契約アンペア数を変更すると電気代を安くすることができます。しかし、適切に変更しないと様々なトラブルがあるため注意が必要です。
本記事では、アンペア変更に伴う電気代の変化や適切な契約アンペア数の選び方、アンペア変更の方法などをまとめてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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この記事を読んでわかること
・契約アンペアと電気料金との関係 ・適切な契約アンペア数の選び方 ・アンペア変更の方法 ・アンペア変更以外にできる電気代の節約術 |
結論をまとめると!
・アンペアとは「同時に使用できる電気の量」を表す単位
・契約アンペア数が高いほど基本料金も高くなる |
まずは、そもそもアンペアとはどういったものなのか、確認してみましょう。
アンペアとは「同時に使用できる電気の量」を表す単位です。同時に使用できる電気の最大容量が、契約アンペア数の数値となります。
契約アンペア数が大きいほど多くの家電製品の同時使用が可能で、少ないと使える量が限られます。契約アンペア数を超えて電力を使用すると、ブレーカーが落ちて電気が使えなくなるため、ライフスタイルや使用する家電の数に合った契約アンペア数を選ぶことが大切です。
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電力を快適に使用するためには、契約アンペア数と電気料金との関係を知っておくことが不可欠です。
契約アンペア数
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基本料金(1契約あたり)
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10A
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311円75銭
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15A
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467円63銭
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20A
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623円50銭
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30A
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935円25銭
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40A
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1,247円00銭
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50A
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1,558円75銭
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60A
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1,870円50銭
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上図は、契約アンペア数と電気料金の関係を表したものです。東京電力の従量電灯Bの料金を参考にしました。こうしてみると、契約アンペア数が高いほど基本料金も高くなることがわかります。
契約アンペア数が高いと同時に使える電気の量は増えますが、必要以上に高くすると無駄な基本料金を払うことにつながります。契約アンペア数が必要量よりも多い場合は、適切なアンペア数に変えると電気代の節約に有効です。
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結論をまとめると!
契約アンペア数の確認方法は以下の3つ
・分電盤のアンペアブレーカー ・検針票(電気使用量のお知らせ) ・Webサイトのマイページ |
ここまで、アンペアに関しての基本的な知識について解説しました。契約アンペアを見直す場合は、現在の契約アンペアを確認する必要があります。ここからは、現在の契約アンペア数の確認方法を解説します。契約アンペア数を確認する方法は、おもに以下の3つです。
それぞれの手順を解説します。
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契約アンペア数を確認するもっとも簡単な方法は、分電盤にあるアンペアブレーカーを見ることです。アンペアブレーカーには、契約中のアンペア数を示す色が明記されており、一目で現在の契約状況を把握できます。
色
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赤
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桃
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黄
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緑
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灰
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茶
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紫
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契約アンペア
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10A
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15A
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20A
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30A
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40A
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50A
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60A
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上図は、契約アンペア数とその色を表したものです。まずは、自宅の分電盤のフタを開けて照らし合わせてみましょう。分電盤のなかには、アンペア数を示す色ではなく、「30A」「40A」といった数字が記載されている場合もあります。
契約アンペア数を確認するためには、まずは分電盤を確認してみるのがもっとも手軽な方法です。
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契約アンペア数は、毎月電力会社から届く「検針票(電気ご使用量のお知らせ)」でも確認可能です。紙の検針票が手元にある場合は、「ご契約」や「ご契約種別」といった項目を探してみてください。「30A」や「従量電灯B 40A」のように、現在の契約アンペア数が明記されています。
検針票を保管している方は、過去の電気使用量の推移も確認可能です。もっとも電気使用量の多い月を参考にできるため、アンペア数を見直すべきか判断する際の資料としても役立ちます。
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電力会社のWebサイトに登録している場合は、マイページからも簡単に契約アンペア数を確認できます。インターネット上でアカウントにログインし、「ご契約内容の確認」や「ご利用明細」といった画面にアクセスすると、現在の契約アンペア数が表示されています。
紙の検針票が手元にない場合でもすぐに最新情報が確認できるため、忙しい方や自宅にいる時間が少ない方にはとくにおすすめの方法です。
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結論をまとめると!
