コンテンツまでスキップ

ホットカーペットの電気代は高い?エアコンなどの暖房器具と比較して解説

ホットカーペットの電気代は高い?エアコンなどの暖房器具と比較して解説

手軽な暖房用品として使うことが多いホットカーペット。

「ホットカーペットの電気代はどれくらいなの?」
「ホットカーペットより他の暖房器具の方がコスパがいいのでは?」
「ホットカーペットの電気代を節約する方法はあるの?」

などとお考えの方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ホットカーペットの電気代や、他の暖房器具と比較した場合の電気代の違い、ホットカーペットを使うメリットとデメリットをわかりやすく解説。最後に、ホットカーペットの電気代を安くする方法をご紹介します。

関連記事:【2024年最新】電気代の値上げを徹底解説!電気料金が高騰する理由と対策とは?
関連記事:【2024年】電気代はどれくらい値上げした?推移と今後の予測、法人・家庭でできる電気料金の高騰対策を解説!

目次

・ホットカーペットの電気代はいくら?
 ホットカーペットのサイズごとの電気代を比較
 ホットカーペットを1日・1ヵ月使ったときの電気代は?

・ホットカーペットと他の暖房器具の電気代を比較すると?
 ホットカーペットとこたつと電気毛布、どれがオススメ?
  ホットカーペットのメリットとデメリットとは
  こたつのメリットとデメリットとは
  電気毛布のメリットとデメリットとは
 ホットカーペットか床暖房、どっちがオススメ?
 それぞれの家電の電気代を比較してみよう

ホットカーペットを使う6つのメリットとは?
 メリット①比較的安く購入できる
 メリット②部屋の広さやニーズに応じてサイズを選べる
 メリット③お手入れがラク
 メリット④すぐに暖かくなる
 メリット⑤カーペットとしても使える
 メリット⑥暖房器具としての安全性が高い
 ホットカーペットのメリットをまとめると?

ホットカーペットを使う上での4つのデメリットとは?
 デメリット①電気代がやや割高に感じるケースも
 デメリット②部屋全体を暖められない
 デメリット③低温やけどになるリスクがある
 デメリット④ダニが発生する可能性がある
 ホットカーペットのデメリットをまとめると?

ホットカーペットの電気代を節約する7つの方法とは?
 節約方法①設定温度を中以下にする
 節約方法②必要な範囲だけオンにする
 節約方法③断熱シートとカバーを使う
 節約方法④ホットカーペットを買い替える
 節約方法⑤他の暖房器具と併用する
 節約方法⑥窓の断熱対策をする

ホットカーペットの電気代を下げる最も効果的な方法とは?

<大手電力会社より最大25%も安い>しろくまプランなら大幅に電気代が下がる可能性がある

ホットカーペットの電気代はいくら?

ホットカーペット(電気カーペット)とは、カーペットの内側に電熱線が入っているものです。その電熱線に電気を流すことで発熱し、カーペットが暖かくなる仕組みになっています。

冬場によく見るホットカーペットですが、電気代はいくらくらいなのでしょうか? 早速、ホットカーペットの電気代を見ていきましょう。

ホットカーペットのサイズごとの電気代を比較

ホットカーペットはいろんなサイズのものが売られており、部屋の広さや、使用したいスペースに合わせてサイズを選ぶことができます。サイズによって電気代が異なりますので、まずはホットカーペットのサイズごとの電気代を比較してみます。

1時間あたりのホットカーペットの電気代をサイズごとに分類したものです。1畳のサイズを「中」で使った場合は約2.6円と安価ですが、3畳で「強」を使うと約11.4円と、サイズや強さによって4倍以上も電気代に差が出ることがわかります。
(出典:アイリスオーヤマ「ホットカーペット ベーシック」をもとに弊社作成)

上図は、1時間あたりのホットカーペットの電気代をサイズごとに分類したものです。

1畳のサイズを「中」で使った場合は約2.6円と安価ですが、3畳で「強」を使うと約11.4円と、サイズや強さによって4倍以上も電気代に差が出ることがわかります。

ホットカーペットを1日・1ヵ月使ったときの電気代は?

