1,200Wの電化製品の電気代はいくらぐらい?家電別の電気代や節約術も解説!
電化製品のなかには、消費電力が1,200W前後のものがたくさんありますが、電気代はいくらぐらいかかるのでしょうか。1,200Wというと、比較的消費電力が大きいため、できれば上手に節約したいものです。
本記事では、1,200Wの電気代や、1,200W前後のおもな電化製品の種類とそれらの電気代の目安をご紹介します。電気代の節約方法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
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この記事を読んでわかること
・1,200Wの電化製品の電気代
・1,200Wの電化製品のおもな種類 ・1,200Wの電化製品の電気代の節約方法 |
1,200Wの電化製品の電気代はいくらぐらい?
結論をまとめると!
・1,200Wの電化製品の電気代は1時間約37.2円
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さっそく、1,200Wの電化製品の電気代がいくらぐらいになるのか確認してみましょう。
使用時間
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1日の電気代
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1か月(30日間)の電気代
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30分
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約18.6円
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約558円
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1時間
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約37.2円
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約1,116円
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12時間
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約446.6円
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約13,392円
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24時間
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約892.8円
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約26,784円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、1,200Wの電化製品の電気代を使用時間ごとに分けたものです。1日の使用時間が30分程度と短ければ、1か月間使用を続けても、電気代は約558円程度です。1時間の使用であれば、1か月間使い続けた場合の電気代は約1,116円でした。
1日12時間以上の使用が1か月間続くと、約13,392円以上となり高額であることがわかります。1,200Wの電化製品は消費電力も大きいため、長時間での使用はなるべく控えた方がよさそうです。
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消費電力が約1,200Wの電化製品の種類と電気代を解説!
結論をまとめると!
・1,200Wの電化製品には、セラミックファンヒーターやドライヤー、エアコンなどたくさんある
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ここまで、1,200Wの電化製品の電気代はいくらぐらいなのか解説しました。ここからは、1,200W前後で使えるおもな電化製品の種類や、それぞれの電化製品の電気代をご紹介します。
1,200W前後で使える電化製品には、おもに次のようなものがあります。
- ドライヤー
- セラミックファンヒーター
- エアコン
- 電子レンジ
- アイロン
- 掃除機
- 電気ケトル
- 洗濯乾燥機
など。
上記の電化製品は1,200W前後で使用できますが、使用状況や使用モードなどにより、1,200W未満で使えたり1,200W以上の消費電力がかかったりします。また、同じ電化製品でもモデルにより消費電力が異なるため、詳細は各製品の取扱説明書をご確認ください。
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1,200Wのドライヤーの電気代
ドライヤーの消費電力は風量により異なりますが、「強」モードだと1,200W程度のものが多いです。「弱」モードだと600W程度になり、「強」モードの半分の消費電力で使用可能です。また、「冷風」モードであれば35W程度と少ない消費電力で使えます。
使用時間
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1日あたりの電気代
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1か月(30日間の電気代)
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5分
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約3.1円
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約93円
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10分
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約6.2円
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約186円
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15分
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約9.3円
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約279円
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20分
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約12.4円
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約372円
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30分
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約18.6円
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約558円
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1時間
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約37.2円
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約1,116円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、ドライヤーの電気代を、使用時間ごとにまとめたものです。ドライヤーは1回の使用時間は短いですが、家族が多い場合はトータルの1日の使用時間が長くなります。
一人暮らしで髪も短い方の場合は、1回の使用時間が5分だと仮定すると、1か月の電気代は約93円です。1日1時間の使用を1か月間続けた場合の電気代は、約1,116円でした。髪の長い方や家族の多い家庭でも、1か月のドライヤーの電気代は大体1,000円程度で収まるのではないかと推測できます。
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1,200Wのセラミックファンヒーターなど暖房器具の電気代
セラミックファンヒーターやオイルヒーター、電気ストーブなどの消費電力は、「弱」で500〜600W程度、「強」で1,200W程度のものが多いです。
使用時間
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1日あたりの電気代
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1か月(30日間の電気代)
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1時間
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約37.2円
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約1,116円
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6時間
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約223.2円
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約6,696円
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12時間
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約446.4円
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約13,392円
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18時間
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約669.6円
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約200,88円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、セラミックファンヒーターやオイルヒーターなどの電気代を、使用時間ごとにまとめたものです。セラミックファンヒーターなどの暖房器具の電気代は、1日1時間の使用を1か月間続けた場合約1,116円です。1日6時間の使用で1か月使い続けると約6,696円、1日12時間の使用で1か月使い続けると約13,392円となります。
セラミックファンヒーターや電気ストーブ、オイルヒーターなどは、消費電力の大きい暖房器具であるため、使いすぎると電気代が大幅に高くなります。そのほかの暖房器具やサーキュレーターなどと併用すると、節約にもつながりそうです。
関連記事:オイルヒーターの電気代は高すぎる?他の暖房器具との比較や節約方法を解説!
