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kWh(キロワットアワー)とは?kWとの違いや電気代の計算方法、節約術をわかりやすく解説!

kWh(キロワットアワー)とは?kWとの違いや電気代の計算方法、節約術をわかりやすく解説!

kWh(キロワットアワー)とは、一定の時間に使った電気の量(消費電力量)を表す単位のことです。「消費電力(kW)× 使用時間(h)」の計算式で求められ、毎月届く電気料金の請求書にも「電気使用量」として記載されています。1kWhあたりの電気代の目安は約31円ですが、実際の電力量料金単価は電力会社や料金プランによって異なるため、検針票で自分の単価を確認しておくとよいでしょう。

本記事では、kWhの意味やkWとの違いをわかりやすく解説します。電気代の計算方法から家電ごとの消費電力量の比較、節約術まで幅広くご紹介するので、電気代を見直すきっかけとしてぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること

・kWh(キロワットアワー)の意味と、kW・A・Vとの違い
・1kWhあたりの電気代の目安と、電気料金の計算方法
・kWhの多い家電と、消費電力量ごとの電気代の早見表
・kWhの多い家電の電気代を節約する5つの方法

 

 

 

kWh(キロワットアワー)は「使った電気の量」を表す単位

kWh(キロワットアワー)は「使った電気の量」を表す単位

結論をまとめると!

・kWh(キロワットアワー)とは、一定の時間に使った電気の量を表す単位のこと
・kWhは「消費電力(kW)× 使用時間(h)」の計算式で求められる

kWh(キロワットアワー)とは、一定の時間に使った電気の量を表す単位のことです。たとえるなら、蛇口から出た水をバケツに貯めたときの「水の総量」にあたります。蛇口を開けっぱなしにするほど、そして長い時間流し続けるほどバケツにたまる水の量が増えていくのと同じです。

kWh(キロワットアワー)は以下の計算式で求められます。

kWh(キロワットアワー)= 消費電力(kW)× 使用時間(h)

毎月届く電気料金の請求書や検針票にも、電気の使用量を示す数値としてkWhが記載されています。このkWhの数値が大きいほど、毎月の電気代も高くなる仕組みです。

関連記事:電気代をkWhから計算する方法とは?計算式や家電別の計算例をわかりやすく解説

 

 

kWとkWhの違いは「瞬間の大きさ」か「使った総量」か

kWとkWhの違いは「瞬間の大きさ」か「使った総量」か

結論をまとめると!

・kW(キロワット)は「電気を使う瞬間の大きさ」を表す単位
・kWh(キロワットアワー)は「一定の時間に使った電気の総量」を表す単位

kW(キロワット)は、ある瞬間にどれくらいの電気を使っているかを表す単位です。水道にたとえるなら、蛇口から出る水の「勢い」にあたります。一方のkWh(キロワットアワー)は、その勢いで一定時間流し続けたときにバケツにたまった水の「総量」をイメージするとわかりやすいでしょう。

kWhは「kWをどれぐらいの時間使用したか」を表しており、計算式にすると次のようになります。

kWh(キロワットアワー)= kW(キロワット)× 使用時間(h)

たとえば、消費電力1kWのドライヤーを2時間使った場合の計算式は以下のようになります。

1kW × 2時間 = 2kWh

毎月の電気料金はこの「kWh(使った電気の総量)」をもとに計算されるため、kWhを理解しておくことが電気代の節約にもつながります。

関連記事:【最新】消費電力の計算方法をわかりやすく解説!電気代の求め方や節約方法も紹介
関連記事:消費電力(W)とは?消費電力量・定格消費電力との違いや計算方法、電気代の節約術を解説!

 

 

A(アンペア)は「流れる電気の量」、V(ボルト)は「電気を押す力」

A(アンペア)は「流れる電気の量」、V(ボルト)は「電気を押す力」

結論をまとめると!

