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パソコンの電気代はいくら?デスクトップやノート、ゲーミングPCの消費電力と節約方法をご紹介

パソコンの電気代はいくら?デスクトップやノート、ゲーミングPCの消費電力と節約方法をご紹介

在宅ワークが一般化し、仕事のために自宅でパソコンを長時間使用する方が増えてきています。その一方で、最近は電気代の高騰が話題となっており、

「パソコンの電気代っていくらくらいになるの?」
「パソコンの電気代を下げる方法はないの?」

といったことが気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、パソコンの電気代はいくらになるのかを紹介し、パソコンの電気代が高くなるタイミングや、すぐにできる節約術をご紹介します。

関連記事:【2024年】世帯別・季節別・地域別の電気代平均は?電気料金の下げ方・節電方法もわかりやすく解説

目次

・パソコンの電気代の計算方法とは?

・パソコンの電気代はいくら?
 パソコンを1時間または1日使った場合の電気代はいくら?
 パソコンを1ヶ月または1年使った場合の電気代はいくら?
 パソコンをスリープした場合の電気代はいくら?
 パソコンの周辺機器の電気代はいくら?
  ディスプレイ(PCモニター)の電気代
  Wi-Fiルーターの電気代

・パソコンの電気代が高くなる5つのタイミングとは?
 ①パソコンを起動・終了させるとき
 ②動画編集や写真加工をするとき
 ③複数のアプリを使用しているとき
 ④動画視聴やオンラインゲームをするとき
 ⑤複数のモニターを使用しているとき

・パソコンの電気代を安くする9つの方法とは?
 ①ディスプレイの輝度(明るさ)を下げる
 ②省電力モードを使用する
 ③スリープとシャットダウンを使い分ける
 ④オフ時はプラグをコンセントから抜く
 ⑤GPUを最新のものに交換する
 ⑥直射日光を当てない
 ⑦新しいモデルに買い替える
 ⑧契約アンペア数を見直す
 ⑨電力会社を切り替える

<大手電力会社よりも電気代が安い>しろくまプランなら大幅に電気代が下がる可能性がある

パソコンの電気代の計算方法とは?

パソコンを含む電化製品は、以下の計算式で電気代を算出できます。

電気代 = 製品の消費電力(kW)× 電気料金単価(円/kWh)× 使用時間

パソコン(電化製品)の消費電力は、メーカーの公式Webサイトや取扱説明書に記載されており、多くの場合W(ワット)表示です。

一方、電気代はkW(キロワット)で計算されるため、まずは消費電力のWを1000で割ってkWに換算する必要があります。そこに電気代の単価をかけることで「1時間あたりの電気代」を算出できます。

電気代の単価は、契約している電気会社(小売電気事業者)によって異なります。この記事では、基準となる単価を「31円/kWh」としました(全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価)。

関連記事:電気代の計算方法は?内訳や電気料金を安くする方法をわかりやすく解説!
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パソコンの電気代はいくら?

それでは、パソコンの電気代はいくらくらいなのでしょうか。ここではデスクトップパソコン、ノートパソコン、ゲーミングPC、それぞれの大まかな電気代を見ていきます。

パソコンを1時間または1日使った場合の電気代はいくら?

デスクトップパソコン、ノートパソコン、ゲーミングPC、それぞれの大まかな電気代を図にしたもの

上図はそれぞれの電気代を図にしたものです。デスクトップパソコンの場合、消費電力を50〜150Wとすると1時間あたりの電気代は約1.6〜4.7円、1日8時間では12.4〜37.2円となることがわかります。

ノートパソコンの場合、デスクトップよりも消費電力が小さいため、1時間あたりの電気代は約0.6〜0.9円、1日8時間では約5.0〜7.4円と安くなっています。

その一方、ゲーミングPCは1時間あたりの電気代が15.5〜37.2円、1日8時間だと124〜297.6円と非常に高いです。

ゲーミングPCは性能ごとに「ローエンド〜ミドルレンジ」「ハイスペック」「ハイエンド」と種類がわかれています。性能を抑えた「ローエンド〜ミドルレンジ」でも500〜600Wと多くの電力を消費するため、どうしても電気代が高くなってしまうのです。

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パソコンを1ヶ月または1年使った場合の電気代はいくら?