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1,200Wのエアコンの冷房の電気代
エアコンの消費電力は、モデルや対応畳数、使用状況により大きく異なります。なかでも14畳用のように比較的大型のエアコンになると、消費電力が1,200W程度になる場合があります。
使用時間
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1日あたりの電気代
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1か月(30日間の電気代)
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1時間
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約37.2円
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約1,116円
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6時間
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約223.2円
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約6,696円
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12時間
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約446.4円
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約13,392円
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18時間
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約669.6円
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約20,088円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、エアコン(14畳)の電気代を、使用時間ごとにまとめたものです。エアコンを1日1時間の使用で1か月間続けた場合の電気代は、約1,116円でした。1日6時間の使用を1か月間続けた場合の電気代は約6,696円です。1日18時間の使用を1か月間続けた場合は約20,088円と非常に高額になりました。
エアコンの電気代は、室温と設定温度の差によっても大きく異なるため、実際には1,200Wで運転し続けることは少ないかもしれません。室温が安定すると消費電力も少なくなるため、上手に活用すると電気代を抑えやすくなります。
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1,200Wの電子レンジの電気代
電子レンジの消費電力は、製品の種類や機能などによって異なりますが、一般的に表示されている出力ワット数(500W、600Wなど)の約1.5〜2倍程度が実際の消費電力となります。加熱時には、1,000〜1,500W程度の電力を消費する場合が多いです。
使用時間
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1日あたりの電気代
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1か月(30日間の電気代)
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3分
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約1.8円
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約54円
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5分
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約3.1円
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約93円
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10分
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約6.2円
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約186円
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15分
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約9.3円
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約279円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、電子レンジの使用時間ごとの電気代をまとめたものです。1日3分の使用を1か月間続けた場合の電気代は約54円、1日15分の使用を1か月間続けても約279円でした。
電子レンジは消費電力の大きい電化製品ですが、使用時間が短いため、トータルの電気代は安く済みそうです。
関連記事:電子レンジの電気代はいくら?計算方法や6つの節約術をわかりやすく解説!他の電化製品とも徹底比較
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1,200Wのアイロンの電気代
アイロンの消費電力は製品の種類によって幅がありますが、一般的に800〜1,500W程度です。
使用時間
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1日あたりの電気代
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1か月(1週間に2回)
