コンテンツまでスキップ

エアコンの送風機能の電気代は?つけっぱなしにした場合や冷房との比較も解説!

エアコンの送風機能の電気代は?つけっぱなしにした場合や冷房との比較も解説!

多くのエアコンには送風機能が搭載されていますが、電気代がいくらぐらいなのか気になる方は多いでしょう。

本記事では、エアコンの送風機能の電気代について、つけっぱなしにした場合も含めていくらぐらいになるのか解説します。あわせて、エアコンのそのほかの機能や扇風機、サーキュレーターの電気代と比較してどうなのか、また、電気代の節約方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:エアコンの電気代と節約術をわかりやすく解説!つけっぱなしはやめた方がいい?
関連記事:【図解】電力自由化とは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説

この記事を読んでわかること

  • エアコンの送風機能の電気代
  • エアコンの送風機能の電気代とその他の機能、サーキュレーターや扇風機の電気代との比較
  • エアコンの送風機能を使った節約方法

目次

エアコンの送風機能とは?
エアコンの送風と除湿の違いとは
エアコンには送風機能がないものもある

エアコンの送風機能の電気代はいくら?
エアコンの送風機能をつけっぱなしにした場合の電気代はいくら?

エアコンの送風機能とほかの機能の電気代の違いを解説!

エアコンの送風機能と扇風機・サーキュレーターの電気代を比較

エアコンの送風機能の上手な使い方
①エアコン内部のカビ予防
②冷房をつけると寒いけど消すと暑いとき
③室内の換気をしたいとき

エアコンの送風機能を使う際に注意すること
①温度の設定はできない
②湿度を下げることはできない
③完全なカビ対策はできない
④洗濯物の部屋干しには除湿機能の方が適している

エアコンの送風機能を使って電気代を節約する方法
①冷房をつける前に送風で室内の熱気を逃がす
②扇風機やサーキュレーターの代わりに使用する
③換気扇と併用して湿度を下げる
④電気代を安くする
「電力会社の切り替え」をすると手間なく電気代を節約できる

電気代を下げるならしろくまプランがおすすめ

 

エアコンの送風機能とは?エアコンの送風機能とは、風を送り出して空気を循環させる機能

結論をまとめると!

  • エアコンの送風機能とは、風を送り出して空気を循環させる機能
  • エアコンの送風機能には、湿度を下げるはたらきはない

エアコンの送風機能とは、ファンのみを動かして風を送る機能のことです。室温を冷やしたり温めたりせずに、室内の空気を循環させます。扇風機やサーキュレーターなどと同じく風を送るだけなので、冷房や暖房に比べると電気代も安いです。

関連記事:エアコンの送風とは?冷房や暖房との違い、電気代、注意点をわかりやすく解説!
関連記事:エアコンの試運転の方法・注意点をわかりやすく解説!メーカーごとの手順やタイミングも紹介します

 

エアコンの送風と除湿の違いとは

エアコンにはさまざまな機能が搭載されていますが、なかでも違いがわかりづらい「除湿」と「送風」の機能について確認してみましょう。

  主なはたらき 仕組み 湿度
送風 室内の空気を循環させる ファンを回して風を送る 湿度は変わらない
除湿 室内の湿度を下げる 空気中の水分を取り除く 湿度を下げる

上図は、エアコンの送風と除湿のはたらきや仕組み、湿度への影響について表したものです。

エアコンの送風と除湿の明確な違いは「湿度を下げるかどうか」です。

除湿のおもなはたらきは「室内の湿度を下げること」であるのに対し、送風は、風を送り室内の空気を循環させるのみで湿度に変化はありません。それぞれの機能の違いを理解し、状況にあわせて上手に使い分けてみてください。

関連記事:エアコンのドライ(除湿)とは?電気代や冷房との違い、節約方法をわかりやすく解説!
関連記事:湿気対策!部屋の湿度を下げる方法をわかりやすく解説!電気代の節約方法も紹介!

