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【徹底比較】象印のスチーム式加湿器の電気代は本当に高いのか?節約方法も解説!

【徹底比較】象印のスチーム式加湿器の電気代は本当に高いのか?節約方法も解説!

加湿器の中で最も性能が優れているのが「スチーム式加湿器(加熱式)」です。

中でも象印のスチーム式加湿器は人気で、「現在も使用中、または購入を検討しているが電気代が気になる」とお考えの方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、象印の加湿器の電気代を解説します。品番ごとの電気代や、一般的な加湿器との電気代比較もしていますので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること

・象印のスチーム式加湿器の電気代は高いのか?

・象印のスチーム式加湿器を使うメリット・デメリットは?

・象印のスチーム式加湿器の電気代を安くする方法とは?

 

目次

象印の加湿器の電気代はいくら?
EE-TA60の特徴と電気代
EE-DE35・50の特徴と電気代
EE-RT35・50の特徴と電気代
EE-MA20の特徴と電気代
象印の加湿器の1時間、1日、1ヶ月ごとの電気代

象印の加湿器の電気代は高いのか?比較してみた
スチーム式加湿器
超音波式加湿器
気化式加湿器
ハイブリッド式加湿器

象印のスチーム式加湿器のメリット
①加湿器としての性能が高い
②操作方法がシンプルで使いやすい
③安全性が高く安心して使える
④お手入れがカンタン
⑤雑菌が繁殖しにくく衛生的
⑥暖房の設定温度を下げて節電できる

象印のスチーム式加湿器のデメリット・注意点
①本体価格と電気代が高い傾向にある
②動作音が少し大きくなりがち
③水の補充回数が増える場合がある
④蒸気のやけどリスクに注意が必要

象印の加湿器の電気代を節約する方法
①水でなくお湯をつかう
②適用畳数にあった加湿器にする
③エアコンの風が当たらないようにする
④設定パワーを「弱」にする
⑤タイマー機能を使う
⑥必要以上に加湿しない
⑦エアコンの設定温度を下げる
⑧電気代を安くする

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象印の加湿器の電気代はいくら?

結論をまとめると

・象印のスチーム式加湿器の電気代は、1時間あたり5.9〜15.3円

象印が取り扱う加湿器は現在6種類あります。まずは品番ごとの電気代と特徴を見ていきましょう(※電気料金単価は31円/kWで計算)。

品番
EE-TA60
EE-DE35
EE-DE50
EE-RT35
EE-RT50
EE-MA20
消費電力
495W
305W
410W
305W
410W
190W
電気代
部屋の広さ目安
木造:10畳
洋室:17畳
木造:6畳
洋室:10畳
木造:8畳
洋室:13畳
木造:6畳
洋室:10畳
木造:8畳
洋室:13畳
木造:3畳
洋室:6畳
連続加湿時間
強:6時間
中:10時間
弱:20時間
強:8時間
中:16時間
弱:32時間
強:8時間
中:16時間
弱:32時間
強:6時間
弱:27時間
強:6時間
弱:24時間
標準:8時間
静音:16時間
加湿能力
特徴
広い部屋でも
ハイパワーで
加湿できる
リビング・寝室を
長時間加湿できる
最もベーシックな加湿器
狭い部屋を
長時間加湿する
タンク容量
4.0L
3.0L
4.0L
2.2L
3.0L
1.8L

上図は品番ごとの特徴をまとめたものです(EE-DE35と50、EE-RT35と50は同じシリーズで、対応する部屋の広さが異なります)。品番ごとの特徴と電気代について、詳しく見ていきましょう。

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EE-TA60の特徴と電気代

象印の加湿器「EE-TA60」はハイパワーなのが特徴で、和室で10畳、洋室なら17畳までと広い部屋で使用できます。

(出典:象印「スチーム式加湿器EE-TA60」

象印の加湿器「EE-TA60」はハイパワーなのが特徴で、和室で10畳、洋室なら17畳までと広い部屋で使用できます。以下はEE-TA60の電気代です。

消費電力
1時間の電気代
1日(8時間)の電気代
1ヶ月(30日)の電気代
495W
15.3円
122.4円
3,672円

EE-TA60は加湿能力が高い反面、消費電力が象印の加湿器で最も大きいため、電気代も高い傾向にあります。また、同じタンク容量のEE-DE50は最大32時間加湿できますが、こちらは20時間ほどしか加湿できません。

