円
|
|
50A
|
1,558.75円
|
0円
|
|
60A
|
1,870.50円
|
0円
|
|
電力量料金
|
第1段階(15kWh~120kWh)
|
29.8円
|
27.90円
|
第2段階(120kWh~300kWh)
|
36.4円
|
||
第3段階(301kWh〜)
|
40.49円
|
しろくま電力は「基本料金が0円」かつ、単価も大手電力会社より安いケースがほとんどです。基本料金・単価以外の要素で電気料金が変動するものの、しろくま電力への切り替えで電気料金を抑えられる可能性が高いでしょう。
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結論をまとめると! 従量電灯の電気料金を節約する方法は以下の6つ! |
ここからは、従量電灯の電気料金を節約する方法を6つご紹介します。
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家電は使っていないときでも、電源プラグがコンセントに刺さっているだけで電力を消費する待機電力が発生します。資源エネルギー庁の調査によると、年間の電気代のうち約5.1%を待機電力が占めていることが明らかになりました。
テレビや電子レンジ、パソコンなどの家電は、非常に大きな電力を消費していることがわかります。そのため、使わない時間にコンセントを抜くだけでも、年間数千円の節約につながる可能性もあります。
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基本料金制の場合、契約アンペア数の見直しで電気代の節約につながります。東京電力を例にすると、30Aは935.25円、40Aは1,247円で、10A下げるだけで1ヶ月314.75円の節約になります。1年で換算すると3,777円の削減になり、非常に効果的な節約方法だと言えるでしょう。
電気量の使用状況によって、必要以上に高いアンペア契約になっていることも少なくありません。余裕を持ちつつ無理のない範囲で、アンペア数の変更を考えてみましょう。
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電気代の支払い方法の見直しで、割引サービスやポイント還元を受けられる場合があります。例えば、クレジットカード払いにすると利用額に応じたポイントが貯まり、実質的な還元を受けることが可能です。
また、電力会社によっては、口座振替にすると毎月の電気代から55円程度が割引されたり、特別キャンペーンが受けられたりするケースもあります。
節電やプランの変更だけでなく、支払い方法にも注目するといいでしょう。契約している電力会社のWebサイトで、利用可能な支払い方法と特典内容を定期的に確認することがおすすめです。
少しの工夫で節電につなげ、従量電灯の電気料金を節約できます。特に使う機会が多い家電の節電方法と、期待できる節電効果をご紹介します。
エアコン(冷房・暖房)
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・夏は28度、冬は20度の適温に設定する
・冷房を1度あげる(夏) ⇨ 約13%の節電
・暖房を1度下げる(冬) ⇨ 約10%の節電
・月に一度のフィルター掃除 ⇨ 約50%の節電
|
冷蔵庫
|
・冷蔵庫の開閉回数を減らす ⇨ 約12%の節電
・冷蔵庫の開閉時間を減らす ⇨ 約5%の節電
・冷蔵庫を壁から少し離す ⇨ 約5%の節電
・直射日光が当たらない場所に置く
・食品を冷ましてから入れる ・食品などを詰めるのは7割程度に抑える |
照明機器
|
・蛍光灯や白熱電球からLEDに変える ⇨ 約80%の節電
・こまめに電源をオフにする ⇨ 約5%の節電
|
テレビ
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・つけっぱなしや「ながら見」をやめる ⇨ 約2%の節電
・テレビの主電源をオフにする
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洗濯機・洗濯乾燥機
|
・すすぎを2回から1回に減らす ⇨ 約17.5%の節電
・月に一度、フィルター掃除をする
|
日々の使い方を意識して、節約につなげましょう。
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古い家電は、最新モデルと比べてエネルギー効率が低く、電気代が高くなる傾向にあります。近年販売されている消費電力が少ない電化製品への買い替えで電気代の節約につなげられます。
省エネ性能の高い電化製品で得られる効果は以下の通りです。
電化製品 |
省エネの割合 |
冷蔵庫 |
約28〜35%(10年前と比較) |
照明器具(電球型LEDランプ) |
約86%(白熱電球と比較) |
エアコン |
約15%(10年前と比較) |
温水洗浄便座 |
約8%(10年前と比較) |
省エネ性能の高い最新家電への買い替えで、年間数千円〜数万円の節約も期待できます。
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ここまで、行動によって電気代を節約する方法をご紹介しました。ここからは、電力会社を切り替えて電気代を安くする方法をご紹介します。
エアコンの電気代(円)= 消費電力(kW) × 電気料金単価(円/kWh)
上記はエアコンの電気代の計算式です。これまで述べた節約方法は、計算式の最初にあるエアコンの消費電力量を減らす方法です。消費電力を減らせば電気代は安くなりますが、限界があります。一方で、計算式の後方にある電気代の単価を下げることができれば、簡単に電気代を安くできるのです。
電力会社を切り替えると、電気代の単価を下げられます。実は、電気代の単価は、電力会社によって異なるのです。
たとえば、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の単価の相場は31円/kWhですが、25円/kWhなどもっと安い電力会社はたくさんあるのです。ぜひ、単価が安い電力会社への乗り換えを検討してみてください。行動による節約術とあわせて電気代そのものも安くできれば、より大きく電気代を節約できます。
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しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。
このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。
また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。
環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。