【最新】パネルヒーターの電気代は高すぎる?ほかの暖房器具と徹底比較!節約術も解説します
パネルヒーターは、手軽に設置できて安全性も高い暖房器具です。ただ毎日使用するとなると電気代が気になりますよね。
「パネルヒーターの電気代がいくらか知りたい」
「パネルヒーターの電気代って、他の暖房器具に比べて高いの?」
このようにお考えの方に向けて、この記事ではパネルヒーターの電気代を解説しています。ヒーターや他の暖房器具との電気代の比較や、メリット・デメリット、電気代の節約方法もわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事を読んでわかること ・パネルヒーターの種類ごとの電気代は?高いの? |
パネルヒーターは3種類ある
結論をまとめると! ・パネルヒーターは赤外線を放出して物質をあたためる |
パネルヒーターは、電気でパネルの温度を上げ、そこから発せられる熱でものをあたためるヒーターのことです。火を使わないため火災のリスクが少なく、また運転音がほとんどしないという特徴があります。
パネルヒーターには、上図のように大型・小型・デスク下用の3種類があります。大型タイプは非常にパワフルなのが特徴です。両面にパネルがついているものもあり、リビングなどの広い空間で活躍します。
小型タイプはコンパクトで軽く、持ち運べるのがポイントです。スペースが限られるトイレや脱衣所などのスポット暖房に向いています。そしてデスク下用タイプは、足元をあたためるのに特化したものです。足元を覆える形状から、在宅ワークや勉強の際に活躍します。
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パネルヒーターの電気代はいくら?安い?
結論をまとめると! ・パネルヒーターの電気代は、1時間あたり4.96円~46.5円 |
ここまでパネルヒーターの特徴を説明しました。それではパネルヒーターの電気代は高いのでしょうか? 種類ごとに見ていきましょう。
タイプ
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消費電力
|
1時間の電気代
|
1日(8時間)の電気代
|
1ヶ月(30日)の電気代
|
---|---|---|---|---|
大型タイプ
|
300~1,500W
|
9.3~46.5円
|
74.4~372円
|
2,232~11,160円
|
小型タイプ
|
160~320W
|
4.96~9.92円
|
39.7~79.4円
|
1,191~2,382円
|
デスク下用
タイプ |
160~165W
|
4.96~5.12円
|
39.7~41円
|
1,191~1,230円
|
※電気代は公益社団法人「全国家庭電気製品公正取引協議会」が定める電気料金単価の目安31円/kWhで計算。1ヶ月の電気代は1日8時間を30日間使用したと仮定し計算(小数点以下2桁四捨五入)
パネルヒーターの電気代は、1時間あたり4.96円~46.5円、1日8時間では39.7円~372円で、1ヶ月の電気代は1,191円〜11,160円です。
総務省の「家計調査」では、単身世帯の冬の電気代は平均7,150円、家族4人世帯で14,091円でした。小型タイプ・デスク下用タイプは使いすぎても電気代が安い傾向にありますが、大型タイプはかなり電気代が高くなります。
次に、パネルヒーターのタイプごとの電気代を詳しく解説します。
大型タイプのパネルヒーターの電気代
大型タイプのパネルヒーターの消費電力と電気代は以下の通りです。
消費電力の目安
|
1時間の電気代
|
1日(8時間)の電気代
|
1ヶ月(30日)の電気代
|
300~1,500W
|
9.3~46.5円
|
74.4~372円
|
2,232~11,160円
|
大型タイプの電気代は、1時間あたりの電気代が9.3~46.5円、1日8時間の使用で74.4~372円、1ヶ月の電気代は2,232~11,160円です。
大型タイプのパネルヒーターは、1,000W以上の出力があるのが一般的で、広い空間をあたためるのに適しています。じゅうぶんな暖房効果が期待できますが、使いすぎると電気代が非常に高くなるため注意してください。
小型タイプのパネルヒーターの電気代
小型タイプのパネルヒーターの消費電力と電気代は以下の通りです。
消費電力の目安
|
1時間の電気代
|
1日(8時間)の電気代
|
1ヶ月(30日)の電気代
|
160~320W
|
4.96~9.92円
|
39.7~79.4円
|
1,191~2,382円
|
小型タイプの電気代は、1時間あたりの電気代が4.96~9.92円、1日8時間の使用で39.7~79.4円、1ヶ月の電気代は1,191~2,382円です。
小型タイプのパネルヒーターは必要最低限の消費電力で使えるように設計されているため、低めの温度設定であれば1ヶ月1,200円ほどで使用できます。しかし広い空間には向いていないため、あくまでもスポット目的とした方がよさそうです。
デスク下用タイプのパネルヒーターの電気代
デスク下用タイプのパネルヒーターの消費電力と電気代は下の表の通りです。
消費電力の目安
|
1時間の電気代
|
1日(8時間)の電気代
|
1ヶ月(30日)の電気代
|
160~165W
|
4.96~5.12円
|
39.7~41円
|
1,191~1,230円
|