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5分
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約3.1円
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約24.8円
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10分
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約6.2円
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約49.6円
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15分
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約9.3円
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約74.4円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、アイロンの電気代を使用時間ごとにまとめたものです。アイロンは毎日ではなく1週間に2〜3回程度使用する家庭が多いため、1か月の電気代は、1週間に2回アイロンを使用した場合を想定しています。
1日5分の使用でアイロンを1か月間使い続けた場合の電気代は、約24.8円です。1日15分の使用でも、1か月あたりの電気代は約74.4円でした。アイロンは、消費電力は高いですが、使用時間や頻度が少ないため、1か月あたりの電気代は安く済むようです。
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1,200Wの掃除機の電気代
掃除機の消費電力は、800〜1,500W程度と幅があります。紙パック式の最大消費電力が1,000〜1,200W、サイクロン式の最大消費電力が800〜1,000W程度です。なかでも、紙パック式かつコード式の吸引力が強力なタイプは、1,200W前後と消費電力も大きくなりがちです。
使用時間
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1日あたりの電気代
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1か月(30日間の電気代)
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5分
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約3.1円
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約93円
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10分
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約6.2円
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約186円
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15分
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約9.3円
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約279円
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20分
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約12.4円
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約372円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、1,200W程度の掃除機の電気代を使用時間ごとにまとめたものです。1日5分の使用を1か月間続けた場合の電気代は約93円、1日10分の使用を1か月間続けた場合の電気代は約186円でした。1日20分と少し長めに掃除機を使う場合でも、1か月あたりの電気代は約372円です。
掃除機は、消費電力も大きく頻繁に使用する電化製品ですが、1回あたりの使用時間が短いため、1か月あたりの電気代は安く済むようです。
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1,200Wの洗濯乾燥機の電気代
洗濯乾燥機の電気代は、洗濯のみの場合と乾燥機能を使う場合で大きく異なります。乾燥機能を使う際の消費電力は1,200W前後になり、洗濯の過程でもっとも電力を消費します。
使用時間
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1日あたりの電気代
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1か月(30日間の電気代)
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1時間
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約37.2円
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約1,116円
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2時間
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約74.4円
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約2,232円
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3時間
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約111.6円
