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【最新】パチンコ屋の節電・電気代削減方法をわかりやすく解説!法人がすべき電気料金対策とは?

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パチンコ店は電力を大量に消費するため、電気代が気になっているご担当者もいるのではないだろうか。特にここ数年の電気代の高騰は、パチンコ店の経営にも大きく影響しているはずだ。

そこで、本記事ではパチンコ店の節電・電気代削減方法を具体的に解説していく。

節電に取り組む際に知っておきたいポイントから、大幅に電気代を下げる方法までわかりやすくお伝えするので参考にしていただきたい。

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この記事でわかること

  • パチンコ店の節電に取り組む際のポイント
  • パチンコ店の設備別の節電方法
  • 最も効果的な電気代の削減方法

目次

パチンコ店の節電・電気代削減にあたって知っておくべきポイント
①パチンコ店の電力使用量の内訳
②パチンコ店の電力使用パターン
③なぜ電気代が高いの?

パチンコ店の空調設備の節電・電気代削減方法
空調の設定温度を見直す
場所ごとに過ごしやすい温度にする
自動ドア付近に物を置かないようにする
室外機のまわりに物を置かない
エアコンのフィルター掃除をこまめにする
断熱塗装を取り入れる
断熱フィルムやカーテンを活用する

パチンコ店の照明器具の節電・電気代削減方法
照明をLEDに替える
照明の点灯時間をなるべく短くする
使用しないエリアや部屋は照明をオフにする
照明を間引きする
エリアごとに明暗のメリハリをつける
照明器具を定期的に清掃する
人感センサーを活用する

パチンコ店の遊技機の節電・電気代削減方法
稼働しない台は電源をオフにする
閉店後のオンオフを徹底する
省エネモデルの遊技機を導入する

パチンコ店のその他の節電・電気代削減方法
節水型設備を導入する
水の循環利用で水道代を削減する
男性トイレは水を使用しないタイプを導入する
温水洗浄便座の温水・便座の温度を下げる
自動販売機の照明をオフにする

パチンコ店の電気代を大きく削減する方法とは
①屋根上や駐車場に太陽光発電設備を設置する
②電力プランを切り替える

<店舗の電気代削減実績多数!最大45%削減> しろくま電力で御社の電気代を削減しよう

 

パチンコ店の節電・電気代削減にあたって知っておくべきポイント

パチンコ店の節電・電気代削減にあたって知っておくべきポイントは以下の3つ  ①パチンコ店は「空調」「照明」「遊技機」の電力消費量が多い ②パチンコ店は「日中」と「夏季」の電力消費量が多い ③電気代は高騰しており、今後も下がる見通しはない

結論をまとめると

パチンコ店の節電・電気代削減にあたって知っておくべきポイントは以下の3つ

①パチンコ店は「空調」「照明」「遊技機」の電力消費量が多い
②パチンコ店は「日中」と「夏季」の電力消費量が多い
③電気代は高騰しており、今後も下がる見通しはない

まずは、パチンコ店で節電・電気代削減に取り組む前に知っておくべきポイントを紹介する。重要なポイントを押さえておくことで、効率よく節電ができるだろう。

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①パチンコ店の電力使用量の内訳

最初にパチンコ店で電力使用量が多い設備を把握しよう。割合が大きな設備から優先して取り組むことで、より大きな節電効果を得られる。

以下は、パチンコ店の電力使用量の内訳をグラフにしたものだ。

グラフを見ると「空調」の消費電力が最も多く、全体の5割を占めるとわかる。これは、広いフロアの空調に大量の電力を使用するからだ。次いで、「照明」と「遊技機」が2割ずつを占めている。

つまり、パチンコ店では「空調」「照明」「遊技機」を優先することで効率よく節電・電気代削減できるのだ。

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②パチンコ店の電力使用パターン

次に、パチンコ店の電力使用パターンを見ていく。電力使用パターンを知ることで、節電に効果的な季節や時間帯を把握しておこう。下図は、しろくま電力が独自に調査したパチンコ店の1日・年間の電力使用量の推移である。

上図の1日の平均使用電力の推移を見ると、開店前から電力使用量が増え、昼間がピークになっているとわかる。また、営業時間が終わると再び電力使用量は減っている。

一方、年間では、空調の稼働率が上がる夏季の電力使用量が多い。特に冷房の欠かせない8月が年のピークとなっている。つまり、パチンコ店では、「日中」と「夏季」に注力して節電・電気代削減に取り組むことが重要なのだ。

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③なぜ電気代が高いの?

