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【2024年10月】4人家族の電気代平均はいくら?季節別や地域別の平均、料金が高い原因や節約方法をご紹介

【2023年12月】4人家族の電気代平均はいくら?季節別や地域別の平均、料金が高い原因や節約方法をご紹介

※この記事は2023年8月12日に最新の情報に更新されました。

「最近、また電気代が上がったような気がする」
「4人家族で電気代2万円。これって平均より高いの?」
「電気代を安くしたいけど、そんな方法あるのかな?」

このように、電気代でお悩みの方は多いのではないでしょうか? 特に4人家族の場合、電気代の値上げはかなり痛手でしょう。

しかし、この記事を読めば大丈夫です。実は、電気代は正しく対策すれば安くすることができます。

そこでこの記事では、電気代を安くしたい方に向けて、あらゆる視点から「4人家族の電気代平均額」を紹介。現状の電気代が高いかどうかを把握していただき、平均より電気代が高い場合に考えられる原因と、全ての家庭でできる「電気代を安くする方法」を紹介していきます。

関連記事:【2024年最新】世帯別・季節別・地域別の電気代平均は?電気料金の下げ方・節電方法もわかりやすく解説

 

そもそも4人家族の電気代の平均額はいくら?

最初に、あらゆる視点から見た「4人家族の電気代の平均額」を見ていきましょう。まずは年度別の電気代平均額を紹介します。

年度別に見た4人家族の電気代平均額とは?

総務省が毎年発表している「4人家族の月間の電気代平均額」を図にしたもの。2021年まで4人家族の電気代は平均して11,000円前後でしたが、2022年度の平均額は13,948円と大幅に値上がりしています。
(出典:総務省統計局「家計調査(2022年)都市階級・地方・都道府県庁所在市別」)

上図は総務省が毎年発表している「4人家族の月間の電気代平均額」です。2021年まで4人家族の電気代は平均して11,000円前後でしたが、2022年度の平均額は13,948円と大幅に値上がりしています。

なぜ2022年度は電気代が上がったのでしょうか?

この値上げの主な原因となったのは、2022年に起きた燃料費の高騰です。「ロシア・ウクライナ問題」や「急激な円安の進行」により、火力発電に必要な化石燃料費(石油や石炭、天然ガス)が5〜8倍に値上がりし、電気代も値上がりする事態となりました。

2022年度と比較すると、2023年度は燃料費高騰が落ち着いたため電気代は若干下がっていると考えられます。総務省が新しいデータを発表次第、新しい情報をお伝えします。

関連記事:【2024年最新】電気代が高いのはなぜ?電気料金の平均額と高騰する理由、安くする方法を解説

 

月別に見た4人家族の電気代平均額とは?

電気代の平均額は、2022年度に入って上がっていることがわかりました。では、2022年度の電気代平均額を月別に見ていきましょう。

2022年度の電気代平均額を月別に分けたもの夏の電気代はあまり高くない一方で、冬になると大幅に上がっていることがわかります。
(出典:総務省統計局「家計調査(2022年)都市階級・地方・都道府県庁所在市別」)

上図は2022年度の電気代平均額を図にしたものです。

電気代は季節ごとに変動します。図で見ると夏の電気代はあまり高くない一方で、冬になると大幅に上がっていることがわかります。これはなぜなのでしょうか?

冬に電気代が高くなる原因は主に2つ。「室内外の温度差が大きいこと」と「日照時間が短いこと」です。これらにより、冬になると以下のような事象が起きます。

①エアコンの設定温度と室外の温度差が大きくなる
②日照時間が短いため照明を使う時間が長くなる
③気温が低いため電子ポットや衣類乾燥機の使用頻度が増える

特に影響が大きいのが①です。気温が33度の場合に冷房を27度に設定すると温度差は6度です。しかし気温が6度の場合に暖房を23度に設定すると、17度も温度差が生じます。

こういった理由で電気の使用量が増えるため、冬は電気代が高くなる傾向にあるのです。

関連記事:【2024年最新】電気代はどれくらい値上げした?推移と今後の予測、法人・家庭でできる電気料金の高騰対策を解説!

