※この記事は2024年12月20日に最新の情報に更新されました。
当然のことですが、私たちが支払う「電気代」には計算式が存在します。電気代の計算方法や内訳を理解することで「どうやって電気代を節約するか?」が明確になるため、ぜひ理解しておきましょう。
そこでこの記事では「家電の電気代の計算方法」と「毎月支払う電気代の計算方法」の2つの計算方法をご紹介します。最後には電気代の節約術も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読んでわかること ・電気代の計算方法とは?よく使う家電はどう計算する? ・電気料金はどういう内訳で成り立っている? ・電気代の計算方法を活かした電気代の節約術とは? |
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結論をまとめると 電気代は「電気を使った量」に「電気代の単価」をかけることで計算できる。 |
最初に電化製品の電気代の計算方法をご紹介します。ほとんどの家電は、以下の2つの計算式で電気代が算出可能です。
①電気代 = 消費電力(kW)× 時間(h)× 電気代の単価(円/kWh) ②電気代 = 消費電力量(kWh) × 電気代の単価(円/kWh) |
消費電力とは、電化製品を使うときに消費する電力のことです。消費電力量とは、実際にどれだけの電力を使ったのかを表すもので、消費電力に使用時間をかけることで計算できます。
より簡単にいうと、家電の電気代は「家電が使った電気の量」に「電気代の単価」をかけることで算出可能です。
また家電のカタログなどを見ると消費電力はW(ワット)表示がほとんどですが、電気代はkW(キロワット)で計算するため、1,000で割ってkWに換算するようにしましょう。
例えば、消費電力が1,000Wの電化製品を5時間使った場合の電気代を計算してみると、数式は以下のようになります(電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価より31円とします)。
1,000(W)÷ 1,000 × 5(h)× 31(円/kWh)= 155(円) |
ここまで電気代の計算方法について解説しましたが、当然のことながら消費電力は電化製品ごとに異なります。カタログや仕様書に記載されているので、気になる方は確認してみましょう。
上記はエアコンのカタログを抜粋したものですが、冷房の場合、消費電力は690Wです。この消費電力はあくまでも最大値で、稼働状況によってはこの電力を消費していない場合がありますが、大体の電気代はこの数字をもとに算出できます。
より具体的に消費電力を知りたい方は、消費電力測定器(ワットチェッカー)がおすすめです。最近のものはCO2の排出量も計測できるなど、機能も充実しています。
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結論をまとめると 家電によっては電気代の計算方法が異なる場合がある。 |
ここまで電気代の計算方法について解説してきました。ここからは、実際に家庭でよく使う電化製品(エアコン、冷蔵庫、照明器具、テレビ、洗濯機)の電気代を計算してみましょう。
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エアコンの電気代は、先述した以下の数式で計算することができます。
・1時間あたりの電気代 = 消費電力(kW)× 電気代の単価(円/kWh) ・1ヶ月あたりの電気代 =1時間あたりの電気代(円)× 1日の使用時間(h)× 使用日数(日) |
先述したエアコンのカタログをもとに電気代を算出してみると、以下のようになります(1ヶ月の電気代は1日8時間、30日使用したと仮定)。
エアコンの1時間あたりの電気代 = 690(W)÷ 1,000 × 31(円/kWh)= 21.39円 エアコンの1ヶ月の電気代 = 21.39円 × 8(h)× 30(日)= 5133.6円 |
エアコンは冷房と暖房それぞれで消費電力が異なります。もしエアコンの年間の電気代を計算したい場合は「期間消費電力量」を参考にしましょう。これに「電気代の単価」をかけることで1年間の大まかな電気代を計算できます。