ここまでパソコンを1時間または1日使った場合の電気代を見てきました。次に1ヶ月または1年使った場合の電気代を解説していきます。

パソコンの1ヶ月または1年の電気代を図にしたもの

上図はパソコンの1ヶ月または1年の電気代です。ここでは1ヶ月を30日とし、パソコンを1日8時間使用すると仮定した上で電気代を算出しました。

デスクトップパソコンの場合、1カ月間の電気代は372〜1,116円、年間では4,526〜13,578円ほどかかります。ノートパソコンだと、月間の電気代は148.8〜223.2円、年間では1,810.4〜2,715.6円ほどかかるケースが多いようです。

ここでもゲーミングPCの電気代はやはり高く、1ヶ月使うと電気代は3,720〜8,928円、年間では45,260〜108,624円もかかることがわかりました。

特に「ハイエンド」のゲーミングPCは超高性能機種で、消費電力は約1,000〜1,200Wと非常に大きいです。「ハイスペック」と比較すると約1.4〜1.5倍、「ローエンド〜ミドルレンジ」と比べると約2倍もの電気を使うため、どうしても電気代が高くなる傾向にあります。

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パソコンをスリープした場合の電気代はいくら?

ここまでパソコンを稼働させた場合の電気代を見てきました。それでは、パソコンをスリープモードにした場合、電気代に違いは出てくるのでしょうか?

パソコンのスリープ時の電気代を比較したもの

上図は、それぞれのパソコンのスリープ時の電気代を比較したものです。スリープモードといえども、パソコンの機種やタイプによって消費電力に違いがあり、電気代にも差が出ることがわかります。

デスクトップパソコンをスリープにした場合、消費電力は5Wほどで、1日(24時間)の電気代は約3.7円、1カ月は111.6円、1年間では1357.8円と、電気代を大きく節約できます。

ノートパソコンの場合、スリープにするとほとんど電気を消費しません。1日の電気代は約0.7円、1カ月で約22.3円、1年間でも約271.7円と、こちらも電気代を安くできます。

ここで驚きなのは、ゲーミングPCもスリープモードにすると、モデルによってはノートPCほどまで消費電力を抑えられるということです。ゲーミングPCの電気代が気になる方はスリープモードを積極的に活用するといいでしょう。

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パソコンの周辺機器の電気代はいくら?

ここまでパソコンの電気代を見てきました。次に周辺機器の電気代についても解説していきます。

ディスプレイ(PCモニター)の電気代

ディスプレイ(PCモニター)の電気代を表したもの

上図はディスプレイ(PCモニター)の電気代を表したものです。ディスプレイは、画面サイズが大きく、解像度が高いほど消費電力も大きくなります。

例えば「21.5型フルHD」ディスプレイの消費電力は11Wほどですが、「27型フルHD」の場合は16Wと、その差は約1.5倍です。さらに「27型フルHD」と「27型4K」を比較すると、同じサイズでも電力消費に大きな差があることがわかります。

ゲーミングモニターは、PCゲーム向けに素早い動きの表示に対応した高性能ディスプレイです。27型フルHDで消費電力は70.4kWhと、今回挙げた製品のなかでは最も高性能な分、電気代も高額になります。

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Wi-Fiルーターの電気代

Wi-Fiルーターは、高性能で通信速度が速い機種ほど消費電力が大きく、電気代も高くなります。今回比較したものは性能も通信速度も異なりますが、それだけで5倍近く電気代が変わってくるのです。  高性能すぎると年間10,000円近くの電気代がかかるため、あまりオーバースペックにならないよう、自分の生活スタイルにあったWi-Fiルーターを選ぶことをおすすめします。

Wi-Fiルーターは、高性能で通信速度が速い機種ほど消費電力が大きく、電気代も高くなります。今回比較したものは性能も通信速度も異なりますが、それだけで5倍近く電気代が変わってくるのです。

高性能すぎると年間10,000円近くの電気代がかかるため、あまりオーバースペックにならないよう、自分の生活スタイルにあったWi-Fiルーターを選ぶことをおすすめします。

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パソコンの電気代が高くなる5つのタイミングとは?