パチンコ店の電力使用の傾向の他、電気代が高騰している理由も押さえておきたい。近年の電気代の大幅な値上げは、2022年のロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに燃料価格が高騰したことが大きな要因だ。

現在、電気代は高止まりの状態で先行きが見えないため、今後下がる可能性は低いだろう。少しでも電気代による負担を減らすために、節電・電気代削減対策が必要となる。

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パチンコ店の空調設備の節電・電気代削減方法

パチンコ店の空調設備の節電・電気代削減方法

結論をまとめると

パチンコ店の空調の節電・電気代対策は以下の7つ

①空調の設定温度を見直す
②場所ごとに過ごしやすい温度にする
③自動ドア付近に物を置かないようにする
④室外機のまわりに物を置かない
⑤エアコンのフィルター掃除をこまめにする
⑥断熱塗装を取り入れる
⑦断熱フィルムやカーテンを活用する

ここまでパチンコ店の節電・電気代削減に取り組む際のポイントをお伝えしてきた。

先述したように、パチンコ店では「空調」が全消費電力の約5割を占める。そのため、まずはパチンコ店で最も重要とも言える「空調」の節電・電気代削減方法を解説する。

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空調の設定温度を見直す

1つ目は、空調の設定温度を見直すことだ。冷暖房の設定温度を1℃調整するだけでも、節電効果がある。例えば、冷房は1℃上げると約13%、暖房は1℃下げると10%の電力削減が可能だ。

ただし、パチンコ店では利用者の快適さも重要だ。外気温なども考慮しながら「冷房は25〜27℃」「暖房は22〜23℃」を目安に空調の温度設定を調整するといいだろう。

 

場所ごとに過ごしやすい温度にする

2つ目は、場所ごとに過ごしやすい温度にすることだ。場所ごとに空調を適切な設定温度に調整するだけで、パチンコ店の電力消費を7%ほど節電できる可能性がある。

例えば景品カウンターや通路は、発熱の多い遊技島エリアより夏の冷房の設定温度を1〜2℃上げても不快になりにくい。冬場は逆に、遊技島エリアの設定温度を下げるといいだろう。

 

自動ドア付近に物を置かないようにする

3つ目は、自動ドア付近に物を置かないことだ。ドアが開いている時間を減らし、外気の侵入を防ぐことで、空調の節電ができる。

例えば、ドアの開放時間を20〜30%減らすと、外気の侵入を約17〜26%削減できるとされている。それに伴い、17〜26%の空調の節電が可能だ。

自動ドアのセンサー付近にものを置かないことはもちろん、自動ドアの前に人が立ち止まらない導線を考慮し、無駄なドアの開閉を防ぐといいだろう。

 

室外機のまわりに物を置かない

次に、室外機のまわりに物を置かないこともパチンコ店の節電・電気代削減になる。室外機の吸排気口を塞いでしまうと、空気の吸入と排気がスムーズに行われず空調効率が低下する。例えば、室外機のフィン正面の30%が塞がった状態だと、空調効率は10〜12%低下するとされている。

もし室外機がやや塞がれている状態だとすれば、障害物を撤去し風通しをよくするだけで、10%前後の空調の節電効果が期待できるだろう。

 

エアコンのフィルター掃除をこまめにする

エアコンのフィルター掃除をこまめにすることでも、パチンコ店の節電・電気代削減効果が期待できる。

フィルターが汚れたままだと風量が低下し、空調効率が悪くなる。そのため、定期的なフィルター掃除により、空調の約5〜15%の節電が可能となるのだ。なお、エアコンのフィルター清掃は月に1回、繁忙期には2週間に1回を目安に行うといいだろう。

 

