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こたつの電気代は安い?暖房との比較や節約方法をわかりやすく解説!

こたつの電気代は安い?暖房との比較や節約方法をわかりやすく解説!

日本の冬といえば、家族がこたつで過ごす一家団らんの風景が思い浮かびますよね。何気なく使っているこたつですが、電気代がどれくらいかかっているか気になっている方もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、こたつの種類ごと・使用時間ごとの電気代を紹介し、暖房やホットカーペットなど他の暖房器具とも電気代を比較。こたつを使うメリットやデメリット、電気代の節約方法をご紹介します。

この記事を読んでわかること

・こたつの電気代はいくら?他の暖房器具と比較すると安い?

・こたつはつけっぱなしでも大丈夫?

・こたつの電気代を安くする方法とは?

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目次

こたつの電気代はいくら?種類ごとに紹介!
石英管ヒーターのこたつの電気代
ハロゲンヒーターのこたつの電気代
カーボンヒーターのこたつの電気代
こたつの1時間・1ヶ月ごとの電気代

こたつをつけっぱなしにした場合の電気代
こたつのつけっぱなしは危険
こたつはこまめにオンオフしよう

こたつの電気代は他の暖房器具よりも安い?
こたつとエアコン(暖房)の電気代を比較
こたつとヒーターの電気代を比較
こたつとホットカーペットの電気代を比較
こたつと床暖房の電気代を比較

古いこたつは電気代が高い?

こたつを使うメリットとは?
①電気代が安い
②すぐあたたかくなる
③空気が乾燥しない
④足元からあたためられる

こたつを使うデメリットとは?
①部屋全体はあたたまらない
②設置スペースが必要
③こたつから出ると寒い
④低温やけどになるリスクがある

こたつの電気代を節約する方法とは?
①設定温度を弱か中にする
②敷布団や断熱シートを使う
③掛け布団は厚めで大きいものにする
④人感センサー機能があるこたつにする
⑤古いこたつを買い替える
⑥他の暖房器具と併用する
⑦電力会社を変更する

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こたつの電気代はいくら?種類ごとに紹介!

結論をまとめると!

・こたつの電気代は熱源の種類で変わる!

・熱源はカーボンヒーターが最も電気代が安く、ハロゲンヒーターが最も高い。

こたつの電気代は、こたつの熱源(ヒーター)の種類によって変わります。主なこたつの熱源と特徴を以下の表にまとめました。

【こたつの熱源の種類と特徴】

こたつの熱源
石英管ヒーター
ハロゲンヒーター
カーボンヒーター
消費電力
450W
600W
300W
電気代
⚪︎
あたたまる早さ
あたたまり方
⚪︎
体の芯から
じっくりあたたまる
すぐにしっかりと
あたたまる
こたつ内がじんわり
均一にあたたまる
その他の特徴
遠赤外線による
スタンダードなこたつ
耐久性が高い
省エネ

なお、消費電力は製品によって異なるので、これはあくまでも目安です。電気代は消費電力が多いと高くなるため、ハロゲンヒーターが最も高く、石英管ヒーター、カーボンヒーターの順で安くなります。

それぞれのこたつの電気代については、ここから詳しく説明していきます。

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石英管ヒーターのこたつの電気代

石英管ヒーターのこたつは、遠赤外線を使った昔ながらのこたつです。あたたまるまでに時間はかかりますが、遠赤外線は皮膚に吸収されやすいため、あたたまった体が冷えにくい特徴があります。

石英管ヒーターのこたつの消費電力は450Wほどです。電気代は1時間で約14円、1日8時間使用すると1ヶ月(30日)で約3,360円になります。

ハロゲンヒーターのこたつの電気代

ハロゲンヒーターのこたつは、スイッチを入れてすぐにあたたかくなるのが特徴です。発する熱の温度が高く、しっかりとあたたまります。

ハロゲンヒーターのこたつの消費電力は他の熱源のこたつと比べて高く、600Wほどです。電気代は1時間で約18.6円、1日8時間使用すると1ヶ月(30日)で約4,464円になります。