 

エアコンには送風機能がないものもある

エアコンのなかには、送風機能が搭載されていないタイプもあります。送風機能が搭載されていない場合は、設定温度を31〜32°Cなど最高温度に設定すると、冷房から送風に切り替わります。ただし、室温が設定温度以上である場合は送風には切り替わらないため、ご注意ください。

そのほか、エアコンに空気清浄運転や内部クリーン機能が搭載されている場合は、これらの機能を活用すると、送風に似た効果を得られます。これらの機能は、エアコン内部を乾燥させたり室内の空気を循環させたりするはたらきがあるため、送風と同様の効果を得られるでしょう。

関連記事:冷房の適切な設定温度は?快適に電気代を節約する方法も解説!
関連記事:暖房の設定温度は何度が理想?冬に電気代を節約しつつ快適に過ごすコツとは?

 

 

エアコンの送風機能の電気代はいくら?

エアコンの送風機能の電気代は、1時間あたり約0.37円

結論をまとめると!

  • エアコンの送風機能の電気代は、1時間あたり約0.37円
  • エアコンの送風機能の電気代は、24時間つけっぱなしを1か月続けても約266.4円と安い

ここまで、エアコンの送風とはどんな機能なのかを解説しました。送風は風を送るだけのシンプルな機能なので、消費電力も抑えられます。

それでは、エアコンの送風機能の電気代はいくらぐらいなのか確認してみましょう。

 
消費電力
1時間
1日(8時間)
1ヶ月(30日)
エアコンの
送風の電気代
12W
約0.37円
約2.96円
約88.8円

上図は、エアコンの送風機能の電気代を、1時間、1日8時間、1日8時間を30日間使用した場合の電気代を表したものです。パナソニックのエオリアシリーズ「CS-LX222D」の消費電力を参考にしています。

こうしてみると、エアコンの送風機能を1時間使用した場合の電気代は1時間0.37円と、1円にも満たない料金でした。1日8時間の使用を1ヶ月続けても電気代を100円未満に抑えられるため、非常に経済的であることがわかります。

関連記事:【最新】浴室乾燥機の電気代は1回〇〇円!節約方法もご紹介します!
関連記事:全館空調の電気代は高すぎる?エアコンと比較すると?節約方法もわかりやすく解説!

 

エアコンの送風機能をつけっぱなしにした場合の電気代はいくら?

次に、エアコンの送風機能をつけっぱなしにした場合の電気代はいくらなのか、確認してみましょう。

使用時間 電気代(消費電力12W)
1時間 約0.37円
8時間 約2.96円
12時間 約4.44円
24時間 約8.88円
1か月(1日8時間を30日間) 約88.8円
1か月(1日12時間を30日間) 約133.2円
1か月(1日24時間を30日間) 約266.4円

上図は、エアコンの送風機能を長時間つけっぱなしにした場合の電気代を表したものです。エアコンの送風機能を12時間つけっぱなしにした際の電気代は約4.44円、24時間つけっぱなしでも約8.88円と、1日の電気代が10円以内の料金におさまることがわかります。

エアコンの送風を24時間つけっぱなしで1か月間過ごしても、1か月あたりの送風の電気代は300円以内におさまるため、経済的に使い続けることが可能です。エアコンの送風は室内の空気を循環させてくれるので、室内環境の改善に積極的に活用できそうです。

関連記事:【徹底解説】エアコンのつけっぱなしは節電にならない?電気代の節約方法も紹介!
関連記事:夜にエアコンをつけっぱなしにした場合の電気代は安い?節約方法も解説!

 

 

エアコンの送風機能とほかの機能の電気代の違いを解説!

エアコンの送風機能の電気代は、そのほかの機能の電気代と比べて圧倒的に安い

結論をまとめると!