断熱塗装を取り入れる

断熱塗装を取り入れることも節電・電気代削減に効果的だ。屋根や外壁に断熱塗装を取り入れることで、熱伝導を抑え、夏の日射による室温上昇を抑えられる。これにより、パチンコ店の冷房電力を5〜20%節電できるのだ。

節電効果には幅があるが、部屋面積が大きい平屋〜2階建て、かつ冷房需要の大きな暑い地域の店舗ほど効果が出やすいとされている。

 

断熱フィルムやカーテンを活用する

パチンコ店の空調の節約・電気代削減方法の最後が「断熱フィルムやカーテンの活用」だ。窓からの日射をカットすることで、約5〜15%の空調の節電ができる。

特に日当たりのいい南西面の窓が大きな店舗ほど、高い節電効果を発揮する。断熱カーテンは光や視界を遮るため、営業時間は断熱フィルムを中心にし、西日が強い時間や閉店後は断熱カーテンを併用するといいだろう。

 

 

パチンコ店の照明器具の節電・電気代削減方法

パチンコ店の照明の節電・電気代対策は以下の7つ  ①照明をLEDに替える ②照明の点灯時間をなるべく短くする ③使用しないエリアや部屋は照明をオフにする ④照明を間引きする ⑤エリアごとに明暗のメリハリをつける ⑥照明器具を定期的に清掃する ⑦人感センサーを活用する

結論をまとめると

パチンコ店の照明の節電・電気代対策は以下の7つ

①照明をLEDに替える
②照明の点灯時間をなるべく短くする
③使用しないエリアや部屋は照明をオフにする
④照明を間引きする
⑤エリアごとに明暗のメリハリをつける
⑥照明器具を定期的に清掃する
⑦人感センサーを活用する

ここまでパチンコ店の「空調」の節電・電気代削減方法を解説してきた。次に、パチンコ店で2番目に消費電力の多い「照明器具」の節電方法を説明していく。

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照明をLEDに替える

1つ目のパチンコ店の照明器具の節電・電気代削減方法が「LEDへの切り替え」だ。LEDは蛍光灯より約50%、白熱灯より約80%も消費電力が少ない。そのため、全照明をLEDに替えれば、パチンコ店の全電力を約4〜10%節電できる可能性があるのだ。

また、LEDは寿命が蛍光灯の約4倍、白熱電球の約20倍と長いため、交換頻度が減る点でもコスト削減になる。

 

照明の点灯時間をなるべく短くする

2つ目は、照明の点灯時間をなるべく短くすることだ。当然、照明は点灯しているほど電力を消費する。そこで、昼間は窓から自然光を取り入れ照明を消灯すれば平均で27〜28%の照明電力を削減できる。

また、開店前・閉店後は作業灯のみ点灯するようにすれば、全館点灯の時間を1日あたり1〜2時間ほど短縮できるだろう。

 

使用しないエリアや部屋は照明をオフにする

3つ目が、使用しないエリアや部屋の照明をオフすることだ。未使用エリアの照明をオフするだけで、全館の1〜2%の節電効果が期待できる。

例えば、バックヤードや事務所、従業員の更衣室は常に利用する場所ではないため、こまめに照明をオフするといいだろう。また、未使用の島や通路があれば、ゾーン分けして消灯することも重要だ。さらに先述したように、開店前・閉店後はフロアを消灯し、作業灯のみ点灯することも節電になる。

 

照明を間引きする

照明を間引きすることも、パチンコ店の節電・電気代削減になる。

パチンコ店の明るさについては、風営法で「10lx(ルクス)以下にならないこと」と定められている。これは、バーのカウンターや上映前の映画館とほぼ同じ明るさだ。しかし、一般的なパチンコ店は1000lxほどの明るさになっていることが多い。

店舗が「明るすぎ」になっていないかを改めて見直し、10lx以下にならない程度に照明を間引きするといいだろう。ただし、照明を間引く際には、店内の雰囲気を損なわないよう配慮することも重要だ。

 