地域別に見た4人家族の電気代平均額とは?

ここまで「年度別」「月別」の電気代平均額を説明しました。中には電気代が平均よりも高い、なんて方もいるかもしれません。

しかし、電気代は住んでいる地域でも大きく異なります。地域別の電気代平均額も把握しておきましょう。地域別の電気代については2人世帯以上の情報しかないため、そのデータの2022年版をご紹介します。

地域別の電気代平均額を図にしたもの。冬の寒さが厳しい「北陸地方」と「中国地方」の電気代が高いことがわかります。
(出典:総務省統計局「家計調査(2022年)都市階級・地方・都道府県庁所在市別」)

上図を見ると、特に「北陸地方」と「中国地方」の電気代が高いことがわかります。

この2つのエリアの電気代が高い理由は、特に冬の寒さが厳しい地域だからです。先述したように寒くなると電力使用量も増えることから、電気代が高くなる傾向にあります。

一方、北海道は意外に電気代が高くありません。これは夏場の電気代が安いのと、住宅が熱が逃げにくい構造になっている場合が多いからです。

 

4人家族の電気代平均に関するまとめ

ここまで、さまざまな視点から「4人家族の電気代平均額」を見てきました。ここまでの説明をまとめると以下のようになります。

  • 2022年度における4人家族の月間の電気代平均額は13,948円
  • 電気代は冬に高くなりやすい。冬の電気代平均額が17,856円になるケースも
  • 地域別の場合、温暖な地域は比較的安いが、寒さが厳しい地域は高い傾向にある

ご家庭の電気代が平均より高い方もいるかと思います。しかし、電気代が高い原因を把握し、正しく対策を講じることで電気代は安くできます。

関連記事:【2024年最新】一人暮らしの電気代の平均はいくら?高い原因や節約方法を紹介!
関連記事:【2024年最新】二人暮らしの電気代の平均はいくら?節約術や2人の光熱費の平均もわかりやすく解説!

 

 

電気代はどうやって決まる?電気代の仕組みを解説

ここまで電気代の平均額を見てきました。それでは、電気代を下げるためにも、まずは電気代がどういう内訳で成り立つのかを知っておきましょう。

一般的な料金プランの内訳を図にしたもの。電気代は「基本料金」「電力量料金」「燃料費調整額」「再エネ賦課金」の4つの要素から成り立っているケースがほとんどです。

上図のように、電気代は「基本料金」「電力量料金」「燃料費調整額」「再エネ賦課金」の4つの要素から成り立っているケースがほとんどです。

基本料金とは、電気の使用量に関係なく毎月定額で発生する料金のことです。この基本料金に、使用量によって変動する「電力量料金」「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が加わって月々の電気代となります。電気代は以下の数式で算出できます。

電気料金 = 基本料金 +(電力量単価 ± 燃料費調整単価 + 再エネ賦課金)× 電力使用量

このように、電気代には毎月固定の部分と使用量で変動する部分があるのです。それぞれの要素に関する解説は以下の記事をご覧ください。

関連記事:電気代は安くできる!電気料金の内訳と計算方法、安くする方法とは?
関連記事:電気代の基本料金とは?仕組みと種類、電気料金を安くする方法をわかりやすく解説
関連記事:【図解】電気代を左右する燃料費調整額とは?仕組みや今後の見通し、安くする方法をわかりやすく解説
関連記事:【2024年最新】電気代の再エネ賦課金とは?仕組みと推移、値上げの理由と今後の予想をわかりやすく解説!

 

4人家族の電気代が高いのはなぜ?考えられる原因とは?