デスク下タイプの電気代は、1時間あたりの電気代が4.96~5.1円、1日8時間の使用で39.7~41円、1ヶ月の電気代は1,191~1,230円です。
デスク下用タイプは3種類の中でもっとも電気代が安いです。強設定で運転しても非常に安く抑えられます。しかし足元の暖房に特化しているため、暖房能力は高くありません。
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パネルヒーターと他のヒーターの電気代を比較
結論をまとめると! ・小型タイプと足元用タイプの電気代は低め |
ここまでパネルヒーターの種類ごとの電気代を解説しました。それでは、このパネルヒーターの電気代は高いのでしょうか? 次に、パネルヒーターと他のヒーターの電気代を比較してみましょう。
消費電力
|
1時間の電気代
|
1日(8時間)の電気代
|
1ヶ月の電気代
|
|
---|---|---|---|---|
パネルヒーター
(大型タイプ) |
300~1,500W |
9.3~46.5円
|
74.4~372円
|
2,232~11,160円
|
パネルヒーター
(小型タイプ) |
160~320W
|
4.96~9.92円
|
39.7~79.4円
|
1,191~2,382円
|
パネルヒーター
(デスク下用タイプ) |
160~165W
|
4.96~5.12円
|
39.7~41円
|
1,191~1,230円
|
オイルヒーター
|
500~1200W
|
15.5~37.2円
|
124~297.6円
|
3,720~8,928円
|
セラミックヒーター
|
600~1200W
|
18.6~37.2円
|
148.8~297.6円
|
4,464~8,928円
|
ハロゲンヒーター
|
800~1200W
|
24.8~24.8円
|
198.4~297.6円
|
5,952~8,928円
|
シーズヒーター
|
240~1200W
|
7.44~24.8円
|
59.5~297.6円
|
1,786~8,928円
|
ガスファンヒーター
|
18W
|
0.56円
|
4.48円
|
134.4円
|
石油ファンヒーター
|
52~98W
|
1.61~3円
|
12.89~24円
|
386.7~720円
|
上図はパネルヒーターと他のヒーターの電気代を比較したものです。こうして見ると、どのヒーターも1ヶ月の電気代が9,000円程度になること、そしてデスク下用のパネルヒーターの電気代は特に安いことがわかります。
しかしデスク下用のパネルヒーターは用途が限られるため、ヒーター単体で考えるとそこまでパネルヒーターと他のヒーターの電気代に違いはなさそうです。
なお、ガスファンヒーターの電気代は1時間0.56円ですが、別途ガス使用料がかかります。電気代に加えて、1時間あたり12~50円ほどがかかるため、1日あたり100〜404円とヒーターの中でも高額です。石油ファンヒーターも同様で、他に石油代がかかります。
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パネルヒーターと他の暖房器具の電気代を比較
結論をまとめると! ・小型タイプと足元用タイプは電気代が最も安い |
ヒーターごとの比較でも、小型・デスク下用のパネルヒーターの電気代が安いとわかりました。それでは、他の暖房器具の電気代と比較したらどうなるのでしょうか? パネルヒーターと他の暖房器具の消費電力、1時間・1日・1ヶ月の電気代を下表にまとめました。
消費電力
|
1時間の電気代
|
1日(8時間)の電気代
|
1ヶ月の電気代
|
|
パネルヒーター
(大型タイプ) |
300~1,500W
|
9.3~46.5円
|
74.4~372円
|
2,232~11,160円
|
パネルヒーター
(小型タイプ) |
160~320W
|
4.96~9.92円
|
39.7~79.4円
|
1,191~2,382円
|
パネルヒーター
(デスク下用タイプ) |
160~165W
|
4.96~5.12円
|
39.7~41円
|
1,191~1,230円
|
エアコン(暖房)
|
6~9畳:400W
10~15畳:825W
|
12.4円
25.5円
|
99.2円
204円
|
2,976円
6,120円
|
こたつ
|
300~600W
|
9.3~18.6円
|
74.4~148.8円
|
2,232~4,464円
|
電気ストーブ
|
400~800W
|
12.4~24.8円
|
99.2~198.4円
|
2,976~5,952円
|
ホットカーペット
|
1畳:180W
2畳:500W
3畳:720W
|
5.5円
15.5円
22.3円
|
44円
124円
178.4円
|
1,320円
3,720円
5,352円
|
結果を見ると、エアコンや電気ストーブなどの暖房器具と比べても、小型とデスク下用のパネルヒーターの電気代はかなり安いのがわかります。これらの小さなパネルヒーターなら、電気代の心配はあまりせずにすみそうです。
一方、暖房効果からいえば、小さなパネルヒーターに部屋全体をあたためるパワーはありません。そのため、エアコンや大型パネルヒーターなどの暖房器具との併用を検討してみるのもおすすめです。消費電力が高くても、設定温度を低くして長時間の使用を避ければ、電気代は抑えられます。