1時間あたりのホットカーペットの電気代がわかりました。それでは、ホットカーペットを1日または1ヶ月使った場合、電気代はどうなるのでしょうか?

ホットカーペットを1日(8時間)あるいは1ヶ月(30日間)使った場合の電気代を比較したものです。サイズによりますが、ホットカーペットを使うことで1日あたり約20.8円〜約91.2円、1ヶ月あたり約624円〜約2,736円もの電気代が発生していることがわかります。(出典:アイリスオーヤマ「ホットカーペット ベーシック」をもとに弊社作成)

上図は、ホットカーペットを1日(8時間)あるいは1ヶ月(30日間)使った場合の電気代を比較したものです。

サイズによりますが、ホットカーペットを使うことで1日あたり約20.8円〜約91.2円、1ヶ月あたり約624円〜約2,736円もの電気代が発生していることがわかります。

関連記事:【2024年】世帯別・季節別・地域別の電気代平均は?電気料金の下げ方・節電方法もわかりやすく解説
関連記事:【2024年】一人暮らしの電気代の平均はいくら?高い原因や節約方法を紹介!

 

ホットカーペットと他の暖房器具の電気代を比較すると?

ここまでホットカーペットの電気代をサイズごとに比較し、1ヶ月あたり約600〜約2,700円の電気代がかかっていることを説明しました。

この電気代、はたして「高い」のでしょうか? それとも「安い」と言えるのでしょうか? 

次に、他の暖房器具の電気代と比較していきます。

図はホットカーペットと他の暖房器具の電気代を比較したものです。エアコン(暖房)やファンヒーターのように、部屋全体を暖めるものは電気代が高い傾向にあります。その一方、ホットカーペットの電気代は他の暖房器具と比較して高くはないものの、こたつや電気毛布と比較すると安いともいえない、ということがわかります。(出典:こたつの電気代は山善「EYC-8060」、暖房の電気代は三菱「MSZ-ZW2221」、電気ストーブの電気代は日立「HLH-SS1070」、ファンヒーターの電気代はSHARP「HX-LS1」、電気毛布の電気代はPanasonic「DB-R40L」、床暖房の電気代はPanasonic「電気床暖房フリーほっと100Vタイプ」をもとに弊社作成)

上図はホットカーペットと他の暖房器具の電気代を比較したものです。エアコン(暖房)やファンヒーターのように、部屋全体を暖めるものは電気代が高い傾向にあります。

その一方、ホットカーペットの電気代は他の暖房器具と比較して高くはないものの、安いとも言い切れない、ということがわかります。

ホットカーペットとこたつと電気毛布、どれがオススメ?

先ほどの図を見ると、ホットカーペットよりも電気代が安い傾向にあるのは「こたつ」と「電気毛布」であることがわかりました。特に電気毛布は1時間あたり1円前後と、非常にお得です。

電気代だけで見れば、ホットカーペットでなく電気毛布をオススメしたいところですが、それぞれにもメリットとデメリットがあります。それぞれのメリデメを比較してみましょう。

