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【徹底解説】ダイソンホットアンドクールの電気代は本当に高い?ほかの冷暖房器具との比較や節約術を解説!

作成者: しろくまぱわー編集部|Dec 24, 2025 10:58:10 AM

ダイソンホットアンドクールは、冷暖房と空気清浄の機能を兼ね備えたスマートな家電として高い注目を集めています。しかし、電気代が高いといった情報もあり、「便利そうだけど購入を迷っている」という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ダイソン ホットアンドクールの電気代は本当に高いのか、あらゆる角度から徹底解説します。製品ごとの特徴やほかの冷暖房器具との比較、使用するメリット、そして電気代の節約に効果的な方法までご紹介するので、ダイソンホットアンドクールが気になる方はぜひ参考にしてください。

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この記事を読んでわかること

・ダイソンホットアンドクールの特徴
・ダイソンホットアンドクールの電気代
・ダイソンホットアンドクールとその他の冷暖房器具の電気代の比較
・ダイソンホットアンドクールを使うメリット
・ダイソンホットアンドクールの電気代を節約する方法

目次

ダイソンホットアンドクールの特徴とは?

①独自のテクノロジーを搭載している
②デザインがオシャレ
③冷暖房・空気清浄機能付きで1台3役こなす
④温度管理の機能が充実している

ダイソンホットアンドクールの電気代は本当に高いのか?
Dyson Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heatの特徴と電気代
Dyson Purifier Hot+Cool Gen1の特徴と電気代
Dyson Purifier Hot+Cool HP12 De-NOxの特徴と電気代
ダイソンホットアンドクールの電気代をまとめると!
ダイソンホットアンドクールの電気代が高いと言われる原因

ダイソンホットアンドクールの電気代は高い?ほかの冷暖房器具と比較してみた
エアコンの電気代と比較
電気ストーブの電気代と比較
セラミックファンヒーターの電気代と比較
オイルヒーターの電気代と比較
ホットカーペットの電気代と比較
こたつの電気代と比較
扇風機の電気代と比較
ダイソンホットアンドクールとその他の暖房器具の電気代をまとめると!

電気代が高いなかでダイソンホットアンドクールを使うメリットとは?
①安全に使えて事故の心配が少ない
②掃除の手間がかからない
③音が静かでストレスがかかりにくい
④快適な空気を瞬時に作れる
⑤遠隔操作で室内の空気をコントロールできる
⑥狭い空間でもすっきりとした暮らしが実現できる
⑦シンプルで空間に馴染みやすい

ダイソンホットアンドクールを使う際に知っておくべき電気代の節約方法7つ
①長時間の使用は避ける
②広い空間では使用しない
③スケジュール機能を活用する
④設定温度に気をつける
⑤ほかの暖房器具と併用する
⑥部屋の断熱性を上げる
⑦電気料金プランを見直す

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ダイソンホットアンドクールの特徴とは?

出典:Dyson「Dyson Purifier Hot+Cool™ Gen1」

結論をまとめると!

①独自のテクノロジーを搭載している
②羽根のない革新的な形状をしている
③冷暖房・空気清浄機能付きで1台3役こなす
④温度管理の機能が充実している

はじめに、ダイソンホットアンドクールにはどのような特徴があるのか、確認してみましょう。

 

①独自のテクノロジーを搭載している

ダイソンホットアンドクールは、ダイソン社独自のテクノロジーである「エアマルチプライアー(Air Multiplier™)」を搭載した冷暖房器具です。

出典:Dyson「空調家電」

「エアマルチプライアー」とは、少ない空気でたくさんの風を生み出す技術で、以下のような仕組みになっています。

  1. 本体が吸い込んだ空気を、リング部分の細いすき間から勢いよく吹き出す
  2. 吹き出した風が周囲の空気を巻き込んで大きくなり、前に送られる
  3. 遠くまで風が届く

以上のように遠くまで素早く風が届くため、空間を瞬時に暖めたり涼しくしたりできます。肌に当たる風もムラなくなめらかなのが特長です。

 

②デザインがオシャレ

ダイソンホットアンドクールは、本体上部にリング状のフレームを備えた、羽根のない形状が特徴です。本体内部には羽根が内蔵されていますが、外からは見えないため、すっきりとしてインテリアにも馴染みやすくなっています。

