「エアコンの掃除って自分でもできるの？」
長い間使用していないエアコンは、シーズン前に掃除してきれいにしておきたいものですが、自分でもできるものなのか、気になりますよね。本記事では、自分でできるエアコン掃除の手順や注意点について解説します。
業者に頼むべき箇所や、エアコン掃除の頻度についても触れているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事：【最新】わが家の電気代は高い？家庭の平均額や高くなる原因、節約術を解説！
関連記事：【最新】４人家族の電気代平均はいくら？季節別や地域別の平均、料金が高い原因や節約方法をご紹介
関連記事：【最新】二人暮らしの電気代の平均はいくら？節約術や2人の光熱費の平均もわかりやすく解説！
|
この記事を読んでわかること
・自分でできるエアコン掃除の範囲
・自分でおこなうエアコン掃除の手順 ・自分でエアコン掃除をする際の注意点 |
|
結論をまとめると！
・エアコンの内部は業者に依頼した方がよい
・エアコンのフィルターや室外機などは自分でも掃除可能 |
エアコン掃除には、自分でできる範囲と業者に依頼した方がよい範囲があります。詳しく確認してみましょう。
関連記事：【最新】一人暮らしの電気代の平均はいくら？高い原因や節約方法を紹介！
関連記事：電気代の基本料金とは？仕組みと種類、電気料金を安くする方法をわかりやすく解説
エアコンの内部は複雑な構造になっているため、自分で掃除をせずに業者に依頼することをおすすめします。とくに、熱交換器や送風ファンなど、内部のカビや汚れを徹底的にきれいにしたい場合は、専門業者に依頼するのが安全で確実です。
インターネット上にはエアコン内部の掃除方法について記載されている場合がありますが、パーツを分解したあとに、元に戻せなくなったり故障させてしまったりする恐れがあります。火災やケガなどのリスクもあるため、エアコン内部の掃除は業者に依頼しましょう。
関連記事：【最新】世帯別・季節別・地域別の電気代平均は？電気料金の下げ方・節電方法もわかりやすく解説
関連記事：【最新】電気代の値上げを徹底解説！電気料金が高騰する理由と対策とは？
エアコンのフィルターや室外機などの表面的な箇所は、自分でも掃除が可能です。とくにフィルターは汚れやホコリが溜まりやすい箇所なので、定期的に掃除をすることで清潔に保ちやすくなります。
今回は、エアコンのフィルターやルーバー、室外機の掃除の手順を解説するので、ぜひ参考にしてください。
関連記事：電気代の内訳の見方と計算方法とは？電気代を安くする方法もわかりやすく解説！
関連記事：【最新】今後も電気代は値上げする？高い原因と予測、法人・家庭でできる電気代削減方法を徹底解説！
関連記事：【最新】電気代・ガス代の補助金制度をわかりやすく解説！政府の補助金額や期間、電気料金を安くする方法とは？
|
結論をまとめると！
・エアコンのフィルターのホコリはまず掃除機で吸い取る
・フィルターの汚れがひどい場合はシャワーと中性洗剤で洗い流す |
ここまで、自分でできるエアコン掃除の範囲は表面的な箇所のみであることを解説しました。ここからは、自分でするエアコン掃除の手順をご紹介します。まずは、エアコンのフィルター掃除の手順をみていきましょう。
エアコンのフィルターはもっとも汚れが溜まりやすい箇所です。フィルターのホコリや汚れを落とすだけでもエアコン効率がよくなる場合が多いため、定期的に掃除をすることをおすすめします。
関連記事：冷房の電気代は高い？エアコンの除湿・暖房と徹底比較！節約術も紹介！
関連記事：【最新】カーボンヒーターの電気代は安い？他の暖房器具と徹底比較し節約方法を解説！
エアコンのフィルターを掃除する際は、以下の掃除用具を用意してください。
準備ができたら、フィルター掃除に進みましょう。
エアコン掃除に入る前に、まずはエアコンのコンセントを抜いておきます。コンセントを抜いておかなければ、掃除をしている最中にエアコンが作動してケガをしたり、漏電したりする恐れがあります。