ホットカーペットのメリットとデメリットとは

ホットカーペットのメリットとデメリットは以下です(それぞれの詳細は後ほど詳しく解説します)。

<ホットカーペットのメリット>

・広さや人数に合わせてサイズを選べる
・部屋の乾燥を防げる
・お手入れがラク
・すぐに暖かくなる

<ホットカーペットのデメリット>

・部屋全体は暖かくならない
・ダニが発生しやすい
・低温やけどのリスクがある
・こたつ、電気毛布を比べると割高

こたつのメリットとデメリットとは

こたつのメリットとデメリットは以下です。

<こたつのメリット>

・すぐに暖かくなる
・複数人向けの暖房器具としては割安
・テーブルを有効活用できる
・部屋の乾燥を防げる

<こたつのデメリット>

・部屋全体は暖かくならない
・掃除しづらい
・使わない時も場所をとる
・臭いがこもってしまう

電気毛布のメリットとデメリットとは

電気毛布のメリットとデメリットは以下です。

<電気毛布のメリット>

・電気代が安い
・着るタイプなど種類が豊富
・持ち運びにも使える
・価格自体も安い傾向にある

<電気毛布のデメリット>

・部屋全体は暖かくならない
・低温やけどのリスクがある
・ホットカーペットとしての使用はNG
・複数人向けのものは少ない


いかがでしょうか? こうして見ると、電気毛布は比較的一人向けのものが多いため、一人用の暖房器具としては最適かもしれません。

ホットカーペットかこたつか、については、それぞれのメリットとデメリットを踏まえたうえで選ぶといいでしょう。

関連記事:【2024年】二人暮らしの電気代の平均はいくら?節約術や2人の光熱費の平均もわかりやすく解説!
関連記事:【2024年】4人家族の電気代平均はいくら?季節別や地域別の平均、料金が高い原因や節約方法をご紹介

ホットカーペットか床暖房、どっちがオススメ?

ここまでホットカーペットとこたつ、電気毛布のメリットとデメリットを比較しました。次に、地面を暖める意味では似ている、ホットカーペットと床暖房を比べてみましょう。

まず電気代で比較すると、ホットカーペットの電気代が1時間あたり約2.6〜11.4円なのに対し、床暖房は約40.5円と非常に割高です。ホットカーペットと床暖房の違いは、暖めることができる範囲にあります。ホットカーペットは触れる部分は暖められますが、空間の温度をあげることはできません。

その一方、床暖房は床からの熱によって部屋全体を暖めることができます。しかし初期費用や電気代が高く、部屋全体が暖かくなるまで時間がかかるため、電気代を気にするのであればオススメはできません。もしどちらかで悩んでいる場合、安く購入でき、その後もお得に使えるホットカーペットをオススメします。

それぞれの家電の電気代を比較してみよう

ここまで、それぞれの暖房器具の電気代を比較してきました。電気代の計算式をお伝えするので、もし電化製品の電気代が気になる方、購入前に家電の電気代を比較したい方は参考にしてみてください。

1時間あたりの電気代 = 消費電力(W)÷ 1,000 × 電気料金単価(円/kWh)

電気代の消費電力はkW(キロワット)で計算しますが、カタログなどではW(ワット)で表記されている場合がほとんどです。そのため、ここではWを1,000で割り算し、kWに換算したうえで計算しています。

また電気料金単価は目安として31円/kWhで計算するといいでしょう。これは全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている目安単価です。この電気代に時間数を掛け算することで、大まかな電気代を算出することができます。

関連記事:電気代の計算方法は?内訳や電気料金を安くする方法をわかりやすく解説!【法人・家庭向け】
関連記事:電気代の基本料金とは?仕組みと種類、電気料金を安くする方法をわかりやすく解説

 

 

ホットカーペットを使う6つのメリットとは?

ここまでホットカーペットと各暖房器具の電気代を比較し、大まかなメリットとデメリットを解説しました。ここからは、ホットカーペットの6つのメリットを詳しく解説していきます。

メリット①比較的安く購入できる

1つ目のメリットが、ホットカーペットは比較的安く購入できる点です。

エアコンやファンヒーターなどを購入する場合、数万円はかかりますが、ホットカーペットは1畳程度のものなら5,000円程度で購入できます。3畳用のものでも1万円前後で手に入るでしょう。

設置工事や燃料の交換なども不要で、電源をつければすぐに使用できるため、コストパフォーマンスの優れた暖房器具であるといえます。

メリット②部屋の広さやニーズに応じてサイズを選べる

2つ目のメリットが、ホットカーペットは部屋の広さや暖めたい範囲に応じてサイズを選べることです。何度も述べているように、ホットカーペットは様々なサイズのものが販売されています。