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次に冷蔵庫の電気代を計算していきましょう。冷蔵庫の場合、カタログなどでは「年間消費電力量」が記載されているのが一般的です。これに電気代の単価をかけることで1年間の電気代を算出できます。
・冷蔵庫の1年間の電気代 = 年間消費電力量(kW) × 電気代の単価(円/kWh)
・冷蔵庫の1ヶ月の電気代 = 冷蔵庫の1年間の電気代(円)÷ 12ヶ月 |
例えば、冷蔵庫の年間消費電力量が300kWhの場合、年間の電気代は「31円/kWh×300kWh=9,300円」です。冷蔵庫の1ヶ月あたりの電気代は、年間の電気代を12で割ることで算出できます。
しかし冷蔵庫はエアコン同様、季節や状況によって消費電力が変化します。あくまでも電気代は目安であることを理解しておきましょう。
また冷蔵庫の電気代を計算してみるとわかるのですが、意外にも単身者向けの小型冷蔵庫とファミリー向けの大型冷蔵庫の年間消費電力量はあまり違いがないケースが多いです。大型冷蔵庫の方が省エネ性能がすぐれている場合もあるため、購入の際は本体価格に加えて年間消費電力量を見ることをおすすめします。
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次に照明器具の電気代についてです。こちらは先述した以下の計算方法で算出できます。
・1時間あたりの電気代 = 消費電力(kW)× 電気代の単価(円/kWh) ・1ヶ月あたりの電気代 =1時間あたりの電気代(円)× 1日の使用時間(h)× 使用日数(日) |
例えば消費電力が60Wの蛍光灯の場合、電気代は以下です。
照明器具の1時間あたりの電気代 = 60(W)÷ 1,000 × 31(円/kWh)= 1.86円 照明器具の1ヶ月の電気代 = 1.86円 × 8(h)× 30(日)= 446.4円 |
照明器具は蛍光灯とLEDの2種類があります。
LEDは蛍光灯よりも消費電力が少ないのが特徴で、中には消費電力が50%削減できるものも発売されています。さらに寿命も蛍光灯より長く、ほとんどのLEDは蛍光灯の4倍近く長持ちするのも大きなポイントです。
最近ではLEDの照明器具も低価格帯のものが増えているため、電気代を下げたい方はLEDの購入をおすすめします。
最後にテレビの電気代の計算方法をご紹介します。テレビの場合、カタログや説明書に記載されている「定格消費電力(すべての機能を使った場合の消費電力)」をもとに計算が可能です。
・テレビの1時間あたりの電気代 = 定格消費電力(kW)× 電気代の単価(円/kWh) ・テレビの1ヶ月あたりの電気代 =1時間あたりの電気代(円)× 1日の使用時間(h)× 使用日数(日) |
例えば定格消費電力が100Wのテレビを使った場合、電気代は以下のようになります。
・テレビの1時間あたりの電気代 = 0.1(kW)× 31(円/kWh)= 3.1円 ・テレビの1ヶ月あたりの電気代 =3.1(円)× 8(h)× 30(日) = 744円 |
定格消費電力というのは、先述したように、すべての機能を使った場合の消費電力です。実際、テレビですべての機能を使うことはあまりないため、実際の電気代はもう少し安くなるものと考えられます。
また定格消費電力は、通常のテレビよりも4Kや8Kといったハイスペックなテレビの方が大きいです。画質よりもコスパを重視したい方は、通常のハイビジョンのものを買うといいでしょう。
そして電化製品は省エネ化が進んでいます。10年前のものと比較すると、テレビもかなり消費電力を抑えることができるようになっているため、電気代を下げたい場合は思い切って買い換える、というのも一つの選択肢です。
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結論をまとめると 月々の電気代は4つの要素から成り立っている。うち3つの単価は電力会社ごとに違う! |
ここまで「家電の電気代の計算方法」を解説してきました。次に、私たちが毎月支払う電気代の計算方法を見ていきましょう。
私たちが毎月支払う電気代は以下の数式で計算可能です。
電気代 = 基本料金 +(電力量料金単価+燃料費調整単価+再エネ賦課金単価)× 電力使用量(kWh) |
毎月の電気代は、定額の基本料金があり、それぞれの単価に電力使用量をかけたものが加算されて決まります。