エリアごとに明暗のメリハリをつける

パチンコ店の照明の節電・電気代削減には、エリアごとに明暗のメリハリをつけることもおすすめだ。これにより、照明を約10〜30%節電できる。

例えば、パチスロエリアはパチンコエリアよりも暗くするといいだろう。これは、周囲が暗い方がパチスロのリールが見えやすくなるからだ。また、遊技島の周辺通路や島の端は7〜8割の照度に抑えても、快適さが損なわれない場合が多いだろう。

ただし、照度を調整する際には、監視カメラの視認性や避難経路の安全性が保たれるよう気をつける必要がある。

 

照明器具を定期的に清掃する

「照明器具の定期的な清掃」もパチンコ店の節電・電気代削減になる。仮に照明器具を1年間清掃しないでいると、20〜30%の照度が失われるとされている。そのため、清掃によってホコリや汚れの付着を防ぎ、最小限の照明で明るさを維持することが重要だ。

パチンコ店の照明器具は1〜3ヶ月を目安に定期清掃するといいだろう。汚れがひどい場合には、清掃業者に依頼すると日常的に掃除しにくいところまで徹底して清掃してもらえる。

 

人感センサーを活用する

最後の照明器具の節電・電気代削減方法は「人感センサーの活用」だ。人感センサーによって人がいないときは照明を自動消灯するようにすると、約24%の照明の節電になる可能性が高い。

人の出入りが頻繁で照明がつけっぱなしになりやすい場所に導入すると、節電効果が特に大きくなる。そのため、トイレ・事務所・通路・倉庫に優先して人感センサーを導入するといいだろう。

 

 

パチンコ店の遊技機の節電・電気代削減方法

パチンコ店の遊技機の節電・電気代対策は以下の3つ  ①稼働しない台は電源をオフにする ②閉店後のオンオフを徹底する ③省エネモデルの遊技機を導入する

結論をまとめると

パチンコ店の遊技機の節電・電気代対策は以下の3つ

①稼働しない台は電源をオフにする
②閉店後のオンオフを徹底する
③省エネモデルの遊技機を導入する

ここまで、パチンコ店の「空調」と「照明」の節電・電気代削減方法を解説してきた。

パチンコ店では「遊技機」の電力消費量が「照明」と同じく全体の約2割を占め、電気代が高くなる要因となっている。しかし、最近では遊技機の省エネ化が進んでいる。工夫次第では、遊技機の大幅な節電ができるだろう。

そこで、ここでは「遊技機」の節電・電気代削減方法を紹介する。

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稼働しない台は電源をオフにする

まず、稼働しない台の電源をオフにすることで、遊技機の節電・電気代削減になる。

例えば、遊技機1台あたりの待機電力は1時間につき約64Wで、電気代は約2円かかっている。つまり、稼働しない台の電源をオフにすれば、1時間ごとに1台約2円の電気代削減ができるということだ。

遊技機の電源をオフする場合は、店内の雰囲気を損ねないよう、入り口から離れた島や端島を優先するといいだろう。

 

閉店後のオンオフを徹底する

次に、閉店後のオンオフを徹底することも遊技機の節電・電気代削減には重要だ。先述したように、遊技機は1台につき1時間で電気代約2円分の待機電力が発生している。閉店後にすぐすべての遊技機をオフにすることにより、台数分の待機電力を節電できるのだ。

営業前についても、遊技機の電源は開店ギリギリに点けるようにすると無駄な消費電力を減らせる。

 

省エネモデルの遊技機を導入する

省エネモデルの遊技機を導入するのも節電・電気代削減に効果的である。章の冒頭でも述べた通り近年の遊技機は省エネ化されており、「エコ機能」を搭載した機種が増えてきた。

この「エコ機能」では、待機中の枠LEDやリールランプ、サイドランプ、液晶表示を消灯して節電できる。また、音量を抑えて消費電力を削減する機能もある。

古い遊技機を利用している場合は、エコ機能が搭載された省エネモデルの遊技機に買い替えを検討するのもいいだろう。

 

 

パチンコ店のその他の節電・電気代削減方法

パチンコ店のその他の節電・電気代対策は以下の5つ  ①節水型設備を導入する ②水の循環利用で水道代を削減する ③男性トイレは水を使用しないタイプを導入する ④温水洗浄便座の温水・便座の温度を下げる ⑤自動販売機の照明をオフにする