リビングで使いたいのか、デスク周りなど狭い範囲を暖めたいのか、ニーズに応じて大きさを選ぶことができるのもメリットと言えるでしょう。中には持ち運べるコンパクトサイズのホットカーペットもあるため、足元だけを暖めたい方などは探してみてはいかがでしょうか。

メリット③お手入れがラク

3つ目のメリットが、他の暖房器具と比較してもお手入れがラクな点です。例えば暖房を掃除する場合、フィルター掃除のような手間が発生します。こたつの場合、こたつ布団を洗う必要があります。

しかし、ホットカーペットは掃除機や粘着式のカーペットクリーナーなどで手軽に掃除でき、汚れがある場合も水拭きで大丈夫です。最近ではダニ対策モードの製品も多く、スイッチを押すだけでダニ対策できます。お手入れがラクなのも、ホットカーペットのメリットと言えるでしょう。

メリット④すぐに暖かくなる

4つ目のメリットが、電源をつけるとすぐに暖かくなる点です。どうしてもエアコン(暖房)などは「あたたかい」と感じるまでに時間がかかります。

一方、ホットカーペットはすぐに足元を暖めることができます。体に直接熱が当たるため、冷え性や足のむくみが気になる方にオススメです。エアコンのように部屋が乾燥しないのもメリットといえるでしょう。

メリット⑤カーペットとしても使える

ホットカーペットは、電源を入れていない場合にカーペットとして使用できます。床よりもクッション性があるため、足腰にやさしく、床が傷つくのを防いだり、衝撃や音を吸収してくれたりといった効果も期待できます。

またカーペットはサイズだけでなくデザインも豊富です。通常のマットのタイプから、絨毯やフローリングのようなものまで幅広いデザインから選べるのもメリットと言えるでしょう。使用しない場合、折りたたんでコンパクトに収納できるのもポイントです。

メリット⑥暖房器具としての安全性が高い

安全性が高く、安心して使用できるのもホットカーペットのメリットです。ガスファンヒーターや石油ストーブのように、暖房器具は火を使うものが多く、火事はもちろん、一酸化炭素中毒で命を落とすリスクがあります。

一方、ホットカーペットはガスや石油を使わないため、小さなお子様やペットがいる環境でも安心して使用することができます。

ホットカーペットのメリットをまとめると?

ホットカーペットのメリットをまとめると以下のようになります。

メリット①比較的安く購入できる
メリット②部屋の広さやニーズに応じてサイズを選べる
メリット③お手入れがラク
メリット④すぐに暖かくなる
メリット⑤カーペットとしても使える
メリット⑥暖房器具としての安全性が高い

 

ホットカーペットを使う上での4つのデメリットとは?

ここまでホットカーペットのメリットを解説してきました。それでは次に、ホットカーペットのデメリットを詳しく見ていきましょう。

デメリット①電気代がやや割高に感じるケースも

先述しましたが、ホットカーペットは電気代が比較的安いものの、それでもこたつや電気毛布よりは高い場合が多いです。人によっては割高だと感じる場合があるでしょう。

またホットカーペットは安く購入できますが、こたつや電気毛布なども同様に低価格で買うことが可能です。メリットとデメリットを比較したうえで購入することをオススメします。

デメリット②部屋全体を暖められない

2つ目のデメリットが、ホットカーペットは部屋全体を暖められない点です。これも先述しましたが、ホットカーペットは接している部分だけしか温度が上がりません。

部屋全体を温めたい場合、エアコンやヒーターを併用する必要があるため、最終的に電気代が上がってしまうリスクがあります。どこを暖めたいのか、を考えた上で購入する必要があります。

関連記事:エアコンの電気代はいくら?1時間ごとの計算方法や節約術をわかりやすく解説!つけっぱなしの方が安い?
関連記事:暖房の設定温度は何度が理想?冬に電気代を節約しつつ快適に過ごすコツとは?エアコンの電気代節約術をわかりやすく解説