ここまで電気代の内訳を説明しました。次に、電気代を安くするためにも、なぜ電気代が高いのかを把握しておきましょう。

電気代が高い主な原因は、以下の5つです。

①家の専有面積が広い
②家族一人ひとりの生活スタイルが異なる
③在宅勤務の時間が長い
④契約アンペア数が高い
⑤電気会社・プランが合っていない

それぞれについて簡潔に説明します。

①家の敷地面積が広い

電気代が高い1つ目の原因が、家の敷地面積が広いケースです。部屋が広く、さらに部屋数が多いと必要な照明器具やエアコンなどの数も増えます。加えて、部屋が広いと電力消費量も増えるため、電気代が高くなりやすいのです。

厚生労働省によると、都市部で生活する場合、単身世帯の住居水準は40㎡ですが、4人家族の場合は95㎡になります。このように4人家族の場合はある程度の広さや部屋数が必要となるため、どうしても電気代が上がってしまうのです。

 

②家族一人ひとりの生活スタイルが違う

電気代が高い2つ目の原因が、家族一人ひとりの生活スタイルが異なるケースです。お風呂に入る時間が違う、普段は別々の部屋で過ごすなど、家族の生活スタイルが異なると電気代は高くなります。

例えば、お風呂に入る時間が違うと追い焚きをする必要があります。さらに子どもが自分の部屋でゲームをすれば別に電気代が発生します。このように家族の生活スタイルが違えば、その分だけ電気を多く使う必要があるのです。

 

③在宅する時間が長い

家にいる時間が長い場合も在宅時間が長い場合も電気代は上がりやすいです。最近はリモートワークが増えましたが、自宅で仕事をすればパソコンや照明器具など電化製品の使用が増えます。

詳しい節約方法は後述しますが、在宅時間が長い方は日中はカーテンを開けて照明を点けない、エアコンの運転モードを「弱」にするなど、電力の消費量を抑えるといいでしょう。

 

④契約アンペア数が高い

4つ目が契約アンペア数が高すぎることです。北海道電力、東北電力、東京電力EP、北陸電力、中部電力ミライズ、九州電力では、契約するアンペア数で基本料金が決まる「アンペア制」をとっています。

東京電力EPの基本料金を図にしたもの
(出典:東京電力「従量電灯B・C」)

上図を見ての通り、契約アンペアが大きくなるほど基本料金は高くなります。家庭によっては必要以上に高いアンペア数で契約しており、それが負担となっている場合もあるのです。

 

⑤契約中の電力会社や料金プランが合っていない

5つ目が、契約中の電力会社や料金プランが合っていないケースです。例えば4人家族なのに単身向け電力プランを契約していると電気代は割高になってしまいます。

さらに電力会社の値上げに気づかず、高い電気プランを契約したままになっている場合も要注意です。

2023年6月より大手電力会社は電気代を大幅に値上げしています。プラン内容によっては44〜46%近く値上がりしているケースもあります。

上図のように、2023年6月より大手電力会社は電気代を大幅に値上げしています。プラン内容によっては44〜46%近く値上がりしているケースもあります。

新電力の中にも大手に便乗して値上げしているケースがあるため、気づかないうちに高い電気代を払っている可能性があるのです。また、新電力であっても電気代の単価が高く、損している場合があるため、この点も注意すべきでしょう。

関連記事:【2024年最新】電気代を値上げする電力会社一覧!電気料金はどれくらい高くなる?
関連記事:【2024年最新】今後も電気代は値上げする?高い原因と予測、法人・家庭でできる電気代削減方法を徹底解説!