  • エアコンの送風機能の電気代は、そのほかの機能の電気代と比べて圧倒的に安い

ここまで、エアコンの送風機能の電気代について解説し、経済的に使用できることがわかりました。ここからは、エアコンの送風機能の電気代とそのほかの機能の電気代の違いを解説します。

  1時間の電気代 1日(8時間)の 電気代 1ヶ月(30日)の 電気代
エアコンの送風 約0.37円 約2.96円 約88.8円
弱冷房除湿 約3.1円 約24.8円 約744円
再熱除湿 約12.4円 約99.2円 約2,976円
ハイブリッド除湿 約3.1円 約24.8円 約744円
冷房 約13.2円 約105.6円 約3,168円
暖房 約13.3円 約106.4円 約3,192円

上図は、エアコンの送風機能と3種類の除湿機能、冷房、暖房の電気代について表したものです。こうしてみると、エアコンの送風機能の電気代はほかの機能の電気代よりも圧倒的に安いことがわかります。

エアコンの送風機能の次に電気代が安いのは、弱冷房除湿とハイブリッド除湿です。同じ除湿機能のなかでも、再熱除湿の電気代は1時間あたり約12.4円と、冷房や暖房とほとんど変わりません。

冷房と暖房の電気代は1か月あたり約3,200円と、エアコンの送風の30倍以上の金額になりました。暑さや寒さがそれほど気にならない日には、エアコンの送風を使うようにすると、大幅に電気代を節約できそうです。

関連記事:エアコンの暖房の電気代は高い?節約方法もあわせて解説!
関連記事:冷房の電気代は高い?エアコンの除湿・暖房と徹底比較!節約術も紹介!

 

 

エアコンの送風機能と扇風機・サーキュレーターの電気代を比較

エアコンの送風機能の電気代は、扇風機やサーキュレーターの電気代と比較しても安い

結論をまとめると!

  • エアコンの送風機能の電気代は、扇風機やサーキュレーターの電気代と比較しても安い

ここまでエアコンの送風機能の電気代とそのほかの機能の電気代を比較し、エアコンの送風の電気代が圧倒的に安いことがわかりました。

ここからは、エアコンの送風機能と同じく風を送るのみのはたらきをする、扇風機やサーキュレーターとの電気代を比較してみましょう。

 
1時間の電気代
1日(8時間)の 電気代
1ヶ月(30日)の 電気代
エアコンの送風
約0.37円
約2.96円
約88.8円
扇風機 (ACモーター)
約1.2円
約9.6円
約288円
扇風機 (DCモーター)
約0.7円
約5.6円
約168円
サーキュレーター
(ACモーター)
約1.2円
約9.6円
約288円
サーキュレーター
(DCモーター)
約0.8円
約6.4円
約192円

上図は、エアコンの送風と扇風機、サーキュレーターを1時間、1日8時間、1日8時間を30日間使い続けた場合の電気代を表したものです。扇風機やサーキュレーターは電気代が安いイメージがありますが、実はエアコンの送風の方が電気代が安いことがわかりました。

電気代を節約したい場合は、扇風機やサーキュレーターだけでなく、エアコンの送風も積極的に生活に取り入れてみるとよさそうです。

関連記事:サーキュレーターと扇風機の違いとは?特徴や使い方、電気代の節約術をわかりやすく紹介!
関連記事:【最新】扇風機の電気代は安い?エアコンとの比較や節約術を解説!
関連記事:扇風機とエアコンの電気代はどっちが安い?併用で効果的に節約する方法も解説!

 

 

エアコンの送風機能の上手な使い方

エアコンの送風機能のおすすめの使い方は以下  ①エアコン内部のカビ予防 ②冷房をつけると寒いけど消すと暑いとき ③室内の換気をしたいとき

結論をまとめると!

エアコンの送風機能のおすすめの使い方は以下

①エアコン内部のカビ予防
②冷房をつけると寒いけど消すと暑いとき
③室内の換気をしたいとき

ここまで、エアコンの送風機能の電気代と扇風機やサーキュレーターの電気代を比較し、エアコンの送風の電気代の方が安いことがわかりました。それでは、エアコンの送風機能は日常のどのような場面で使うと効果的なのか確認してみましょう。

関連記事:【必見】絶対すべき節約術を紹介!やってはいけない節約方法も解説します
関連記事:【必見】一番節約できるものはどれ?すぐできるものとNGな節約方法もわかりやすく解説!