実は、ダイソンホットアンドクールのデザインは、美しさを目的としたものではなく、性能を最大限に引き出すことを追求した結果生まれたものです。つまり、ダイソン独自のテクノロジーを活かすためにデザインされた、機能性の高い冷暖房機器具なのです。

 

③冷暖房・空気清浄機能付きで1台3役こなす

機種によって「冷風」「温風」「空気清浄」とさまざまな使い方ができるのもダイソンホットアンドクールの特徴です。

冷風モードは冷たい風を遠くまで送ることができ、温風モードは内部に搭載したヒーターが周囲をすぐに暖めてくれます。空気清浄機能も高性能で、花粉やハウスダスト、ウイルスなどを瞬時に除去できます。

関連記事:冷房の電気代は高い?エアコンの除湿・暖房と徹底比較!節約術も紹介!

 

④温度管理の機能が充実している

ダイソンホットアンドクールは、以下のような温度管理に関する機能が充実しています。

  • アプリの連携で、離れた場所でも遠隔操作が可能
  • タイマーや予約機能は、日にちや曜日、時間レベルまで設定できる
  • 「自動温度制御機能」付きで、暖めすぎや消費電力の無駄遣いを防げる
  • 上下左右に角度調整可能で、好みの場所に風を送れる

以上のように、遠隔操作による温度設定やスケジュール機能で、事前に部屋を暖めたり温度調整ができたりと、快適空間を作りやすい点が特徴です。

ディスプレイには現在の空気の質や温度、フィルターの寿命などが表示され、リアルタイムに状況を可視化できます。ディスプレイは、ナイトモードを活用することで夜間はオフにできるため、眠りを妨げない点もポイントです。

関連記事:エアコンの自動運転とは?電気代との関係や節約方法についても解説!

 

 

ダイソンホットアンドクールの電気代は本当に高いのか?

出典:Dyson「Dyson Purifier Hot+Cool™ Gen1」

結論をまとめると!

・涼風モードの電気代は機種により1時間あたり約0.06〜1.55円
・温風モードの電気代は1時間あたり約43.4円

ここまで、ダイソンホットアンドクールの特徴を解説し、高性能なスマート家電であることがわかりました。

しかし、「ダイソンホットアンドクールは電気代が高い」といった情報が多く、「本当に高いのか?」と気になる方も多いでしょう。ここからは、ダイソンホットアンドクールの製品ごとの特徴と電気代を解説します。

製品名
Dyson Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heat
Dyson Purifier Hot+Cool Gen1
Dyson Purifier Hot+Cool HP12
消費電力(涼風)
2〜30W
2〜50W
6〜40W
消費電力(温風)
1,400W
1,400W
1,400W
電気代(涼風)
約0.06〜0.93円
約0.06〜約1.55円
約0.19円〜1.24円
電気代(温風)
約43.4円
約43.4円
約43.4円
空気清浄機能
なし
あり
あり
特徴
・ダイソンでもっとも静かでパワフル
・微細なPM0.1までも99.95%除去できる
・従来の活性炭フィルターより1.5倍の二酸化窒素を除去できる

※参考:Dyson「 Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heat」Dyson 「Purifier Hot+Cool Gen1」「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx」
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円を使用

上図は、ダイソンホットアンドクールの製品ごとの特徴と電気代をまとめたものです。こうしてみると、ダイソンホットアンドクールは温風モードの電気代が高く、涼風モードでは経済的に使用できることがわかります。

ダイソンホットアンドクールの気代が「高い」と言われる理由は、温風モードの長時間使用と関係がありそうです。

それでは製品ごとの電気代はいくらなのか、詳しくみていきましょう。

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Dyson Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heatの特徴と電気代

出典:Dyson「 Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heat」

「Dyson Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heat」は、3機種のなかでももっともパワフルかつ静かな製品で、5〜10畳の部屋に適しています。

こちらの機種は空気清浄はできませんが、便利な機能を多数搭載している点が特徴です。タイマー・予約機能では、ライフスタイルに合わせて1週間分の稼働スケジュールを設定したり、事前に部屋を暖めたりできます。

アプリの連携で遠隔操作も可能になり、離れた部屋や外出先からも空気の質や温度を調整でき、非常に便利です。

また、ナイトモードを搭載し、さらに音を静かにしたりディスプレイのライトを消したりできるため、睡眠を妨げません。上下左右に角度調整も可能で、好みの場所に風を送れる点も魅力です。