 

 

電気代を安くするには?おすすめの節約術を紹介

ここまで電気代が高い場合の原因を説明してきました。それでは、最後に電気代を安くする5つの方法を紹介していきます。

電気代を安くする方法①:契約アンペア数を見直す

1つ目の方法が契約アンペア数の見直しです。先述した「アンペア制」で基本料金が決まる電力会社の場合、アンペア数を下げることで基本料金を安くできます。

アンペア制の場合、基本料金はアンペア数に比例して上がっていく場合が多いです。東京電力EPで考えると、60Aから30Aにすると基本料金は半額になります。

契約中の電力会社がアンペア制の方は、ぜひ検討をおすすめします。

アンペア数の落としすぎには要注意

アンペア数を落とせば電気代は安くなりますが、あまりにも下げすぎるとブレーカーが落ちやすくなるため注意しましょう。さらにアンペア数は一旦変更すると1年間固定の場合があります。

家電ごとの一般的なアンペア数をまとめたものです。同時に使用することが多い家電のアンペア数を把握し、余裕のあるアンペア数に変えることをおすすめします。

上図は家電ごとの一般的なアンペア数をまとめたものです。同時に使用することが多い家電のアンペア数を把握し、余裕のあるアンペア数に変えることをおすすめします。

例えば合計アンペア数が26Aの場合、30Aで契約するとブレーカーが落ちることはありません。

 

電気代を安くする方法②:支払い方法を変える

2つ目が支払い方法の変更です。電力会社によっては口座振替にすることで年間の電気代が数百円下がるケースがあります。

しかし、クレジットカードやキャッシュレス決済の方がポイント還元率が高い場合もあるので注意しましょう。どうしても電気代を下げたい方は、一度比較することをおすすめします。

 

電気代を安くする方法③:節電を徹底して行う

3つ目が節電の徹底です。当然ながら、電気使用量が減れば電気代は安くなります。ここでは、特に使用頻度の高い家電の節約方法を解説していきます。

エアコン(冷房・暖房)の節電方法とは?

全体の使用電力の約14.7%と、電気代に占める割合が最も多いエアコン。以下の方法で、エアコンの電気代を下げられます。

  • 夏の場合、冷房を1度あげる ⇨ 約13%の節電
  • 冬の場合、暖房を1度下げる ⇨ 約10%の節電

環境省によるとエアコンの適温は、夏が28度で冬が20度です。また、エアコンはオンオフのタイミングでも多くの電気を使うため、冬場などはつけっぱなしにしたほうがお得な場合があります。

さらにエアコンはフィルター掃除も重要です。ダイキンの調査によると、3年分のホコリが溜まったフィルターを洗って使用した結果、消費電力量が洗浄前より半減したことが明らかになっています。月に一度はフィルターの掃除をおすすめします。

冷蔵庫の節電方法とは?

電化製品には節電方法がある。4人家族の電気代は正しく節電することで安くできる。

電気代の約14.2%と、エアコンの次に多くの割合を占めるのが冷蔵庫です。白物家電メーカーの団体であるJEMA(日本電機工業会)によると、冷蔵庫は以下の方法で電気代を安くできます。

・冷蔵庫の開閉回数を減らす ⇨ 約12%の節電
・冷蔵庫の開閉時間を減らす ⇨ 約5%の節電
・冷蔵庫を壁から少し離す ⇨ 約5%の節電

また「冷蔵庫を壁から少し離す」「直射日光が当たらない場所に置く」「食品を冷ましてから入れる」「冷蔵庫内は7割程度しか詰めない」ことで、エネルギー消費をさらに効率化できます。

照明機器の節電方法とは?

生活する上で欠かせない照明機器。家庭の電気料金の約13.5%を占めますが、照明機器も節電によって電気代を大幅に安くできます。

  • 蛍光灯や白熱電球からLEDに変える ⇨ 約80%の節電
  • こまめに電源をオフにする ⇨ 約5%の節電

電気をつけっぱなしにしない、こまめに電気をオフにするのも大切ですが、それよりも照明をLEDに変える方が効果的です。LEDは寿命も長く、最近は安価なものも増えているため、電球代の節約にもなります。

 

テレビの節電方法とは?

家庭における電力消費量の約10%を占めるテレビ。つけっぱなしや「ながら見」をやめるだけで約2%の節電効果が期待できます。画面を少し暗くするのも効果的です。

また長期間自宅を留守にする場合は、テレビの主電源をオフにするかコンセントを抜くことで節電になります。しかしコンセントを抜くと予約録画ができない場合もあるので要注意です。

 

洗濯機・洗濯乾燥機の節電方法とは?

