電気あんかの電気代はいくら?つけっぱなしにすると高い?節約術もあわせて紹介
電気あんかは、主に布団の中に入れると足元がぽかぽかとあたたまる暖房器具です。湯たんぽと似た使い方をしますが、お湯を入れる手間はかかりません。また、電気あんかは他の暖房器具より電気代が安いのが特徴です。
そこでこの記事では、電気あんかの電気代はどれくらい安いのか、選び方、使うメリットなどを紹介します。冬場の電気代を節約したい方は、ぜひ参考にしてください。
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この記事を読んでわかること
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電気あんかの電気代はいくら?
結論をまとめると!
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電気あんかの電気代は、種類によって変わります。
ここでは、代表的な「平形有線」「山形有線」「蓄熱式コードレス」の電気あんかの電気代を見ていきましょう。なお、電気あんかの種類ごとの特徴は、後ほど紹介します。
タイプ名
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消費電力
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1時間の電気代
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1日(8時間)の
電気代 |
1ヶ月(30日)の
電気代 |
平形有線
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30W
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0.2円
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1.6円
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48円
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山形有線
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60W
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0.27円
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2.16円
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64.8円
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蓄熱式コードレス
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360W
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0.35円
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2.8円
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84円
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表を見ると、平形有線の電気代が最も安いとわかります。山形有線の電気代は平形より高いですが、1時間あたり約0.27円、1ヶ月使用しても64.8円で、かなり安いといえるでしょう。
最も電気代が高いのは、蓄熱式コードレスタイプです。蓄電式のため、使用しているときに電気代がかかるのではなく、充電する際に電気代が発生します。1回の充電で電気代が約2.8円発生し、8時間ほど使用可能です。最も電気代の高いこのタイプでも、1ヶ月84円と100円未満に収まります。
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電気あんかをつけっぱなしにした際の電気代は?
電気あんかの電気代を紹介しましたが、つけっぱなしにした場合、電気代はいくらになるのでしょうか。
電気あんかの8時間の電気代
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電気あんかの24時間の電気代
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1.6円
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4.8円
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上図は平形の電気あんかの電気代を8時間と24時間で比較したものです。24時間つけっぱなしにしても電気あんかの電気代は約4.8円しかかかりません。
しかし、電気あんかは基本的に布団のなかに入れて使用するものです。そのため、24時間使うシチュエーションはあまりないでしょう。
消し忘れなどで24時間つけっぱなしにしてしまった場合に、電気代が高額になることはありません。しかし、スイッチを入れたまま放置していると、故障や発火につながる恐れがあるため、つけっぱなしにすることは避けるようにしましょう。
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電気あんかと電気毛布の電気代を比較すると?
電気あんかと似たものに電気毛布がありますが、この二つの電気代はどれくらい違うのでしょうか?
1時間の電気代
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8時間の電気代
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1ヶ月の電気代
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電気あんか
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0.2円
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1.6円
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48円
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電気毛布
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0.3〜2.2円
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2.4〜17.6円
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72〜528円
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上図は、電気あんかと電気毛布の電気代を比較したものです。暖房器具の中で電気代が安いとされる電気毛布と比べても、電気あんかはさらに電気代が安いと分かります。
電気あんかと電気毛布はどちらも主に布団の中で使用しますが、電気毛布の方が面積が広く全身をあたためることができます。電気あんかはピンポイントで冷えている部分に使用するとよいでしょう。
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電気あんかと湯たんぽの光熱費を比較すると?
電気あんかと湯たんぽは、どちらの方がコストが安いのでしょうか。
湯たんぽのレビュラーサイズは、2リットルほどのものが多いです。2リットルのお湯を沸かす場合は、都市ガスだと約5.4円、プロパンガスだと約7.2円のガス代がかかります。
ここから、1晩(8時間)あたりにかかるコストは、湯たんぽは約5.4〜7.2円、電気あんかは約1.6円となります。比較すると、電気あんかの方が3〜4.5倍もお得です。
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電気あんかの選び方
結論をまとめると!