電力会社の電気代を比較する際は「基本料金」「電力量料金」「燃料費調整額(または市場価格調整項、電源調達調整費)」の3つを比較するといいでしょう。再エネ賦課金の単価は国が決めるため、電力会社ごとに違いはありません。
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結論をまとめると 2022年に電気代最高値の原因となった「燃料費調整額」に要注意。 |
電気料金の「毎月の電気代」の計算方法を解説する際、基本料金や電力量料金など色々な内訳が出てきました。それでは、これらはいったいどういうものなのでしょうか? 簡単に説明していきます。
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基本料金とは、電気の使用量に関係なく毎月定額で発生する料金のことです。基本料金は以下のように「アンペア制」と「最低料金制」の2つがあります。
アンペア制 | 契約アンペア数をもとに基本料金が決まる方式。契約アンペア数が大きいほど基本料金も高くなる。北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、九州電力が採用している。 |
最低料金制 |
契約アンペア数に関係なく基本料金が決まっている方式。基本料金として「最低料金」が設定されており、定められた使用電力量を超えた分は「電力量料金」として請求さてる。関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力が採用している。
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関連記事:電気代の基本料金とは?仕組みと種類、電気料金を安くする方法をわかりやすく解説
電力量料金(従量料金)とは、電力使用量に応じて請求される料金のことです。使用量に単価をかけることで算出できます。
電力量料金の単価は図のように3段階に分かれている場合が多いです。電力使用量が増えるほど単価が上がり割高になります。
電力会社によっては季節や時間帯によって電力量料金の単価が変わるなど、さまざまな料金プランがあります。
燃料費調整額とは、石油や石炭、天然ガスなどの「化石燃料」の価格変動分を、電気代に組み込んだものです。こちらも電力量料金と同じく、燃料費調整単価に電力使用量をかけることで計算できます。
燃料費調整単価は、過去数ヶ月間の燃料費をもとに毎月変動する仕組みです。燃料費が平均よりも高い場合は電気代に上乗せされ、安い場合はマイナスされます。
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再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)とは、国の再生可能エネルギーの買い取りにかかった費用を電気代に反映したものです。こちらも再エネ賦課金の単価に電力使用量をかけることで計算できます。
再エネ賦課金の単価は、その年にかかった再エネの買取費用をもとに毎年見直されます。単価は全ての電力会社で同じです。
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ここまで電気料金の内訳を解説してきました。
一般的にこの電力プランのことを「従量電灯プラン」と呼びますが、電力会社によっては電力量料金が30分ごとに変動する「市場連動型プラン」、燃料費調整額でなく電源調達調整費を含む電力プランなど多くのプランがあります。
通常のプランでなく、こういったプランを選ぶ方が電気代が安くなる場合もあるため、気になる方は検討してみてください。
しかし「基本料金無料と謳いながら他の部分の単価が高い」「電気代完全固定だがそもそも単価が高い」場合もあるため注意が必要です。
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ここまで、家庭の電気代の内訳や要素について解説してきました。それでは、実際に東京電力EPの電気代を参考に電気代を計算してみましょう。
東京電力EPのスタンダードSプランの場合、単価は以下になります。