・A(アンペア)は電気の流れる量を表す単位で、水道でいう「水の量」にあたる
・V(ボルト)は電気を押し出す力を表す単位で、水道でいう「水圧」にあたる

電気に関する単位は、kWh(キロワットアワー)やkW(キロワット)以外にも、A(アンペア)やV(ボルト)などがあります。A(アンペア)は電気の流れる量を表す単位で、水道にたとえるなら「水道管を流れる水の量」にあたります。

家庭の電気の契約で見かける「30A」「40A」などの契約アンペア数は、同時に使える電気の上限です。一方、V(ボルト)は電気を押し出す力を表す単位で、「蛇口の水圧」をイメージするとわかりやすいでしょう。

kWh・kW・A・Vの関係を整理すると以下のようになります。

単位

意味

水道にたとえると

kWh(キロワットアワー)

使った電気の総量

バケツにたまった水の量

kW(キロワット)

瞬間的に使う電気の大きさ

蛇口から出る水の勢い

A(アンペア)

電気が流れる量

水道管を流れる水の量

V(ボルト)

電気を押し出す力

蛇口の水圧

上図は、電気に関するおもな単位をまとめたものです。それぞれの関係は以下の計算式で表されます。

W・kW(ワット・キロワット)= A(アンペア)× V(ボルト)

日本の家庭用の電圧は100Vが一般的です。たとえば10Aの電流が流れた場合は「10A × 100V = 1,000W(1kW)」になります。

関連記事:電力(W)の求め方とは?計算式や電気代の算出方法、節約術をわかりやすく解説!
関連記事:アンペアとは?基礎知識と適切な契約数、電気代の節約方法をわかりやすく解説!

 

 

1kWhあたりの電気代の目安は約31円

1kWhあたりの電気代の目安は約31円

結論をまとめると!

・1kWhあたりの電気代の目安は約31円
・実際の電力量料金単価は電力会社や料金プランによって異なる

公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める「電気料金の目安単価」では、1kWhあたりの電気代は31円とされています。家電のカタログや量販店で見かける「年間電気代」の計算にもこの単価が使われているため、ひとつの基準として覚えておくと便利です。

ただし、実際の電力量料金単価は電力会社や料金プランによって異なり、25円台から40円台まで幅があります。ご自身の契約中の電力量料金単価は検針票や電力会社のマイページで確認できるので、一度チェックしてみるとよいでしょう。

関連記事:【2026年最新】1kWhあたりの電気代はいくら?電気代の計算方法や節約術まで徹底解説!

 

 

kWhを使って毎月の電気代を計算してみよう

kWhを使って毎月の電気代を計算してみよう

結論をまとめると!

・電気代の基本の計算式は「消費電力量(kWh)× 電力量料金単価(円/kWh)」
・大手電力会社の従量電灯プランでは、使った量が増えるほど単価が高くなる三段階料金が採用されている

kWhの意味と1kWhあたりの目安単価がわかったところで、実際に電気代を計算してみましょう。計算式はシンプルなので、一度覚えてしまえば自分の家の電気代もすぐに計算できるようになります。

関連記事:電気代の計算方法をわかりやすく解説!電気料金を安くする方法も紹介

 

電気代の基本の計算式は「kWh × 電力量料金単価」

基本的な電気代の計算式は以下のとおりです。

電気代=消費電力量(kWh)× 電力量料金単価(円/kWh)

たとえば、ひと月に100kWhの電気を使い、電力量料金単価がkWhあたり31円の場合の計算式は、以下のようになります。

100kWh × 31円 = 3,100円

さらに身近な家電を例に考えてみましょう。消費電力1,000W(1kW)のドライヤーを毎日10分使った場合、1日のドライヤーの消費電力量は「1kW × 約0.17時間 = 約0.17kWh」です。

1日約0.17kWhの使用を1か月間(30日)続けると、「約0.17kWh × 30日 = 約5.1kWh」になります。これをもとに1か月の電気代を計算すると、以下のようになります。

5.1kWh × 31円 = 約158円

消費電力1,000W(1kW)のドライヤーを毎日10分使った場合の1か月間の電気代は、約158円であることがわかりました。このように消費電力から電気代を計算できるようになると、ふだん使っている家電の電気代も簡単に算出できます。

関連記事:1,200Wの電化製品の電気代はいくらぐらい?家電別の電気代や節約術も解説!
関連記事:1,000Wの電化製品の電気代はいくらぐらい?おもな家電の電気代や節約術も解説!