エアコン掃除をはじめる際は、忘れずにコンセントを抜きましょう。コンセントがない場合は、ブレーカーを落としてください。
関連記事：エコキュートの電気代はいくら？高い原因と安く使う方法をわかりやすく解説
関連記事：【図解】エコキュートとは？仕組みやガス給湯器の違い、メリットをわかりやすく解説！
まずは、エアコン本体を拭くところからはじめましょう。エアコン本体にはホコリがかぶっています。ハンディモップやタオルなどを使って、エアコン本体を優しく拭いてください。
また、自分がホコリを吸ってしまわないためにも、マスクをつけておくと安心です。
関連記事：空気清浄機の電気代は高い？24時間つけっぱなしでも大丈夫？節約方法も解説
エアコン本体を拭いたあとは、フロントパネルを開けます。フロントパネルの開け方は、エアコンのモデルにより異なるため、取扱説明書で確認してください。
ほとんどのエアコンは、本体の左右下部にロック解除ボタンや凹みがついています。優しく持ち上げるようにフロントパネルを上げると、カチッと止まるところがあるはずです。
フロントパネルを開けたら、そのままの状態でフィルターに掃除機をかけましょう。すぐにフィルターを外すと、フィルターにたくさんついたホコリが室内に舞ってしまいます。最初はフィルターを外さずに、そのまま掃除機をかけてある程度のホコリを吸い取りましょう。
フィルターの素材は薄いプラスチックです。破損しないように、優しく取り扱うようにしてください。
関連記事：電気あんかの電気代はいくら？つけっぱなしにすると高い？節約術もあわせて紹介
ある程度フィルターのホコリを吸い取ったら、次はエアコンからフィルターを外して掃除をします。フィルターは薄くやわらかいので、そっと優しく取り外すようにしましょう。
フィルターを取り外したら、掃除機をかけてホコリを吸っていきます。ホコリはフィルターの表面についているので、掃除機を表側にあてて吸い取りましょう。裏側に掃除機をあてると、ホコリがフィルターに詰まってしまうので気をつけてください。
熱交換器は、フィルターを外すと見える、薄いアルミ板が並んだものです。構造上ホコリが溜まりやすいので、フィルターを外したついでに軽く掃除機をかけておくとよいでしょう。
注意点として、熱交換器は薄いアルミ素材でできているため、少しの力ですぐに変形してしまいます。無理に掃除をすると壊してしまう恐れもあるため、本格的な掃除は業者に任せましょう。
関連記事：エアコンの暖房の電気代は高い？節約方法もあわせて解説！
関連記事：【最新】電気代が安い暖房器具はこれ！コストを徹底比較、節約術も紹介！
フィルターのホコリは掃除機だけでは落としきれない場合が多いため、シャワーできれいに洗い流すことをおすすめします。シャワーで洗う場合は、フィルターの裏側から水をかけて、ホコリを押し出すように洗い流しましょう。
頑固な汚れがついている場合は、台所用の中性洗剤と古い歯ブラシを使ってきれいに洗います。フィルターは柔らかく破損しやすいため、やわらかいブラシでやさしくこすり落としましょう。
関連記事：【最新】パネルヒーターの電気代は高すぎる？ほかの暖房器具と徹底比較！節約術も解説します
フィルターがきれいになったあとは、しっかりと乾燥させましょう。乾いたタオル2枚でフィルターをはさみ、優しく水気を拭き取ります。
水気を拭き取ったあとは、陰干ししてしっかりと乾かしてください。フィルターが完全に乾かないうちにエアコンに設置すると、カビの発生につながるので注意しましょう。
関連記事：【徹底解説】ドライヤーの電気代は高い？節約テクニックや選び方を紹介
|
結論をまとめると！
・エアコンのルーバーは、表面を軽く拭いてホコリを落とす
|
ここからは、エアコンのルーバー掃除の手順を解説します。エアコンのルーバーもフィルターと同様ホコリが溜まりやすい場所なので、定期的に掃除をしておくとよいでしょう。
関連記事：再生可能エネルギーとは？メリット・デメリット、種類の一覧を簡単に解説！
関連記事：電力需給のひっ迫はなぜ起きる？いつまで続く？電気代値上げリスクも！概要と法人がすべき対策を解説