ここまで、パソコンや周辺機器の電気代を説明しました。パソコンのスペックによって電気代が変わることがわかりましたが、パソコンは常に一定の電力で動いている訳ではありません。使用時間が同じでも、作業内容によっては消費電力が変動し、電気代も変わってきます。

そこでパソコンに負荷がかかり、電気代が高くなる5つのタイミングを紹介します。

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①パソコンを起動・終了させるとき

まず1つ目がパソコンを起動、または終了させたタイミングです。パソコンの電源を入れた直後は、ハードウェアの動作チェックやアプリケーションの立ち上げなどを順次行っていくため消費電力が大きくなります。

またシャットダウンを行う際も、これまでのデータの書き込みや終了作業などを行うため、パソコンに負荷がかかります。

②動画編集や写真加工をするとき

動画編集や写真加工など、高精細な映像やグラフィックスを扱う作業の場合も電気代は高くなりがちです。

こうした作業はパソコンが大量のデータを処理するため、読み込むデータ量や処理工程が多く複雑なほど、CPUやメモリー、GPUなどへの負荷が高くなり、消費電力も大きくなります。

③複数のアプリを使用しているとき

同時に複数のアプリケーションを使用する場合も電気代は高くなりやすいです。私たちとしては1つだけのアプリを使っているつもりでも、パソコンは使っていないアプリのデータも処理しています。

特に前述した動画編集や写真加工などの高負荷なアプリを同時に使うと、パソコンのキャパを超えてしまい、画面が固まったり、突然シャットダウンしたりする事態にもなりかねません。使わないアプリは終了するようにするといいでしょう。

④動画視聴やオンラインゲームをするとき

動画視聴や高画質のPCゲームをプレイする際も、パソコンに大きな負荷がかかりやすいです。解像度がのいい映像を扱う場合、CPUやGPUに大きな負荷が掛かり、電気代が高くなります。

またオンラインゲームは映像がきれいなだけでなく、同時にネットワーク機能も使います。これによって、さらに負荷がかかり、より消費電力が大きくなってしまうのです。

⑤複数のモニターを使用しているとき

これまでに説明したように、パソコンは同時に複数の処理を実行する場合や、画面や画像に関する処理を行う場合は、より消費電力が大きくなります。

そのため、複数のディスプレイに接続する場合も、パソコンが複数の画面を表示するための処理を行うことから電気代が高くなりやすいのです。

 

パソコンの電気代を安くする9つの方法とは?

ここまでパソコンの消費電力や電気代の計算方法、パソコンの消費電力が高くなるタイミングを説明しました。それでは最後に、パソコンの電気代を安く抑えるための節約術を9つご紹介します。

①ディスプレイの輝度(明るさ)を下げる

パソコンの電気代を下げる1つ目の方法が、ディスプレイの輝度(明るさ)の調整です。ディスプレイの輝度を下げれば、消費電力も小さくなり、電気代も安く抑えられます。

Microsoftの調査によると、ディスプレイの輝度を100%から40%に下げることでパソコン全体の消費電力を約23%削減できるそうです。節電だけでなく、画面の明るさを抑えることで目の負担も軽減できます。