広い部屋をしっかり加湿したい方はこの品番を選ぶといいでしょう。

EE-DE35・50の特徴と電気代

「EE-DE35・50」は、象印の加湿器の中で最も長時間加湿ができるタイプです。35と50の違いは対応畳数の違いで、DE35は6〜10畳、DE50は8〜13畳ほどの部屋で使用できます。

(出典:象印「スチーム式加湿器EE-DE35・50」

「EE-DE35・50」は、象印の加湿器の中で最も長時間加湿ができるタイプです。35と50の違いは対応畳数の違いで、DE35は6〜10畳、DE50は8〜13畳ほどの部屋で使用できます。

この品番は最大32時間と、長時間加湿できるのが特徴です。強モードにしても8時間の連続加湿が可能ですので、就寝時も寝室を快適に保てるでしょう。

 
消費電力
1時間の電気代
1日(8時間)の電気代
1ヶ月(30日)の電気代
EE-DE35
305W
9.5円
76円
2,280円
EE-DE50
410W
12.7円
101.6円
3,048円

上図はEE-DE35・50の電気代です。電気代についてはDE35よりもDE50の方が高くなります。年間の電気代で考えると10,000円近く差が出るため、そこまで広い部屋でない限りはDE35でいいでしょう。

EE-RT35・50の特徴と電気代

EE-RT35・50は象印の最もベーシックなタイプの加湿器です。こちらも35と50の違いは対応畳数の違いで、DE35は6〜10畳、DE50は8〜13畳ほどの部屋で使用できます。

(出典:象印「スチーム式加湿器EE-RT35・50」

EE-RT35・50は象印の最もベーシックなタイプの加湿器です。こちらも35と50の違いは対応畳数の違いで、DE35は6〜10畳、DE50は8〜13畳ほどの部屋で使用できます。

この品番はDEシリーズよりも容量が小さいため、連続加湿時間は最大27時間とDEシリーズよりも短いです。しかし本体価格はDEよりも安いケースが多いようです。

RTシリーズの電気代は以下です。

 
消費電力
1時間の電気代
1日(8時間)の電気代
1ヶ月(30日)の電気代
EE-RT35
305W
9.5円
76円
2,280円
EE-RT50
410W
12.7円
101.6円
3,048円

EE-RT35・50の電気代は、先述したDE35・50と同じです。先述したようにDEシリーズよりもお手頃なので、「シンプルな機能があれば十分」という方にはこちらがおすすめです。

EE-MA20の電気代と特徴

EE-MA20は、象印の中で最もコンパクトなタイプの加湿器です。3〜6畳と、狭い部屋の使用に特化しています。

(出典:象印「スチーム式加湿器EE-MA20」

EE-MA20は、象印の中で最もコンパクトなタイプの加湿器です。3〜6畳と、狭い部屋の使用に特化しています。

消費電力
1時間の電気代
1日(8時間)の電気代
1ヶ月(30日)の電気代
190W
5.9円
47.2円
1,416円

上図はEE-MA20の電気代をまとめたものです。この品番は象印のスチーム式加湿器の中で最も電気代が安い傾向にあります。

容量が小さいものの、強モードで8時間加湿できるので、寝室などで使用する方はこの品番がオススメです。

象印の加湿器の1時間、1日、1ヶ月ごとの電気代

ここまで、象印の加湿器の特徴と電気代を見てきました。改めて品番ごとに電気代を比較してみましょう。

 
消費電力
1時間の電気代
1日(8時間)の電気代
1ヶ月(30日)の電気代
EE-TA60
495W
15.3円
122.4円
3,672円
EE-DE35
305W
9.5円
76円
2,280円
EE-DE50
410W
12.7円
101.6円
3,048円
EE-RT35
305W
9.5円
76円
2,280円
EE-RT50
410W
12.7円
101.6円
3,048円
EE-MA20
190W
5.9円
47.2円
1,416円

象印の加湿器の中で電気代が最も高いのは広い部屋向けの「EE-TA60」で、最も安いのは小さい部屋向けの「EE-MA20」です。品番を誤ると電気代が2.6倍近く上がるため、注意して購入することをおすすめします。

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象印の加湿器の電気代は高いのか?比較してみた

結論をまとめると!