以下は、「 Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heat」の電気代です。

使用モード
消費電力
1時間あたりの
電気代
1日(8時間)の
電気代
1か月(30日)の電気代
涼風モード
2〜30W
約0.06〜0.93円
約0.48〜7.44円
約14.4〜223.2円
温風モード
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円

※参考:Dyson「 Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heat」
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円を使用

この製品の涼風モードは3機種のなかでもっとも安く、1か月間の電気代は約223.2円です。一方で温風モードは、1日8時間使用で約347.2円と高いです。しかし、「自動温度制御機能」搭載で、室温が安定したあとは電気代も抑えやすくなります。

また、タイマーや予約機能を活用して事前に稼働時間を設定することで、使いすぎによる電気代の無駄も防げます。「空気清浄機は必要ないけど多彩な機能は欲しい」といった方は、涼風モードの電気代も安いこちらの製品を選ぶとよいでしょう。

関連記事:空気清浄機の電気代は高い?24時間つけっぱなしでも大丈夫?節約方法も解説

 

Dyson Purifier Hot+Cool Gen1の特徴と電気代

出典:Dyson 「Purifier Hot+Cool Gen1」

「Purifier Hot+Cool Gen1」は3機種のなかでもっともベーシックなモデルですが、「涼風」「温風」「空気清浄」と基本機能は備わっています。暖房使用時は約8畳の部屋に適しており、空気清浄機能は60分で約25畳の空間の空気をきれいにします。

この機種の空気清浄機能は非常に高性能で、ウイルスなどをほとんど除去できるのが特徴です。高性能HEPAフィルターを搭載し、PM0.1という微細な空気の汚れやウイルス、花粉、ハウスダストを効果的に除去します。

以下は「Purifier Hot+Cool Gen1」の電気代です。

使用モード
消費電力
1時間あたりの
電気代
1日(8時間)の
電気代
1か月(30日)の電気代
涼風モード
2〜50W
約0.06〜約1.55円
約0.48〜12.4円
約14.4〜372円
温風モード
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円

※参考:Dyson 「Purifier Hot+Cool Gen1」
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円を使用

この機種の涼風モードの電気代は「Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heat」より少し高く、1時間あたり約0.06〜1.55円です。温風モードの電気代が高くなりやすい点は他機種と同様です。

ただしこちらも「自動温度制御機能」を搭載しているため、室温が安定したあとは電気代を抑えられます。シンプル操作で冷暖房と空気清浄機能を使いたい方には、こちらの機種が向いています。

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Dyson Purifier Hot+Cool HP12 De-NOxの特徴と電気代

 

出典:「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx」

ダイソン「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx」は、空気清浄機能と性能の高さの両方を備えた上位モデルです。ダイソン最高レベルのフィルターテクノロジーを搭載し、従来の活性炭フィルターよりも約1.5倍多くの二酸化窒素を除去できます。

さらに、遠隔操作や予約機能も付いており、外出先からの操作や帰宅・起床時間に合わせた運転も可能です。暖房モードは、約9畳の部屋に適しており、空気清浄能力は60分で約25畳の空気をきれいにできます。

以下は、「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx」の電気代です。

使用モード
消費電力
1時間あたりの
電気代
1日(8時間)の
電気代
1か月(30日)の電気代
涼風モード
6〜40W
約0.19〜1.24円
約1.49〜9.92円
約44.7〜297.6円
温風モード
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円

※参考:「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx」
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円を使用

「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx」の電気代は、ほかの2つの製品に比べると、涼風モードの最小消費電力が若干高いです。温風モードの電気代はほかの製品と同じですが、「自動温度制御機能」が搭載されており、室温が安定したあとは安くなります。

涼風モードの最小消費電力は若干高いですが、高性能な空気清浄機能と利便性どちらも求める方は、こちらの製品がおすすめです。

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ダイソンホットアンドクールの電気代をまとめると!