エアコンのルーバーを掃除する際は、以下の掃除用具を用意してください。
準備ができたら、ルーバー掃除に進みましょう。
エアコンのルーバーを掃除する場合も、フィルターと同じく事前にコンセントを抜いておきましょう。ケガや事故などを防ぐためにも、しっかりと確認してください。
エアコンのルーバー掃除は、まずルーバーを手で回し、エアコン内部が見える状態にします。ルーバーは薄いので、割れないよう取り扱いに注意してください。
ルーバーのなかには、手で動かそうとしても回らないものがあります。無理に動かそうとすると破損する恐れがあるので、回りそうにないときは作業をやめておきましょう。
ルーバーを開けたあとは、吹き出し口を拭いていきましょう。吹き出し口周辺は狭く手が入りにくいため、割り箸にキッチンペーパーやガーゼなどを巻いて輪ゴムで止めたお掃除棒を使うと便利です。お掃除棒は、お湯で濡らしてから固く絞っておきましょう。
お掃除棒が用意できたら、吹き出し口を掃除します。吹き出し口の奥には送風ファンがありますが、壊れやすいため触らないようにしましょう。吹き出し口の掃除は、ルーバーの表面を軽く拭くのみに留めておき、エアコン内部までは手を入れないようにしてください。
エアコン内部まで掃除したい場合は、破損の恐れもあるため業者に依頼するようにしましょう。
関連記事：湿気対策！部屋の湿度を下げる方法をわかりやすく解説！電気代の節約方法も紹介！
関連記事：【最新】浴室乾燥機の電気代は1回〇〇円！節約方法もご紹介します！
|
結論をまとめると！
・室外機の裏側や吹き出し口に溜まった汚れはブラシなどでかき出す
・ドレンホースに詰まった汚れは割り箸などでかき出しておく |
次にご紹介するのは、エアコンの室外機の掃除の手順です。室外機周辺は落ち葉や虫、砂や土などで汚れやすいため、定期的に整えるようにしましょう。
とくに、台風のあとで室外機周辺が散らかっている場合は、落ち葉やビニール袋などが吹き出し口や室外機の裏側などをふさいでいないか確認することをおすすめします。
関連記事：こたつの電気代は安い？暖房との比較や節約方法をわかりやすく解説！
関連記事：電気ストーブの電気代は安い？他の暖房器具と比較し、節約方法を解説！
エアコンの室外機を掃除する際は、以下の掃除用具を用意してください。
準備ができたら、室外機掃除に進みましょう。
エアコンの室外機掃除をする際も、フィルターやルーバーの掃除と同じくコンセントを抜いておきましょう。
電源やコンセントを入れたまま掃除をすると、ケガや漏電、事故などに繋がる恐れがあるため、コンセントが抜けているかしっかりと確認してください。
関連記事：加湿器の電気代は安い？種類別の電気料金を比較し節約方法を解説！
関連記事：【徹底比較】象印のスチーム式加湿器の電気代は本当に高いのか？節約方法も解説！
室外機の掃除は、カバーからはじめます。室外機は屋外にあるため、クモの巣がついていたり砂ぼこりをかぶっていたりします。割り箸を使ってクモの巣を落とし、砂ぼこりはやわらかい布で軽く拭きましょう。
室外機の裏側や吹き出し口に溜まった汚れは、ブラシでかき出したり掃除機で吸い取ったりして落とします。ただし、室外機の内部まで掃除しようとすると、部品を壊してしまう恐れがあります。室外機の内部の汚れが気になる場合は、業者に依頼するようにしましょう。
ドレンホースに詰まった汚れは、割り箸や古い歯ブラシなどでかき出しておきましょう。ドレンホースは室内機を通じて水を排水するホースなので、詰まった状態だとうまく水が排水されず、室内で水漏れする可能性があります。
屋外にあるドレンホースは、土やゴミ、虫などが入り込みやすいため、とくに大雨や台風のあとはチェックしておくとよいでしょう。
関連記事：オイルヒーターの電気代は高すぎる？他の暖房器具との比較や節約方法を解説！
室外機とドレンホースをきれいにしたあとは、室外機周辺の掃除をします。落ち葉やゴミが再び室外機やドレンホースに入り込まないよう、掃き掃除をしましょう。
また、室外機周辺には物を置かず、風通しをよくすることも大切です。