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電気あんかは電気代が安く、お得な暖房器具だとわかりました。では、電気あんかを購入する際には、何を基準に選べばいいのでしょうか。目的に合わせた選び方を紹介します。
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①種類から決める
電気あんかの種類によって使い方が異なります。種類による特徴を解説するので、使いやすいものを選びましょう。
スタンダードなのは「平形」と「山形」
(出典:山善「YDW-H607D」、コイズミ「KYA-06231」)
電気あんかとしてスタンダードなのは、「平形」と「山形」タイプです。
平形は平べったい形で、主に関東地域で昔から親しまれています。山形は主に関西地域で人気があり、高さがあるため布団の中に空間ができて蒸れにくいのが特徴です。
どちらも固く、足元のみをあたためる場合に向いています。また、どちらも電気代が安いので、電気代を抑えたい方にもおすすめです。
足元以外にも使うなら「ソフトタイプ」
(出典:コイズミ「KSA-03213」)
ソフトタイプの電気あんかは、平べったく柔らかい素材でできています。
平形・山形のタイプと違って座ってもゴツゴツしないため、布団の中だけではなく座布団代わりにして使うこともできます。寒い日にリビングや書斎で足元やお尻の下に敷いて使うと、快適に過ごせるでしょう。
ソフトタイプには大判サイズもあり、通常の電気あんかより広い範囲をあたためたい場合に役立ちます。
コードが邪魔なら「蓄熱式コードレス電気あんか」
(出典:山善「YTY-S401H」)
コードレスで使える蓄熱式タイプもあります。コードが邪魔にならずコンパクトなので、快適に使用でき、持ち運びにも便利です。また、充電しておけば、車内やアウトドアなどコンセントのない場所でも活用できます。
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②機能で決める
機能を基準に電気あんかを選ぶのもよいでしょう。電気あんかに搭載されている主な機能を紹介します。
温度調整が面倒なら「サーモスタット機能」
サーモスタット機能とは、温度の自動調整機能のことです。常に適温を保ち続けるため、寝ている間に熱くなりすぎる心配がありません。また、湯たんぽは時間が経つと冷たくなってしまいますが、サーモスタット機能がある電気あんかなら、明け方に気温が下がってもあたたかい状態を保てます。
就寝時に使用するなら「タイマー機能」
電気あんかにはタイマー付きのものもあります。眠っている間に温度が上がりすぎないよう、タイマーを使用して寝ついた頃にスイッチが切れる設定にしておくと、快眠につながるでしょう。またタイマーを利用すると、低温やけどなどの健康被害も防げます。
衛生面を重視するなら「抗菌防臭機能付き」
衛生面が気になる方には、抗菌防臭機能付きのものがおすすめです。電気あんかの表面は布なので、汗や皮脂などがつくと雑菌が繁殖する可能性があります。抗菌防臭加工が施されている製品を使うと、雑菌による嫌な臭いが抑えられ、快適に使えるでしょう。また手間はかかりますが、カバーを洗濯できるタイプの電気あんかを選び、こまめに洗うと衛生的に使用できます。
安全面が気になるなら「自動電源オフ機能」
自動電源オフ機能は、高温になりすぎたり、異常が検知されたりした際に自動で電源が切れる機能です。電気あんかによって布団の中の温度が上がりすぎると、発火の原因にもなりかねません。特に、つけっぱなしにして出かけてしまった場合は火事のリスクがあるため、このような危険防止機能がついている製品を選ぶと安心です。
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電気あんかを使うメリット
結論をまとめると!
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電気あんかの電気代や特徴について説明してきましたが、実際に使ったことはないという方も多いでしょう。ここでは、電気あんかを使う主なメリットを紹介します。
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①電気代が安い
電気あんかは、代表的な他の暖房器具と比較してもダントツで電気代が安いです。強設定で使用しても、電気代が高額になることがありません。夜は他の暖房を切って電気あんかを使用すると、暖房の電気代を抑えられるでしょう。
また、温度調整機能がついているものを選べば、より効率的に布団の中をあたためられます。
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②本体価格も安い
電気あんかは電気代だけではなく、本体価格が安いのも特徴です。
2,000〜3,000円の製品が多く、1,000円台で手に入るものもあります。蓄電式コードレスのものや、大判サイズのものは電気あんかの中でも値段が高く、スタンダードな平形・山形のものは手頃であることが多いです。
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③すぐあたたかくなる
電気あんかは電源を入れてすぐにあたたかくなります。湯たんぽは使用する前にお湯を沸かす時間が必要なので、湯たんぽと比べ素早く暖をとれるのは利点です。
コンセントにつないでおけば、夜中や明け方に寒くなった際にスイッチを入れてすぐあたたまれます。また、湯たんぽのように冷めていくことはなく、ずっとあたたかさが持続します。
④操作がカンタン
電化製品の操作が苦手という人でも、電気あんかならカンタンに操作できます。
スイッチのオン・オフ機能と、ダイヤルによるタイマーや温度調整機能がついている製品が一般的で、「ボタンを長押ししてモードを切り替える」など複雑な操作はありません。単純な操作のみなので、お子さまやご高齢の方でも問題なく使用できるでしょう。
⑤空気を汚さない
電気あんかは、空気を汚さず、乾燥も防げます。例えば、ガスや灯油を使うヒーターは、一酸化炭素を放出するため、こまめな換気が必要です。また、温風の出るファンヒーターやエアコンを使用しても、空気が乾燥して喉を痛める可能性があります。
そのため、就寝時はエアコンやヒーターを消すか弱くし、電気あんかを使用すると、喉の痛みや一酸化炭素中毒を防げるでしょう。
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電気あんかを使うデメリット
結論をまとめると!