ここまで、ダイソンホットアンドクールそれぞれの製品の特徴や電気代をご紹介しました。改めて、製品ごとの電気代を比較してみましょう。

製品
使用モード
消費電力
1時間あたりの
電気代
1日(8時間)の
電気代
1か月(30日)の電気代
Dyson Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heat
涼風
2〜30W
約0.06〜0.93円
約0.48〜7.44円
約14.4〜223.2円
温風
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円
Dyson Purifier Hot+Cool Gen1
涼風
2〜50W
約0.06〜約1.55円
約0.48〜12.4円
約14.4〜372円
温風
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円
Dyson Purifier Hot+Cool HP12
涼風
6〜40W
約0.19〜1.24円
約1.49〜9.92円
約44.7〜297.6円
温風
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円

※参考:Dyson「 Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heat」Dyson 「Purifier Hot+Cool Gen1」Dyson「Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx」
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円を使用

ダイソンホットアンドクールは、製品ごとの電気代にそれほど大差はないようです。涼風モードの電気代に多少の違いがある程度で、温風モードの電気代は同じです。

そのため、ダイソンホットアンドクールの製品をどう選ぶかは、それぞれの特徴を理解したうえでご自身が求める機能を優先するとよさそうです。

ご紹介した3種類の機種の選び方をまとめると、以下のようになります。

求める機能
向いている機種
空気清浄機能は必要ないが、利便性は重視したい
Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heat
空気清浄機能は欲しいが、機能はシンプルでよい
Purifier Hot+Cool Gen1
空気清浄機能も利便性も欲しい
Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx

上記を参考に、ご自身の必要性に合わせて選ぶことをおすすめします。

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ダイソンホットアンドクールの電気代が高いと言われる原因

ダイソンホットアンドクールについて検索すると「電気代が高い」という情報が多く、魅力を感じながらも購入を迷う方もいるでしょう。

では、ダイソンホットアンドクールの電気代はなぜ高いと言われるのでしょうか?

それは、電気代が高いと言っている人は、消費電力の大きい温風モードを長時間使用している場合が多いからです。

ダイソンホットアンドクールは短時間の集中的な温度調整に特化しているため、長時間使用すると電気代もかさみます。特に広い空間で使用するとフル稼働が続き、電気代が高くなってしまいます。

以上が、ダイソンホットアンドクールの電気代が高いと言われる大きな原因です。製品の特徴を理解して使用することで、無駄な電気代の消費を抑えられます。

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ダイソンホットアンドクールの電気代は高い?ほかの冷暖房器具と比較してみた

出典:Dyson「Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heat」

結論をまとめると!

・ダイソンホットアンドクールの電気代は他の暖房器具よりも高い
・ダイソンホットアンドクールは多機能性を求める場合に向いている

ここまで、ダイソンホットアンドクールの電気代を製品ごとに解説しました。その結果、涼風モードの電気代は比較的安い一方で、温風モードは使い方によって高くなることがわかりました。

それでは、ほかの冷暖房器具と比較すると電気代はどうなるのでしょうか? ここからは、ダイソンホットアンドクールとほかの冷暖房器具の電気代を、それぞれの特徴もあわせて比較してみましょう。

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エアコンの電気代と比較

まずは、ダイソンホットアンドクールとエアコンの電気代を比較してみましょう。

家電製品
消費電力
1時間あたりの
電気代
1日(8時間)の電気代
1か月(30日間)の電気代
エアコン(6畳)
440W
約13.6円
約108.8円
約3,264円
エアコン(10畳)
690W
約21.4円
約171.2円
約5,136円
ダイソンホットアンドクール
(温風)
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円

※参考:経済産業省資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2025年版|パナソニック エオリア CS-LX223D|パナソニック エオリア CS-LX282D」
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円を使用

上図は、ダイソンホットアンドクールとエアコン(6畳・10畳用)の電気代を比較したものです。

電気代だけを見ると、ダイソンホットアンドクールは10畳用エアコンの約2倍高いことがわかります。これはエアコンが外の空気から熱を集めて部屋に運ぶ仕組みであるのに対し、ダイソンホットアンドクールは電気で直接熱を作るからです。

しかし、両者はそもそも用途が違います。省エネで広い部屋を暖めたい場合はエアコン、短時間や局所的な暖房にはダイソンホットアンドクールと使い分けるのがおすすめです。

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電気ストーブの電気代と比較

次に、ダイソンホットアンドクールと電気ストーブの電気代を比較してみましょう。

家電製品
消費電力
1時間あたりの
電気代
1日(8時間)の電気代
1か月(30日間)の電気代
電気ストーブ
240〜1,200W
約7.4〜37.2円
約59.2〜297.6円
約1,776〜8,928円
ダイソンホットアンドクール
(温風)
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円