・使う家電の合計アンペア数で選ぶ
・世帯人数に見合うアンペア数で選ぶ |
ここまで、契約アンペア数の確認方法について解説しました。現在の契約アンペア数の確認が取れれば、次は現状の契約が適切かどうか確認してみましょう。
ここからは、適切な契約アンペア数の選び方について解説します。
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現在の生活に適切な契約アンペア数にするためには、家庭で同時に使用するアンペア数を把握する必要があります。
一般的な家電
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アンペア数の目安
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エアコン(10畳用)
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冷房時5.8A、暖房時6.6A
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電気カーペット(3畳用)
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半面4A、全面8A
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液晶テレビ(42型)
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2.1A
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掃除機
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弱運転時2A、強運転時10A
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アイロン
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14A
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ドライヤー
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12A
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冷蔵庫(450Lクラス)
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2.5A
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電子レンジ(30Lクラス)
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15A
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炊飯器(5.5合・炊飯時)
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13A
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IHクッキングヒーター(200V)
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20~30A
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食洗機(100V卓上タイプ)
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13A
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ドラム式洗濯機(洗濯・脱水容量9kg)
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13A
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参照:東京電力エナジーパートナー 主な電気機器のアンペアの目安
上図は、おもな電化製品のアンペア数の目安を表したものです。現在の生活に適切な契約アンペア数を選ぶためには、同時に使う可能性のある家電のアンペア数を合計して計算する方法が有効です。
たとえば、エアコンの暖房6.6Aと電子レンジ15A、ドライヤー12Aを同時に使うと合計33.6Aとなり、30A契約では容量が足りません。契約アンペア数は一度に流せる電気の最大量を決めるものです。同時に使う家電のアンペア数の合計が契約アンペア数を上回るとブレーカーが落ちてしまいます。
生活の中で同時に使うことが多い家電をいくつか想定し、合計値より少し余裕のあるアンペア数を選ぶことが、快適な電気利用のポイントです。注意点として、冬場は夏場よりも暖房を多く使用するため、同時に使用するアンペア数が増加傾向にあります。アンペア数を計算する際は、冬場のように電気使用量が多くなる時期を基準に考えましょう。
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家庭で同時に使用するアンペア数は、世帯人数が増えるほど大きくなる傾向があります。
世帯人数
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必要なアンペア数の目安
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1人世帯
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20〜30A
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2〜3人世帯
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30〜40A
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・3人以上の世帯
・消費電力の高い家電を頻繁に使う家庭
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40〜50A
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・世帯人数の多い家庭
・同時に使う家電が多い家庭
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50〜60A
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・オール電化
・2世帯住宅
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60A以上
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上図は、世帯人数ごとに必要なアンペア数の目安を表したものです。一般的には、一人暮らしであれば20〜30A、2〜3人世帯なら30〜40A、3人以上の世帯や消費電力の高い家電を頻繁に使う家庭では40〜50Aが目安とされています。
ただし、個々のライフスタイルや住んでいる場所の環境などにより、適切なアンペア数は異なります。在宅ワークで日中も電気を多く使う方や寒い地域に住んでいる場合は、同時に使用するアンペア数も増加しやすいでしょう。まずは世帯人数から大まかな目安を掴み、家庭の状況に合わせて調整することをおすすめします。
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結論をまとめると!
①電気代を節約できる可能性がある
②ブレーカーが頻繁に落ちるのを防ぐ |
ここまで、適切なアンペア数の選び方について解説しました。では、現在の生活に適切なアンペア数にすることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
ここからは、契約アンペア数を見直すことで得られるメリットについて解説します。
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契約アンペア数を見直すことで、毎月の電気代を節約できる可能性があります。多くの電力会社の料金プランは、契約アンペア数に応じた「基本料金」が設定されており、アンペア数が少なくなるほど安くなります。
とくに、ライフスタイルが変わった場合は、契約アンペア数を見直した方がよいといえます。たとえば、家族が独立して同居人数が減ったり省エネ家電に買い替えたりして、電気の使用量が少なくなる場合もあるでしょう。契約アンペア数を現状の生活に合わせて引き下げることで、毎月の電気代を安く抑えることができます。
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契約アンペア数を引き上げることで、ブレーカーが頻繁に落ちるのを防げるようになります。アンペアブレーカーは、契約アンペア数を超えて一度に多くの電力を使った際に、安全のために電気の供給を遮断する装置です。エアコンや電子レンジ、ドライヤーなど消費電力の高い家電を同時に使用すると、ブレーカーが落ちやすくなります。
契約アンペア数を引き上げれば、一度に使える電気の量に余裕が生まれます。複数の家電を同時に使用してもブレーカーが落ちにくくなるため、調理や家事の最中に電気が使えなくなるといったストレスからも解消されるでしょう。
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結論をまとめると!
①原則として1年間は再変更ができない
②賃貸住宅では管理会社や大家さんの許可が必要 ③60Aを超える契約には「従量電灯C」への切り替えが必要 |
ここまで、契約アンペア数を見直すことで得られるメリットについて解説しました。契約アンペア数を見直すと電気代が安くなったりブレーカーが落ちるストレスから解消されたりなど良いことがたくさんありますが、注意すべき点もあります。
ここからは、契約アンペア数を変更する際の注意点を3つ解説します。
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多くの電力会社では、一度契約アンペア数を変更すると、原則としてその後1年間は再変更ができません。電気代節約のために安易にアンペア数を下げてしまうと、夏場の冷房使用期間や冬場の暖房が必要な際に容量が足りず、不便な生活を強いられる可能性があります。
一方で、アンペア数を上げすぎた場合も、高い基本料金を1年間無駄に支払い続けることになります。アンペア変更は、年間を通した電気の使用量をよく考慮したうえで決めることが重要です。
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賃貸住宅で契約アンペア数を変更したい場合は、必ず事前に管理会社や大家さんの許可を得るようにしましょう。無断で変更手続きを進めると、トラブルの原因になる可能性もあります。
また、建物全体の電気容量に上限が設けられている場合は、希望するアンペア数への変更が不可能なこともあります。アンペア変更を検討する際は、まずは管理会社や大家さんに相談し、変更の可否や手続きの方法を確認しましょう。
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一般的な家庭の契約アンペア数の上限は、60Aです。より多くのアンペア数を希望する場合は、電力会社の料金プランを「従量電灯C」へ切り替える必要があります。
従量電灯Cは、一般家庭用より高容量向けのプランであり、契約内容や料金体系が異なります。契約変更時にはこの点も十分に理解し、電力会社と十分に相談するようにしましょう。
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結論をまとめると!