洗濯機や洗濯乾燥機も消費電力が大きいです。例えばPanasonic社のドラム式洗濯乾燥機を毎日使用すると、月々2,370円もかかってしまいます。

それでも毎日洗濯する必要があるなら、すすぎを2回から1回に減らしましょう。実はこれだけで年間の電気代が約17.5%、約5,000円も安くなります。糸くずフィルターをこまめに掃除すれば、さらに効果的です。

 

電気代を安くする方法④:省エネ家電に買い替える

電気代を下げる4つ目の方法が家電の買い替えです。環境省によると、電化製品は年々省エネ性能が上がっていることがわかっています。

例えば、2019年製の冷蔵庫は、2009年のものと比較すると年間消費電力量を約40〜47%もカットできます。エアコンはこの10年間で約17%も節電でき、テレビは約42%も節電できるようになりました。

家電の買い替えはコストが発生しますが、東京都世田谷区や愛知県一宮市など、自治体によっては省エネ家電の買替に活用できる補助金制度を実施しているケースもあります。

環境省の比較サイトでは、実際に家電を買い替えた場合にどれだけ電気代を安くできるのか、製品ごとに調べることができます。買い替えを検討中の方は活用するといいでしょう。

 

電気代を安くする方法⑤:電力会社を切り替える

ここまで電気代を安くする方法を4つ解説してきました。最後に紹介するのが、電気代を安くするために最も効果的な方法である「電力会社の切り替え」です。

これまでに述べた節約方法でも電気代は安くできます。しかし電気の使用量を減らすよりも「電気代の単価を下げる」方が、電気代を下げるにははるかに効果的です。

2016年の電力自由化により、家庭の電気は新興の電力会社である「新電力」とも契約ができるようになりました。「大手電力会社=安心」というイメージがあるかもしれませんが、大手は大幅な赤字となっており、電気代は高くなっています。

新電力の中には、大手電力より電気代が安く、しかも倒産リスクが低い企業は数多く存在します。大手電力会社と契約中の方は、電力会社の切り替えを検討するといいでしょう。

関連記事:【図解】新電力とは?仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説!

関連記事:【2024年】電力会社の選び方とは?会社選びの注意点と電気代を安くする方法をわかりやすく解説!

 

 

<大手電力会社より最大28%も安い>
しろくまプランなら大幅に家庭の電気代が下がる可能性がある

ここまで電気代を下げる方法を解説し、最も効果的な方法は「電力会社を切り替えて電気代の単価を下げること」だと説明しました。

そこで電気代を安くしたい方におすすめなのが、しろくま電力が家庭・小規模法人向けに提供する「しろくまプラン」です。しろくまプランの主なメリットとして以下の2点があります。

①電気料金が大手電力会社の値上げ後より最大3割も安い
②還付金制度があるので、電気料金の急激な上昇を防げる

それぞれのメリットについて説明していきます。

しろくまプランのメリット①:電気料金が大手電力会社の値上げ後よりも安い

1点目が、大手電力会社の値上げ後より、電気料金が最大で3割も安くなる点です。「しろくまプラン」は、電気料金の業界最安値を実現すべく、単価を安く設定しています。

4人世帯の場合の、大手電力との電気料金を比較した図です。「しろくまプラン」の電気料金は大手電力の値上げ前よりも安く、便乗値上げも実施しないため、場合によっては約3割も電気代を安くできるのです。

上図は4人世帯の場合の、大手電力との電気料金を比較した図です。

先述したように、大手電力会社は2023年6月より電気料金を大幅に値上げしました。

一方、「しろくまプラン」の電気料金は大手電力の値上げ前よりも安く、便乗値上げも実施しないため、場合によっては約3割も電気代を安くできるのです。

しかし「電気代が大幅に安くなる」と言われても、信じられない方も多いのではないでしょうか。なぜ「しろくまプラン」は大手電力よりも安いのか?その理由は電気料金の内訳にあります。