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ここまでの説明の通り、電気あんかを使うメリットは多々あります。一方で、電気あんかを使う際に注意したいデメリットも存在するため、ここでは詳しく説明します。
①暖房効果が限定的
電気あんかは暖房効果は限定的で、主に布団の中をあたためるものです。布団の外で使用した場合には放熱されて、周囲をあたためる能力はほぼありません。
そのため電気代は安いですが、冬場を電気あんかだけで乗り切るのは難しいでしょう。
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②低温やけどのリスクがある
電気あんかに長時間同じ部位が触れていると、低温やけどのリスクがあります。低温やけどとは、40〜50度のものが長い時間皮膚に触れていることで、皮膚の奥がやけどになる症状です。痛みを感じにくく見た目にもわかりづらいため、自覚症状がないまま進行してしまうこともあります。
電気あんかを使用する際には、直接肌に触れないようにして、もし触れている部分がヒリヒリとした痛みを感じた場合は病院を受診しましょう。
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③使用状況によっては火災リスクがある
電気あんかは比較的安全な暖房器具ではありますが、使用状況によっては火災のリスクもあります。通常、電気あんかをつけっぱなしにして温度があがりすぎた場合には、自動で電源が切れる安全装置がついています。しかし、故障によって安全装置が作動しなかった場合には、高温になりすぎて布団が発火する恐れがあります。
また、製品が故障していたり、電源コードが断線していたりする場合も火災につながります。故障した製品は使用せず、使っているときに異臭がするなど異変を感じたら、すぐに使用をやめましょう。
電気あんかでよくある質問とは
結論をまとめると!
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電気あんかについて、基本的な電気代や特徴を説明してきました。その上で、よくある質問に回答します。
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①布団の外でも使えますか?
布団の外で使用しても、電気あんかの熱が放熱されてしまい、暖房性能はほぼありません。ただし触れている部分はあたたかいため、ソフトタイプの電気あんかは座布団として使用することができます。ブランケットや膝掛けをかけ、空気の層を作るとより暖房効果が高まります。
②電気毛布と電気あんかを併用しても大丈夫ですか?
電気毛布と電気あんかは、併用しないでください。電気毛布の上で電気あんかを使用すると、両者が重なった部分が高温になり、火傷や火災の原因となります。また、製品が故障する可能性もあります。
③電気あんかは洗濯できますか?
電気あんかは基本的に洗濯できません。汚れが気になる場合には、電源プラグを抜いて、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き取り掃除をするとよいでしょう。
一部の製品は、カバーが取り外して洗濯ができるものもあります。衛生面が気になる方は、カバーを洗えるタイプを選ぶことをおすすめします。
④足に挟むなど、直接体に触れても大丈夫ですか?
電気あんかが長時間体に触れると、低温やけどのリスクがあります。あくまで布団の中をあたためるために使用し、体には直接触れないようにして使いましょう。
寝ている間に、気づかず長時間触れてしまう可能性も考え、強設定にしたまま眠らないようにすることも大事です。
⑤ペット用の暖房器具として使えますか?
電気あんかは、ペットへの使用は避けましょう。
スイッチをつけていると、猫や犬がその上で眠ってしまうこともあるでしょう。しかし、人と同じようにペットも長時間電気あんかに触れていると低温やけどのリスクがあります。また、電源をかじるなどして、感電のリスクもあります。
⑥電気あんかは体に悪いって本当ですか?