 

大手電力会社の従量電灯では使うほど単価が高くなる

次に、大手電力会社の従量電灯プランで採用されている「三段階料金」の仕組みをみていきましょう。この単価設定は、とくに「従量電灯B」といった一般的な家庭向け電気料金プランで採用されています。

使用電力量

電力量料金単価

最初の120kWhまで

29円80銭

120kWh〜300kWh

36円40銭

300kWh以上

40円49銭

※参考:東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」

上図は、東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」の電力量料金単価をまとめたものです。使用電力量の最初の120kWhまでは1kWhあたり29円80銭、120kWh〜300kWhのあいだは36円40銭、300kWh以上だと40円49銭になります。

使った電気の量が増えるほど単価が高くなる仕組みで、たくさん電気を使う家庭ほど電気代が上がりやすくなるのです。省エネを心がけて使用量を第一段階(120kWhまで)の範囲に近づけるほど、安い単価が適用される割合が増えるでしょう。

関連記事:従量電灯とは?プランごとの電気料金の仕組みや計算方法、節約術をわかりやすく解説

 

 

毎月の電気料金はどうやって決まる?4つの構成要素

毎月の電気料金はどうやって決まる?4つの構成要素

結論をまとめると!

・毎月の電気料金は「基本料金」「電力量料金」「燃料費調整額」「再エネ賦課金」の4つで成り立っている

毎月の電気料金がどのように決まるのか、計算式を確認しておきましょう。

トータルの電気料金 = 基本料金 + 電力量料金 + 燃料費調整額 + 再エネ賦課金

毎月のトータルの電気料金は、「基本料金」「電力量料金」「燃料費調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の4つの要素で構成されています。ここまで解説した「kWhからの電気代の計算式」は電力量料金に該当し、ここに残りの3つの要素を加算することで最終的な電気料金が決定するのです。

ここからは、4つの要素を順番にみていきましょう。

 

①基本料金は電気を使わなくても毎月かかる固定費

基本料金とは、電気をまったく使わなかった月でも毎月かかる固定費のことです。金額は契約しているアンペア数やプランによって決まります。たとえば東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bでは、30Aの契約で月額約935円です。

契約アンペア数が大きいほど同時に使える電気の量が増えますが、そのぶん基本料金も高くなります。家族が減ったり省エネ家電に買い替えたりして以前ほど電気を使わなくなった方は、契約アンペア数を見直すことで基本料金を抑えられる可能性があるでしょう。

関連記事:電気代の基本料金とは?仕組みと種類、電気料金を安くする方法をわかりやすく解説
関連記事:契約アンペアは変更すべき?変更方法やメリットをわかりやすく解説!
関連記事:一人暮らしに最適なアンペア数(A)とは?見極め方や注意点、電気代を安くする方法をわかりやすく解説!

 

②電力量料金は使った分だけかかる料金

電力量料金とは、実際に使った電気の量(kWh)に応じてかかる料金のことです。前述したとおり、「消費電力量(kWh)× 電力量料金単価」で計算されます。

毎月の電気代のなかでもっとも大きな割合を占めるのがこの電力量料金です。電気を使うほど金額が上がるため、ふだんの使い方を見直すことで節約の効果が出やすい部分でもあります。

 

③燃料費調整額は燃料の価格で変わる

電気を作るためには、石油・石炭・天然ガスといった燃料が必要です。これらの燃料の価格は世界的な情勢によって常に変動しており、その変動を毎月の電気代に反映させる仕組みが「燃料費調整額」です。

燃料の価格が上がれば電気代にプラス、下がればマイナスとして反映されます。大手電力会社の従量電灯プランでは「燃料費調整額」、新電力では「電源調達調整費」など名称はさまざまですが、どちらも燃料や電力の仕入れ価格の変動を電気代に反映させる仕組みです。