※参考:アイリスプラザ「TEKNOS シーズヒーター 1200W パワーモニター ホワイト」
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円を使用

ダイソンホットアンドクールの電気代は、電気ストーブの最大出力時よりも約1.2倍近く高いことがわかります。これは、電気ストーブが「暖めるだけ」であるのに対し、ダイソンホットアンドクールは「暖房+送風+空気清浄」を同時におこなっているからです。

これらの機器は使用場面が似ており、特定の場所をピンポイントで暖めたいときや短時間の使用、狭い空間での暖房に向いています。ダイソンホットアンドクールはさらに空気清浄も兼ねるため、そういった面で比較するとよいでしょう。

関連記事:電気ストーブの電気代は安い?他の暖房器具と比較し、節約方法を解説!

 

セラミックファンヒーターの電気代と比較

続いて、ダイソンホットアンドクールとセラミックファンヒーターの電気代を比較してみましょう。

家電製品
消費電力
1時間あたりの
電気代
1日(8時間)の電気代
1か月(30日間)の電気代
セラミックファンヒーター
640〜1,170W
約19.8〜36.3円
約158.4〜290.4円
約4.752〜8.712円
ダイソンホットアンドクール
(温風)
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円

※参考:Panasonic「DS-FZX1200」
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円を使用

ダイソンホットアンドクールの電気代は、セラミックファンヒーターの最大出力時より約1.2倍高めです。これは、「暖房・送風」に加えて「空気清浄機能」も同時に動かすためです。

これらの製品は使い勝手が似ており、どちらも特定の場所を素早く暖めたい場合に向いています。そのため、電気代を抑えたいならセラミックファンヒーター、暖房と同時に空気清浄機能も使いたいならダイソンホットアンドクールを選ぶとよいでしょう。

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オイルヒーターの電気代と比較

次に、ダイソンホットアンドクールとオイルヒーターの電気代を比較します。

家電製品
消費電力
1時間あたりの
電気代
1日(8時間)の電気代
1か月(30日間)の電気代
オイルヒーター
(8〜10畳用)
500〜1,200W
約15.5〜37.2円
約124〜297.6円
約3,720〜8,928円
ダイソンホットアンドクール
(温風)
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円

※参考:DeLonghi ユニカルド オイルヒーターRHJ65L0712
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円を使用

ダイソンホットアンドクールの1か月間の電気代は、オイルヒーターより約1,500円高いです。オイルヒーターは一度温まると少ない電力で保温できますが、ダイソンホットアンドクールは送風や空気循環をおこなうため、運転中は電力を使い続けるからです。

とはいえ、これらの製品は用途が異なります。広い部屋を長時間暖めたいならオイルヒーター、狭い空間や特定の場所を短時間で暖めたいときはダイソンホットアンドクールが向いています。

関連記事:オイルヒーターの電気代は高すぎる?他の暖房器具との比較や節約方法を解説!

 

ホットカーペットの電気代と比較

次に、ダイソンホットアンドクールとホットカーペットの電気代を比較してみましょう。

家電製品
消費電力
1時間あたりの
電気代
1日(8時間)の電気代
1か月(30日間)の電気代
ホットカーペット
(60×60cm)
72W
約2.2円
約17.6円
約528円
ダイソンホットアンドクール
(温風)
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円

※参考:山善「YMM-W60BTH」
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円を使用

両者を比較すると、ホットカーペットの電気代が圧倒的に安いことがわかります。ホットカーペットの電気代は1日8時間の使用を1か月間続けても約528円程度で、ダイソンホットアンドクールと比べるとその差は一目瞭然です。

しかし、ホットカーペットの暖められる範囲は足元など触れている部分のみに限られます。

そのため、足元を暖めたい場合はホットカーペット、空間を暖めたいならダイソンホットアンドクールを選ぶとよいでしょう。

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こたつの電気代と比較

次は、ダイソンホットアンドクールとこたつの電気代の比較です。

家電製品
消費電力
1時間あたりの
電気代
1日(8時間)の電気代
1か月(30日間)の電気代
こたつ
180W
約5.6円
約44.8円
約1,344円
ダイソンホットアンドクール
(温風)
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円