双方のプランを比較した図です。しろくまプランは大手よりも基本料金と電力量料金を安く設定しています(再エネ賦課金の単価は国が定めるため、全ての電力会社で同じです)。また燃料費調整額とは異なり、電源調達調整費を含んでいます。

上図は双方のプランを比較した図です。まず「しろくまプラン」は大手よりも基本料金と電力量料金を安く設定しています(再エネ賦課金の単価は国が定めるため、全ての電力会社で同じです)。

また東京電力の燃料費調整額としろくま電力の電源調達調整費を比較してみましょう。

2023年5月度における東京電力の燃料費調整額が5.13円(政府の7円/kWhの補助金を除いた場合)なのに対し、しろくま電力の電源調達調整費は、政府の補助金を含んでいない状態で1.95円です。

このように大手電力会社よりもお手頃な料金設定にしているため、「しろくまプラン」にすれば電気代を安くできるのです。

しろくまプランのメリット②:還付金制度があるので、電気料金の急激な上昇を防げる

2つ目のメリットが、電気料金高騰時に還付金を適用するため、電気料金の急激な上昇を防げる点です。

電源調整調達費は、燃料費ではなく、JEPXの市場価格をもとに決まります。市場価格が平均よりも高いと電源調整調達費はプラスになりますが、平均より安いとマイナスになることもあります。

通常、プラスの場合は電力会社は電気料金にプラス分を上乗せし、マイナスの場合はマイナス分を値下げして請求するのが一般的です。しかしそうすると、電気料金の上下の幅が大きくなってしまいます。

「しろくまプラン」では、電源調整調達費の高騰に備えて高騰準備金を確保。これにより、急激な電気代高騰を防ぐことができる。

そこで「しろくまプラン」では、電源調整調達費がマイナスの場合、上図の①のようにマイナス分を「料金高騰準備金」として蓄えます。

そして③のように市場価格が高騰した際、①で貯めたお金を還付金として充てることで、電気料金の急激な上昇を防ぎます。これによって、電気料金の激しい浮き沈みを抑えることができ、「しろくまプラン」なら、年間を通して電気料金を安く抑えられるのです。

また「しろくまプラン」の電気は、発電の際にCO2を出さない「実質再生可能エネルギー(※)」です。ただ安いだけでなく、電気を切り替えるだけで環境改善にも貢献できます。

「電気料金を安くしたい」とお考えの方は、「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーよりお申し込みください。お申し込みに際して、現在の電力会社との解約など、面倒な手続きは一切ありません。

 

 

番外編①:4人家族の光熱費の平均額は?

この記事では4人家族の電気代を紹介し、電気代を安くする方法を解説してきました。ここからは番外編として、追加で知っておきたい情報を紹介していきます。

まず4人家族の光熱費の平均額を見ていきましょう。

4人家族の光熱費の平均額を図にしたもの。電気代だけでなく、他の光熱費も2022年に入って値上がりが続いている。
(出典:総務省統計局「家計調査(2022年)都市階級・地方・都道府県庁所在市別」)

この記事では燃料費高騰によって電気代が上がっていることを説明してきました。同じ原因で、ガス代や灯油代も値上がりしています。これらの光熱費を安くする方法はあるのでしょうか?

 

番外編②:4人家族の光熱費を安くする方法とは?

この記事では電気代を安くする方法をご紹介しましたが、ガス代や水道代を安くする方法もあります。ここからはそれぞれの節約方法をご紹介します。

 

4人家族のガス代を安くする方法とは?