|
結論をまとめると！
・エアコンスプレーの使用は控える
・コンセントを抜いてから掃除をする ・エアコンに直接水をかけない ・エアコンを分解しない ・一人では作業をしない |
ここまで、エアコンのフィルターやルーバー、室外機などを自分で掃除する手順を解説しました。ここからは、自分でエアコン掃除をする際の注意点を5つ解説します。
誤ったエアコン掃除をすると、故障やケガ、火災などにつながるリスクがあるため、十分に気をつけましょう。
関連記事：エアコンのドライ（除湿）とは？電気代や冷房との違い、節約方法をわかりやすく解説！
関連記事：冷風機とは？電気代はいくら？エアコンや扇風機より安いのか徹底比較！
関連記事：電気代はどれくらい値上げした？推移と今後の予測、法人・家庭でできる電気料金の高騰対策を解説！
市販のエアコンスプレーの使用は、さまざまなリスクがあるため、控えた方がよいとされています。エアコンには電装部品が多くあり、スプレー液がこれらにかかると故障の原因となるのです。火災事故に繋がるおそれもあるため、エアコンスプレーの使用は控えた方がよいでしょう。
また、エアコン内部にエアコンスプレーを吹きかけると、スプレー液をきれいに落としきれず、残ってしまいます。エアコン内部にスプレー液がついたままだとカビの発生につながるため、やはりエアコンスプレーは使わない方が無難です。
関連記事：除湿機の電気代は安い？つけっぱなしはやめるべき？節約方法も解説
関連記事：冷房と除湿（ドライ）の違いとは？電気代の比較や効果的な使い分け方、節約術も解説！
エアコン掃除をはじめる際は、必ずエアコンの電源を切り、コンセントを抜いてからはじめましょう。コンセントを入れたままにしていると、掃除中に誤って電源を入れてしまい、エアコンが作動して怪我をしたり感電したりする危険性があります。
エアコン掃除をはじめる際は、必ずブレーカーを落とすか、コンセントを抜いてから作業をはじめましょう。
関連記事：【すぐ解決】ブレーカーが落ちる原因と復旧方法はコレ！予防策も紹介します
エアコン内部は精密機械になっています。電装部品に水がかかるとショートや感電、故障の原因になるため、エアコンに直接水をかけるのは控えてください。
エアコン掃除をする際は、水拭きは固く絞った布巾でおこない、乾拭きをして仕上げましょう。
関連記事：暑い部屋を涼しくする方法を徹底解説！エアコンなしでも快適に過ごす秘訣とは？
関連記事：ホットカーペットの電気代は高い？エアコンなどの暖房器具と比較して解説
エアコンに関しての知識がない場合は、自分でエアコンを分解しないようにしましょう。エアコン内部の熱交換器やファンなどを分解して掃除したくなるかもしれませんが、分解したあとにもとに戻せず途方に暮れる可能性があります。
エアコンは複雑な構造をしているため、知識なく分解するのは控えましょう。
関連記事：電気毛布の電気代はいくら？24時間つけっぱなしにすると高い？こたつやエアコンとも比較！
エアコン掃除は、一人でおこなうのはやめましょう。エアコンは高いところにあるため、掃除をする際は椅子や脚立などの上に立つ必要があります。高いところから落ちたり椅子や脚立などが倒れたりすると大変危険です。
エアコン掃除をする際は、そばに誰かがいる状態でおこないましょう。
関連記事：【2025年最新】冷房と除湿、電気代が安いのはどっち？エアコンの節約術も徹底解説！
|
結論をまとめると！
・徹底的な汚れの除去とカビ対策ができる
・エアコン効率が回復し、消費電力が抑えられる |
ここまで、エアコン掃除をする際の注意点を5つ解説しました。ここからは、エアコン掃除を業者に依頼する際のメリットをご紹介します。
エアコン掃除を業者に依頼するメリットは、徹底的な汚れの除去とカビ対策ができることです。外から見えないエアコン内部は、知らない間にカビが繁殖している可能性があります。業者にエアコン掃除を依頼すると、丁寧にカビを落としてもらえるため、空気がきれいになるのです。