・象印の加湿器は、一般的な加湿器と比べて電気代が高い

・電気代を安くしたいなら「気化式タイプ」がオススメ

ここまで象印の加湿器の電気代を見てきました。

品番ごとに電気代が変わることがわかりましたが、象印のスチーム式加湿器は、一般的な加湿器と比べて電気代が高いのでしょうか?

 
象印
スチーム式
超音波式
気化式
ハイブリット式
消費電力
410W
405W
24W
9.5W
170W
1時間あたりの電気代
12.7円
12.5円
0.7円
0.3円
5.3円
1日あたりの電気代(8時間)
101.6円
100.0円
5.6円
2.5円
42.4円
1ヶ月あたりの電気代(30日)
3,048.0円
3,000.0円
168.0円
75.0円
1,272.0円

上図は象印の加湿器と、一般的な加湿器の電気代を比較したものです。表の通り、象印のスチーム加湿器は一般的な加湿器と比較して電気代は高いと言えます。

では、象印の加湿器は一般的な加湿器と比べてどう違うのでしょうか?電気代も含めて比較していきます。

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スチーム式加湿器

 
消費電力
1時間あたりの電気代
象印のスチーム式加湿器
410W
12.7円
一般的なスチーム式加湿器
405W
12.5円

上図は象印のスチーム式加湿器と一般的なスチーム式加湿器の電気代を比較したものです。

こうしてみると、象印のスチーム式加湿器は一般的なスチーム式加湿器と電気代は変わらず、特別電気代が高いわけではないといえます。

スチーム式は水を沸騰させ、その水蒸気で加湿するため、どうしても電気代が高くなる傾向にあります。象印の加湿器は機能性に優れているため、そういった面も比較することをおすすめします。

超音波式加湿器

 
消費電力
1時間あたりの電気代
象印のスチーム式加湿器
410W
12.7円
一般的な超音波式加湿器
24W
0.7円

続いて超音波式加湿器と電気代を比較しました。こうして見ると、象印のスチーム式加湿器の電気代は超音波式加湿器より約18倍も高いことがわかります。

超音波式加湿器は、高周波の振動で霧を発生させて加湿するものです。水を加熱しないので電気代が安いですが、加湿能力は劣るため、広い部屋の使用には向いていません。

気化式加湿器

 
消費電力
1時間あたりの電気代
象印のスチーム式加湿器
410W
12.7円
一般的な気化式加湿器
9.5W
0.3円

上図は象印のスチーム式加湿器と一般的な気化式加湿器の電気代を比較したものです。象印の加湿器の電気代は気化式よりも大幅に高いことがわかります。

気化式加湿器は水を含んだフィルターに風を当て、加湿するものです。加湿器の中で最も電気代が安いですが、デスクの上など、狭い範囲しか加湿できません。

室内全体を加湿する場合は、他のタイプの加湿器にすることをおすすめします。

ハイブリッド式加湿器

 
消費電力
1時間あたりの電気代
象印のスチーム式加湿器
410W
12.7円
一般的なハイブリッド式加湿器
170W
5.3円

最後に、象印の加湿器とハイブリッド式加湿器を比べました。象印の加湿器の電気代はハイブリッド式よりも高いことがわかります。

ハイブリット式加湿器とは、スチーム式と気化式を組み合わせたものです。水を含んだフィルターをヒーターの熱とファンの風で蒸発させて加湿します。

ハイブリッド式の加湿能力はスチーム式より劣りますが、超音波式や気化式と比べるとしっかり加湿できます。コスパを求めるならハイブリッド式加湿器にするといいでしょう。

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象印のスチーム式加湿器のメリット

結論をまとめると!