電気あんかが体に悪いという事実はありません。電気あんかは空気を汚さず、電磁波も人体への悪影響はありません。
ただし、長い時間、直接触れている場合は、肌の乾燥や低温やけどを引き起こす可能性はあります。肌に直接触れないよう、使用しましょう。
電気あんかの電気代を節約する方法
結論をまとめると!
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そもそも電気代が安い電気あんかですが、工夫次第でさらにお得に使用することができます。最後に、電気あんかの電気代を節約する6つの方法を紹介します。
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①電気あんかの保温効果を高める
熱を逃さないよう、電気あんかの保温効果を高めることで、暖房効率がよくなります。消費電力を削減できるため、電気代も抑えることにつながります。
例えば、電気あんかを入れた毛布や布団の隙間をなくして外気に触れにくくすると、電源を切った後も長時間あたたさを維持できるでしょう。また布団の下に断熱シートやアルミシートを敷くと、熱が逃げにくくなります。
②温度設定を低くする
温度設定が調整できる製品を選び、低い温度で使用すると、消費電力が少なくなるので電気代の節約になります。
また、就寝前に強設定で布団の中をあたため、布団に入る際には弱設定にするという使い方も有効です。こうすることによって、布団に入った瞬間からぽかぽかになれ、無駄な電気代の発生も防げるでしょう。
③タイマー機能を使う
タイマー機能を使用し、布団の中があたたかくなったら電源が切れるように設定すると、無駄な消費電力と電気代を抑えられます。
布団の中は保温効果があるため、一度温度が上がった後は、電気あんかを切ってもあたたかさを維持できます。そのため、一晩を通して電気あんかを使用する必要はないでしょう。
④消費電力が低いものにする
電気あんかは製品によって消費電力が異なり、より消費電力が低いものを選ぶと電気代を節約できます。一般的に、平形有線タイプの電気あんかが最も消費電力が低いです。一方、蓄熱式コードレスタイプや大判ソフトタイプの電気あんかは消費電力が大きく、電気代も高くなる傾向があります。
メーカーのWebサイトに掲載されている製品情報に消費電力が記載されていることが多いため、購入前に確認することをおすすめします。
⑤他の暖房器具と併用する
普段のメインで使用している暖房と電気あんかを併用すると、全体の電気代を抑えることにつながります。
例えば、エアコンの暖房を使用する場合、ソフトタイプの電気あんかで足元やお尻を電気あんかであたためると、エアコンの設定温度を下げても快適に過ごせるでしょう。エアコンの設定温度を1度下げると10%の電気代が削減できると言われているため、電気代の節約が期待できます。
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⑥電気代そのものを下げる
ここまで、シーズヒーターの電気代の節約方法として「使う電気の量」を抑える方法を紹介してきました。しかし、もっと大幅に電気代を下げるカギは、電気代の単価を下げることです。
電気代は以下の式で算出できます。
電気代 = 使った電力の量 × 電気代の単価 |
使った電力の量を減らして節約できる電気代には限界があります。一方で、電気代の単価を下げると、大幅に家の電気代を安くできる可能性があります。
そして、電気代の単価を下げる方法が、「電力会社の切り替え」です。電気代の単価は電力会社によって異なるため、単価が低い電力会社やプランを見つけて、乗り換えを検討してみてください。
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電気代をオトクにしたいならしろくま電力がおすすめ
ここまで暖房器具の節約術を紹介し、最も効果的なのは「電力会社の切り替え」だと説明しました。そこで、電気代を節約したい方にオススメなのが、しろくま電力が提供している「しろくまプラン」です。
「しろくまプラン」は家庭・小規模法人に向けたプランで、大手電力会社と比べ電気料金の単価が安いのが特徴です。大手電力会社から切り替えれば大幅な電気代の節約になる可能性があります。
上の図は、4人世帯の場合の電気代を、大手電力会社としろくま電力の「しろくまプラン」で比較したものです。どの大手電力会社から切り替えた場合も、しろくま電力の方が電気代は安くなる場合が多くなります。
また、「しろくまプラン」の電気は発電時にCO2を出さない実質再生可能エネルギーであり、安いだけではなく環境にも配慮しています。
環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。
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