カーボンヒーターのこたつの電気代

カーボンヒーターのこたつは、熱源がコンパクトなので邪魔になりません。石英管ヒーターやハロゲンヒーターに比べると温度が低く、じんわりとあたたまるのが特徴です。

カーボンヒーターのこたつの消費電力は300Wと、他のものよりも低いです。電気代は1時間で約9.3円、1ヶ日8時間使用すると1ヶ月(30日)で約2,232円になります。

こたつの1時間・1ヶ月ごとの電気代

ここまで紹介したこたつの種類ごとの1時間・1ヶ月の電気代は以下の通りです。

こたつの熱源
消費電力の目安
1時間あたりの電気代
1ヶ月あたりの電気代
石英管ヒーター
450W
14円
3,360円
ハロゲンヒーター
600W
18.6円
4,464円
カーボンヒーター
300W
9.3円
2,232円

※電気代は公益社団法人「全国家庭電気製品公正取引協議会」が定める電気料金単価の目安31円/kWhで計算。1ヶ月の電気代は1日8時間を30日間使用したと仮定し計算

こたつをよく使用する冬季(12〜2月)に1日8時間こたつを使用したとすると、電気代は石英管ヒーターが10,080円、ハロゲンヒーターが13,392円、カーボンヒーターが6,696円です。

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こたつをつけっぱなしにした場合の電気代

結論をまとめると!

・こたつを24時間つけっぱなしにすると電気代は約223〜446円かかる。

・こたつをつけっぱなしにすると火災の危険がある。

こたつをつけっぱなしにした場合、電気代はいくらになるのでしょうか?

こたつの熱源
8時間の電気代
24時間の電気代
石英管ヒーター
112円
336円
ハロゲンヒーター
148.8円
446.4円
カーボンヒーター
74.4円
223.2円

最も電気代の安いカーボンヒーターでも24時間つけっぱなしにすると200円以上、最も高いハロゲンヒーターだと約450円です。

政府統計によると、1人世帯の1日あたりの電気代は約227円、3人世帯が約439円です。こたつをつけっぱなしにしてしまうと、こたつだけで1〜3人世帯の1日の電気代の相場と同等かそれ以上になります。

こたつはつけっぱなしにせず、こまめにオンオフするようにしましょう。

こたつのつけっぱなしは危険

こたつをつけっぱなしにすると、高温になり発火する危険性があります。特に古いこたつは故障や電源コードの断線、溜まったほこりなどによって引火しやすいです。

また、人が入っていない状態でこたつをつけっぱなしにすると、高温になっているのに気づかず、こたつ布団への発火につながります。洗濯物をこたつの中に入れて乾くまで放置することも、発火の原因になるため非常に危険です。

外出時や就寝時などにつけっぱなしで放置すると、こたつの側に人がいないため、初期消火が遅れ、大きな火災になる可能性も高いです。

こたつはこまめにオンオフしよう

電気代に関わらず、こたつはつけっぱなしにせずスイッチをこまめにオフにしましょう。安全のためには、短時間の外出でも使用しないときはスイッチをオフにするのが望ましいです。

こたつの消し忘れを防ぐには、タイマー機能のある製品がおすすめです。また温度設定のできる製品を使用し、こたつ内があたたまったら設定温度を低くするようにしておけば、消し忘れても発火のリスクを下げられます。

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こたつの電気代は他の暖房器具よりも安い?

結論をまとめると!

・こたつの電気代はエアコン、ヒーターよりも安い場合が多い。

・ホットカーペットの電気代はこたつより安い。

・床暖房の電気代はこたつと同程度。

こたつの電気代をご紹介しましたが、こたつは他の暖房器具と比べて電気代が安いのでしょうか?