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パネルヒーターのメリット
結論をまとめると! パネルヒーターを使うメリットは以下の5つ。 ①安全性が優れている |
パネルヒーターは、小さいと部屋全体があたためられず、大型だと電気代に注意が必要と、万能性を求めるのは難しそうです。しかしエアコンやファンヒーターなど、風が出るタイプの暖房器具にはないメリットが存在します。
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①安全性が優れている
パネルヒーターは、発熱に火を使わないため火災のリスクが低く、安全性に優れた暖房器具です。多くの機種で安全装置が備わっており、パネルヒーターの表面温度は電気ストーブなどに比べて低めなため、やけどのリスクも下げられます。
小さな子どもやペットがいても安心して使えるため、パネルヒーターは安全性を重視したい方におすすめです。
②持ち運びしやすい
小型タイプやデスク下タイプのパネルヒーターはとても軽く、持ち運びしやすいのもメリットの一つです。小型タイプは1.5~2kg程度と軽く、ハンドルや取っ手が付いている機種もあるため、あまり力がなくてもかんたんに運べます。
家の中を移動させながら使えるポータブルヒーターとして、さまざまなシーンで活用できそうです。大型タイプも重さはあるものの、キャスターが付いている製品が多いため、動かす負担は少なくすむでしょう。
③動作音が静か
パネルヒーターは、動作音が静かなのも大きなメリットです。エアコンなどの風を送るタイプの暖房器具は、出力を上げると大きな音がしがちです。しかしパネルヒーターは、ファンなどの動く部品がないため動作音がほとんどしません。
寝室などの静かな場所にパネルヒーターを設置すれば、音が気にならず快適に過ごせるでしょう。
④空気が乾燥しない・汚れづらい
空気が乾燥しにくく、汚れづらいのもパネルヒーターの嬉しい特徴の一つです。部屋が乾燥すると免疫が低下し、体調を崩しやすくなります。
また、風が出ずホコリが舞わないため、アレルギーの発症原因となるハウスダストの吸い込みリスクが低減できます。パネルヒーターは、乾燥しがちな冬の季節に適した暖房器具といえるでしょう。
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⑤さまざまなデザインから選べる
パネルヒーターのデザインは、シンプルなものからスタイリッシュでデザイン性の高いものまでラインナップが豊富です。ホワイトやグレーなど馴染みやすいカラーバリエーションで、北欧風やナチュラルテイストなどの空間にも調和しやすいです。
また、自立式だけでなく壁掛けタイプもあるため、インテリアの一部としても楽しめるでしょう。
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パネルヒーターのデメリット
結論をまとめると! パネルヒーターを使うデメリットは以下の4つ。 ①部屋全体はあたためられない |
静かで安全なパネルヒーターですが、いくつかのデメリットも存在します。次にパネルヒーターの暖房器具としてのデメリットを解説します。
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①部屋全体はあたためられない
パネルヒーターは発熱の仕様上、部屋全体をあたためるのには不向きです。空気そのものをあたためる暖房器具ではないため、部屋の隅や家具によって遮られた場所は赤外線が届かず、寒いままになってしまう場合があるのです。
場所によってはあたたかさが感じにくく、暖房効果に不満を感じるケースも見られます。同じ室内でもあたたかい場所とそうでない場所ができてしまうなど、温度のムラが生じやすいのはパネルヒーターの特徴ともいえるでしょう。
②あたたかさに満足できない可能性がある
パネルヒーターのあたたかさに満足できないケースもあります。パネルヒーターは、じんわりと少しずつあたためるため、快適な温度に達するまでに通常15~30分は必要です。部屋が広かったり天井が高かったりすると、さらに時間を要します。
また、外が極端に寒い場合や家の断熱性能が低い場合は、熱が逃げやすくなるためあたたかさを維持できません。寒がりな人や、より高い室温を好む人にとっては、パネルヒーターのじんわりしたあたたかさでは物足りないと感じるかもしれません。
③掃除に手間がかかる
パネルヒーターは、モデルによっては掃除に手間がかかります。特に、放熱板が蛇腹に並ぶタイプのパネルヒーターは隙間が狭く、掃除を負担に感じるかもしれません。
ホコリは暖房効率を下げてしまうため、掃除棒を隙間に差し込むなど、工夫が必要です。また、パネルは最大70~80℃程度の高温になるため、温度が下がるまで待つなど、タイミングを図って掃除をする必要があります。
④つけっぱなしにすると電気代が高くなる
パネルヒーターはつけっぱなしにすると電気代が高くなってしまうのが大きなデメリットです。特に大型タイプを8時間つけっぱなしにすると、最大約300円の電気代がかかります。それだけで、1ヶ月の電気代が9,000円になります。
大型タイプは、タイマー付きの機種を選び、つけっぱなしにならないよう注意しながらメリハリをつけて使用してください。
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パネルヒーターの電気代を節約する方法