関連記事:【図解】電気代を左右する燃料費調整額とは?仕組みや今後の見通し、安くする方法をわかりやすく解説 
関連記事:電源調達調整費とは?独自燃調の仕組みと特徴をわかりやすく解説

 

④再エネ賦課金は再生可能エネルギーを増やすための負担金

太陽光発電や風力発電といった再生可能エネルギーの設備をつくったり維持したりするには、たくさんのお金がかかります。そこで国は、太陽光や風力で作った電気を決まった価格で買い取ることを約束する「FIT制度(固定価格買取制度)」をつくりました。

この買取にかかる費用の一部を、電気を使うすべての人で負担しているのが「再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)」です。制度がスタートした2012年は1kWhあたり0.22円でしたが、2026年度は1kWhあたり4.18円と、約19倍に上がっています。

再エネ賦課金は電力会社や契約プランに関係なく全国一律の単価で、使った電気の量(kWh)に応じて毎月の電気代に加算される仕組みです。

関連記事:【2026年最新】電気代の再エネ賦課金とは?単価の推移、値上げの理由と今後の予想をわかりやすく解説!

 

 

 

kWhの多い家電はどれ?消費電力量と電気代の早見表

kWhの多い家電はどれ?消費電力量と電気代の早見表

結論をまとめると!

・kWhがもっとも多い家電はエアコン(暖房)で、1か月あたりの電気代の目安は約5,208円
・消費電力が大きくても、使用時間が短ければkWhは小さくなる

ここからは、ふだん使っている家電のなかで、どの家電がどれくらいの電気を使っているのか、kWhに換算した早見表で確認してみましょう。

電化製品

消費電力

1日の使用時間

1日あたりのkWh

1か月あたりの電気代

エアコン

(暖房)

約700W

約8時間

約5.6kWh

約5,208円

電気ストーブ

約800W

約3時間

約2.4kWh

約2,232円

洗濯乾燥機

約1,500W

約1.5時間

約2.25kWh

約2,093円

こたつ

約300W

約6時間

約1.8kWh

約1,674円

電気ポット

(保温含む)

約30〜1,200W

約24時間

約1.0kWh

約930円

冷蔵庫

1日あたり約0.5~1.0kWh

24時間

約0.8kWh

約744円

液晶テレビ

約60W

約3時間

約0.18kWh

約167円

掃除機

約800W

約15分

約0.2kWh

約186円

電子レンジ

約1,000W

約10分

約0.17kWh

約158円

ドライヤー

約1,000W

約8分

約0.13kWh

約121円

アイロン

約1,000W

約5分

約0.08kWh

約74円

※電気代は31円/kWhで計算

上図は、おもな家電の消費電力量(kWh)と1か月あたりの電気代の目安をまとめたものです。kWhがもっとも多いのはエアコン(暖房)で、1か月あたりの電気代の目安は約5,208円となっています。

一方で、消費電力が大きいドライヤー(約1,000W)やアイロン(約1,000W)は、1回あたりの使用時間が短いためkWhは小さくなります。電気代に大きく影響するのは「消費電力の大きさ」だけではなく、「使う時間の長さ」もセットで考えることが大切です。

関連記事:【2026年最新】電気代が高い家電ランキング!年間電気代の目安と節約のポイントをわかりやすく解説

 

 

うちのkWhは平均より多い?世帯人数別の電気使用量の目安

うちのkWhは平均より多い?世帯人数別の電気使用量の目安

結論をまとめると!

・戸建住宅の月間kWhの平均は、1人世帯で約234kWh、4人世帯以上で約398kWh
・集合住宅は戸建より月50〜100kWhほど少ない傾向がある

ここまで、おもな家電のkWh(消費電力量)はどれぐらいなのかご紹介しました。では、ご自宅のkWh(消費電力量)は平均と比べてどれぐらいなのでしょうか?