結論をまとめると

パチンコ店のその他の節電・電気代対策は以下の5つ

①節水型設備を導入する
②水の循環利用で水道代を削減する
③男性トイレは水を使用しないタイプを導入する
④温水洗浄便座の温水・便座の温度を下げる
⑤自動販売機の照明をオフにする

ここまで、パチンコ店で消費電力を占める割合の大きい「空調」「照明」「遊技機」の節電方法を説明してきた。その他にも、パチンコ店でできる節電・電気代削減のための工夫は複数ある。

電気代の負担を減らしたい場合、ここからお伝えする方法もぜひ試してみていただきたい。

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節水型設備を導入する

1つ目が、手洗い場などの蛇口に節水型設備を導入することだ。これにより、水道代はもちろん、温水を使用する場合の電気代やガス代を削減できる。

節電効果は大きくはないが、利用料の多いトイレの水量を大幅に減らせるのでコスト削減効果が高い。例えば節水型トイレでは、30〜50%ほどの節水効果が期待できる。

 

水の循環利用で水道代を削減する

パチンコ店の運営コストをさらに節約したい場合には、水の循環利用で水道代を削減するといいだろう。例えば、雨水や空調ドレン水をトイレの洗浄水に利用すれば、水道代の約15〜40%を削減できる可能性があるのだ。

さらに、1〜3%程度の節電効果も期待できる。

 

男性トイレは水を使用しないタイプを導入する

さらに、男性トイレには水を使用しないタイプを導入することもおすすめだ。水を使わない男性トイレは俗に「無水小便器」と呼ばれるもので、自動洗浄の小便器より約1〜2%の節電効果が期待できる。

また水を使用しないため、当然ながら水道代の大幅な削減にもなる。1回の洗浄に4L(リットル)の水を使用する旧式の小便器から無水小便器に変更した場合、数ヶ月〜3年で費用を回収できる場合が多い。

ただし、既に節水型の小便器を利用している場合は費用対効果が小さいため、注意が必要だ。

 

温水洗浄便座の温水・便座の温度を下げる

次に、温水便座の温水・便座の温度を下げることでも節電・電気代削減になる。温水や便座ヒーターは待機保温に電力を消費する。そのため、便座温度を1段階下げると約12%、温水温度を1段階下げると約6%の節電効果が期待できるのだ。

また、便座のフタを閉めると保温時の消費電力を削減できる。さらに、夏場は温水洗浄便座の機能をオフにしておくといいだろう。

 

自動販売機の照明をオフにする

節電・電気代削減を徹底するなら、パチンコ店に設置してある自動販売機の照明をオフにするといいだろう。

自販機の照明により、1台で年に約2万円前後の電気代が発生している。照明をオフにすれば「約2万円×台数分」の電気代削減が可能だ。

 

 

パチンコ店の電気代を大きく削減する方法とは

パチンコ店の電気代を大きく削減する方法は以下の2つ  ①屋根上や駐車場に太陽光発電設備を設置する ②電力プランを切り替える

結論をまとめると

パチンコ店の電気代を大きく削減する方法は以下の2つ

①屋根上や駐車場に太陽光発電設備を設置する
②電力プランを切り替える

本記事ではパチンコ店の節電による電気代の削減方法を解説してきた。しかし、消費電力を減らして電気代を抑えるには限界がある。そこで、ここではパチンコ店の電気代を大きく削減できる2つの方法をお伝えする。

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①屋根上や駐車場に太陽光発電設備を設置する

パチンコ店は屋根面積や駐車場が広い店舗が多い。スペースを利用して太陽光発電設備を導入すれば、大幅な節電効果が期待できる。実際に、年間に数百万円の電気代が削減されている事例は多々ある。