 

①エアコン内部のカビ予防

エアコンの送風機能は風を送り循環させる機能なので、エアコン内部のカビ予防に役立ちます。エアコンの冷房や暖房、除湿を使用すると、エアコン内部に結露が生じ、カビの原因となります。

冷房や暖房などを使ったあとにエアコンの送風運転を使うと、エアコン内部を風で乾燥させ、カビ予防に効果的です。

関連記事:冷房と除湿(ドライ)の違いとは?電気代の比較や効果的な使い分け方、節約術も解説!
関連記事:空気清浄機の電気代は高い?24時間つけっぱなしでも大丈夫?節約方法も解説

 

②冷房をつけると寒いけど消すと暑いとき

エアコンの送風機能は温度を上げ下げしないため、冷房をつけると寒いけど消すと暑いようなときにも便利です。とくに春や秋のような暑さがそれほど厳しくない時期は、冷房だと寒すぎる場合があり、エアコンの送風が活躍します。

室内の空気が動き、身体に風が当たれば体感温度も下がります。あまり室温の高くない日は、エアコンの送風を積極的に活用してみてください。

関連記事:暑い部屋を涼しくする方法を徹底解説!エアコンなしでも快適に過ごす秘訣とは?

 

③室内の換気をしたいとき

エアコンの送風機能は室内の空気を循環させるため、換気をしたい場合にも使えます。エアコンの送風のみだと換気の機能はありませんが、窓を開けて送風運転をすると、室内の空気の入れ替えが可能です。

定期的にエアコンの送風機能を活用して換気を意識すると、室内の空気をきれいな状態で保てるでしょう。

関連記事:【最新】換気扇の電気代はいくら?つけっぱなしのメリットや節約方法をわかりやすく解説!
関連記事:【2025年最新】冷房と除湿、電気代が安いのはどっち?エアコンの節約術も徹底解説!

 

 

エアコンの送風機能を使う際に注意すること

①エアコンの送風は温度設定ができない ②エアコンの送風は湿度を下げることはできない ③エアコンの送風は完全なカビ対策はできない ④洗濯物の部屋干しには除湿機能の方が適している

結論をまとめると!

①エアコンの送風は温度設定ができない
②エアコンの送風は湿度を下げることはできない
③エアコンの送風は完全なカビ対策はできない
④洗濯物の部屋干しには除湿機能の方が適している

ここまで、エアコンの送風機能の上手な使い方を解説しました。しかし、エアコンの送風機能を使う場合は、注意点もおさえておきたいものです。ここからは、エアコンの送風機能を使う際の注意点をご紹介します。

 

①温度の設定はできない

エアコンの送風機能は温度の設定はできません。そのため、特別暑い日でなければ涼をとるのに便利ですが、真夏日のようにとくに暑い日には冷房を使いましょう。

電気代を節約するためとはいえ暑さを我慢すると、熱中症になる恐れもあります。エアコンの送風機能は電気代の安さが魅力ですが、とくに暑い日は無理をせず、冷房を使うようにしてください。

関連記事:【最新】4人家族の電気代平均はいくら?季節別や地域別の平均、料金が高い原因や節約方法をご紹介
関連記事:【図解】新電力とは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説!

 

②湿度を下げることはできない

エアコンの送風機能は湿度を下げることはできません。室内の空気を動かすことで多少の除湿作用を感じることはあるかもしれませんが、とくに湿度の高い日には不適切です。

梅雨シーズンのように湿度が高くジメジメとした日には、エアコンの送風ではなく除湿機能を使いましょう。弱冷房除湿やハイブリッド除湿であれば、電気代を節約しながら除湿効果も得られます。

関連記事:【図解】エコキュートとは?仕組みやガス給湯器の違い、メリットをわかりやすく解説!
関連記事:エコキュートの電気代はいくら?高い原因と安く使う方法をわかりやすく解説

 