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約3,348円
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※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の目安単価である31円/kWhで計算
上図は、洗濯乾燥機の電気代を時間ごとにまとめたものです。洗濯乾燥機の使用時間は、洗濯物の量により、1回につき1〜3時間程度です。1日1時間の使用を1か月間続けた場合の電気代は約1,116円、2時間の使用を1か月間続けた場合の電気代は約2,232円、3時間の使用を1か月間続けた場合の電気代は約3,348円になりました。
洗濯乾燥機は家事の時短にもつながる便利な電化製品ですが、電気代も高くなりがちなので、使用頻度を考慮するとよさそうです。
関連記事:洗濯機の電気代と水道代は1回いくら?6つの節約術も徹底解説!
1,200Wの電化製品の電気代を節約する方法
結論をまとめると! ・1,200Wの電化製品は、種類ごとの節約方法を実践すると電気代は確実に安くなる |
ここまで、1,200W前後で使えるおもな電化製品の種類や、それぞれの電化製品の電気代について解説しました。ここからは、1,200W前後で使えるおもな電化製品の電気代を節約する方法をご紹介します。
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ドライヤーの電気代を節約する方法
ドライヤーは1日の間でも使用時間の短い電化製品ですが、少しの工夫でさらに電気代を抑えることができます。ドライヤーの電気代を節約する方法を順番に解説します。
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①タオルドライで髪の毛の水分をしっかりととっておく
ドライヤーの電気代を節約するためには、ドライヤーを使う前にタオルドライでしっかりと髪の毛の水分をとっておくことが重要です。ドライヤーの使用時間が短くなり、トータルの使用時間を短縮できます。
効率よくタオルドライをするためには、マイクロファイバー製のタオルがおすすめです。吸水性が高く、しっかりと髪の毛の水分を吸い取ってくれます。
②湿度の低い場所で髪の毛を乾かす
髪の毛を乾かすときは、湿度の低い場所に移動すると、乾燥時間を短縮できます。お風呂場や脱衣所は湿度が高く、髪の毛が乾くまでに時間がかかります。
ドライヤーの使用時間を短縮するためには、浴室から離れた湿度の低い場所で乾かすとよいでしょう。
③運転モードを使い分ける
ドライヤーの電気代を抑えるためには、運転モードを上手に使い分けるのもおすすめです。髪の毛を乾かしはじめるときは「強」モードで一気に乾かし、ある程度乾いてきたら「弱」モードに切り替えると消費電力を抑えられます。
夏場の暑い季節は「冷風」モードに切り替えると、消費電力をより少なくできます。髪の毛の乾燥具合や気温に合わせて、上手に運転モードを使い分けましょう。
④髪の毛の根元から乾かす
乾燥時間を短くするためには、髪の毛の根元から乾かすのもおすすめです。髪の毛先から乾かすと、根元に残った水分が毛先に落ちてしまい、乾燥時間が長くなります。
髪の毛を乾かす際は、根元から乾かすことを心がけ、乾燥時間を短くするとよいでしょう。
セラミックファンヒーターなど暖房器具の電気代を節約する方法
セラミックファンヒーターやオイルヒーター、電気ストーブなどは、消費電力の高い暖房器具です。なにも気にせずに使用していると、電気代が高額になる可能性があるため、次にご紹介する方法で節電を心がけてみてください。
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①ほかの暖房器具と併用する
暖房器具にはさまざまな種類があるため、特性に合わせて使い分けたり併用したりすると効果的に電気代を節約できます。室温が上がるまではセラミックファンヒーターや電気ストーブのようにすぐに温まる暖房器具を使い、エアコンで室温が安定したあとは電気代の高い暖房器具の電源を切るとよいでしょう。
また、エアコンだけでは足元が寒いといった場合は、ホットカーペットやこたつなどを活用するのがおすすめです。
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②狭い空間で活用する
セラミックファンヒーターや電気ストーブは、広い室内を温めるには不向きなため、洗面所やキッチンなど狭い空間での使用が向いています。また、気軽に持ち運べるので、デスクの足元やキッチン、脱衣所など場面に合わせて使えるのも魅力です。
セラミックファンヒーターは、スポット的に状況に合わせて使うようにすると、トータルでの消費電力を抑えられます。
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③温度やワット数を低めに設定する
セラミックファンヒーターをはじめとした暖房器具は、温度を高めに設定するほど消費電力が大きくなります。室温が温まったあとは、温度やワット数を下げると電気代の節約になります。
セラミックファンヒーターや電気ストーブなどは温度の調整を忘れがちですが、意識的に温度やワット数を下げるようにすると、1か月単位の電気代を抑えやすくなるでしょう。
エアコンの電気代を節約する方法
エアコンは長時間使用する電化製品なので、賢く節電しながら使いましょう。次にご紹介するエアコンの電気代の節約方法を参考にしてみてください。
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①エアコンの風量は自動に設定する
エアコンの風量は「弱」や「微弱」ではなく自動運転に設定すると、効率よく電気代を節約できます。「弱」や「微弱」に設定すると、室温が設定温度に到達するまでに時間がかかり、電気代も高くなります。自動運転に設定すると、室温が安定したあとは「弱」や「微弱」に自動的に切り替わり無駄がありません。
エアコンの風量は自動運転に設定すると、効率よく節電できるためおすすめです。
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②サーキュレーターや扇風機を併用する
エアコンを使用する際は、サーキュレーターや扇風機の併用がおすすめです。冷たい空気は足元にとどまり、温かい空気は天井付近に溜まる性質を持っています。エアコンの温度センサーは、室温にムラがあると誤作動を起こしやすくなります。誤作動を起こすと、本当は室温が設定温度に到達した状況でも、強モードで運転し続けることがあるのです。