また、汚れたエアコンには負荷がかかりますが、業者に掃除をしてもらうことでエアコン効率が回復し、消費電力を抑えられるため電気代の節約にもつながります。
関連記事：夜にエアコンをつけっぱなしにした場合の電気代は安い？節約方法も解説！
関連記事：【最新】消費電力の計算方法をわかりやすく解説！電気代の求め方や節約方法も紹介
関連記事：【図解】電力自由化とは？仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説
|
結論をまとめると！
・お掃除機能付きのエアコンは、通常のエアコンに比べて料金が高い ・エアコン掃除には通常クリーニングと完全分解洗浄がある ・通常クリーニングよりも完全分解洗浄の方が高い |
ここまで、エアコン掃除を業者に依頼するメリットをご紹介しました。ここからは、エアコン掃除を業者に依頼する際の料金の目安を解説します。
エアコン掃除の料金は、業者やエアコンの種類、完全に分解するかどうかにもよりますが、おおよその目安は以下のとおりです。
|
壁掛けエアコンの掃除料金
|
|
|
通常クリーニング
|
7,000〜12,000円程度
|
|
完全分解洗浄
|
20,000〜35,000円程度
|
|
お掃除機能付きエアコンの掃除料金
|
|
|
通常クリーニング
|
16,000〜20,000円程度
|
|
完全分解洗浄
|
25,000〜40,000円程度
|
エアコンには、通常のエアコンとお掃除機能付きのエアコンがあります。お掃除機能付きのエアコンは、通常のエアコンに比べて複雑な構造になっており、掃除の料金も高くなりがちです。
また、エアコンの掃除には、高圧洗浄機で熱交換器や送風ファンなどを洗浄する通常クリーニングと、これらのパーツも取り外して洗浄する完全分解洗浄があります。完全分解洗浄はより多くの工程を要するため料金も高くなりますが、エアコン内部の奥の方まできれいに洗えます。
関連記事：扇風機とエアコンの電気代はどっちが安い？併用で効果的に節約する方法も解説！
関連記事：【最新】電気代を値上げする電力会社一覧！電気料金はどれくらい高くなる？
|
結論をまとめると！
・エアコン内部の掃除は、1〜2年に1度業者に依頼する ・メンテナンスを兼ねた掃除は1年に2回ほどおこなう ・エアコン使用期間中は、2週間に1度を目安にフィルター掃除をする |
ここまで、エアコン掃除を業者に依頼する際の料金の目安を解説しました。では、エアコン掃除は一体どれくらいの頻度でおこなえばよいのでしょうか。
エアコン内部の掃除は、1〜2年に1度、業者に依頼するとよいでしょう。ただし、エアコンの使用頻度が1日8時間以上の場合や、アレルギー体質の人がいる家庭、ペットを飼っている家庭などの場合は、1年に1度業者に掃除を依頼することをおすすめします。
エアコンのメンテナンスを兼ねた掃除は、1年に2回ほどおこなうとよいでしょう。掃除の時期は、エアコン使用期間に入る前の5月頃や11月頃がおすすめです。フィルターや室外機の掃除をしたあとに試運転もしておくと、エアコンが必要な夏場や冬場にも安心して使えます。
エアコン使用期間中は、2週間に1度を目安にフィルター掃除をするとよいでしょう。フィルターにはほこりが溜まりやすいため、こまめに掃除機をかけるだけでも快適に使いやすくなります。
関連記事：セラミックファンヒーターの電気代は安い？他の暖房器具と徹底比較！節約方法も紹介
関連記事：ハロゲンヒーターの電気代は高い？エアコンや他の暖房器具と徹底比較！節約術も紹介
|
結論をまとめると！
・冷房使用後に送風運転をする ・定期的にフィルター掃除をする |
ここまで、エアコン掃除をどれくらいの頻度でおこなうとよいのか解説しました。エアコンを定期的に掃除することは大切ですが、日頃の使い方も意識すると、きれいな状態を保ちやすくなります。
ここからは、エアコンの掃除をしたあともエアコンをきれいに保つ方法を解説します。
関連記事：【最新】グラファイトヒーターの電気代は高い？他の暖房器具と徹底比較、節約方法も紹介！
関連記事：【最新】シーズヒーターの電気代は高い？他の暖房器具と徹底比較、節約方法も紹介！