デスクトップパソコンなど、ディスプレイ設定に明るさ調整用スライダーが表示されない場合は、ディスプレイ自身の調整機能を使えば明るさを調整できます。

②省電力モードを使用する

2つ目の方法が省電力モードの活用です。このモードはパソコンの処理能力を低下させることになりますが、その分だけ消費電力を抑え、電気代を安くすることができます。

またノートPCの場合、バッテリーの稼働時間を伸ばすことも可能です。Webサイトの閲覧やメール受信といった作業が多い方は省電力モードにするといいでしょう。

「省電力モードよりもさらに節電したい」方は、独自の電源プランを作成するのも一つの手です。PCでは、スリープやディスプレイの電源オフまでの時間を自由に設定することができ、上手に設定できれば省エネやパフォーマンス向上が期待できます。

このほか、パソコンメーカーが独自に開発した省電力ソフトも存在します。こうしたソフトは、Windows標準の省電力モードより高機能を売りにしている場合もあるので、もし自分のパソコンに入っていたら活用してみるのも良いでしょう。

③スリープとシャットダウンを使い分ける

パソコンは起動・シャットダウンの際に多くの電力を消費することを説明しました。電源をこまめに切ることはいいことのように思えますが、席を外すたびにシャットダウンすると、かえって電気代が高くなってしまいます。

そこで大切なのが「スリープとシャットダウンの使い分け」です。

(出典:Microsoft「疑問2 ちょっと離席、休憩のときにも賢く節電するには?」


Microsoftが「スリープ時の待機電力」と「シャットダウンと起動を繰り返した時の消費電力」を比較したところ、「約90分まではスリープにする」方が電気代が安くなることがわかっています。逆に、90分以上使用しない場合はシャットダウンをした方が電気代を節約できるようです。

④オフ時はプラグをコンセントから抜く

パソコンだけでなく、電化製品は電源をオフにしていても、コンセントに指したままだと待機電力が発生します。資源エネルギー庁の調査によると、年間の電気代のうち約5.1%を待機電力が占めていることがわかりました。

もしノートパソコンを充電しながら使っている方は、長期間使用しない場合は電源をオフにするだけでなく、プラグをコンセントから抜きましょう。これにより、無駄な電気の使用を防ぐことができます。

ただし、デスクトップパソコンの場合はコンセントを抜かないようにしましょう。デスクトップPCには、時計などの機能を維持するために本体内蔵電池が使われており、コンセントを抜くことで内臓電池が消耗し、本体が正常に動作しなくなる恐れがあるのです。

関連記事:無料で電気代を安くする方法とは?電気料金の節約・削減方法をわかりやすく解説!

⑤GPUを最新のものに交換する

これはゲーミングPCを使っている方向けの情報ですが、GPUを最新モデルにすることで消費電力が減り、電気代が節約できる場合があります(GPUとは「Graphics Processing Unit」の略で「画像処理装置」のこと)。

例えば、ミドルレンジGPU「Geforce RTX 3060 Ti」は消費電力200Wなのに対し、その後継モデル「Geforce RTX 4060 Ti」は160Wと、消費電力が約20%も削減されています。

それ以外にも性能面が改善されたり、新機能が追加されたりすることもあるため、GPUを交換するのも一つの手だといえます。

⑥直射日光を当てない

パソコンは直射日光の当たる場所には設置しないようにしましょう。直射日光がパソコンに当たると内部温度が上昇し、冷却ファンの回転速度が上がるなど、電力消費量が増えてしまいます。

また、パソコンにとって発熱は大敵です。CPUをはじめとする各パーツの劣化が進み故障の原因にもなります。このほか、外装のプラスチックなども日光の紫外線で劣化しますので、パソコンを設置する場所は直射日光が当たらず気温変化の少ない部屋を選ぶようにしましょう。

⑦新しいモデルに買い替える

先ほどGPUの話をしましたが、パソコン自体を買い換えるのもおすすめです。パソコンをはじめ、多くの電化製品は年々省エネ性能が向上しており、買い換えることで電気代が安くなる場合があります。