結論をまとめると! パネルヒーターの電気代を節約する方法は以下の7つ。 ①電源をこまめにオフにする |
パネルヒーターはメリットが多い暖房器具ですが、大型タイプをつけっぱなしにすると電気代が跳ね上がります。そのため電気代の節約方法を知っておくのが重要です。ここからは電気代節約のための7つの方法を解説します。
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①電源をこまめにオフにする
前述通り、パネルヒーターは長時間使用すると電気代が高くなる傾向にあります。そのため、日常的に電源をこまめにオフするのを心がけましょう。
パネルヒーターのタイマー機能を活用し、不必要な稼働を避けるのがポイントです。就寝前は1時間後に切れるように設定し、起床30分前のタイマーで稼働させるなど、生活リズムに合わせてメリハリをつけて使用するとよいでしょう。
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②設定温度を低くする
パネルヒーターの温度は、20℃前後を目安に低めに設定しましょう。暖房機器は、温度設定が1度変わると、約10%の消費電力の差が生じるため、温度設定を低くすると電気代を節約できます。温度設定が低くする場合、体感温度を上げる工夫として、加湿器の併用もおすすめです。
40~50%の湿度を維持すると、体感温度が1~2度あがるといわれています。乾燥による喉の違和感や肌のつっぱり感も軽減されるため、併用を検討してみてはいかがでしょうか。
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③設置する場所に気をつける
パネルヒーターの暖房効果を高めるには、設置場所も重要です。前述した通り、パネルヒーターは広い部屋をあたためるのには向いていません。あたためる範囲が、赤外線があたる範囲に留まるためです。
パネルヒーターの設置場所としておすすめなのが窓際です。パネルヒーターの熱で天井に向かって自然な空気の流れが生まれ、窓から入ってくる冷気を遮断してくれます。窓際があたたまると、窓の結露もつきにくくなりますよ。
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④こまめに掃除をする
パネルヒーターはこまめな掃除を心がけましょう。パネルに付着したホコリがパネルから放射される熱を吸収し、暖房効果を行き届かせるのが難しくなるためです。
乾いた柔らかい布でホコリを拭き取り、目立つ汚れや落ちにくい汚れには、中性洗剤を薄めて使いましょう。清掃の際には、パネルの裏面や、設置場所周辺のホコリも併せて除去するのもお忘れなく。
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⑤断熱シートを使う
パネルヒーターの暖房効果を高めるには、窓に断熱シートを貼るのも一案です。戸建て住宅の断熱性能は、5~7割程度は窓で決まるといわれています。そのため、窓ガラスに断熱シートを貼ることで、断熱効率の向上が見込めるのです。
特に古い住宅や1枚のガラスでできている単板ガラスの場合、高い効果が期待できます。結露やカビの予防にもつながるため、断熱シートを貼るのを検討してみてください。
⑥扇風機やサーキュレーターを併用する
パネルヒーターの熱を効率的に循環させるには、扇風機やサーキュレーターを併用する方法もあります。あたたかい空気は上に流れます。弱めの風量で、天井付近のあたたかい空気を室内に循環させると、パネルヒータ-のデメリットである室内の温度ムラの解消につながるでしょう。
特に広い部屋や天井の高い空間では、扇風機やサーキュレーターによる空気の循環が効果的です。風が強いと体感温度をかえって下げてしまうため、風量は弱めにしてくださいね。
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⑦他の暖房器具と併用する
パネルヒーターは長時間使用すると電気代が高くなるため、他の暖房器具との併用がおすすめです。たとえば、エアコンと併用すれば、エアコンで室内の温度を均一に上げながら、パネルヒーターで局所的にあたためられます。
あたたまるのに時間がかかるパネルヒーターのデメリットを、速暖性のあるファンヒーターで補うのも効果的です。ただし、併用すると電気代も上がるため、それぞれの暖房器具の適切なオンオフを意識して活用してみてください。
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⑧電気代を安くする
最後に紹介するのが、電気代そのものを安くする方法です。電気代は、以下の計算で決まります。
電気代 = 電気を使った量 × 電気代の単価 |
ここまで、前者の電気を使う量を抑える方法を紹介してきましたが、節電などは手間がかかる上に大幅な電気代の節約は難しいです。一方、電気代の単価の方を下げると効率的に電気代を下げることができます。
電気代の単価は電力会社によって異なるため、電力会社の切り替えによって電気代を安くできます。ぜひ、今の電気代の単価よりお得な電力会社やプランを見つけて切り替えを検討してみてください。
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