象印のスチーム式加湿器を使うメリットは以下の6つ。

①加湿器としての性能が高い
②操作方法がシンプルで使いやすい
③安全性が高く安心して使える
④お手入れがカンタン
⑤雑菌が繁殖しにくく衛生的
⑥暖房の設定温度を下げて節電できる

ここまで象印の加湿器の電気代を他の加湿器と比較し、象印の加湿器は電気代が高い、ということがわかりました。

しかし、それでも象印の加湿器にメリットを感じ、購入する方は多いようです。具体的にどのようなメリットがあるのか、解説していきます。

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①加湿器としての性能が高い

象印のスチーム式加湿器は性能が高く、加湿能力が優れています。

象印のスチーム式加湿器は性能が高く、加湿能力が優れています。

スチーム式加湿器は他の種類に比べ、水を加熱して蒸発させる仕組みなので、室温に左右されず安定的に加湿できるのが特徴です。

特に象印はハイパワータイプの加湿器を製造しているため、乾燥が激しい広い部屋もしっかりと加湿できます。

 

②操作方法がシンプルで使いやすい

象印のスチーム式加湿器は、操作方法がシンプルです。

象印のスチーム式加湿器は、操作方法がシンプルです。

加湿を行うには、水を入れてスイッチを押すだけなので、機械の操作が苦手という方でもカンタンに使えます。

基本的な機能はタイマーと強・中・弱の運転モード設定のみ。いずれもボタンを押して、表示を切り替えるだけなので家族の誰もが操作できるでしょう。

 

③安全性が高く安心して使える

安全性の高さも、象印のスチーム式加湿器の特徴です。

通常、スチーム式加湿器は沸騰したお湯を使うため、熱湯に触れると火傷の危険があります。しかし、象印のスチーム式加湿器は熱湯による火傷防止のために以下の3つの安心設計が施されています。

  • チャイルドロック
  • ふた開閉ロック
  • 湯漏れ防止構造

チャイルドロック中はすべての操作ができなくなります。また、ふた開閉ロックにより転倒してもふたが開かず、湯漏れも最小限に抑えられる構造なので、お子さんがいるご家庭でも安心して使用できるでしょう。

④お手入れがカンタン

象印のスチーム式加湿器は、お手入れがカンタンです。

一般的に加湿器は、フィルターについた水アカやカルキ汚れを落とすのに手間がかかります。また、フィルターの汚れをキレイに落とし切るのは難しく、固着して性能を落としてしまうことも多いです。

一方、象印のスチーム式加湿器はフィルターがないため、サッと濯ぐだけでお手入れが完了します。容器は広口なので水の入れ替えもしやすいです。

⑤雑菌が繁殖しにくく衛生的

象印の加湿器はスチーム式なので、加熱によって雑菌の繁殖を防げます。

加湿器は水を入れて使うため、水の中で雑菌が繁殖してしまい、水蒸気と共に雑菌も部屋にばら撒かれてしまうことがあります。

しかし象印のスチーム式加湿器は水を一度沸騰させて、殺菌されたキレイな蒸気を約65度まで冷まして加湿するので、とても衛生的です。

⑥暖房の設定温度を下げて節電できる

象印のスチーム式加湿器を使うことにより、暖房の設定温度を下げてトータルで節電ができるでしょう。

象印のスチーム式加湿器を使うことにより、暖房の設定温度を下げてトータルで節電ができるでしょう。

湿度が高いと人の体感温度は上昇します。そのため、しっかりと加湿した部屋では暖房の設定温度を下げても寒く感じにくいです。

象印のスチーム式加湿器の加湿能力は優れているため、電気代の高いヒーターやエアコンの暖房の設定温度を低くでき、結果的に加湿器の電気代以上に暖房の電気代を節約できる可能性があります。

 

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象印のスチーム式加湿器のデメリット・注意点

結論をまとめると!