温度ムラをなくすためには、サーキュレーターや扇風機の活用がおすすめです。室内の空気を循環させて均一にしてくれるため、エアコンの誤作動も防げます。
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③設定温度を夏は室温28°C、冬は室温20°Cに設定する
エアコンの設定温度は、夏は室温28°C、冬は室温20°Cに設定すると電気代の節約につながります。この室温は「快適かつ節電につながる温度」として、環境省が推奨する温度です。
暖房は、設定温度を1℃低くすると、消費電力を約10%抑えられます。冷房は、設定温度を1℃高くすると、消費電力を約13%削減できるとされているのです。
設定温度と室温の差を小さくすると、エアコンの消費電力を抑えられるため、電気代の節約にもつながります。
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④こまめにオンオフしない
電化製品はこまめに電源をオンオフした方が電気代が安くなるものが多いですが、エアコンの場合は、状況によりつけっぱなしにした方が電気代を抑えられます。冷房の場合は、30分以内の外出であればつけっぱなしにした方が電気代は安いです。
一方で暖房の場合は、30分を超える外出の場合でもつけっぱなしにした方が電気代が安い場合が多いです。エアコンは、室温を設定温度に近づける際にもっとも電力を消費します。
気温が大きく下がる冬場は、室温と設定温度の差が大きくなるため、こまめに電源をオフにすると室温がすぐに下がってしまいます。一度室温が設定温度に到達したあとは、つけっぱなしにして室温を安定させた方が、結果的に電気代が安くなるのです。
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⑤定期的にフィルター掃除をする
エアコンのフィルターは、定期的に掃除をして清潔な状態を保ちましょう。フィルターが汚れていると、空気の循環が悪くなり、エアコン効率が低下します。
フィルターは2週間に1度を目安に掃除するのがおすすめです。掃除機を使用してホコリや汚れを落とし、空気が通りやすい状態を保ちましょう。
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⑥室外機の周辺環境を整える
エアコンの室外機周辺は、風通しのよい状態に整えましょう。室外機周辺に物があると、空気の出入りが悪くなり、効率が下がります。最低でも30cm以上は空間を作り、風通しの良い状態を作ってください。
また、室外機には直射日光が当たらないように気をつけることも大切です。すだれや日よけを設置し、直射日光から室外機を守りましょう。
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電子レンジの電気代を節約する方法
電子レンジは使用時間の短い電化製品なので、1か月単位の電気代もそれほど高くはないでしょう。しかし、次にご紹介する方法を日頃から心がけると、さらに電気代を安くできます。
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①一度にたくさんの食品を入れすぎない
電子レンジを使う際は、一度にたくさんの食品を入れると、温めるのに時間がかかり電力を無駄にします。電子レンジに入れる食品の数を抑え、適度な空間を保つよう意識しましょう。
温めたい食品が複数ある場合は、数回にわけて電子レンジを使うようにするのがおすすめです。
②冷凍品は自然解凍する
冷凍食品は、電子レンジで温める前に、冷蔵庫や常温で自然解凍するのがおすすめです。冷凍品をそのまま電子レンジに入れると、解凍するまでに長い時間がかかります。
電気代を無駄にしないためには、電子レンジの使用時間を少なくするよう工夫するとよいでしょう。
③庫内を清潔に保つ
食品カスや油汚れが庫内に付着していると、マイクロ波が汚れに反応してしまい、食品の加熱効率が下がります。発煙や発火の原因にもなり危険なので、電子レンジの庫内は清潔に保つことが大切です。
電子レンジを使用したあとはこまめに拭き掃除をおこない、庫内に汚れを残さないようにしましょう。
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アイロンの電気代を節約する方法
アイロンは使用時間も頻度も少ないため、トータルの消費電力はそれほど多くはないはずです。しかし、少しの意識で電気代が高くなったり安くなったりするので、節電を意識しておくとよいでしょう。
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①まとめてアイロンがけをする
アイロンは、電源を入れて温まるまでの立ち上げ時にもっとも多くの電力を消費します。こまめに電源を入れたり切ったりするよりも、まとめて必要な衣類をアイロンがけする方が、立ち上げ回数が減りトータルの消費電力を抑えられます。
アイロンがけは、毎日ではなく週に1〜2回程度に抑えると、電気代の節約に効果的です。
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②低温のアイロンがけから先におこなう
アイロンに電源を入れたあとは、低温使用が可能な素材のものから先にアイロンがけをすると、アイロンが温まるまでの熱を有効活用できます。低温使用が可能なポリエステルやレーヨンから先にアイロンをかけ、綿や麻など高温が必要な素材は十分にアイロンが温まってからにするとよいでしょう。
アイロンがけは、アイロンが徐々に熱くなる仕組みをうまく利用すると、効率よく時間と電気代を節約できます。
③洗濯物を干すときにシワをのばす
洗濯したあとは、衣類をすぐに洗濯機から取り出し、シワを叩いて伸ばしてから干しましょう。また、洗濯後の衣類はハンガーにかけて干すと、衣類の重みで自然にシワが伸びやすくなり、アイロンがけの手間を減らせます。
また、頑固なシワがある場合は、霧吹きで軽く水分を与えてからアイロンをかけると、シワが伸びやすくなりアイロンがけの時間を短縮できます。
掃除機の電気代を節約する方法
掃除機は、1回の使用時間は比較的短いですが、ほぼ毎日使用する電化製品であるため、省エネで使える方法を覚えておくとよいでしょう。
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①定期的にフィルター掃除をする