ここでは、こたつと代表的な暖房器具の電気代を比較して説明します。

こたつとエアコン(暖房)の電気代を比較

暖房器具
消費電力(W)
1時間あたりの電気代
こたつ(石英管ヒーター)
450W
14円
こたつ(ハロゲンヒーター)
600W
18.6円
こたつ(カーボンヒーター)
300W
9.3円
エアコン(6〜9畳)
477W
14.8円
エアコン(8〜12畳)
790W
24.5円
エアコン(11〜17畳)
1,231W
38.2円

エアコン(暖房)は、何畳用のエアコンかによって消費電力が異なります。カーボンヒーターのこたつはいずれのエアコン(暖房)より安く、6〜9畳用のエアコン(暖房)が石英管ヒーターのこたつと同程度の電気代です。

また、こたつとしては電気代の高いハロゲンヒーターのこたつも、8〜12畳・11〜17畳用のエアコン(暖房)と比べるとお得と言えます。

エアコン(暖房)は部屋全体の空気をあたためるのに対し、こたつはこたつ布団の中を集中的に加熱するため、早く体温を上げたい場合はこたつを使うとよいでしょう。

広い部屋用のエアコン(暖房)は電気代が高くなりがちなので、設定温度を低くしてこたつを併用すると電気代を抑えながら快適に過ごせます。

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こたつとヒーターの電気代を比較

暖房器具
消費電力(W)
1時間あたりの電気代
こたつ(石英管ヒーター)
450W
14円
こたつ(ハロゲンヒーター)
600W
18.6円
こたつ(カーボンヒーター)
300W
9.3円
ハロゲンヒーター
カーボンヒーター
オイルヒーター
300~900W
9.3〜37.2円
シーズヒーター
275W、825W、1,100W
7.4、22.3、29.7円
グラファイトヒーター
450~900W
12.2~24.3円
パネルヒーター
400~1,200W
12.4~37.2円
石油ヒーター
62~129W
1.9~4.0円
ガスファンヒーター
18W
0.48円

電気代が最も安いのはガスファンヒーターで0.48円で、次いで石油ファンヒーターの電気代が安いです。しかし、石油ヒーターやガスファンヒーターは電気代は安いですが、灯油代やガス代がかかるので、結果的にランニングコストが高くなる場合があります。燃料費を踏まえて考えましょう。

その他、シーズーヒーターを弱にして使用すると、1時間あたりの電気代が7.4円とこたつの電気代より安くなります。その他、ハロゲンヒーター、カーボンヒーター、オイルヒーターは弱で使用すると1時間あたりの電気代がカーボンヒーターのこたつと同じ9.3円でした。

シーズーヒーター、グラファイトヒーター、パネルヒーターはこたつより広範囲をあたためられますが、強に設定すると消費電力が大きくなり、こたつより電気代がかかります。

こたつはこたつ布団によってあたたかい空気が閉じ込められるので熱が逃げにくく、一度あたたまった後は設定温度を低くしておいても快適に過ごせます。そのため、同じ種類のヒーターを使っていても、こたつの方が電気代を抑えやすいでしょう。

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こたつとホットカーペットの電気代を比較

暖房器具
消費電力(W)
1時間あたりの電気代
こたつ(石英管ヒーター)
450W
14円
こたつ(ハロゲンヒーター)
600W
18.6円
こたつ(カーボンヒーター)
300W
9.3円
ホットカーペット
200W
6.2円

ホットカーペットはこたつより1時間あたりの電気代が安い傾向があります。

しかし、こたつは熱を閉じ込める構造になっているのに対し、ホットカーペットは熱が逃げやすいです。そのため、こたつはあたたかくなったら設定温度を下げるかスイッチを切り電気代を節約できるため、一概にホットカーペットの方が節約できるとも言えないでしょう。

ホットカーペットは面積が大きくなると電気代も高くなるため、お得に使いたい場合は面積の小さいものを選ぶのがおすすめです。

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こたつと床暖房の電気代を比較

暖房器具
消費電力(W)
1時間あたりの電気代
こたつ(石英管ヒーター)
450W
14円
こたつ(ハロゲンヒーター)
600W
18.6円
こたつ(カーボンヒーター)
300W
9.3円
電気式床暖房
350〜800W
11.7~29.2円
温水式床暖房
450〜650W
14.2~19.2円

床暖房は電気式か温水式かによって電気代が異なり、電気式の床暖房の方が温度を高くしたときの電気代が高くなります。こたつと床暖房を比べると基本的に床暖房の方が電気代がかかりますが、床暖房は床から部屋全体をあたためられます。

ただし、床暖房は設置するための初期費用が高く、電気代以外のコストがかさむのがデメリットです。

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古いこたつは電気代が高い?