象印のスチーム式加湿器のデメリット・注意点は以下の4つ。

①本体価格と電気代が高い傾向にある
②動作音が少し大きくなりがち
③水の補充回数が増える場合がある
④蒸気のやけどリスクに注意が必要

ここまで象印のスチーム式加湿器のメリットを解説しました。もちろんデメリットや注意点もあるため、正しく理解しておきましょう。

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①本体価格と電気代が高い傾向にある

象印のスチーム式加湿器は、本体価格と電気代が高い傾向にあります。

本体価格についてはすべてオープン価格なので定価はありませんが、一般的にベーシックタイプのEE-RT35/EE-RT50が15,000円前後、最も加湿機能が優れたEE-TA60は40,000円前後が相場です。通常の加湿器よりも高いといえるでしょう。

またスチーム式加湿器は加湿器の種類の中で最も電気代が高いため、コストを抑えたい場合にはデメリットとなります。

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②動作音が少し大きくなりがち

これは象印に限ったことではありませんが、スチーム式加湿器は沸騰時や加湿時に動作音が大きくなりがちです。就寝時や静かな場所では音が気になる場合もあるでしょう。

象印のスチーム式加湿器には「湯沸かし音セーブモード」があり、ハイパワータイプのEE-TA60とコンパクトタイプのEE-MA20には「静音モード」もあるため、音が気になる方はこうした品番を選ぶことをオススメします。

③水の補充回数が増える場合がある

象印のスチーム式加湿器は加湿性能が高いため、ポットの水が減るのも早いです。強設定の場合などは、6〜8時間に1度は水を補充する必要があります。

しかしDEシリーズは長時間加湿ができますので、こまめに補充したくない方はこの品番を選ぶとよいでしょう。

④蒸気のやけどリスクに注意が必要

象印のスチーム式加湿器は、蒸気が吹き出し口から出てくる仕組みです。そのため、吹き出し口に触れると火傷のリスクがあります。

乳幼児やペットがいる部屋で使用する場合は、蒸気の吹き出し口が触れないような場所に配置しましょう。

とはいえ、象印は一度沸騰させた水の蒸気を65度まで冷やしてから放出するので、スチーム式加湿器の中では高温の蒸気が出ず安全性が高いです。

 

象印の加湿器の電気代を節約する方法

結論をまとめると!

象印の加湿器の電気代を節約するなら以下の方法がオススメ

①水でなくお湯をつかう
②適用畳数にあった加湿器にする
③エアコンの風が当たらないようにする
④設定パワーを「弱」にする
⑤タイマー機能を使う
⑥必要以上に加湿しない
⑦エアコンの設定温度を下げる
⑧電気代を安くする

スチーム式で電気代が高くなりがちな象印の加湿器ですが、工夫によって電気代を節約することが可能です。

最後に、象印の加湿器の電気代を節約する8つの方法を紹介します。

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①水でなくお湯をつかう

加湿器のポットに入れる水を、お湯にすると電気代を節約できます。

冷たい水を電気で加熱して沸騰させるには、大量の電力が必要です。そのため、加湿器は水が沸騰するまでの立ち上げ時に最も電気代が高くなりますが、お湯を使うと沸騰までの時間を短くできます。

このように最短時間でポットの中を沸騰させることで電気代を抑えられるでしょう。

②適用畳数にあった加湿器にする

象印のスチーム加湿器は適用畳数が広くなるほど消費電力が大きくなり、電気代も高くなります。

象印のスチーム加湿器は適用畳数が広くなるほど消費電力が大きくなり、電気代も高くなります。

そのため、部屋の広さに合う適用畳数の加湿器を選ぶことで、余分な電気代の発生を防げます。

例えば、6畳の洋室で使用する際に、17畳の洋室を加湿できるハイパワーのEE-TA60を選ぶと、必要以上に加湿してしまい、電気代も必要以上にかかってしまうでしょう。

6畳の洋室であれば最も電気代の安いEE-MA20で加湿ができるため、このように部屋にあったものを選べば電気代を抑えられます。


③エアコンの風が当たらないようにする

加湿器の設置場所は、エアコンの風が当たらない所を選びましょう。

加湿器にエアコンの乾燥した風が当たると、加湿器のセンサーが部屋が乾燥していると感知します。その結果、部屋が十分に加湿できている状態であっても、加湿器はフルパワーで稼働し続けてしまいます。