※参考:メトロ工業株式会社「メトロのこたつ」
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円を使用

こたつの電気代は1か月あたり約1,344円で、ダイソンホットアンドクールと比べると圧倒的に安いです。ダイソンホットアンドクールは室内空間を暖めるため消費電力が大きくなります。一方、こたつは布団のなかだけを暖める構造なので、電力をあまり使いません。

それぞれの特徴としては、ダイソンホットアンドクールは軽量で手軽に移動できますが、こたつは気軽に動かすには不向きです。状況により暖める場所を変えたいならダイソンホットアンドクール、同じ場所で足元を暖めながら過ごすのであればこたつが適しています。

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扇風機の電気代と比較

次は、ダイソンホットアンドクールと扇風機の電気代の比較です。

家電製品
消費電力
1時間あたりの
電気代
1日(8時間)の電気代
1か月(30日間)の電気代
扇風機
(ACモーター)
10〜42W
約0.31〜1.30円
約2.48〜10.4円
約74〜312円
扇風機
(DCモーター)
2〜21W
約0.06〜0.65円
約0.50〜5.21円
約14.9〜156.3円
ダイソンホットアンドクール
(涼風モード)
2〜50W
約0.06〜約1.55円
約0.48〜12.4円
約14.4〜372円

※参考:日立グローバルライフソリューションズ HEF-AL300FHEF-DL300F
※電気代の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円を使用

これらの機器の電気代を比較してみると、DCモーター搭載の扇風機がもっとも安く、ダイソンホットアンドクールとの差は大きいです。一方、ACモーターの扇風機とダイソンホットアンドクールでは、電気代の差はそれほどありません。

本体価格はダイソンホットアンドクールよりも扇風機の方が圧倒的に安く、とくにACモーターは低コストで購入可能です。そのため、コストを抑えたいなら扇風機、機能性を重視するならダイソンホットアンドクールがおすすめです。

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ダイソンホットアンドクールとその他の暖房器具の電気代をまとめると!

最後に、ダイソンホットアンドクールとその他の暖房器具の電気代の違いをまとめてみましょう。

家電製品
消費電力
1時間あたりの
電気代
1日(8時間)の電気代
1か月(30日間)の電気代
ダイソンホットアンドクール
(温風)
1,400W
約43.4円
約347.2円
約10,416円
エアコン(6畳)
440W
約13.6円
約108.8円
約3,264円
エアコン(10畳)
690W
約21.4円
約171.2円
約5,136円
電気ストーブ
240〜1,200W
約7.4〜37.2円
約59.2〜297.6円
約1,776〜8,928円
セラミックファンヒーター
640〜1,170W
約19.8〜36.3円
約158.4〜290.4円
約4.752〜8.712円
オイルヒーター
(8〜10畳用)
500〜1,200W
約15.5〜37.2円
約124〜297.6円
約3,720〜8,928円
ホットカーペット
(60×60cm)
72W
約2.2円
約17.6円
約528円
こたつ
180W
約5.6円
約44.8円
約1,344円

上図を確認してみると、ダイソンホットアンドクールの電気代はその他の暖房器具よりも高いことがわかります。では、結局どの暖房器具を選べばよいのでしょうか?あらためてまとめてみましょう。

目的・求めるもの
適した暖房機器
部屋全体を省エネで暖めたい
エアコン
狭い空間、特定の場所をなるべく安く暖めたい
電気ストーブ・セラミックファンヒーター
同じ場所で長時間過ごすことが多い
ホットカーペット・こたつ
多機能性を求める
ダイソンホットアンドクール

一口に暖房器具といっても、暖められる範囲や用途は異なるため、目的に合わせて選ぶことをおすすめします。

ダイソンホットアンドクールは、電気代を重視する場合にはやや不向きです。しかし、空気清浄機能を兼ねていたり冷暖房両方で使えたりと、多機能性を求める場合には十分に魅力があります。

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電気代が高いなかでダイソンホットアンドクールを使うメリットとは?

出典:Dyson「Hot+Cool™ HF1 remote link pre-heat」

結論をまとめると!

ダイソンホットアンドクールを使うメリットは以下の7つ!