掃除機のフィルターは、ゴミやホコリが詰まっていると吸引力が低下し、より多くの電力を消費することになります。紙パック式であればゴミがいっぱいになったとき、サイクロン式であればダストカップやフィルターが汚れたときに、こまめにゴミを捨てたり掃除したりしましょう。
フィルターのゴミや汚れはこまめに掃除すると、掃除機の吸引力も強くなり、掃除時間の短縮にもつながります。
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②掃除機をかける前に片付けをする
床に物が散乱していると、掃除機をかける際に物を動かす手間が増え、掃除時間が長くなります。事前に片付けておくことで、スムーズに短時間で掃除を終えることができます。
掃除機をかける前には、まずは物を片付けることから始めると、効率よく掃除が進み、無駄な電力消費も抑えられるでしょう。
③フローリングはほかの掃除用具を活用する
床がフローリングの場合は、掃除機ではなくフローリングワイパーを使うと電気代がかかりません。また、軽いホコリや髪の毛程度であれば、粘着クリーナーで十分な場合があります。
毎日の掃除は、掃除機ばかりを使うのではなく、電気を使わない掃除用具と組み合わせると、結果的に電気代を節約できます。
④畳やフローリングでは「弱」モードで掃除する
必要以上に「強」モードを使わないことも、電気代の節約につながります。フローリングや畳などは、「弱」や「中」モードでも十分にゴミを吸い取ることが可能です。カーペットやラグのように、頑固な汚れがある場所のみで「強」モードを使うと、効果的に節約できます。
掃除機を使う際はその場所の汚れ具合や床の素材などに合わせて掃除モードを使い分けましょう。
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洗濯乾燥機の電気代を節約する方法
洗濯乾燥機は大変便利ですが、電気代も高くなりがちな電化製品です。次にご紹介する方法で、賢く電気代を節約しましょう。
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①使用回数を減らす
洗濯乾燥機は、1度の使用で1時間以上かかる場合が多いです。そのため、毎日洗濯のたびに使用すると、電気代も高額になります。
洗濯乾燥機は、数日分をまとめて洗濯・乾燥すると、電気代も安くなります。洗濯物が少なければ、毎日の使用は控え、2〜3日に1度の使用頻度に抑えるとよいでしょう。
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②衣類の量は容量の8割を目安にする
洗濯乾燥機を使う際は、衣類の詰め込みすぎに気をつけましょう。電気代が高いからとはいえ、衣類を詰め込みすぎると乾燥に時間がかかり、かえって電気代が高くなってしまいます。
洗濯乾燥機に入れる衣類の量は、容量の8割を目安にしましょう。
③乾燥機使用時に乾いたバスタオルを一緒に入れる
洗濯乾燥機を使う際の裏技として、乾いたバスタオルを一緒に入れるのもおすすめです。乾いたバスタオルを入れると、乾燥機内の湿度が下がり、乾燥時間が早くなります。
乾燥機のスペースに余裕のある場合は、ぜひ試してみてください。
1,200Wの電化製品すべてに共通する電気代の節約方法
結論をまとめると!
①省エネ家電を選ぶ
②こまめにコンセントを抜く ③電気代そのものを安くする |
ここまで、1,200W前後で使用できる電化製品の電気代の節約方法をご紹介しました。ここからは、1,200Wの電化製品すべてに共通する電気代の節約方法を解説します。
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①省エネ家電を選ぶ
省エネ家電は、購入時の価格は多少高いですが、電気代を安く抑えられるため、長い目で見るとトータルのコストを抑えられる場合が多いです。とくに、エアコンのように長時間稼働する電化製品では、その差も顕著に現れるでしょう。
現在使用している電化製品が古い場合は、省エネ家電への買い替えを検討するのも一考です。
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②こまめにコンセントを抜く
消費電力のなかには、待機電力というものがあります。待機電力とは、電源を切った状態でも、コンセントに差し込んであるだけで消費される電力のことです。電化製品は、使わないときはこまめにコンセントを抜く癖をつけると、長期的な目線で見た場合の電気代を節約できます。
頻繁に抜き差しするのが面倒な場合は、スイッチ付きの節電タップを活用すると便利でしょう。利便性と節電効果のバランスを考えて、無理のない範囲で実践してみてください。
③電気代そのものを安くする
最後にご紹介するのが、電気代そのものを安くする方法です。電気代そのものを安くすることができれば、家中の電化製品の電気代を抑えられます。
1時間の電気代(円)= 消費電力(kW) × 電気料金単価(円/kWh)
上記は電気代の計算式です。一般的な電気代の節約方法は、計算式の最初にある消費電力を減らす方法ですが、抑えるのには限界があります。一方で、計算式の後方にある電気代の単価を下げることができれば、より簡単に電気代を安くすることができるのです。
電力会社を切り替えると、電気代の単価は簡単に安くできます。実は、電気代の単価は、電力会社によって異なるのです。
たとえば、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の単価の相場は31円/kWhですが、25円/kWhなどもっと安い電力会社はたくさんあるのです。ぜひ、単価が安い電力会社への乗り換えを検討してみてください。
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基本料金0円!しろくまプランで電気代をもっと安くしませんか?
しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。
このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。
※ここに別途、大手電力は「燃料費調整額」「再エネ賦課金」が、しろくまプランは「電源調達調整費」「再エネ賦課金」が発生します。
また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。
環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。