ここからは、世帯人数別の電気使用量を解説します。住宅のタイプによってkWhの平均は大きく異なるため、戸建住宅と集合住宅に分けてみていきましょう。

関連記事:【2026年最新】4人家族の電気代平均は約14,000円!季節別・地域別の目安と節約方法を解説
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戸建住宅の平均は月約234〜398kWh

まずは、戸建住宅の世帯人数別の月間kWhの平均をみていきましょう。

世帯人数

月間kWh(平均)

月間電気代(目安)

1人世帯

約234kWh

約7,254円

2人世帯

約294kWh

約9,114円

3人世帯

約355kWh

約11,005円

4人世帯以上

約398kWh

約12,338円

※参考:東京都環境局「家庭の省エネハンドブック2026」
※電気代は31円/kWhで算出

上図は、戸建住宅における世帯人数別の月間kWhの平均をまとめたものです。1人世帯と4人世帯以上では月間kWhに約164kWhの差があり、世帯人数が増えるほどkWhも増える傾向にあります。

戸建住宅は部屋数が多く、複数の部屋でエアコンや照明を使う機会が増えるため、集合住宅よりもkWhが大きくなりやすいようです。kWhが平均より大幅に多い場合は、このあとご紹介するポイントを参考に、原因を確認してみるとよいでしょう。

関連記事:一般家庭の電気使用量の平均はどれぐらい?使用量が多くなる原因や電気代の節約方法も解説!
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集合住宅は戸建より月50〜100kWhほど少ない

続いて、集合住宅の世帯人数別の月間kWhの平均をみていきましょう。

世帯人数

月間kWh(平均)

月間電気代(目安)

1人世帯

約157kWh

約4,867円

2人世帯

約248kWh

約7,688円

3人世帯

約293kWh

約9,083円

4人世帯以上

約298kWh

約9,223円

※参考:東京都環境局「家庭の省エネハンドブック2026」
※電気代は31円/kWhで算出

上図は、集合住宅における世帯人数別の月間kWhの平均をまとめたものです。同じ世帯人数でも、戸建住宅と比べて月50〜100kWhほど少ない傾向がみられます。

集合住宅は部屋数や床面積が戸建よりコンパクトなため、冷暖房の効率がよくkWhを抑えやすいのがおもな理由です。ただし、オール電化の場合はガスを使わないぶんkWhが増えるため、単純に「平均より多い=使いすぎ」とは限りません。自分の家がオール電化かどうかもあわせて確認してみてください。

 

 

kWhが急に増えたときに確認したい3つのポイント

kWhが急に増えたときに確認したい3つのポイント

結論をまとめると!

・kWhが急に増えた原因は「季節の変化」「家電の追加や使い方」「家電の劣化」の3つに絞られることが多い

「先月より検針票のkWhがぐっと増えた」というとき、むやみに節電を始めるよりも、まず原因を把握することが大切です。ここからは、kWhが急に増えたときの原因をみていきましょう。

関連記事:【2026年最新】電気代が高い8つの原因とは?調べ方や世帯別の平均額、対処法をわかりやすく解説!

 

①季節の変わり目でエアコンの稼働時間が増えていないか

kWhが急に増えるもっとも多い原因は、季節の変わり目によるエアコンの使用量の増加です。どれくらいの差が出るのか、集合住宅・1人世帯の月ごとのkWhをみてみましょう。

月

月間kWh(平均)

月間電気代(目安)

1月

174kWh

約5,394円

3月

161kWh

約4,991円

5月

123kWh

約3,813円

7月

165kWh

約5,115円

9月

188kWh

約5,828円

11月

131kWh

約4,061円

※参考:東京都環境局「家庭の省エネハンドブック2026」
※電気代は31円/kWhで算出

上図のとおり、もっとも多い9月(188kWh)ともっとも少ない5月(123kWh)では約65kWhの差があり、電気代にすると約2,000円の開きになります。冷暖房をほとんど使わない春先と、冷房をフル稼働させる夏場では、これだけkWhに差が出るということです。

もしkWhが増えたと感じたら、まずは「去年の同じ月の消費電力量」と比べてみましょう。同じくらいの数値であれば、季節的な増加として問題ないケースがほとんどです。

関連記事:冬の電気代の平均はいくら?高くなる理由や節約方法をわかりやすく解説!
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関連記事:春の電気代の平均はいくら?高くなる原因とすぐにできる節約方法をわかりやすく解説!