太陽光発電設備は、地形や日射量のデータをもとに影が発生しないよう設計することで、発電の効率を高められる。そのため、施工してもらう事業者選びにはこだわろう。

しろくま電力は、店舗の屋根や駐車場に設置するソーラーカーポートなど、国内の太陽光発電設備の施工を多く担当してきた。

なお、しろくま電力は、店舗の屋根や駐車場に設置するソーラーカーポートなど、国内の太陽光発電設備の施工を多く担当してきた。2025年にはホームセンター国内最大級となる、348台分のソーラーカーポートを、ジョイフル本田千葉ニュータウン店に設置している。

太陽光発電設備を検討している場合には、ぜひ「しろくま電力」にお気軽にご相談いただきたい。

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②電力プランを切り替える

もう1つの電気代を大幅に削減できる方法が「電力プランの切り替え」だ。

電気料金の単価は、電力会社やプランによって異なる。そのため、今より単価の安い電力会社やプランに切り替えれば、使用する電気の量は同じでも、電気代を下げられる。電力会社を切り替える手続きをするだけで、コストもかからないので手軽だ。

電力会社の法人向け電力プランには、以下のようにさまざまな種類がある。

  • オフィスや工場など昼間の電力使用量が多い法人は「市場連動型プラン」

  • 市場連動のリスクを軽減したい法人は「上限付き市場連動型プラン」

  • 昼間の電力使用量が多いものの市場連動型プランのリスクが怖い法人は「固定単価型プラン」

  • 市場連動型にしたいが、季節ごとの高騰リスクは軽減したい法人は「ミックスプラン」

  • 大手と同じ料金体系のまま電気代を安くしたい法人には「燃調リンク型プラン」

  • 予算管理を確実にしたい、電気代の変動リスクを確実にゼロにするなら「完全固定型プラン」

など、法人によって選ぶべき電力プランは異なる。このようなプランの中から店舗の特性に合ったものを選べば、電気代を抑えながらコストの管理も簡単になる。

「大手の電力会社の方が安心だ」と考えている方もいるかもしれない。しかし、大手電力会社から新電力に切り替えたとしても、電気の質や停電リスクは変わらない。それどころか、電気代は安くなる可能性が高いのだ。

まだ電力会社の見直しを検討したことがない法人は、一度、新電力に見積もりを取ってみてほしい。どれくらい電気代が安くなるのかを確認した上で、切り替えを検討してみるといいだろう。

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<店舗の電気代削減実績多数!最大45%削減>
しろくま電力で御社の電気代を削減しよう

しろくま電力では、高圧・特別高圧の電力を使用する法人向けに電力プランを提供している。

しろくま電力の強みは「電気代の安さ」と「業界トップクラスのプラン数」だ。

しろくま電力の店舗の電気代削減事例をまとめたもの

上図は、しろくま電力の店舗の電気代削減事例をまとめたものだ。しろくま電力はパチンコ店をはじめ、飲食店やアパレルショップ、会員制クラブなど多くの店舗に導入いただき、電気代の削減を実現している。

電気代が大手電力より安いのはもちろん、「電気代をとにかく安くしたいから市場連動型プラン」「価格の安定性も重視したいから燃調リンクプラン」など、ニーズに合わせて電力プランを選ぶことができる。中には電気代を45%(1.5億円)削減したプランもある。プランをカスタマイズし、御社だけの電力プランを作ることも可能だ。

しろくま電力は、スーパーマーケットをはじめ、飲食店やアパレルショップ、会員制クラブなど多くの店舗さまに導入いただき、電気代の削減を実現している。以下はしろくま電力を導入する主な企業・自治体である。

しろくま電力を導入する主な企業・自治体

多くの法人から、低価格であることが好評で、契約更新率は92%を超えた。また、しろくま電力の電気は全てCO2を一切排出しない実質再生可能エネルギーだ。電気を切り替えるだけで御社のCO2削減量を減らすことができる。

見積もりは「複数のプランの電気代の提示」や「現在の契約先との電気代・CO2削減量の比較」にも対応している。「どれがいいかわからない」法人にはこちらからプランを提案することも可能だ。

見積もりだけでなく「プランについて説明してほしい」「なぜ安いのか、本当に倒産しないか知りたい」といった面談も行っている。切り替えを検討中でなくとも、気軽にお問い合わせいただきたい。

 

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