こたつはヒーターの性能が低下すると電気代が余分にかかる場合があります。そのため、古いこたつは電気代が高くなる可能性があり注意が必要です。

こたつのヒーターの寿命の目安は10年と言われています。古いこたつを使い続けると、電気代が高くなるだけではなく、故障して使えなくなったり、火災が起こったりするリスクも高まります。

古いこたつは買い換えるか、ヒーター部分の付け替えを行いましょう。

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こたつを使うメリットとは?

結論をまとめると!

・こたつはすぐあたたまり、保温性に優れているので電気代を抑えやすい

・こたつは空気が乾燥せず足元からあたためられるので快適に過ごせる

さまざまな暖房器具がある中で、こたつを使うメリットとはなんなのでしょうか? ここからは、こたつを使う主なメリットを4つ紹介します。

①電気代が安い

こたつの電気代は、他の暖房器具より安い傾向があります。こたつの熱源や設定温度によって電気代は変動しますが、エアコンやヒーター単体のように広範囲をあたためるものに比べると一部分をあたためるこたつは消費電力が少なく電気代が安いです。

また、こたつ布団で熱を封じ込めているため、一度あたたまった後にスイッチを切ったり設定温度を下げたりしてもあたたかさが持続します。そのため電気代を節約しやすいのもメリットです。

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②すぐあたたかくなる

エアコンの暖房など部屋全体をあたためる暖房器具と比べ、こたつはすぐにあたたまります。特に熱源がハロゲンヒーターのこたつはスイッチを入れてからあたたまるまでが早いのが特徴です。

こたつ布団の外はあたたまらないため、体がすっぽりと入る大きめの布団をかけておくと全身が早くあたたくなるでしょう。

③空気が乾燥しない

こたつは布団の中をあたためるため、室内の空気を乾燥させません。

温風で室内をあたためるタイプの暖房器具は空気が乾燥します。空気が乾燥すると、体感温度が下がったり、空気中のウイルスが活発になったりとデメリットが多いです。また、肌のかゆみや喉の痛み、さらには免疫力の低下など健康面の悪影響があります。

一方、こたつであれば室内の湿度を保ったまま寒さを凌げます。

④足元からあたためられる

こたつは、冷えがちな足元からあたためられます。

あたたかい空気は上に移動する性質があり、床付近は冷えがちです。また、人は寒いときに体の中心に血液を集めて体温を維持する性質があるため、足先の温度が下がります。このように冷えを強く感じる足元を重点的にあたためられるこたつは、冷えの解消に効果的です。

 

こたつを使うデメリットとは?

結論をまとめると!

・こたつは部屋全体をあたためられない。設置スペースも必要。

・低温やけどやヒートショックなど、健康面のリスクに要注意。

こたつにはメリットがある一方で、留意するべきデメリットもあります。主なデメリット4つを紹介します。

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①部屋全体はあたたまらない

こたつは、こたつ布団の中をピンポイントであたためる暖房器具です。そのため、部屋全体はあたためられません。

家族が多いと1つのこたつに全員で入るのは難しく、他の暖房器具との併用が必要な場合があるでしょう。

②設置スペースが必要

こたつは設置スペースが必要です。狭い部屋で使用すると、邪魔になる場合もあります。

中には1人用のコンパクトサイズのこたつも販売されています。また、部屋が狭ければ部屋全体をあたためる暖房器具でも温度が早く上がりやすいので、こたつ以外も選択肢に入れた上で、部屋のスペースに合わせたものを選びましょう。

③こたつから出ると寒い

こたつは、こたつ布団の中に熱を閉じ込める仕組みです。そのため、こたつの外に出ると寒いというデメリットがあります。

急にあたたかい場所から寒い場所へ移動すると血圧の急激な変動による「ヒートショック」が引き起こされる可能性もあります。健康を保つために、気温が低いときは緩くエアコン(暖房)をつけるなどしてこたつの中と外との寒暖差を抑えましょう。

④低温やけどになるリスクがある

こたつに長時間入っていると、低温やけどになるリスクがあります。

低温やけどは、約40〜50度の体温より少し高いものに長時間触れていることによって、やけど状態になることです。通常のやけどと比べて自覚症状は現れにくいですが、皮膚の奥の細胞が大きなダメージを負って重症化しやすいのが特徴です。

低温やけどを防ぐためには、こたつの中があたたまったらスイッチを切って余熱で暖をとりましょう。

 

こたつの電気代を節約する方法とは?