 

②家電の追加や使い方の変化で消費電力が増えていないか

次に、生活の変化がないか振り返ってみましょう。新しい家電を買い足した、在宅時間が増えた、家族が増えたなどの変化もkWhが増える原因になります。とくに消費電力の大きいエアコン・乾燥機・電気ストーブなどを新たに導入した場合は影響が大きくなりがちです。

テレワークなどで在宅時間が増えると、照明・パソコン・エアコンの稼働時間が長くなり、kWhも増えやすくなります。心当たりがある場合は、追加した家電や使い方の変化を振り返ってみるとよいでしょう。

 

③古い家電の劣化で効率が落ちていないか

季節にも生活にも変化がないのにkWhが増えている場合は、家電の経年劣化が影響しているかもしれません。とくにエアコンや冷蔵庫は10年以上使い続けると、内部部品の劣化によって消費電力が増えることがあります。

省エネ家電への買い替えは初期費用がかかりますが、長期的にはkWhの削減で電気代がおトクになる可能性が高いでしょう。「今の家電と最新型でどれくらい差が出るか」が気になる方は、環境省の「しんきゅうさん」で消費電力を比較してみるのもおすすめです。

関連記事:使ってないのに電気代が高い原因とは?調べ方や対処法を解説!

 

 

kWhの多い家電の電気代を節約する5つの方法

kWhの多い家電の電気代を節約する5つの方法

結論をまとめると!

kWhの多い家電の電気代を節約する効果的な方法は以下の5つ

①使わないときは電源をオフにする
②洗濯乾燥機はまとめ洗いで使用回数を減らす
③電気ストーブはエアコンが暖まるまでのスポット使いにする
④省エネ家電への買い替えで消費電力を大幅に抑える
⑤毎月の電力量(kWh)を検針票やアプリで確認する習慣をつける

ここからは、kWhの多い家電の電気代を節約する方法5つをみていきましょう。

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関連記事:【必見】絶対すべき節約術を紹介!やってはいけない節約方法も解説します

 

①使わないときは電源をオフにする

もっとも手軽にできる節約方法は、使っていない家電の電源をこまめにオフにすることです。テレビやパソコンなど、つけっぱなしになりがちな家電はとくに意識してみましょう。

また、コンセントを差したままにしていると待機電力が発生し、少しずつ電気を消費し続けます。使用頻度の低い家電はコンセントを抜くか、節電タップを活用するとさらに効果的です。

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②洗濯乾燥機はまとめ洗いで使用回数を減らす

洗濯乾燥機は1回あたりの消費電力量が約2.25kWhと大きい家電のひとつです。毎日少量ずつ回すよりも、ある程度まとめてから洗う方が1回あたりのkWhを抑えられます。

とくに乾燥機能は消費電力が大きいため、天気のよい日は自然乾燥と併用するのも効果的です。洗濯物をまとめる際は、洗濯機の容量の8割程度を目安にすると、洗浄力を保ちながら電気代も抑えやすくなります。

関連記事:ドラム式洗濯機の電気代はいくらぐらい?縦型洗濯機の電気代との比較や節約術も解説!
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③電気ストーブはエアコンが暖まるまでのスポット使いにする

電気ストーブは1か月あたりの電気代の目安が約2,232円と、kWhの多い家電のひとつです。部屋全体を長時間暖めるために使うと、さらに電気代がかさみやすくなります。

電気ストーブは「エアコンをつけてから部屋が暖まるまでの数分間」や「脱衣所やトイレなど狭い場所」でのスポット使いがおすすめです。部屋全体の暖房はエアコンに任せる方が、トータルのkWhを抑えやすくなるでしょう。

関連記事:電気ストーブの電気代は安い?他の暖房器具と比較し、節約方法を解説!