・基本料金:311.75円(10Aごと) ・電力量料金:29.80円/kWh(~120kWh)、36.40円/kWh(121~300kWh)、40.49円/kWh(301kWh~) ・燃料費調整額:-6.51円/kWh(2025年1月分) ・再エネ賦課金:3.49円/kWh(2024年度分) |
4人家族で、契約アンペアが50A、使用電力量が400kWhとすると電気代は以下になります。
・基本料金:311.75円 × 5 = 1,588円 ・電力量料金:(29.8 × 120)+(36.4 × 180)+(40.49 × 100)= 14,177円 ・燃料費調整額:-6.51 × 400 = -2,604円 ・再エネ賦課金:3.49 × 400 = 1,396円 ・電気代 = 1,588円 + 14,177円 - 2,604円 + 1,396円 = 14,557円 |
この場合、電気代は14,557円となることがわかりました。電気代の平均額についても後述しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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結論をまとめると 家電によっては電気代の計算方法が異なる場合がある。 |
物価高などで生活費を節約したいと思っていても、毎月の電気代や電力使用量を把握している、という方はそこまで多くないのではないでしょうか。逆にクレジットカード払いや口座振替にしているために、必要以上に支払っていることに気づいていないケースは非常に多いです。
電気代や電力使用量の最も手っ取り早い調べ方は、検針表を見ることです。しかし最近は紙の検針表が廃止される傾向にあります。その場合は専用アプリやWeb上のマイページで確認してみましょう。
ネットとなるとログインする必要がありますが、こうしたページでは、月ごとの電力使用量だけでなく、1日ごとの電力使用量などをグラフで確認できるパターンもあります。
実施に私(筆者)は、1日ごとの電力使用量を把握し、電気が多い原因を突き止めて対策を講じた結果、1ヶ月の電気代を3,000円安くすることに成功しました。
Webでの確認方法はどうしても面倒ですが、それ以降はとても使いやすいツールですので、ぜひご契約中の電力会社のマイページにログインされることをお勧めします。
結論をまとめると ・一人暮らしの1ヶ月の電気代平均額は6,726円 ・4人家族の場合、1ヶ月の電気代平均額は18,941円 |
電気代を把握することをおすすめしましたが、その場合に必要なのが「この電気代は高いのか?」という判断基準です。そこで次に、電気代の平均額を説明します。一つの評価軸にしてみてください。
2019年
|
2020年
|
2021年
|
2022年
|
2023年
|
|
単身世帯
|
5,700円
|
5,791円
|
5,482円
|
6,808円
|
6,726円
|
2人世帯
|
9,654円
|
9,515円
|
9,183円
|
11,307円
|
10,940円
|
3人世帯
|
11,116円
|
10,932円
|
10,655円
|
13,157円
|
12,811円
|
4人世帯
|
11,761円
|
11,788円
|
11,376円
|
13,948円
|
13,532円
|
5人世帯
|
12,945円
|
12,471円
|
12,423円
|
15,474円
|
14,373円
|
6人以上
|
16,031円
|
16,003円
|
14,852円
|
17,869円
|
18,941円
|
(出典:総務省統計局「家計調査(2023年)都市階級・地方・都道府県庁所在市別」)
上図は、総務省が毎年発表している「世帯別の電気代平均額(1ヶ月あたり)」です。当然のことながら、世帯人数が増えるほど電気代は高くなっています。
一方で、世帯人数が増えるにつれて「1人あたりの電気代」が安くなっていることもわかります。これは、電気代の基本料金は世帯ごとに固定されるからです。
基本料金は契約時に決定するため、人数が増えても変動することはありません。そのため世帯人数が増えれば「一人あたりの基本料金」が安くなります。
関連記事:【最新】一人暮らしの電気代の平均はいくら?高い原因や節約方法を紹介!
関連記事:【最新】二人暮らしの電気代の平均はいくら?節約術や2人の光熱費の平均もわかりやすく解説!