①安全に使えて事故の心配が少ない
②掃除の手間がかからない
③音が静かでストレスがかかりにくい
④快適な空気を瞬時に作れる
⑤遠隔操作で室内の空気をコントロールできる
⑥狭い空間でもすっきりとした暮らしが実現できる
⑦シンプルで空間に馴染みやすい

ここまでダイソンホットアンドクールとその他の冷暖房器具を比較し、ダイソンホットアンドクールの電気代は高いことがわかりました。しかしそれでもダイソンホットアンドクールを指示する声は多いようです。

ここからは、電気代が高くてもダイソンホットアンドクールを使うメリットは何なのか、ご紹介します。

 

①安全に使えて事故の心配が少ない

ダイソンホットアンドクールは安全に使える点が大きなメリットです。扇風機だと回転中の羽根に子どもが指を入れる恐れがありますが、ダイソンホットアンドクールはそのような怪我の心配はいりません。温風使用時でも送風部が熱くなりにくく、安全性も高いです。

とくに、小さな子どものいるご家庭では扇風機や暖房器具による怪我を心配する声が多いですが、ダイソンホットアンドクールはその点で安心して使えます。

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②掃除の手間がかからない

掃除が簡単な点も、ダイソンホットアンドクールのメリットのひとつです。一般的な扇風機はほこりがたまりやすく、カバーを外して羽根を一枚ずつ拭く必要があります。一方でダイソンホットアンドクールは、表面をさっと拭くだけで掃除が完了します。

空気清浄機能付きの機種はフィルターの定期的な交換が必要ですが、目安は5年に1度程度です。忙しい現代の生活では、お手入れの手間が少ないのは大きな魅力でしょう。

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③音が静かでストレスがかかりにくい

ダイソンホットアンドクールは、羽根の回転による風切り音が出ないため、動作音が非常に静かです。仕事や勉強など集中したい場面でも、ノイズに邪魔されずストレスがかかりにくい点が魅力です。

さらに、機種によってはナイトモードが搭載されており、より音が静かになるため睡眠を邪魔しません。

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④快適な空気を瞬時に作れる

ダイソンホットアンドクールはエアマルチプライアー技術により、素早く風を送り瞬時に快適な空気を作れます。エアコンやオイルヒーターのように立ち上がりを待つ必要がなく、すぐに暖かさを感じられるのが特長です。

身体が冷えているときや帰宅してすぐの寒い部屋、デスクワークで足元が冷えるときなどは、短時間で空間が暖まるため非常に役立ちます。

 

⑤遠隔操作で室内の空気をコントロールできる

ダイソンホットアンドクールは機種により遠隔操作が可能です。離れた部屋や外出先からも室内の空気を監視、コントロールできる点が魅力です。

たとえば、帰宅前や起床前などに室温を快適にできるほか、子どもや祖父母の部屋の空気を家事や仕事をしながらどこからでも調整できるなど、利便性に優れています。ダイソンホットアンドクールは、忙しい生活をサポートしてくれる冷暖房器具なのです。

 

⑥狭い空間でもすっきりとした暮らしが実現できる

ダイソンホットアンドクールは、一般的な扇風機や暖房器具に比べてシンプルかつスリムな設計が特徴です。幅・奥行きともにA4サイズに収まり、狭い空間でも置き場所に困らず、コンパクトに使えます。

1年中使える家電製品で、季節ごとの冷暖房器具を買い揃えたり入れ替えたりする手間もかかりません。年中出しっぱなしにできて収納スペースもいらないため、家が狭くても使い勝手の良いアイテムです。

 

⑦シンプルで空間に馴染みやすい

ダイソンホットアンドクールは、従来の冷暖房器具では見ることのなかったスマートなデザインが特徴的です。

羽根がなく見た目がシンプルなので、室内に置いても主張しすぎない点が魅力です。すっきりとしたデザインかつ落ち着いたカラーで、幅広いインテリアにすっと馴染むでしょう。

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ダイソンホットアンドクールを使う際に知っておくべき電気代の節約方法7つ

出典:Dyson「Dyson Pure Hot + Cool™」

結論をまとめると!

ダイソンホットアンドクールの電気代を節約する方法は以下の7つ!