 

④省エネ家電への買い替えで消費電力を大幅に抑える

10年以上使っている家電は、最新の省エネ家電に買い替えることでkWhを大幅に抑えられる可能性があります。

参考:一般財団法人 家電製品協会「2026年度版スマートライフおすすめBOOK」

一般財団法人 家電製品協会の「2026年度版スマートライフおすすめBOOK」によると、10年前のエアコンや冷蔵庫と最新型では、年間の消費電力量に大きな差があるとされています。

家電の買い替えは初期費用はかかりますが、毎月のkWhが減ることで長期的にはもとが取れるケースも多いでしょう。買い替えを検討する際は、環境省の「しんきゅうさん」で今の家電との消費電力の差を確認してから判断するのがおすすめです。

 

⑤毎月の電力量(kWh)を検針票やアプリで確認する習慣をつける

電気代の節約を続けるうえで大切なのが、毎月のkWhを定期的にチェックする習慣です。自分の家のkWhを把握しておくと、「今月は使いすぎたかも」「先月より減ったな」と変化にすぐ気づけるようになります。

kWhの確認方法は、おもに以下の4つです。

  • 電力会社から届く検針票で確認する方法
  • 電力会社のWebサイトのマイページから確認する方法
  • 電力会社が提供する公式アプリから確認する方法
  • スマートメーターの計測データで30分ごとの使用量を確認する方法

どの方法でも毎月の使用量は確認できるので、自分にとって使いやすい方法を選んでみてください。

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電気代をもっと抑えたいなら電力量料金単価の安い電力会社への乗り換えが効果的

電気代をもっと抑えたいなら電力量料金単価の安い電力会社への乗り換えが効果的

結論をまとめると!

・電力量料金単価の安い電力会社に乗り換えれば、使い方を変えなくても家中の電気代を抑えられる

ここまで紹介してきた節約術は、どれも「電気を使う量(kWh)を減らす」アプローチでした。しかし、もうひとつ効果的な方法があります。それは「電力量料金単価そのものを下げる」ことです。

電力量料金単価は電力会社やプランによって異なるため、単価の安い電力会社に乗り換えるだけで、使い方を変えなくても家中の電気代を抑えることができます。なかには1kWhあたり25円台の料金プランもあるのです。

月300kWhを使う家庭であれば、電気料金単価が1kWhあたり31円から25円になるだけで、月に1,800円以上の差が生まれる可能性があるでしょう。電気代をいまよりもっと抑えたい方は、節電の工夫と合わせて、電力会社の見直しもぜひ検討してみてください。

関連記事:電力会社を乗り換える方法とは?切り替えの手順やメリット・デメリット、注意点をわかりやすく解説
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基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?

しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。

このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。

基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?

※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。

また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。

環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。

 

 

この記事内でよくある質問
kWhとは?
kWh(キロワットアワー)とは、一定の時間に使った電気の量(消費電力量)を表す単位のことです。「消費電力(kW)× 使用時間(h)」の計算式で求められ、たとえば消費電力1kWのドライヤーを2時間使った場合は2kWhになります。電力会社からの請求書にも「電気使用量」としてkWhで記載されており、この数値が大きいほど電気代も高くなる仕組みです。
1kWhあたりの電気代はいくら?
1kWhあたりの電気代の目安は約31円です。この金額は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価にもとづいています。ただし、実際の電力量料金単価は電力会社や料金プランによって異なり、25円台から40円台まで幅があります。自分の契約プランの単価は、検針票や電力会社のマイページで確認できます。
kWhの多い家電の電気代を節約するにはどうすればいい?
kWhの多い家電の電気代を節約するには、使わないときの電源オフ、洗濯乾燥機のまとめ洗い、電気ストーブのスポット使い、省エネ家電への買い替え、毎月のkWhを確認する習慣づけといった方法が効果的です。加えて、電力量料金単価の安い電力会社に乗り換えると、使い方を変えなくても家中の電気代を抑えられるため、節電の工夫とあわせて検討するとよいでしょう。