デメリット③低温やけどになるリスクがある

3つ目のデメリットが、低温やけどになる可能性がある点です。低温やけどとは、低温(44〜50℃くらい)のものに長時間触れることで起こるやけどです。ホットカーペットの使い方によっては、気づかないうちに低音やけどを負うおそれがあります。

対策としては、設定温度を上げすぎない、同じ部分が当たり続けないようにする、タオルケットやマットを敷くことが大切です。また、寝返りできない赤ちゃんを直接寝かせるのも危険ですので避けましょう。

デメリット④ダニが発生する可能性がある

4つ目のデメリットが、ホットカーペットにはダニが発生するリスクがある点です。最近のホットカーペットはダニ対策モードがある場合が多いですが、当然そうでないものもあります。

高温の状態で放置すればダニは退治できますが、商品によってはそうでない場合があります。取扱説明書をよく読み、手入れの方法を確認するようにしましょう。

ホットカーペットのデメリットをまとめると?

ホットカーペットのデメリットをまとめると以下のようになります。

デメリット①他の暖房器具より電気代がやや割高
デメリット②部屋全体を暖められない
デメリット③低温やけどになるリスクがある
デメリット④ダニが発生する可能性がある

 

ホットカーペットの電気代を節約する7つの方法とは?

ここまで、ホットカーペットのメリットとデメリットを紹介してきました。デメリットの中に「割高に感じる場合がある」とありましたが、ホットカーペットは適切に使うことで電気代を節約することができます。

ここからはホットカーペットの節約術をご紹介します。

関連記事:無料で電気代を安くする方法とは?電気料金の節約・削減方法をわかりやすく解説!
関連記事:【2024年最新】電気代を値上げする電力会社一覧!電気料金はどれくらい高くなる?

節約方法①設定温度を中以下にする

1つ目の節約術が、ホットカーペットの温度を「中」よりも低く設定することです。ホットカーペットの温度と消費電力は比例するため、温度を下げる分だけ節約につながります。

経済産業省によると、3畳用のホットカーペットの設定温度を「強」から「中」に下げ、1日に5時間使用した場合、年間の電気代が約5,770円も安くなることがわかっています。

ホットカーペットは温度を上げがちですが、これから説明する節約方法を実践することで、効率よくあたためることが可能です。まずは設定温度を「中」以下に設定しましょう。

関連記事:【2024年】今後も電気代は値上げする?高い原因と予測、法人・家庭でできる電気代削減方法を徹底解説!

節約方法②必要な範囲だけオンにする

2つ目の節約方法が、必要な範囲だけ電源をオンにすることです。ホットカーペットには、部分的にあたためる機能がついているものが多いため、使用しないスペースは電源をオフにしましょう。

半分をオフにすれば電気代を半額にカットできますし、3分の1であれば電気代を3分の1に下げられます。一人の場合や複数人で過ごす場合などに応じて、範囲設定をこまめに切り替えるといいでしょう。

関連記事:【2024年】電気代が高いのはなぜ?電気料金の平均額と値上げする理由、安くする方法を解説

節約方法③断熱シートとカバーを使う

3つ目の節約方法が、断熱シート(または断熱マット)とカバーの併用です。

まずホットカーペットの下に断熱シートを敷くことで、床の冷気を遮断できます。これによってホットカーペットが冷えるのを防ぎ、暖房効率が良くなります。さらにホットカーペットの上にカバーを敷けば、保温でき、ホットカーペットの暖房効率をさらに上げることが可能です。

断熱シート、カバーともにホームセンターなどで安く手に入ります。アルミが入っているものは熱が全体に伝わりやすく、保温効果が高いのでオススメです。さらに保温性を求めるなら、ウール素材が入ったラグなどを上に敷くといいでしょう。

節約方法④ホットカーペットを買い替える

4つ目の節約方法が、古いホットカーペットを買い替えることです。ホットカーペットの寿命は5年と言われており、それ以上使用している場合は暖房効率が悪化している可能性があります。