まずガス代を安くする方法として、以下の4つが挙げられます。

①都市ガスの物件に住む
②節約を意識した入浴を心がける
③調理中の火力を中火にする
④ガス会社を見直す

①について、ガスには都市ガスとプロパンガスの2つがあり、プロパンガスは都市ガスよりもガス代が2倍近く高いです。ガス代を安くしたい方は都市ガスの物件に住むことをおすすめします。

次に②について、お風呂は多くのガスを消費します。「浴槽のお湯を少なめにする」「お風呂の設定温度を下げる」「間隔を空けずに入浴して追い焚きを減らす」といった取り組みで、ガス代を安くできます。

③では、調理の際にフライパンや鍋からはみ出た炎は全てムダなものです。強火でなく中火を心がけ、煮込み料理は圧力鍋を使うことでガス代を安くできます。④は電力会社の変更と同じです。ガス会社を単価の安い会社にすることで、ガス代を下げることができます。

 

4人家族の水道代を安くする方法とは?

次に水道代を安くする方法をご紹介します。水道代の主な節約方法は以下の3つです。

①水をこまめに止める習慣を身につける
②洗濯物をまとめて洗う
③節水グッズを使用する

①について、食器洗いの際に5分間水を出しっぱなしにした場合の水の使用量は60リットルになると言われています。止める習慣を身につけるだけで、水道代を下げることができます。

②のように洗濯物をまとめて洗うことも効果的です。容量が6kgの洗濯機の場合、4割の量で2回洗うのと8割の量で1回洗うのでは、後者の方が年間の水道代が約4,360円安くなると言われています。

③では、水の勢いそのままに使用量だけを抑えられる「節水シャワーヘッド」やトイレタンクに設置する「節水器」、蛇口に装着する「節水コマ」を設置すれば水道代を安くできます。

電気代だけでなく、ガス代や水道代を安く抑えたい方はぜひ上記の取り組みを試してみてください。

 

番外編③:さまざまな視点から見た4人家族の電気代平均額とは?

この記事では「年度別」「月別」「季節別」に電気代の平均額を紹介しました。それ以外にも「どんな家に住んでいるか?」によって電気代の平均額が変わるため、興味のある方は参考にしてください。

 

住居別(一戸建て・マンション)の4人家族の電気代平均額はいくら?

4人家族における、一軒家と集合住宅の電気代を比較したもの。戸建ての方が集合住宅よりも床面積が広く、部屋数が多い傾向にあるため電気代が高くなりやすい。
(出典:地域計画建築研究所「東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 報告書」)

上図は4人家族の戸建てと集合住宅(マンションやアパートなど)の電気代平均額を比較したものです。戸建てと集合住宅では、平均額が2,000円近く違うことがわかります。

これは戸建ての方が集合住宅よりも床面積が広く、部屋数が多い傾向にあるからです。部屋が広く、数が多いとそれだけ電化製品の稼働が増えるため、戸建ての方が電気代が高くなりやすい傾向にあります。

 

オール電化の場合の電気代平均額はいくら?

戸建てや集合住宅だけでなく、オール電化かそうでないかも電気代に影響します。

オール電化住宅と電気・ガスの併用住宅の電気代を比較したもの。オール電化住宅の方が、電気とガスを併用するよりも電気代が高い。
(出典:関西電力「オール電化世帯人数別の電気代平均額」)

上図はオール電化住宅と電気・ガスの併用住宅の電気代を比較したものです。オール電化住宅の方が、電気とガスを併用するよりも電気代が高いことがわかります。

これはオール電化住宅は家庭内のエネルギーを電気で賄うため、ガス代分の光熱費も電気代に含まれるからです。オール電化の方は、夜間の安い電気を使ってお湯を沸かすエコキュートなどを活用すれば、さらに電気代を安くできます。


しろくま電力では「物価上昇に悩むご家庭の負担を軽くしたい」との思いから、大手と同じ電気を大手よりも安く提供しています。「電気代を今よりも安くしたい」とお考えの方は、ぜひこの機会に大手よりも電気代の単価が安い「しろくまプラン」への切り替えをご検討ください。

お申し込みは「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーより簡単に行うことができます。現在の電力会社との解約など、面倒な手続きは一切ありません。