また、パソコンの適切な買い換え時期は5年程度です。パソコンのOSやアプリケーションはバージョンアップするたびに性能が改良されているため、古いパソコンでは動きが重くなったり、必要以上に電力を消費する可能性があります。

そのため、古い機種を使っている方は思い切ってパソコンを買い換えてもいいかもしれません。新調する際は、ただ高性能な機種を選ぶのではなく、本当に必要な性能・機能を備えたパソコンにすることをおすすめします。

⑧契約アンペア数を見直す

パソコンの電気代を安くする8つ目の方法が、契約アンペア数の見直しです。契約中の電力会社の基本料金が「アンペア制」の場合、アンペア数を下げることで基本料金を安くできます。

例えば東京電力の「従量電灯B」で見ると、60Aの基本料金は1870.5円ですが、30Aにすれば半額の935.25円に下げることができます。契約中の電力会社がアンペア制の方は、ぜひ検討をおすすめします。

契約アンペア数の下げすぎに注意

アンペア数を下げれば電気代は安くなりますが、必要以上に下げるとブレーカーが落ちやすくなるため注意が必要です。さらにアンペア数は一旦変更すると1年間固定の場合があります。

家電ごとの一般的なアンペア数をまとめたもの

上図は家電ごとの一般的なアンペア数をまとめたものです。同時に使用することが多い家電のアンペア数を把握し、余裕のあるアンペア数に変えることをおすすめします。例えば合計アンペア数が26Aの場合、30Aで契約するとブレーカーが落ちることはありません。

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⑨電力会社を切り替える

ここまで電気代を下げる方法をお伝えしましたが、パソコンの電気代を下げる上で最も効果的なのは「電気代の単価」を下げる方法です。

電気代 = 製品の消費電力(kW)× 電気料金単価(円/kWh)× 使用時間

電気代はこのように計算できることをお伝えしました。これまでに紹介した節約術は、ほとんどが前者の「消費電力」を減らす方法です。この方法でも電気代を下げることはできますが、後者の「電気料金単価」が高いままだと、どれだけ工夫しても電気代を大幅に安くすることはできません。

そこで私たちがおすすめしているのが、「単価が安い電力会社への切り替え」です。

日本では2016年に電力の小売全面自由化が実施され、電力会社を自由に選べるようになりました。経営基盤が安定しているだけでなく、大手電力会社よりも単価が安いことを売りにする「新電力」が多く存在するため、電気代を大幅に安くしたい方は切り替えを検討するといいでしょう。

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<大手電力会社よりも電気代が安い>
しろくまプランなら大幅に電気代が下がる可能性がある

パソコンをはじめ、電化製品の電気代を最も効率よく、かつ大幅に安くする方法は「電力会社の切り替え」だと説明しました。そこで電気代を安くしたい方におすすめなのが、しろくま電力の「しろくまプラン」です。

「しろくまプラン」は大手電力会社より電気代の単価を安く設定しているため、切り替えることで大手電力会社よりも電気代が大幅に安くなる可能性があります。他の新電力よりも安くなるケースが多いことが弊社調べでわかっています。

4人世帯の場合の、大手電力との電気料金を比較したもの

上図は4人世帯の場合の、大手電力との電気料金を比較したものです。大手電力会社は2023年6月に大幅に電気代を値上げしました。エリアによっては電気代が1.5倍になるケースもあります。

しかし「しろくまプラン」は「大手電力の値上げ前よりも単価が安く」、2023年6月に値上げも実施しておりません。そのため、電気のご使用状況によっては最大3割以上安くなる可能性があります。

また「しろくまプラン」の電気は、発電の際にCO2を出さない「実質再生可能エネルギー(※)」です。ただ安いだけでなく、電気を切り替えるだけで環境改善にも貢献できます。

「電気代を安くしたい、でもエアコンは思い切り使いたい」とお考えの方は、「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーよりお申し込みください。

お申し込み方法はとても簡単。現在の電力会社との解約など、面倒な手続きは一切ありません。スマホからもお申し込みいただけます。

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