結論をまとめると!

・こたつの設定温度を下げるなど、消費電力を減らすと電気代が節約できる。

・電気料金の単価を下げると、効率よく家全体の電気代を節約できる。

こたつは部屋全体をあたためる暖房器具に比べると、電気代が安い傾向があります。しかし熱源の種類や使い方によっては、無駄な電気代がかかってしまうこともあるでしょう。

そこで、こたつの電気代を節約する7つの方法を紹介します。

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①設定温度を弱か中にする

こたつの設定温度は、弱か中にしましょう。こたつの強さに比例して、消費電力と電気代も上がります。

こたつは布団によって空気が閉じ込められ、保温されるため、設定温度を弱か中にしてもあたたかく快適に過ごせるでしょう。スイッチをつけた直後だけ強にして、あたたかくなったら設定温度を下げるのもおすすめです。

②敷布団や断熱シートを使う

敷布団や断熱シートを使うことによって、効率よくこたつを使用できます。

断熱シートを敷いた上に敷布団を敷くと、床からの冷気を遮断することが可能です。さらに、こたつの熱を保温する効果もあり、設定温度を弱くしたりスイッチを切ったりしてもあたたかい状態を保てます。

③掛け布団は厚めで大きいものにする

こたつの掛け布団は、熱を逃さないように厚めで大きいものにしましょう。

こたつがあたたかいのは、掛け布団によって熱を閉じ込めているからです。大きさが足りずに床と掛け布団の間に隙間が空いていると、熱が逃げてしまいます。

また、薄い掛け布団も熱を閉じ込める力が弱いため、厚くて大きな布団のものを使うと設定温度を低くしてもあたたかく過ごせます。

④人感センサー機能があるこたつにする

人感センサー機能があるこたつは、こたつの中に人がいないのを認識して、自動でスイッチがオフになります。

こたつはついスイッチを切り忘れてしまい、電気代が余分にかかりがちです。人感センサー機能があれば、使用しないときにかかる電気代を減らせます。

またスイッチをつけっぱなしにすると危険なので、安全面からも人感センサーはおすすめです。

⑤古いこたつを買い替える

こたつが古い場合は買い替えましょう。こたつはヒーターの性能が落ちると電気代が高くなります。特に、購入後10年経っているこたつは、ヒーターの性能が低下していたり、故障が発生しやすかったりする状態です。

こたつに思い入れがあり買い替えに抵抗がある場合は、ヒーターのみ交換するのもおすすめです。

⑥他の暖房器具と併用する

こたつは布団の外をあたためられないため、寒い日は他の暖房器具と併用するのがおすすめです。こたつ単体では、こたつから出ている手や顔が冷えてしまいます。

例えば、エアコンやヒーターなど、部屋全体の空気をあたためられる暖房器具を弱にしてこたつと一緒に使うと、エアコンやヒーターの電気代を節約しながら快適に過ごせるでしょう。

⑦電力会社を変更する

最後に紹介する節約方法が「電力会社の変更」です。これは最もコスパよく、しかも大幅に電気代を削減できる方法ですので、ラクして電気代を下げたい方はぜひ参考にしてください。

電気代は以下の計算式で成り立っています。


電気代 = 電気を使った量 × 電気代の単価

ここまで説明した節約術は、前者の「電気を使った量」を減らす取り組みです。これでも電気代を下げることはできますが、実際のところ節電できる電力量には限界があります。さらに手間もかかってしまいます。

そこで知っておきたいのが「電気代が安い電力会社への乗り換え」です。この方法なら節電の手間をかけずに電気代を安くできます。電力会社によっては解約手続きを代行してくれるケースもあるため、電気代を安くしたい方は乗り換えを検討するといいでしょう。

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