加湿のしすぎはカビや不快感の原因にもなるため、快適に過ごすためにも、加湿器をエアコンの風が当たらない場所に置くことが大事です。

 

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④設定パワーを「弱」にする

象印のスチーム式加湿器は2〜3段階でパワーを設定できるのが特徴です。弱設定にした際の消費電力が最も少なく、電気代も安くなります。

ただし、乾燥している部屋で弱設定にしていてもいつまでも湿度が上がらず加湿器の効果を得られないでしょう。

最初は強設定にして十分な湿度になったらすぐ弱設定に変更すると、効率よく加湿器を使用できます。

⑤タイマー機能を使う

タイマー機能を使用することも、加湿器の電気代の効果的な節約方法です。

象印のスチーム式加湿器には、タイマー機能が搭載されています。部屋が十分に加湿される頃に加湿器が切れるよう、タイマーを設定しておくと、過剰な電力の消費を防ぐことができます。

特に気温が下がる朝方は、加湿しすぎると結露の原因にもなります。就寝時にタイマーを使用し、電気代を抑えながら結露の予防をするのがおすすめです。

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⑥必要以上に加湿しない

加湿器を使用する際に、必要以上に加湿しないように意識すると、無駄に電気代が発生することを防げます。

一般的に、適切な部屋の湿度は50〜60%と言われています。60%を超えると、カビやダニが繁殖しやすい環境になるため、加湿のしすぎは衛生面でもよくありません。

湿度が50%を超えた際には、加湿器を切るか弱設定にして消費電力が少ない状態に保つと、電気代を抑えながら、快適に過ごせるでしょう。

⑦エアコンの設定温度を下げる

加湿器よりエアコン(暖房)の消費電力は大きいので、加湿してエアコン(暖房)の設定温度を下げることで、電気代を抑えられます。加湿器よりエアコン(暖房)の消費電力は大きいので、加湿してエアコン(暖房)の設定温度を下げることで、電気代を抑えられます。

人間は、同じ気温でも湿度が高いほどよりあたたかく感じる性質があります。そのため、加湿器によって部屋の湿度を上げると、エアコン(暖房)の設定温度を下げても寒く感じづらくなるでしょう。

逆にエアコン(暖房)の設定温度が高く、フルパワーで稼働させている状態が続くと、部屋の空気が蒸発して乾燥するため、加湿器もフルパワーで稼働させなくてはなりません。結果的にエアコン・加湿器どちらの消費電力も増え、電気代が高くなるため注意が必要です。

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⑧電力会社を乗り換える

電力会社の乗り換えによって、電気代を大幅に節約できます。これは、電力会社を乗り換えることによって、電気の単価を下げるという方法です。

電気代は、以下の計算式で求められます。

電気代 = 電気を使った量 × 電気代の単価

ここまで「使用する電気の量」を減らし、電気代を下げる方法を紹介しました。しかし、電化製品を使用する以上、工夫をしても電気の使用量を減らすには限界があります。

安い電力会社へ乗り換え、「電気代の単価」を下げれば、手間をかけることなく電気代を安く抑えられます。この方法なら、加湿器の電気代だけではなく家全体の電気代が下がるため、大幅な節約となるでしょう。

乗り換える場合は、電気代の単価が今より安いことはもちろん、Webから申し込みができ、現在契約中の電力会社の解約を代行してくれる電力会社がおすすめです。

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下の図は、4人世帯の場合の電気代を、大手電力会社としろくま電力の「しろくまプラン」で比較したものです。

4人世帯の場合の電気代を、大手電力会社としろくま電力の「しろくまプラン」で比較したものです。

どの大手電力会社から切り替えた場合も、しろくま電力の方が電気代は安くなる可能性が高いです。大手電力会社が大幅な値上げを行ったタイミングでしろくま電力は値上げをしていないため、電気代の単価に差が出ています。

値上げ後も変わらず大手電力会社を利用している方は、ぜひしろくま電力への切り替えをご検討ください。

また、「しろくまプラン」の電気は発電時にCO2を出さない実質再生可能エネルギーであり、安いだけではなく環境にも配慮しています。

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