エアコンの冷房を使用したあとは、約1時間ほど送風運転をおこないましょう。冷房や除湿運転をしたあとのエアコン内部は非常に結露しています。そのままの状態で電源を切ると、カビが発生しやすくなるのです。
冷房や除湿運転を使用したあとは、送風運転をおこない、エアコン内部をしっかりと乾燥させましょう。
関連記事：エアコンの送風とは？冷房や暖房との違い、電気代、注意点をわかりやすく解説！
関連記事：エアコンの送風機能の電気代は？つけっぱなしにした場合や冷房との比較も解説！
エアコンのフィルターは、こまめに掃除をしてきれいに保つことをおすすめします。エアコン使用期間中は、エアコンのフィルターにすぐにホコリが溜まります。2週間に1度は掃除機でホコリを吸い取り、清潔に保ちましょう。
こまめなフィルター掃除は、エアコン効率が上がるため電気代の節約にもつながります。
関連記事：窓用エアコンの電気代は高い？壁掛けエアコンとの比較と5つの節約術を解説！
関連記事：床暖房の電気代はいくら？エアコンより高い？節約方法もあわせて解説！
|
結論をまとめると！
・エアコンの電気代は、対策することで確実に安くなる |
ここまで、エアコンをきれいに保つ方法を解説しました。最後に、掃除をしたあとにエアコンの電気代を抑えながら使うコツをご紹介します。
関連記事：【最新】無料で電気代を安くする方法を徹底解説！電気料金を安くしたい方必見！
関連記事：エアコンの電気代と節約術をわかりやすく解説！つけっぱなしはやめた方がいい？
関連記事：【徹底解説】エアコンのつけっぱなしは節電にならない？電気代の節約方法も紹介！
エアコンの風量は、自動運転に設定すると、電気代の節約になります。風量は「弱」や「微弱」に設定した方が電気代も安くなると思われがちですが、実はそうではありません。「弱」や「微弱」に設定すると、室温が設定温度に到達するまでに時間がかかり、結果的に電気代が高くなります。
自動運転は、室温を設定温度に近づける間はフル稼働しますが、設定温度に到達したあとは「弱」や「微弱」に自動に切り替わります。自動で無駄なく風量を調整してくれるため、結果的に効率よく電気代を節約できるのです。
関連記事：エアコンの自動運転とは？電気代との関係や節約方法についても解説！
関連記事：エアコンの風量で電気代は変化するのか？すぐにできる節約術も解説！
エアコンを使う際は、サーキュレーターや扇風機を併用すると、電気代の節約につながります。冷気は下に溜まり、温かい空気は上に溜まる性質があります。扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させると、室内の温度ムラを解消できるのです。
室温が均一になると、エアコンが正確な温度を感知しやすくなります。無駄にフル稼働することも抑えられるため、電気代の節約にも効果的です。
関連記事：サーキュレーターと扇風機の違いとは？特徴や使い方、電気代の節約術をわかりやすく紹介！
関連記事：【最新】扇風機の電気代は安い？エアコンとの比較や節約術を解説！
関連記事：サーキュレーターの電気代は高い？エアコンとの比較や電気料金の節約方法を紹介！
消費電力を抑えながら快適に過ごしたいのであれば、設定温度を夏は室温28°C、冬は室温20°Cに設定するとよいでしょう。この室温は「快適かつ節電につながる温度」として、環境省にも推奨されています。
暖房は、設定温度を1℃低くすると、消費電力を約10%抑えられます。冷房は、設定温度を1℃高くすると、消費電力を約13%削減できるとされているのです。
設定温度と外気温との差を少なくすると、エアコンにかかる負荷が軽減できるため、電気代の節約にもつながります。
関連記事：冷房の適切な設定温度は？快適に電気代を節約する方法も解説！
関連記事：暖房の設定温度は何度が理想？冬に電気代を節約しつつ快適に過ごすコツとは？エアコンの電気代節約術をわかりやすく解説