・アンペア変更の際は電力会社に申請が必要
・スマートメーターは工事不要 ・アナログメーターは立ち会いのもとで工事が必要 |
ここまで、契約アンペア数を変更する際の注意点について解説しました。ここからは、実際に契約アンペア数を変更する際の方法についてご紹介します。
まず、契約アンペア数を変更する際は、電話やWebサイトを通じて電力会社に変更手続きを申請するのが一般的です。アンペア変更にともなう費用は、変更前後の契約アンペアが10〜60アンペアの場合は基本的に無料です。
契約アンペア数を変更する方法は、現状自宅に設置されている電気メーターの種類によって異なります。ここからは、スマートメーターとアナログメーターそれぞれの場合の変更方法について解説します。
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自宅に設置されている電気メーターがスマートメーターの場合は、契約アンペア数の変更工事は不要です。スマートメーターには通信機能が内蔵されており、電力会社が遠隔操作で契約アンペアを変更できるため、作業員の訪問もありません。
スマートメーターが設置されている家庭では、アンペア変更の際の立ち会いも必要なく、申し込みからすぐに設定が切り替わります。スマートメーターは、非常に手軽にアンペア変更が可能です。
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アナログメーターを使用している家庭では、契約アンペア数を変更するためにブレーカーの取り替え工事が必要です。アンペアブレーカーは家の中に設置されているケースが多いため、ブレーカーの取り替えに立ち会う必要があります。
工事中は10〜15分程度停電するため、電気を必要とする作業は計画的におこなうよう確認しておきましょう。また、ブレーカーの交換工事は原則無料ですが、建物の配線状況などにより別途工事費が発生する可能性もあります。
アナログメーターは、スマートメーターと比べると手続きや完了までに時間がかかることが多いため、余裕をもって申請すると安心です。
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結論をまとめると!
①電気代の支払い方法を変える
②電気をつけっぱなしにしない ③省エネ家電に買い替える ④電気代を安くする |
ここまで、契約アンペア数の変更方法について解説しました。契約アンペア数を引き下げると毎月の電気料金を安くできますが、その他の工夫でさらに電気代を抑えることが可能です。
ここからは、アンペア数の変更以外にできる電気代の節約術をご紹介します。
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電気代は、支払い方法を見直すだけで節約できる場合があります。多くの電力会社では、口座振替を選択した契約者に対し、年間数百円ほど電気料金を割り引くサービスを提供しています。
また、クレジットカード払いに変更すると、カード会社のポイントが貯まる場合もあるでしょう。現在払込票で電気料金を支払っている場合は、ぜひ支払い方法の変更を検討してみてください。
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電気は、つけっぱなしにしないでこまめに消すようにすると、電気代の節約につながります。とくに、誰もいない部屋の照明を消したり、見ていないテレビの電源をオフにしたりといった基本的な習慣も、電気代の節約に有効です。
ただし、エアコンは室温を設定温度に近づける際にもっとも電力を消費するため、こまめにオンオフしない方が電気代の節約につながる場合が多いです。電気代を節約するためには、電化製品の特徴に合わせて電力の無駄遣いをしないように意識するとよいでしょう。
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現在使用している電化製品が古い場合は、省エネ性能の高い最新モデルに買い替えると、長期的に見た場合に大きな電気代の節約につながります。家電の省エネ技術は年々進化しており、10年以上前の製品と比較すると最新モデルの消費電力は大幅に少なくなっています。
省エネ家電への買い替えはまとまった費用が必要ですが、毎月の電気代が安くなることで数年で初期費用を回収できるケースも少なくありません。東京都世田谷区や愛知県一宮市など、省エネ家電の買い替えに活用できる補助金制度を実施している自治体もあるため、一度確認してみるとよいでしょう。
また、環境省の比較サイトでは、実際に家電を買い替えた場合にどれだけ電気代を安くできるのか製品ごとに調べることができるため、買い替えを検討中の方はぜひ活用してみてください。
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最後にご紹介する節約術が、電気代そのものを安くする方法です。ここまでご紹介した節約術は「基本料金」と「電気使用量」を下げる方法ですが、電気代の単価そのものを安くすることができれば、もっとも手軽に電気代を抑えられます。
電気代の単価を安くする方法は「電力会社の切り替え」です。電気代の単価が安い電力会社に切り替えると、家中の電気代をトータルで抑えられるため、ぜひ取り入れてみてください。
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このプランの特徴は「基本料金が0円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。
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