③完全なカビ対策はできない

エアコンの送風機能はカビの予防に役立ちますが、完全なカビ対策まではできません。カビ対策を万全にするためには、定期的にクリーニングをおこないましょう。

ただしエアコンのクリーニングは専門的な知識がなければ、思わぬ故障を招く恐れがあります。自身でのエアコンのクリーニングに不安のある方は、業者に依頼すると、安心してエアコン掃除を任せられるためおすすめです。

関連記事:テレビは電気代が高い?種類ごとの電気代や節約方法をわかりやすく解説!
関連記事:冷蔵庫の電気代はいくらくらい?9つの節約方法もあわせて解説!

 

④洗濯物の部屋干しには除湿機能の方が適している

洗濯物を部屋干しする際は除湿機能を使いましょう。エアコンの送風機能は風をあてて乾燥させるのに役立ちますが、除湿機能は水分を取り除いてくれるため、湿った状態の洗濯物を乾かすために有効です。

早く洗濯物を乾かしたい場合は、エアコンの除湿機能と扇風機やサーキュレーターを併用するのがおすすめです。湿度を取り除きながら空気も動かせるため、洗濯物が効率的に乾き、電気代の節約にもつながります。

関連記事:洗濯機の電気代と水道代は1回いくら?6つの節約術も徹底解説!

 

 

エアコンの送風機能を使って電気代を節約する方法

エアコンの送風機能を使って電気代を節約する方法は以下  ①冷房をつける前に送風で室内の熱気を逃がす ②扇風機やサーキュレーターの代わりに使用する ③換気扇と併用して湿度を下げる ④電気代を安くする

結論をまとめると!

エアコンの送風機能を使って電気代を節約する方法は以下

①冷房をつける前に送風で室内の熱気を逃がす
②扇風機やサーキュレーターの代わりに使用する
③換気扇と併用して湿度を下げる
④電気代を安くする

ここまでエアコンの送風機能を使う際の注意点をご紹介しました。最後に、エアコンの送風機能を使って電気代を節約する方法をご紹介します。エアコンの送風機能は上手に使えば電気代の節約に役立ちます。ぜひ参考にしてください。

関連記事:【必見】エアコンの電気代の節約術を徹底解説!手軽に効率よく節電するコツとは?
関連記事:【最新】無料で電気代を安くする方法を徹底解説!電気料金を安くしたい方必見!

 

①冷房をつける前に送風で室内の熱気を逃がす

エアコンの送風機能は、冷房運転の前に使うことで冷房効率をあげられるためエアコンの負荷を抑えられます。とくに外出先から帰宅したばかりの室内は、熱気がこもった状態です。そんなときにエアコンの送風機能を動かして窓を開けると、効率よく熱気を逃がすことができます。

室内の熱気を逃がしたあとは冷房運転に切り替えると、効率的に室温を下げられます。室温の暑さが気になるときは、まずはエアコンの送風を活用してみてください。

関連記事:オール電化の電気代は高い?高い原因や平均額、節約術をわかりやすく解説
関連記事:パソコンの電気代はいくら?デスクトップやノート、ゲーミングPCの消費電力と節約方法をご紹介

 

②扇風機やサーキュレーターの代わりに使用する

エアコンの送風運転は、扇風機やサーキュレーターよりも電気代が安いため、積極的に使うと電気代を抑えられます。また、エアコンの送風は扇風機やサーキュレーターよりも広い範囲に風を送ることができるので、複数人が室内にいる場合にもおすすめです。

また、エアコンの送風機能は風向きを変えられます。直接身体に風があたるように設定すると、体感温度を下げやすくなるでしょう。

関連記事:【すぐ解決】ブレーカーが落ちる原因と復旧方法はコレ!予防策も紹介します
関連記事:【最新】消費電力の計算方法をわかりやすく解説!電気代の求め方や節約方法も紹介

 

③換気扇と併用して湿度を下げる

湿度の高さが気になるときには、エアコンの送風と換気扇を併用するのもおすすめの節約方法です。エアコンの送風には湿度を下げるはたらきはありませんが、換気扇と併用すると湿度を下げることができます。