①長時間の使用は避ける
②広い空間では使用しない
③スケジュールを活用する
④設定温度に気をつける
⑤ほかの暖房器具と併用する
⑥部屋の断熱性を上げる
⑦電気料金プランを見直す

ここまでダイソンホットアンドクールを使うメリットを解説し、電気代が高くても使用する価値のある家電製品であることがわかりました。さらに、ダイソンホットアンドクールの電気代は、使い方の工夫により安くすることも可能なのです。

最後に、ダイソンホットアンドクールの電気代の節約方法を7つご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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①長時間の使用は避ける

ダイソンホットアンドクールの温風モードの消費電力は1,400Wと大きいため、長時間使用は避けましょう。

基本的には短時間のスポット利用にとどめ、空気が暖まったら電源をオフにする習慣をつけると無駄なコストを抑えられます。製品によりタイマー機能が搭載されているので、オフにする時間をあらかじめ設定しておくと無駄遣いも防げるでしょう。

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②広い空間では使用しない

ダイソンホットアンドクールは、広い空間を暖める用途での使用は避けることをおすすめします。温風モードの場合、広い空間を暖めるためには時間がかかり、長時間のフル稼働で電気代が非常に高くなります。

以上のことから、脱衣所や足元などの狭い空間や、限られたスペースを効率よく暖めるために使用するのがおすすめです。

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③スケジュール機能を活用する

ダイソンホットアンドクールは製品によりスケジュール機能が搭載されているため、上手く活用して節約につなげましょう。たとえば、朝は6時に起動し、7時にオフにするといった設定で、出勤時の消し忘れを防げます。

曜日や日にち、時間、温度など運転パターンを細かく設定できるため、ライフスタイルに合わせてまとめて登録しておくのがおすすめです。

 

④設定温度に気をつける

ダイソンホットアンドクールを使う際は、設定温度を上げすぎないように気をつけましょう。

ダイソンホットアンドクールの温風モードは、設定温度を高くするほど消費電力も増える仕組みです。そのため、無理のない範囲で設定温度を下げることで、無駄な電力消費を抑えられます。

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⑤ほかの暖房器具と併用する

ダイソンホットアンドクールとほかの暖房器具を併用すると、電気代を抑えやすくなります。広い部屋全体を暖める場合はエアコンをメインに使い、ダイソンホットアンドクールの使用は足元が冷えるときや部屋が暖まるまでの補助にとどめると、電気代を削減できます。

また、ホットカーペットで足元を暖めたりサーキュレーターで空気を循環させたりすると、設定温度を上げなくても部屋が暖まりやすくなります。そのほか、人間は湿度があるほうが暖かさを感じやすいため、加湿器と一緒に使うのも効果的です。

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⑥部屋の断熱性を上げる

ダイソンホットアンドクールで作った快適な空気は、部屋の断熱性を上げることで室内に閉じ込められます。室温が安定しやすく消費電力を抑えられるため、結果的に電気代も安くなります。

外からの冷気を遮断するためには、厚手のカーテンや窓の断熱シートを活用するのがおすすめです。さらに、ドアまわりに隙間テープを貼ることで、暖かい空気が外へ逃げにくくなります。こうしたちょっとした工夫をすることで、効果的に電気代を抑えられます。

 

⑦電気料金プランを見直す

現在の電気料金プランを見直すことも、電気代の節約につながる可能性があります。日中は家を空けることが多い家庭なら夜間の電気代が安いプラン、使用量が少ない家庭なら従量制プランなど、ライフスタイルに合った料金プランを選ぶことで無駄なコストを抑えやすくなります。

また、オール電化の家庭であれば、専用のオール電化プランを選ぶことで電気代を大幅に削減できることもあるでしょう。

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ダイソンホットアンドクールの電気代を下げるには電力会社の乗り換えがおすすめ!

出典:Dyson「Dyson Pure Hot + Cool™」

結論をまとめると!

電力会社を乗り換えると手間なく家中の電気代を安くできる

ここまで、ダイソンホットアンドクールの電気代を節約する方法をご紹介してきました。これらの工夫を組み合わせれば電気代を確実に削減できますが、できる節約にはどうしても限界があります。

そこで効果的なのが、電気代の単価そのものを下げる方法です。今より単価の安い電力会社へ乗り換えれば、ダイソンホットアンドクールだけでなく家中の電気代も手間なく削減できます。

電力会社のなかには基本料金が無料のプランもあり、無理なく毎月の電気代を抑えられる点が大きなメリットです。乗り換える場合は、電気代の単価が安いだけでなく、Webでの申し込みが可能で、現在契約中の電力会社の解約を代行してくれる電力会社がおすすめです。

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