また最近のホットカーペットは進化しており、中には自動で温度を調整してくれるものもあります。省エネ機能がついたものにすれば、電気代を安くできるでしょう。

節約方法⑤他の暖房器具と併用する

5つ目の節約方法が、他の暖房器具との併用です。冬はエアコンの暖房やヒーターを使う方が多いかと思います。そこにホットカーペットを併用することでさらにお部屋を暖かくできます。

暖房は設定温度を1度下げると10%近い節電になります。他の暖房器具の負担を減らす目的でホットカーペットを併用するのも一つの手と言えるでしょう。

節約方法⑥窓の断熱対策をする

ホットカーペットを使うにあたり、窓の断熱対策も効果的です。断熱シートや厚手のカーテンを使用することで部屋が冷えにくくなり、暖房器具の効率を上げることができます。

これはホットカーペット以外の暖房器具にも通じるので、ぜひ窓の断熱対策をしてみてはいかがでしょうか。

 

ホットカーペットの電気代を下げる最も効果的な方法とは?

ここまで、ホットカーペットの電気代を効率よく下げる方法を6つ紹介しました。これらの方法だけでも電気代を安くできますが、最も効率よく、かつ大幅にホットカーペットの電気代を下げる方法が何か、ご存知ですか?

それは「電気代の単価を下げる」ことです。

電気代は以下の数式で算出できることを説明しました。

1時間あたりの電気代 = 消費電力(kW) × 電気料金単価(円/kWh)

今まで説明した6つの節約術は「消費電力(kW)」を減らす取り組みです。しかし電気代の単価が高いと、どれだけ節電しても電気代は大幅には安くなりません。電気代を大幅に下げたい場合、重要なのは「電気代の単価を下げる」ことです。

そして、電気代の単価を下げる方法とはなにか? それは「電力会社の切り替え」です。

関連記事:電力会社を乗り換える方法とは?切り替え方法とメリット・デメリット、注意点を解説
関連記事:【2024年】電力会社・電気料金プランの選び方とは?注意点と電気代を安くする方法を解説!
関連記事:電気代を値上げする電力会社一覧!電気料金はどれくらい高くなる?

 

<大手電力会社より最大25%も安い>
しろくまプランなら大幅に電気代が下がる可能性がある

ホットカーペットの電気代を効率よく、かつ大幅に安くする方法は「電力会社の切り替え」だと説明しました。

そこで電気代を安くしたい方におすすめなのが、しろくま電力が家庭・小規模法人向けに提供する「しろくまプラン」です。

「しろくまプラン」は大手電力会社より電気代の単価を安く設定しているため、切り替えることで大手電力会社よりも約25%も電気代が安くなる可能性があります。

上図は4人世帯の場合の、大手電力との電気料金を比較したものです。大手電力会社は2023年6月に大幅に電気代を値上げしました。エリアによっては電気代が1.5倍になるケースもあります。

しかし「しろくまプラン」は大手電力の「値上げ前」よりも単価が安く、値上げも実施しません。そのため、電気のご使用状況によっては最大3割近く安くなる可能性があります。

また「しろくまプラン」の電気は、発電の際にCO2を出さない「実質再生可能エネルギー(※)」です。ただ安いだけでなく、電気を切り替えるだけで環境改善にも貢献できます。

「電気代を安くしたい、でもエアコンは思い切り使いたい」とお考えの方は、「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーよりお申し込みください。

お申し込み方法はとても簡単。現在の電力会社との解約など、面倒な手続きは一切ありません。スマホからもお申し込みいただけます。

関連記事:【図解】新電力とは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説!
関連記事:再生可能エネルギーとは?メリット・デメリット、種類の一覧を簡単に解説!
関連記事:電源調達調整費とは?独自燃調の仕組みと特徴をわかりやすく解説
関連記事:【図解】電力自由化とは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説
関連記事:カーボンニュートラルとは?意味や背景、実現に向けた世界の取り組みをわかりやすく解説