換気扇は室内の湿気を含んだ空気を外に出し、屋外の乾燥した空気を室内に取り込むはたらきを持っています。エアコンの送風と併用すれば、室内の空気を循環させながら効率的に湿度を下げられます。ただし、屋外も湿度が高い場合はエアコンの除湿のほうが効果的です。

関連記事:【最新】二人暮らしの電気代の平均はいくら?節約術や2人の光熱費の平均もわかりやすく解説!
関連記事:【最新】一人暮らしの電気代の平均はいくら?高い原因や節約方法を紹介!

 

④電気代を安くする

ここまでご紹介した節約術は、行動によって電気代を節約する方法です。日常生活を送るうえで、うっかり忘れてしまう場合や手間に感じることもあるかもしれません。そこで、簡単な電気代の節約術として、電気代そのものを安くする方法をご紹介します。

電気代そのものを安くできると、エアコンの送風機能の電気代だけでなく、家中の電気代の単価を下げられます。電気代の単価を下げることができれば、手間なく簡単に電気代を節約できるため、おすすめです。

関連記事:電気代の内訳の見方と計算方法とは?電気代を安くする方法もわかりやすく解説!
関連記事:電力会社を乗り換える方法とは?切り替え方法とメリット・デメリット、注意点を解説

 

「電力会社の切り替え」をすると手間なく電気代を節約できる

電気代の単価を下げるためには「電力会社の切り替え」を検討してみるのがおすすめです。電気代の単価は電力会社によって異なるため、まずは電力会社やプランを比較してみましょう。

たとえば、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の単価の相場は31円/kWhですが、実は、もっと安い電力会社はたくさんあるのです。たとえば、25円/kWhの電力会社と契約した場合は、エアコンの送風機能の電気代は次のようになります。

  1時間 1日8時間 1ヶ月(30日間) 1ヶ月で節約できる金額
31円/kWhの送風の電気代 約0.37円 約2.96円 約88.8円 約16.8円
25円/kWhの送風の電気代 約0.3 円 約2.4 円 約72 円  
31円/kWhの冷房の電気代 約13.2円 約105.6円 約3,168円 約618円
25円/kWhの冷房の電気代 約11円 約85円 約2,550円  

上図は、電気代の単価が31円/kWhの場合と25円/kWhの場合のエアコンの送風機能の電気代を比較したものです。もともと電気代の安い送風機能だと電気代に大差はありませんが、冷房の電気代で比較すると、1日8時間の利用を1ヶ月間続けた際の電気代に618円の差がありました。

近年では猛暑となる日も多く、エアコンの送風機能だけで過ごすのは厳しいのが現実です。電気代の単価を下げることができれば、手間なく節電しながら快適な空間も維持できるでしょう。

関連記事:電力会社・電気料金プランの選び方とは?注意点と電気代を安くする方法を解説
関連記事:【最新】わが家の電気代は高い?家庭の平均額や高くなる原因、節約術を解説!
関連記事:【最新】電気代を値上げする電力会社一覧!電気料金はどれくらい高くなる?

 

 

基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?

しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。

このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。

しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、
しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。

また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。

環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。

 

 

<その他のおすすめ記事>

関連記事:電子レンジの電気代はいくら?計算方法や6つの節約術をわかりやすく解説!他の電化製品とも徹底比較

関連記事:炊飯器の電気代はいくら?8つの節約方法もわかりやすく解説!

関連記事:オイルヒーターの電気代は高すぎる?他の暖房器具との比較や節約方法を解説!

関連記事:電気ストーブの電気代は安い?他の暖房器具と比較し、節約方法を解説!

関連記事:加湿器の電気代は安い?種類別の電気料金を比較し節約方法を解説!

関連記事:【徹底比較】象印のスチーム式加湿器の電気代は本当に高いのか?節約方法も解説!

関連記事:【最新】電気代が安い暖房器具はこれ!コストを徹底比較、節約術も紹介!