フィルター掃除を定期的におこなうと、省エネにつながります。フィルターが目詰まりすると、エアコンに負荷がかかり消費電力が大きくなりますが、こまめに掃除をしておくと電力を無駄にしません。
フィルターは、2週間に1度は掃除をして、清潔な状態を保ちましょう。
関連記事：【最新】換気扇の電気代はいくら？つけっぱなしのメリットや節約方法をわかりやすく解説！
室外機周辺は、風通しをよくしておきましょう。室外機周辺に物が置かれていると、空気の出入りが悪くなり、エアコンに負荷がかかります。
室外機の周りは30cm以上の空間を作り、空気の出入りがしやすい状態を作りましょう。
関連記事：エアコンの試運転の方法・注意点をわかりやすく解説！メーカーごとの手順やタイミングも紹介します
関連記事：全館空調の電気代は高すぎる？エアコンと比較すると？節約方法もわかりやすく解説！
古いエアコンを使用している場合は、最新の省エネモデルに買い替えると電気代が安くなることがあります。
出典：資源エネルギー庁「機器の買換で省エネ節約」
上図は、10年前のエアコンの消費電力と最新型の省エネタイプの消費電力を表したものです。エアコンの省エネ性能は年々よくなっており、最新型の省エネモデルは、10年前の古いエアコンと比較して消費電力が大幅に抑えられることがわかります。
エアコンの買い替えは安い買い物ではありませんが、長期に渡り使い続けることを考えると、結果的には電気代が安くすむことが多いです。
エアコンの買い替えを検討する際は、東京都世田谷区や愛知県一宮市のように家電の買い替えに補助金を支払う自治体もあるため、一度調べてみるとよいでしょう。また、環境省の比較サイトでは、実際に家電を買い替えた場合にどれだけ電気代を安くできるのか、製品ごとに調べることが可能です。気になる方は一度チェックしてみてください。
関連記事：【必見】絶対すべき節約術を紹介！やってはいけない節約方法も解説します
関連記事：エアコンの消費電力はどれくらい？電気代の計算方法や節約術についても解説！
最後にご紹介するのが、電気代そのものを安くする方法です。
エアコンの電気代（円）＝ 消費電力（kW） × 電気料金単価（円/kWh）
上記はエアコンの電気代の計算式です。これまでご紹介した節約方法は、計算式の最初にあるエアコンの消費電力を減らす方法ですが、抑えるのには限界があります。一方で、計算式の後方にある電気代の単価を下げることができれば、より簡単に電気代を安くすることができるのです。
電力会社を切り替えると、電気代の単価は簡単に安くできます。実は、電気代の単価は、電力会社によって異なるのです。
たとえば、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気代の単価の相場は31円/kWhですが、25円/kWhなどもっと安い電力会社はたくさんあるのです。ぜひ、単価が安い電力会社への乗り換えを検討してみてください。
関連記事：【必見】エアコンの電気代の節約術を徹底解説！手軽に効率よく節電するコツとは？
関連記事：【必見】一番節約できるものはどれ？すぐできるものとNGな節約方法もわかりやすく解説！
しろくま電力では、家庭・低圧法人を対象とした電力プラン「しろくまプラン」を提供しています。
このプランの特徴は「基本料金が０円」であること。それ以外の単価も、以下のように大手電力会社より安いケースがほとんどです。電力を切り替えるだけで、節電をしなくても電気代を安くできる可能性が非常に高いのです。
また「しろくまプラン」は電気代が安いだけでなく、発電の際にCO2を排出しない実質再生可能エネルギーをお届けしています。切り替えるだけで、地球温暖化の防止に貢献することができます。
環境にも家計にもやさしい「しろくまプラン」への切り替えをお考えの方は「しろくまプランお申し込みページ」または以下のバナーからお申し込みください。申込ページでは、プランの詳細についてわかりやすく説明しています。
関連記事：電力会社を乗り換える方法とは？切り替え方法とメリット・デメリット、注意点を解説
関連記事：電力会社・電気料金プランの選び方とは？注意点と電気代を安くする方法を解説