一般家庭のガス代や水道代などを含んだ、光熱費全般の平均額(1ヶ月あたり)も理解しておきましょう。
水道・光熱費の
合計額
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電気代
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ガス代
|
その他
(灯油代など)
|
上下水道代
|
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単身世帯
|
13,098円
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6,808円
|
3,331円
|
843円
|
2,116円
|
2人世帯
|
22,037円
|
11,307円
|
4,900円
|
1,600円
|
4,229円
|
3人世帯
|
25,657円
|
13,157円
|
5,555円
|
1,445円
|
5,500円
|
4人世帯
|
26,577円
|
13,948円
|
5,427円
|
1,005円
|
6,196円
|
5人世帯
|
29,160円
|
15,474円
|
5,506円
|
1,052円
|
7,128円
|
6人以上
|
34,291円
|
17,869円
|
6,156円
|
1,232円
|
9,033円
|
(出典:総務省統計局「家計調査(2023年)都市階級・地方・都道府県庁所在市別」)
条件によって電気代は変動しますが、電気代や光熱費がこれよりも高い場合は、何かしら対策をした方がいいかもしれません。次に電気代を安くする方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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関連記事:【最新】世帯別・季節別・地域別の電気代平均は?電気料金の下げ方・節電方法もわかりやすく解説
結論をまとめると 電気代を安くするのは以下の5つの方法がおすすめ! ①契約アンペア数を見直す |
最後に電気代を安くする方法をご紹介します。
関連記事:無料で電気代を安くする方法を徹底解説!電気料金を安くしたい方必見!
関連記事:電気代・ガス代の補助金制度をわかりやすく解説!政府の補助金額や期間、電気料金を安くする方法とは?
1つ目の方法が、契約アンペア数の見直しです。アンペア制を設けている電力会社の場合、契約アンペア数を見直せば基本料金が下がり、電気代を安くできます。
例えば東京電力で考えると、40Aから30Aにすれば月々の電気代が296.24円、20Aにすれば590.48円も安くなるのです。
ただし、契約アンペア数を低く設定しすぎると、ブレーカーが落ちやすくなってしまいます。変更後は1年間数字が変更できない電力会社も多いため、この点には注意しておきましょう。
上図は家電ごとの一般的なアンペア数です。同時に使用することの多い家電のアンペア数を把握した上で、最低限余裕のあるアンペア数へと変更することをおすすめします。
例えば一番家電を使う際の合計アンペアが26Aの場合、30Aで契約すると停電の心配をせずに済みます。
電気代を下げる2つ目の方法が、支払い方法の変更です。電力会社によっては、口座振替に変更することで電気代が年間数百円ほど安くなる場合があります。
ただし、電力会社によってはクレジットカードでしか支払えないケースもあるので注意しましょう。
またポイント還元率によっては、クレジットカード支払いの方が節約につながる場合もあるため、どちらの方がお得なのか、まずは計算してみるといいでしょう。
3つ目が節電の徹底です。使用電力の多い家電の使い方を見直し、消費電力量を減らせば、それだけ電気代を安くすることができます。ここからは、各家電の節電方法と、それによって得られる節電効果について説明していきます。
エアコン(冷房・暖房)の
節電方法 |
・適温は、夏が28度で冬が20度
・夏の場合、冷房を1度あげる ⇨ 約13%の節電 ・冬の場合、暖房を1度下げる ⇨ 約10%の節電 ・月に一度のフィルター掃除 ⇨ 約50%の節電 |
冷蔵庫の節電方法
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・冷蔵庫の開閉回数を減らす ⇨ 約12%の節電
・冷蔵庫の開閉時間を減らす ⇨ 約5%の節電
・冷蔵庫を壁から少し離す ⇨ 約5%の節電
・「冷蔵庫を壁から少し離す」「直射日光が当たらない場所に置く」「食品を冷ましてから入れる」「冷蔵庫内は7割程度しか詰めない」も効果的
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照明機器の節電方法
|
・蛍光灯や白熱電球からLEDに変える ⇨ 約80%の節電
・こまめに電源をオフにする ⇨ 約5%の節電
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テレビの節電方法
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・つけっぱなしや「ながら見」をやめる ⇨ 約2%の節電
・「テレビの主電源をオフにする」「コンセントを抜く」のも効果的
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洗濯機・洗濯乾燥機の節電方法
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・すすぎを2回から1回に減らす ⇨ 約17.5%の節電
・「月に一度のフィルター掃除」も効果的
|
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電気代を下げる4つ目の方法が家電の買い替えです。環境省によると、電化製品は年々省エネ性能が上がっていることがわかっています。
例えば、2019年製の冷蔵庫は、2009年のものと比較すると年間消費電力量を約40〜47%もカットすることが可能です。エアコンはこの10年間で約17%も節電でき、テレビは約42%も節電できることがわかっています。
また、家電の買い替えはコストが発生しますが、東京都世田谷区や愛知県一宮市など自治体によっては省エネ家電の買替に活用できる補助金制度を実施しているケースもあります。
環境省の比較サイトでは、実際に家電を買い替えた場合にどれだけ電気代を安くできるのか、製品ごとに調べることができるため、買い替えを検討中の方はぜひご活用ください。
関連記事:エアコンの暖房の電気代は高い?節約方法もあわせて解説!
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5つ目の方法が電力会社の切り替えです。節電・省エネ家電の買い替えでも電気代削減効果は十分に期待できます。しかし電気代を安くするために最も効果的なのは「電気代の単価自体を下げる」取り組みです。
そして単価を下げる方法が、電力会社の切り替えです。ニュースなどでよく取り上げられていますが、2023年6月より、大手電力会社は大幅な電気料金の値上げに踏み切っています。
上図は各大手電力会社の値上げ幅です。特に北陸電力は値上げ幅が大きく、プラン内容によっては44〜46%近く値上がりする可能性があります。
「大手電力会社=安心」というイメージがあるかもしれませんが、その神話は崩れつつあります。先述したように北陸地方は地域別で見ると電気代が最も高いため、特に注意が必要です。
一方、新電力(2016年以降に新規参入した電力会社)によっては、格安の電気プランを提供しているケースがあります。電気代が上がる現在でも、安くできる可能性はあるため、特に大手電力会社と契約中の方は、電力会社の切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。
電力会社を選ぶ際に重視すべきポイントや、切り替える上での注意点については下記記事で詳しく解説しています。
関連記事:電力会社を乗り換える方法とは?切り替え方法とメリット・デメリット、注意点を解説
関連記事:【最新】電力会社・電気料金プランの選び方とは?注意点と電気代を安くする方法を解説
電気代を効率よく、かつ大幅に安くする方法は「電力会社の切り替え」だと説明しました。そこで電気代を安くしたい方におすすめなのが、しろくま電力が家庭・小規模法人向けに提供する「しろくまプラン」です。
「しろくまプラン」は大手電力会社より電気代の単価を安く設定しているため、切り替えることで大手電力会社よりも約25%も電気代が安くなる可能性があります。
上図は4人世帯の場合の、大手電力との電気料金を比較したものです。大手電力会社は2023年6月に大幅に電気代を値上げしました。エリアによっては電気代が1.5倍になるケースもあります。
しかし「しろくまプラン」は大手電力の「値上げ前」よりも単価が安く、値上げも実施しません。そのため、電気のご使用状況によってはかなり安くなる可能性があります。
また「しろくまプラン」の電気は、発電の際にCO2を出さない「実質再生可能エネルギー(※)」です。ただ安いだけでなく、電気を切り替えるだけで環境改善にも貢献できます。
「電気代を安くしたい、でもエアコンは思い切り使いたい」とお考えの方は、「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーよりお申し込みください。
お申し込み方法はとても簡単。現在の電力会社との解約など、面倒な手続きは一切ありません。スマホからもお申し込みいただけます。
またしろくま電力では、電気料金の高騰に悩む法人(高圧・特別高圧)に向けて、昼間の電気使用量が多いほどお得になる電力プランを提供しています。気になる方は、ぜひ「市場連動型しろくまプラン」をご覧ください。
※実質再生可能エネルギーとは、電気に環境価値証書(CO2を出さないという証明書)を組み合わせたもののこと。
関連記事:床暖房の電気代はいくら?エアコンより高い?節約方法もあわせて解説!
関連記事:こたつの電気代は安い?暖房との比較や節約方法をわかりやすく解説!
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